春を告げる池沼唯
新年度を迎えたある日曜日のこと…
憂「明日からまた学校も始まるし、久しぶりにお姉ちゃんの部屋を掃除しようかしら」
この日は朝から晴天でとても暖かい日であった。
4月を迎えたとは言えまだまだ寒い日が続く中で、久しぶりの晴天のため憂の心も自然と弾んでくる。
憂は姉・唯の部屋を掃除するために、唯の部屋に向かった。
唯の部屋のドアを開けた瞬間、池沼唯の独特の異臭が漂ってきた。
憂は姉の悪臭に慣れているとは言え、この日は少々臭いが強いと感じた。
憂「もー!お姉ちゃん、またうんちを漏らしたのね…」
なんとも情けないことではあるが、唯は毎日の様にうんちを漏らすので、18歳になった今でもオムツが取れないないでいる。
憂が唯の部屋に入ると、唯はまだ寝ていた。
相変わらずのぐうたらな池沼である。
憂「お姉ちゃん!もう起きなさい!」
唯「…」
憂「ほら、お姉ちゃん!!」
と憂は唯の顔などに刺激を与えて、唯を無理やり起こそうとする。
唯「ふぁぅ~」
憂「ん!くさい!!」
憂は思わず大声で叫んでしまった。
唯のあくびの息が物凄い臭いだったのだ。
そして、唯が布団をもぞもぞと動かすと、布団の中の臭いが伝わってきた。
憂「うわ~!何よ、この臭い!」
「大量に漏らしたの!?」
憂は凄まじい悪臭に驚いた。
憂は、唯の世話を毎日しているため少々の悪臭には慣れてはいたが、今日の唯の臭いは今までに感じたことの無い凄まじい物であった。
憂「こら!お姉ちゃん!何やったのよ!?」
憂は激しい悪臭の原因を唯に問いただす。
唯「あう??」
しかし、唯には憂が何を問うているのか分からない。
仕方ないので、一つ一つ確かめる。
憂「お姉ちゃん!またうんち漏らしたでしょ?」
唯「あーう」
唯の間の抜けた返事と共に憂が唯のオムツを確かめようと布団をめくると、予想通りうんちの臭いが漂ってきた。
憂「もう…情けないわね……他に何をやったのよ!?」
唯「あーう!」
憂「そんな訳ないでしょ!こんなに臭いのよ!何やったの!」
唯「う゛ーう゛ー」「ゆい、うんちだけ! (^q^)」
唯は「うんちだけしか漏らしていない」と主張したようだが、憂にはこの悪臭はうんちだけの筈が無いと、疑っていた。
しかし、「うんち『しか』漏らしていない」という主張も18歳の言うことではない。
もちろん、唯は池沼だから仕方ないが…
そういうやりとりをしていたら、唯の布団やパジャマからも悪臭が漂ってきた。
憂「ん…!!どういうこと!?」
憂は悪臭の原因を突き止めようと唯の周りを調べる。
しかし、これと言った物は見つからないが、依然悪臭は漂う。
唯「うーい!あいすー!」
唯が例によってアイスをねだったが、憂は「自分が何をしたのか分かっているのか!」という怒りで、唯を怒鳴ろうと唯の顔を見た瞬間、全てが解決した!
憂「あ!汗か!!」
そう、悪臭の原因はこの暖かい陽気で、今までの寝汗やゲロを吐いた跡から、異臭が漂っていたいたのである!
憂「そうか…、春で暖かくなって、お姉ちゃんの臭いがきつくなったのね!」
憂はようやく合点したが、何とも情けない事で呆れてしまった。
春の訪れを告げるのが、池沼唯の悪臭だとは…
鶯の鳴き声でも、桜の開花でもない。
憂は、唯の体臭や部屋の臭いがきつくなることで、春の訪れを感じるようになったのであった。
(おわり)
(2010.04.17)
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最終更新:2016年06月22日 20:02