池沼唯の謝罪教育
憂「こらー!」
唯「ごめんなたい ('q')」
憂「こらー!」
唯「ごめんなたい ('q')」
…………
憂が怒鳴り、唯が謝るという状況が延々と続いていた。
しかし、この繰り返しであって、具体的な話もいつもの憂のお仕置きも無い。
何か様子が変だ。
しかし、次の瞬間憂がいきなり唯をひっぱたいた!
パシーン、パシーン!
唯はいきなり叩かれたので、例によってマヌケな悲鳴を上げる。
唯「あう!("q")」
憂「もう!ちゃんと謝らないとダメじゃない!」
憂は唯にかなり理不尽な要求をしている様に見える。
しかし、これには唯の躾という重要な意味があったのだ。
憂の今回の唯への躾は、かなり切羽詰まった状況でやむを得ない手段と言えよう。
唯は相変わらず養護学校や近所の悪ガキらにイジメられている。
と同時に、近所の店や通りすがりの人にまで悪さをして、警察の世話になることが増えてしまっていた!
頭は依然弱いままだが、体はぶくぶくと太って大きくなっていて、他人への迷惑が見過ごせない
レベルまで達してしまったのである。
そのため、唯に関わるトラブルが急増して、保護者である憂の元に苦情が急増していた。
唯は池沼だからある程度のトラブルを起こすのは仕方ないが、一方で唯が最初に謝ってさえいたら
大きなトラブルに発展せずに収まった場合も少なく無かった。
これは、唯の悪態がトラブルを助長させていることを意味する。
つまり、唯自身のマヌケさが招いた言わば、自業自得的な行為であった。
従って、憂は取りあえず唯が無用なトラブルを一つでも減らすために、唯への躾を始めたのである。
しかし、唯は重度の池沼だから、複雑な事は覚えられない。
そこで憂が考え出した方法は、唯がどういう状況であれ
「唯が即座に謝れば事態は大きくならないであろう」
という究極のマイナス志向から考え出された物である。
例え唯が悪く無くても、また唯がボコボコに殴られようとも、唯が謝り続ければ悪化は
しないだろうと言うわけだ。
何とも後ろ向きな対策方法である。
どうせなら、そもそもトラブルを最初から避けるように教え込むべきなのだが、
そのような状況を説明しその対処方法を教え込ませるには、唯の弱い頭では無理である。
だから、どんなことがあろうとうも「とにかく謝れ!」ということにした。
これならば、謝るだけだから「ごめんなさい」の一言を常に言い続ければ良いだけなので、
池沼の唯にも覚えることは出来るだろうと言うわけだ。
しかし、単に謝りつづけろ,というものの,実際には殴られたり蹴られたりする中でも、
泣き喚かずに謝り続けるというのは至難の業である。
なにせ、唯は我慢ということを知らない。
少しでも自分の気に入らないことがあれば奇声をあげて泣き喚く有様だ。
そんな唯に謝るということを躾けなくてはならないのだから、その躾けには多大な時間と
労力が必要であることは容易に想像できる。
しかし、唯に残された道はこれしかない!
それが出来なければ、いよいよ施設に強制収用となってしまう。
日頃から唯の世話で散々苦労させられている憂でも、流石に唯が施設に強制収用されるのには抵抗があった。
憂も何故だか分からないが、幾ら重度の池沼でも実姉であり唯一の家族である。
両親には逃げられたし、ここで姉の唯まで居なくなることは、憂も避けたいようである。
そのため、今回の唯への躾けも今までとは異なり、憂もかなり切羽詰まった状況で、
気合の入れようが違っていた。
憂「とにかく、お姉ちゃんを守らなくっちゃ!」
憂は形はどうあれ、唯を守ることを決意した。
(2010.)
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最終更新:2016年07月03日 12:38