池沼唯とリベンジ(その5)
聡「ルールは守らないとな…約束どおりこいつは返してやるよ!」ポイッ
聡は泣き叫ぶ唯に向かって豚の弁当箱を放り投げた。
唯「あうぅ…ぶぅぅぶぅぅぅぅ!ぶぅぅぅぅぃぶぅぅぅ(@q"#)」
唯は泣きながらぶーぶーを手に取り胸元に引き寄せる。
聡「はぁはぁはぁ……鈴木後は任せた…」
粉々になるまで踏み続け疲れたのか、聡はその場に座り込んだ。
鈴木「ああ。分かってる。」
鈴木は拳にメリケンサックをはめて唯に近づいていく。
唯「やめちぇぇ!!ぶーぶーこわたないでぇぇぇ(@q"#)」
唯は子供を守る母親のように唯一残された友達、豚の弁当箱を腕の中に隠すように身体を丸めた。
鈴木「そんなもんに興味はねーよ!俺の狙いはこっちだ!!」ドゴッ
鈴木は唯の顔面目掛けて拳を繰り出す。
そして執拗に唯の顔だけを狙う様に叩きのめした。ボカッ!ドコッ!バキッ!グシャ!
唯「っ…………ぅ……………(###@q×###)」ゲホッ
唯は声を上げる事も出来ずに顔と口からおびただしい量の血を出して気絶した。
そして鈴木は気絶した唯の口を開かせる。
鈴木「よしっ歯は…ボロボロになってるな!あの男の子の分の仕返しだ!」
鈴木が今回の作戦に参加したのはもちろん親友の聡の為でもあるが、あの日出会った兄妹の為でもあったのだ。
聡「鈴木もういいか?そろそろ日も暮れてきそうだし、今日は帰ろうぜ。」
鈴木「ああ。腹も減って来たしな。」
聡「明日又来るからおとなしくしてろよデブ!」
気絶している唯に向かってそう投げかけた聡は部屋の扉を閉め、鈴木と共に家路についた。
翌日……
唯「ぐごごごおおぉぉぉお!ち”ゅぴぴーーすぴぴぴーーーー(@q=#)」
昨日から気絶したまま眠ってしまっていたようだ。
唯は気絶するとそのまま体力回復の為に眠りに入る事が多い。
今までも数多く気絶してきた唯の生存本能がなせる技なのだろう。
今回は身体の痛みに加えて、大好きだったうんたんを壊された精神的ショックも相まって、いつもより更に大きいイビキを部屋中に響かせている。
唯「あうぅ…(@p'#)」パチ…ムクリ
唯「ん゛ひぃ…まえがみえらいでつ…おかおいちゃい…(@p"#)」
唯の右目は昨日ドラムスティックを叩きつけられた影響で、紫に変色しており、まぶたも開かない程に腫れあがっていた。
下手をすると失明してしまう可能性もある程である。
グゥゥゥーー
唯「…ぽんぽんすいたれす…(@p'#)」
食いしん坊の唯が昨日から何も食べていないので腹の虫も泣いているようだ。
消化するものが無かったからか、珍しくオムツの中には日課のブブブーがない状態である。
その時…
扉を開けて聡が入って来た。
本日は聡一人だけのようだ…
そして聡の手に持っている物を見て唯は驚愕する。
唯「あうぅ…。あうっ!!(@q゚#)ぎぃぃたぁぁぁぁ!ぎいぃぃだぁぁぁぁぁ!(@q"#)」
聡が手に持っていたのは唯のぎいた(ギブソン・レスポール・スタンダード)だった。
ちなみにこの高価なギターを何故池沼の唯が持っているかというと、軽音部入部当初に池沼にでも演奏出来る楽器がないかと探しに行った楽器屋で唯が気に入り、
紬のコネで安くはなったが、更に憂の半ば脅迫じみた店側への脅しなどによりタダで巻き上げた品物だった。
(もちろん唯は演奏など出来るはずもなく、今や唯の着せ替え人形と化している。)
昨日うんたんを壊された事を思い出したのか、気が狂ったような大声でぎいたに向かって叫んでいる。
聡「お前の妹が快く貸してくれたよ。一番大切な友達なんだろ?」
唯にとってぎいたは、うんたんほど長くいっしょにいた訳ではないが、うんたんと同等かそれ以上に大切な友達だった。
もしうんたんを親に例えるならぎいたは恋人にあたるほどである。
唯「やめちぇーーー!!ぎぃたこわちゃないでぇぇーーー(@q"#)」
うんたんの様に友達を目の前で壊されるのはもう見たくないのか、唯は泣きながら聡に訴えた。
破れや汚れなどでボロボロになったお気に入りの「ロマンス」Tシャツは唯の血と涙で更にグチャグチャになっている。
聡「そんな大切な物なのか………お前の妹とだったらどっちが大切だ??」
昨日のうんたんの時以上に取り乱す唯に向かって問いかけた。
唯「ぎい゛ぃだぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!ぎいぃだがだーせつでつ!!!(@q"#)」
唯「ゆいごめ゛なたいぃぃぃ!!ぎいぃたこわだないでぇぇぇぇ!!!(@q"#)」
唯は目の前のギターしか見えていないのかギターに向かって手を伸ばし、心からの思いを訴えている。
聡「即答か…。このギターがお前にとって一番大切なんだな!昨日言っただろ??俺は一番大切な物をぶっ壊すって!!」
聡はギターを頭上まで振り上げた!
唯「ぎぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃぃぃぃい゛い゛いいいぃぃぃぃぃたぁぁぁぁぁぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛(@q"#)」
唯は断末魔のようにぎいたの名前を叫ぶ。
そして聡は無言でギターを地面に叩きつけた。
…………シーン…………
しかしギターの地面に叩きつけられる音がいつまでたっても鳴ってこない…
なんと聡は地面のスレスレの所で叩きつける事をストップさせていたのだ。
聡「……ギターに罪はないよな…まぁ昨日のカスタネットもだけど…はぁ……」
唯「ぎぃいた…ぎぃいた…(@q'#)」
唯は聡がギターを叩き壊さなかった事を見て呆然としている。
聡「そんなに大切なら返してやるよ!ほらっ!!」
聡はギターを唯の所まで行き手渡した。
唯「う゛ぅ゛ぅーー!ぎいたぁ…ぎぃいたーあいたかたでつー(#@q"#)」
唯は涙をこぼしながらぎいたを抱きかかえるようにしている。
まるで恋人との再会に咽び泣いているように…
しかしその時……
ビビビビビビビビビーーーーー
唯「あ゛ぁ゛ぁ゛う゛う゛ぅ゛…………(@q"#)」グッタリ…
聡が唯の背後に回り込み、首筋にスタンガンで高圧電流を流しこんだ。
ぎいたが助かり気を抜いていた唯は呻き声をあげ気絶してしまう。
聡「さぁ……最後の仕上げだ………。」
そう呟き部屋を跡にする。
唯「………あ゛ぅぅ…(@q'#)」パチ
唯「あうっ!ぎいた!ぎいぃたどこでつ?!(@q゚#))三((@p゚#)」キョロキョロ
唯は目を覚ますと同時に先程まで腕に抱いていたぎいたがない事に気付いた。
急いで傷だらけの顔を起こして辺りを見渡す。
唯「ぎいぃたぁぁ!!よかたでつ!いまたつけまつ(@q^#)」
ぎいたは無傷で壁に立て掛けられていた。
唯には届かない距離にあったが、池沼の唯の頭では距離感を理解することが出来ない。
助けようと必死に手を伸ばした瞬間に唯は自分に起こっている身体の異変に気付いた。
唯「ぎぃいた…ゆいといっしょで………あうっ?(@q゚#)」
なんと唯の身体には異様な形をした器具が取り付けられていたのだ。
形状は肋骨のような形をしており、まるで角のような鋭い先端から金属で出来ていて唯の胸部全体を覆っていた。
背中にも同じような器具が取り付けられており、二つが唯の胸部から背中までを一周するような形になっている。
唯「こえなんでつか…(@q゚#)」
唯は自分に取り付けられている器具をまじまじと見つめる。
やがてその異質な形状をした器具に恐怖を抱いたのか力づくで取り外そうと試み始めた。
唯「ん゛ん゛も゛も゛も゛も゛……ぶぐぐぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛(@q´#)」
渾身の力で取り外そうとするが、その器具はビクともしない。
唯「ん゛ん゛ーーぶうぅぅ(@q'#;)………とえないでつ……」
疲れたのか唯は地面に座り込んだ…
その時…
聡「気がついたのか…」
聡が扉を開け唯のいる部屋に入って来た。
すると…
唯「う゛ぅ゛ーう゛ぅ゛ー(@q´#)」
又ぎいたを壊しに来たと思った唯は聡に向かって威嚇するように唸り声を上げている。
聡「もうギターは壊さないから安心しろ!!」
聡の「ぎいたを壊さない」という言葉を聞き安堵した唯は先程から疑問に思っていた事を問いかけた。
唯「あうぅ…(@q'#)こえなんでつか?こえおもちゃい!!とっちぇ(@q´#)」
唯は自分に付けられた器具を再度力ずくで取ろうとしながら聡に訴えた。
聡「まぁお前の頭では理解出来ないと思うけど教えてやるよ。この機械の真ん中にタイマーが付いてるだろ…」
顔や腹の贅肉が邪魔して唯からは見る事は出来ないが、唯に取り付けられた器具のちょうど真ん中の位置にアナログ式の時計のようなものが取り付けられていた。
聡「このタイマーが作動すると、お前の胸と背中の機械が同時に動き出して、先端から突き刺さりお前の身体の中に侵入していくんだ。そして時間が進むにつれて身体の奥へ奥へと進んで行く…。」
一呼吸おいて聡はさらに話を続ける。
聡「そしてタイマーがゼロになると身体の中から外へ喰い破るように弾けるんだ…まぁ逆トラバサミみたいなもんかな?」
唯「あうぅ…………(@q'#)ポカーン…」
唯には聡の言っている事が全く理解出来ないので呆然としている。
聡「簡単に言えばこの機械が動き出すとお前は死ぬって事だよ…」
唯「ゆい…ちぬでつか……?!(@q゚#)」
池沼の唯にも「死ぬ」という言葉は理解出来たのだろう。
得体の知れない器具を取り付けられている不安と「死」という言葉の恐怖から唯は今までにないような大声で池沼泣きを始めた。
唯「びぃ゛え゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ん゛ん゛!!!!ゆいぢにちゃぐない゛ぃ゛ぃ゛ぃーーーーーーーー(@q"#)」
そんな唯を聡は無言で見つめている。
そして唯の口からとんでもない言葉が飛び出した。
唯「ゆ゛い゛ごめんな゛だいずる!!!ごめん゛なだい!!!!ゆるじでくだぢゃい!!!!お゛ねがいぢまつ゛!!!!(@q"#)」
なんと唯の口から敬語が飛び出したのだ。
唯は重度の池沼の為、今まで目上の人など誰と話すにも敬語を使う事など全く出来なかった。
その唯の口から出た敬語。
誰に教えられたでもなく、唯の生存本能が勝手に出させた言葉なのだろう。
その言葉を聞いた聡だが…
聡「悪いな…もうお前の生きるか死ぬか…命の選択権は『ある人』に委ねられているんだ…。」
聡「もう俺にはどうする事も出来ないよ…。」
聡は唯の方に目を向けず、少し俯くようにして答えた。
するとその時…
ピィーーーーーーーーーーーーーーーー
唯の池沼泣きを掻き消すようにタイマーの作動音が鳴り響いた…
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最終更新:2011年11月03日 23:02