池沼唯の放火

池沼唯の放火


唯「いのーおーじー!(*^q^ノ゙ノ~☆」ウンタン!
 「まっちゅいっぽかじゅじゅろろ!!\(*>q<*)/」キャッキャ!!

憂「お姉ちゃんその調子よー!」


並木通りの枯葉も落ちきろうとする頃、平沢姉妹は町内の夜回りをしていた
町内会の持ち回りで火の用心を呼びかけているのだ


おじさん「フンッ!所構わず大きな声を出し、カスタネットの騒音を撒き散らす池沼もたまには役に立つか」

憂「は、はいっ!自分に出来る事があって姉もとっても喜んでますっ!」
 (お姉ちゃん褒められちゃったよー!)


憂は言わずもがな、唯も池沼とは言え女の子だ
二人だけでは心許ないので保護者として近所のおじさんも同行していた
口は悪いがその言葉には優しい熱が乗っている


おじさん「おっと、今は余計な事を言うなよ?池沼を調子に乗せて良い事が有るわけがない」

憂「あぅ…、はぁい、わかりましたぁ…w」テヘペロ♪


憂は唯が他人に褒められたことに少々舞い上がっていた
歳相応のイタズラっぽい表情、口調におじさんは少しドギマギする


おじさん「フ、フンッ!!後で暖かいものでも買ってやるから最後までちゃんとやれ!」

憂「わぁああ!いいんですかっ!ありがとうございます!おねぇt、はっ!イケナイケナイ…」ペチ!

おじさん「き、気を付けろっ!」プイッ
    (くそっ!かわいすぎるじゃねえか!俺が後10年若けりゃ!くそっくそっ!!)

憂「うふふふふwうれしいな!うれしいな!」


思わず唯に報告しそうになる愚を戒め、軽く頬を叩く仕草はおじさんにミラクルヒットした!
10年若くてもまだまだ父と子程の年齢差は有るのだがそこはお約束w
そんな事とはつゆ知らず無邪気に喜ぶ憂、そこにおじさんとのやり取りに気付かず先に進んでいた唯が戻って来る


唯「あうぅ~?うーい!どしたぉ?(゚q゚)なにがうれちー?(^q^)」

憂「はわわわわ!何でもないのよお姉ちゃん!?フフフww火の用心の続きしましょ?」

唯「あーう!!(*゚q゚)=3ゆい、いのおーじ、じょーず!!!!(*^q^ノ゙ノ~☆」ウンタン!!

憂「そうそうその調子!それじゃあ私も!ひのよーじん!!」チョンチョン!!


錆びついた歯車にマンドラゴラが挟まって軋むような、
喉が地獄の砂漠よりガラガラでその為大声を出さざるを得ない汚い声を垂れる唯とは違い
春に小鳥が歌うような、鈴がコロコロと鳴るような可愛らしいよく通る声でハキハキと呼びかける憂を見比べて
おじさんはなんとも言えない切なさを感じるのであった

―よくあさ!

TV『○○町での連続ボヤ騒動ですが、新展開です。留守中の家宅にまで魔の手がくぁwせd……』

憂「あら~、○○町って言ったら近所じゃない!物騒な世の中ねー…」ガサゴソ


唯の学校の支度をしながら憂は朝のニュースを見ている
本当はゆっくり新聞を読みたいのだが、池沼の世話をしているとそんな暇も持てない
それでもなんとかスキマ時間を見つけてせめてニュース番組だけでも見る様にしているのだ

そんな偉い憂とは対照的に、唯はグズグズといつまでも寝所にへばりついて居た
鼻が詰まっているので寝ていても口で呼吸し、ただでさえガラガラの喉がさらに乾く
唾液の分泌が追いつかず、ヘドロより臭い唯の口臭はさらに酷くなるのだ

ただでさえ喉がくっつきやすいのに加え、その上唯は豚以上の肥満体なので睡眠時無呼吸症候群を発症
IQ25の脳みそに毎日ダメージを蓄積、池沼度はどんどん増していくのだwこれは神でも仏でも救えないw


唯「はぴゅるるるる~……………………(-q-)ひぎゅっ!!(゙`oq´;);、……………………はぴゅるる(-q-)」

憂「よし!準備おっけー!そろそろお姉ちゃんを起こさなきゃ!」


言うが早いが憂は冷蔵庫から霧吹きを取り出し唯の寝室へと向かった
戸を開けるや否や憂は躊躇なく唯の顔に向けてミストを噴出する!


憂「おねーちゃーん!おーきてー!!」プシューーーー!!

唯「あぅ!;(;゙゚'q゚');'ぎゃあああああううう!!おがおいぢゃいごぉおおおお!!!(づq''⊂)」ゴシゴシゴシゴシ!!

憂「お姉ちゃんお早う!よく眠れたかなっ!?w」

唯「ぎっぎぎぎぃやああああああ!!!(@q☆#)うーいどっでぇえええ!!いっがががあああ!!!("q";≡;"q")」ゴシゴシゴロゴロ!!


霧吹きの中身…、それはわさびエキス・みかんの皮汁・ムヒ・玉ねぎ・唐辛子・石鹸水・ガラス粉末等の
とにかく目に染みるものを黄金比率でブレンドした憂特製目覚まし目薬だ!(配合は企業秘密?)

唯は自堕落で怠惰に貪欲に睡眠を取ろうとする、一瞬の痛みではすぐに忘れて二度寝三度寝してしまうのだ
そこで考えたのが持続性のあるこの目薬だ!これを作ってからは唯の二度寝を許したことは無いと言う実績を誇っている
刺激に慣れさせない為に定期的に配合を変える念の入れ様だ
欠点はもがき苦しみ回復するまで時間がかかる所だが、二度寝される時間よりは短く手間もかからないので重宝している

気をひこうとしていつまでものたうち回る唯に構っては居られない、憂は顔に水を浴びせ静止を図る


憂「もう!こすったらもっと痛くなるって毎日言ってるじゃない!馬鹿ね!!」バシャッ!!

唯「むひぃー!むひぃー!(*+q+)」ゼェゼェ

憂「いつまでふざけてるの!さっさと下に降りてご飯食べちゃいなさい!」ゲシッ!!

唯「がふっ!!(×q×)む~う…、む~う…("q")」ヒィーヒィー

憂「早く来ないと朝ごはん抜きですからね!」バタン!!


吐き捨てるように言い放つと、憂は荒々しく戸を閉め部屋を後にした

憂「全く毎日毎日…」プリプリ!!


可愛らしく怒る憂の元に、醜さの権化とも言える唯がのそのそと這い出して来た


唯「う~い…、おめめみえないれす…、いちゃいよ…、あううぅ…(づq-)」ノソノソ


なんと!まだ目が見えないのに食卓へたどり着いたと言うのか!!
その答えは簡単だ、どれだけ鼻が詰まっていても食べ物の匂いだけは嗅ぎつける卑しい本能なのだw
だがいつものことなので憂は特別反応はしない、いつものように餌を与えるのみだ


憂「はいお姉ちゃんご飯だよー!」ガチャガチャ


憂はまだ視界が回復しきっていない唯の顔に何か機械を取り付けている
金属製のシュノーケルのような部品の先にタンクが繋がっていると言う単純な構造だ
口は完璧に密閉され、鼻でしか息が出来ない状態となっている、ただ鼻は詰まっているので結局息は出来ないのだがw
その為両の鼻の穴に管を差し込み物理的に鼻孔を拡張する、唯は苦しがるが構ってはいられない
食事中の一時的な処置だ、これくらいは我慢してもらわなければ


憂「いっぱい食べてね~♪」カチッブォオオオオオオオ!!!!


憂がスイッチを押すとタンク部分のモーターが起動!中身のどろどろ半分腐敗残飯が勢い良く唯の胃袋へ注がれる!!
これはフォアグラを作るためのガヴァージュからヒントを得た強制給餌装置だ!!

憂は毎日毎日ご飯を汚く食べる唯に憤りを感じていた!掃除の手間はさておき、お百姓さん達への感謝がないからだ!
池沼の唯に感謝を教え込むのは不可能だ!ならばせめてこぼさず食べさせるにはどうすればよいのか!!
その一つの解答がこの機械だ!!


唯「あぐごごごごぉおお!!あっがががががががが!!!!(@q☆#)」ビクビクビクッ!!


元々喉へのダメージが蓄積されている所に、どろどろとは言え勢い良く注ぎ込まれる残飯に唯は目を白黒させる
何とかして装置を外そうともがくが、がっちりロックされた装置は唯の極太糞指でもビクともしない!
それでも諦めずガリガリと装置をひっかくものだから口の周りは糞の詰まった爪によって傷だらけだw

ブブブー!!

さらになんということだろうww余りの衝撃プラス物理的に押し出されることにより唯は食事中に脱糞してしまったwww
これには憂も大激怒だろう!だがしかし!憂はさらに手を打っていたのだ!!
そう!強制的に流しこむガヴァージュの逆転の発想!!出るものは吸い込めばよいと言う真理!!
唯の肛門には管が差し込まれその先には糞タンクが鎮座している!!!(この糞を利用して池沼用残飯を促成する肥料となるエコだw)

これもせめて食事中は不快な思いはしたくないという憂のアイデア商品だ!
つまり今唯は下半身裸でケツ穴に管を挿し込まれ、さらに喉にも管を挿し込まれて強制給餌されていると言う面白い有様だwww
なんと間抜けな池沼唯ww人並みに食事が出来ればこの様な姿になることはなかったのだがwwwwwww
果たしてコレは生きてると言えるのだろうか?www自らの意思で摂取も排泄も出来ない物体はなんの為に存在するのか?www

そうこうしている内に憂は今日も穏やかな朝食を終え、ピクピクと痙攣し倒れている唯を起こしなかよし学校へ送るのであった

平沢家朝の風物詩、池沼唯の餌やり風景w

         _____
         .:l ___  l:
         .:l 唯豚の  l: ヴィーーン゙ゴゴゴゴ・・・・
         .;l  餌?   l;
         .;l  ̄ ̄ ̄  l;
    / ̄ ̄\ _   _/;
    i(itノヽヽヽl  l l   ぐっぼぼぼぼぼぼ!!!ゆいぐるぢいいいいいっががががががが!!
   ノリ(II;。 p゜==ニノ    う~いいいいびびびびびびびびっ!!だづげべべべべべべべ!!!!
      と  、, ヽ
       (  _)===ニ\ギュイイイイイイイイン!!!!!ブブブブブブブブブ!!!
       し'し' __l l_______________
          l                          l
          l         .▲ ▲                l
          l   ξ池沼餌用●肥料入れξ        l
          l          .▲                   l
          l                            l
           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
口と肛門を塞がれてモーターの力で胃袋に残飯を強制給餌+ウンチをタンクに吸引されている池沼唯w

―そのよる!


憂「ひゃー!今日も寒いなー!!でも当番だからしょうが無いよね、おねーちゃーん!火の用心行くよー!!」

唯「うぅ~!!うっぷすぷぅ~!!(o`ε´o)ゆいいかない!う~いだけ!!ゆいぽんぽんいちゃいのー!!~\(`Д´)ノ」

憂「もう!なに唸ってるのよ!ふざけてるとお仕置きするわよ!」

唯「あうぅ…、おしおきいやれす…;;(;゙゚'q゚')ゆいいーこ…、おしおきないない…(^q^;)」ノソノソ

憂「どうせ寒いからサボろうとしたんでしょう!なんて怠け者の池沼馬鹿なんでしょう!」


唯は憂に靴を履かせてもらい、手を引かれておじさんとの待ち合わせ場所へと進んだ


おじさん「遅いぞっ!3分の遅刻だ!ワシは時間にルーズなのが一番許せんのだ!!」

憂「すみません!次から気をつけますので…」ペコペコ

おじさん「フンッ!分かればいいんだ分かれば…」
    (なんだ、池沼の所為で遅れたとか言うと思ったんだが…)


もちろん憂はそんなこと考えもしない、池沼の姉がカスなのは憂が一番分かっている
それでも間に合うように準備したつもりだがデブで鈍く体力の無い唯は走ることもできないので急ぐのにも限度がある
結局そこを計算に入れられなかったのは自分の責任なのだ、と憂は思い込んでいる
傍から見ればそんな事はなく、悪いのは全て池沼唯なのだが、責任感の強い真面目でいい子の憂ならではの発想と言えよう


憂「あの~…?どうしたんですか?大丈夫ですか?」

おじさん「おお!じゃあ昨日はあっちに行ったから、今日はこっちにしようか」アセアセ


予想と食い違う現実にしばしぼうっとしたおじさん、憂に心配そうな顔で覗き込まれる
慌てて取り繕い、なんとかリードを取るところまで意識を回復した
しばらく歩くと憂が世間話を持ちかける


憂「それにしても物騒な世の中ですよねー」

おじさん「ん?連続放火の事件か?」

憂「そうですそれです、全く…どうして人の迷惑を考えられないんだろう…」

おじさん「そうだな…、人として大切な感情が抜け落ちているんだろうなぁ」

憂「人として、大切な感情…」チラッ

おじさん「どこかに落としたのか、最初からなかったのか…ワシには分からんがな…」

憂「……」ボーッ

おじさん「そう言った基本的な感情が欠けているのは人間として成り立ってないとワシは思うぞ」

憂「人間じゃ、ない……」チラッ

唯「おにはそとー♪うくはうちー(^q^)/」ウンタン!!

憂の視線は唯に張り付いている
その事を知ってか知らずかおじさんは独白を続ける


おじさん「だが腐っても人間は人間だ」

憂「……」

おじさん「同じ人間が持っている感情を、どうして取り戻すことが出来ないなんて言えるのだ?」

憂「取り戻す…」

おじさん「そうだ!どんな人間も最初からこの感情を持っていた訳では無いだろう!」

憂「はい…」

おじさん「お前さんがどんな悩みを抱えているのかワシには分からん、だが諦めて放り出すことだけはしないで欲しい」

憂「はい…、はい…」グスッ…

おじさん「わっはっは!!どうしたどうした?湿っぽくなってもそんなもんじゃ火事は消えないぞ?ww」

憂「あはは…w」

おじさん「そうだ!お嬢ちゃんは笑ってる方が可愛いぞ?wおじさんももう少し若ければなぁ…」

憂「え~?w今でも…、イマデモカッコイイデスヨ?」ポソッ

おじさん「ん?w何か言ったかな?wwわははwwここは勢いを付けるために一発大きな声で呼びかけしようじゃないか!」

憂「はいっ!すぅ~…、ひの~よ~じんっ!!」チョンチョン!!

おじさん「わははwwその調子その調子ww」

憂(最初は怖いおじさんかと思ってたけど、良い人なんだな~…)


今まで誰にも話せなかった事を間接的にでも吐き出すことが出来て憂の心はすこし晴れやかになった


憂(こんな人がお父さんだったら…)


つかの間現実逃避をした憂の目の前に、突然唯の醜い顔が現れた!


唯「う~いっ!ゆいもちょんちょつる!(`q´)」

憂「え?お姉ちゃんも拍子木したいの?でも危ないわよこれ、指挟んじゃうわよ?」

唯「やーのやーの!ゆいもやるーの!!(`Д´)ノ」

憂「もう!しょうが無いお姉ちゃんなんだから!」


口とは裏腹に笑顔を取り戻した憂の表情は朗らかだ

憂「指挟まないでね?大丈夫かなー?」

唯「あうぅ~!ちょんちょれす!\(^Q^)/ゆいのちょんちょ!!(*^q^ノ゙ノ~☆」ガッガッ!!

憂「あらあら…、全然いい音しないわねw」

唯「あうぅ?ちょんちょしないれつ?(*゜q゜ノ゙ノ~☆」ガッガッ!!

憂「ホラ、ちゃんと合わせて叩かないと鳴らないわよ…」

唯「あうっ!(゚q゚)ゆいわかたれつ!(^q^)/おにはそとー♪うくはうちー(*^q^ノ゙ノ~☆」ガッガッ!!


さすが池沼ww掛け声が無いから鳴らないと思い込んだようだww
そんな事はありえないしその上掛け声も違うのだからもしそうだとしても鳴る訳が無いwww
だがアホの唯は自らを省みず、鳴らないのは拍子木の所為だと思い、お仕置きと称して力の限り打ち合わせる!


唯「あ゛~!あ゛~!ちょんちょわるいこ!!(`Д´)わるいこはおしおきれつ!ぎゅぷぶぶぶぶ!(*`q´ノ゙ノ~☆」ガッガッガッガッ!!

憂「危ない!!お姉ちゃん!!止めてー!」

おじさん「嬢ちゃん危ないぞ!ワシに任せろ!!」


おじさんが暴走する池沼を止めようとしたその時!誰もが発想する面白ハプニングが発動したwwこれだからリミッターの外れた池沼はww


唯「ぎゃーう!がーう!ちょんちょわるいこ!(*`q´ノ゙ノ~☆わるいこはおしおきれtぎあああああ!!!(;>q<)人~☆」ガッガッガッグキー!!


そう!醜く太い指を思い切り拍子木で挟み込んだのだwwwww音からすると骨折もあり得るwww


憂「ほらー!言わんこっちゃ無いじゃない!」

おじさん「お、おい!大丈夫なのか!?」

憂「姉はこういった怪我には慣れてますので…」

おじさん「そ、そうなのか…」
    (ひ、人として大切な感情……)

唯「いちゃちゃちゃちゃちゃ!!("q";≡;"q")」ゴロゴロゴロゴロ


痛みにのたうち回る唯を見下ろし、おじさんがドン引きした所で憂がある匂いに気が付いた!


憂「あれ?なにか焦げ臭くないですか?」

おじさん「む、むむっ?くんくん…、くん…!確かに何かが燃える様な匂いがする…」

憂「あっちです!」ダッ

おじさん「おい!こいつはいいのか?」

憂「ソレも匂いが酷いので3km圏内ならすぐにトレースできます!それより急ぎましょう!」

おじさん「むっ、それならば!」ダッダ!!

歩いていた道の突き当りを右に曲って30m程行った所にゴミ捨て場があった
そこには黒いパーカーのフードを目深に被り、ジーンズにスニーカーと言った風体の見るからに怪しい人物が居たのだ!!


憂「な、何をしてるんですかー!!」


憂はありったけの大声でその人影を牽制する!
するとこちらに気付いた人影が憂達とは反対方向に駆け出した!!


憂「ま、まちなさーい!ってキャー!!!」


憂が取り乱すのも無理は無い!ゴミ捨て場に積まれていた古雑誌などがものすごい勢いで燃えているのだ!!
これにはいくらしっかり者の憂とて怯んでしまう!!


おじさん「アイツは俺が追う!嬢ちゃんは消防と警察に連絡!間違っても自分で消そうなんて思うなよっ!!」ダッダッダ


言うやいなやおじさんは矢の様な速さで駆け出した!
瞬間呆然とした憂だが、すぐに着を取り直して携帯を取り出そうとする!


憂「ああっ!どうせ使わないって思って持って来てないわ!」ガッデム!!
 「しかたない…、すうー…!誰かー!火事です!火事ですよー!!!」


憂は機転を利かせその場で大声を出して周囲に注意を呼びかけた!!
しかし誰も現れない!!


憂「……、家に直接上がるしかないわね!」


憂はすぐに判断を下し近くの家の戸を叩いて回り始めた!
ちょうどそこに唯がフラフラと炎に誘われるように現れた、憂は消防に連絡するのに必死で気付かない


唯「あうぅ~っぷふうぅ~♪゚.+:。(*´q`*)゚.+:。めらめらきれーでつ……('q')」ボーッ


毎朝ガラス片を目に吹きつけられている唯、流しきれなかった残りが炎に照らされキラキラと幻想的な風景を描き出している
その光景に見とれてボーっしている唯だが、フと地面に何か光っているものが落ちているのに気付きそれを拾う
どうやら先ほどの不審人物が落としたライターの金属部分に炎が反射して光った様だ

唯は何気なく拾い掴む、するとカチッと軽い音と共に炎が出た!

なんとその使い捨てライターはフリント式ではなくスイッチ式の簡単に火がつく物だったのだ!
唯は気持ち悪い笑い声と共に何度か火を付けたり消したりし、満足気にそれを肩にかけていた豚さんのカバンの中に入れた
そして口を弓のように曲げヤニのついたような茶色い汚い歯を露にして気持ち悪い笑みを浮かべながら、燃え盛る炎の鑑賞に戻った


唯「ぐひっwぶひひひっ……www(^q^)」ニタァ・・・


唯がその場に落ちていたライターを拾った事は、唯の他には誰も知らない―

――よくあさ!

憂「ふわぁーあ…、昨日はひどい目にあったなあ…」


憂の活躍により火はすぐ消し止められ被害は最小限に抑えられた
燃え盛る炎をボーっと眺める唯が犯人と間違えられ暴行されると言う一幕はあったものの
ボヤの処理としては押し並べて通常の進行をたどった

ただ惜しくも犯人は捕まえることは出来ず、おじさんも悔しい思いをしていた
逃走に迷いがなく、追手を邪魔する手際も良い調子からすると
とても綿密な計画に裏打ちされた頭脳犯の様子が見て取れた

これを受けて町内会は見回りの強化を打ちだすと共に地元警察消防に協力を要請
近隣住民には燃えやすいゴミを表に出さないように告知等の対策が取られた
ただ対処療法的な処置で有ることは否めず、一刻も早い犯人の逮捕を望まれていた


憂「お姉ちゃんもなんであんな所で…、まあいいわ起こしに行くとしますか!」


平沢家ではいつも通り朝の風物詩が始まるw


――がっこう!

先生「はい皆さん!お昼ごはんの時間は終わりですよ!お外に出て遊んできましょ―!!」

たかし「やったー!やすみじかんだ!」

ゆうすけ「たかしくん!ドッヂボールやろうよ!」

たかし「よーし!きょうもまけないぞ!」

ゆうすけ「いったなー?アハハハハハww」


今はなかよし学校の昼休みの時間、各人思い思いの過ごし方をしている様だが、我らが唯ちゃんはと言うと?


唯「ぶひっ…w(^oo^)めらめら…きらきら~…あうぅ~!!゚.+:。(*´q`*)゚.+:。」

先生「いつもいつも独り言を呟いて不気味ねぇ…」


先生に気持ち悪がられていたw
友達が居ない池沼唯ちゃんは誰からも遊びに誘ってもらえないw
昼休みという概念も理解出来ないIQ25の頭脳はブツブツと独り言を呟くくらいしかやる事がないのだw


先生「唯ちゃーん?皆お外に遊びに出たわよ?唯ちゃんはお外出ないのかなー?」

唯「ぶひゅり…(^oo^)うぴうぴ…w…………………あうっ!?ゆいれつかっ!(°q°)」

先生「唯ちゃん!元気にお外に遊びに行きましょう!皆お外に出たわよ!仲間に入れてもらいなさい!」

唯「あーうっ!!(*゚q゚)=3ゆいおそそであそぶれつっ!!(^q^)/あーうっ!!,,ε,,ε(ノ´Q`)ノ」ドスドスドス

先生「はぁ…、臭いのがやっと出ていった…。ま、行った所で誰からも相手にされないでしょうけどねw」

果たして先生の予想通り誰からも遊びに誘われない唯だw
近寄ると罵声を浴びせられ子供達は唯ちゃんの元から去って行く、これが日常なのだから驚きだw
通常の神経ではとても耐えられないだろう、そこだけはIQ25の知能に感謝するべきだw


唯「あうぅ?(゚q゚)みんないなくなたでつ…('q')」


いっちょ前に寂しさを感じているのだろうか?
そんな高尚な能力を持ち合わせているとは思えないが
だだっ広い校庭にポツンと佇む一人の池沼は、それなりの哀愁をもってその存在を際立たせている

ジッとしてどこを見るとも無くボーっとする唯
しばらくしてようやく口を開いた


唯「………………、まんまたべたい('q')」


なwwんwwとwww
なんとこの池沼は昼飯を食べたばかりだというのにこれ以上まだ食料を必要とするのかww
唯はなにか無いだろうかとお気に入りのぶたさんバッグをガサゴソと漁りだした


唯「ぶたさーん!ゆいにあいすくだたーい!!(^q^)/」ガサゴソ


アイスどころか食べ物など見た瞬間に食べてしまう唯のバッグに気の利いたお菓子が入っているわけもなく
また醜く太った唯の指は細かい作業など出来るわけもない、ただ無意味にバッグの中をかき回しているだけだ
中身は飴の包み紙、「はずれ」と書かれたアイスの棒、カサカサに乾いた犬の糞w等々
およそ役に立つ状況が思いつかない唯ちゃんと同程度の価値のゴミ屑しか入っていないw
もしかしたら唯ちゃんはそれ以下の価値すら無いかもしれないがw

中年オヤジの乱暴な愛撫のごとき捜索も何かツルッとした感触を得る事でピタリと止まった
そう、昨夜火災現場で拾った使い捨てライターだ


唯「あうっ!?なんれつか!?Σ(°Q°)」


池沼唯の記憶力は皆無だ
ホンの昨夜の出来事も数世紀経ったかのように霞がかり朽ち果て喪失する


唯「あーうぅ!!(∩^Q^)∩かちかちぼっ!れつ!!(^q^)」


但し強烈に焼き付いたボヤの記憶はその余燼が滔々たる忘却の霧に掻き消されること無く、ライターを触媒として再び燃え盛った
その結晶を甘い情事を思い返すかのような恍惚とした表情で撫で回し、カチカチと数回スイッチをオンオフする
ライターの小さな火を見つめる唯、不意にポツリと


唯「おっきなぼぼぼーみたいれつ…('q')」


不穏な発言をした唯だが、どうすれば昨晩のように大きな炎を作れるのか分からないw
しばらくそこらをウロウロした唯だが、突如弾かれたように走り去り学校の外に出てしまった

――ゆうがた!

憂「えっ!?姉はもう学校を出た!?」


憂が学校から帰宅した際、当然唯は家に帰っていなかった
ただ帰り道でなにかトラブルを起こして警察の御用になる等の理由で家に居ないと言う事はよくある事だ
その場合警察からの留守電が入っていたりするのですぐに分かる
それがなかったのでまず学校に残っていないか確認の電話を入れたらこれだ

しかし学校側も本当の事は言っていない
正確にはお昼休みに脱走され、それから行方はつかんでいないのでどこに居るのか分からない
そう言うべき所にこれは管理責任を追求されることを恐れた先生が悪いのだが
ただ、この様な脱走はいつもの事だし、その内警察にでも捕まるだろうと言う計算もあっての事であり
常に迷惑をかけられている唯の面倒をそこまで見たくないと言う心理が働いたとしても誰が彼女を責められようか


先生『こちらも周辺を探してみますがそれ以上のことは…』

憂「ええ分かります、それだけでも助かります…、よろしくお願いします…」


もちろん先生はそんな事はしない訳だがw
それでも憂にとってただ一人の姉だ、必死になって探すより他はない
取り急ぎ身支度を整え戸締りなどの確認をしてから唯を探しに出かけた


――まちなか!

一方その頃唯はと言うと昨晩ボヤを目撃した場所を探して迷子になっていたw
池沼の唯が目的地に着ける訳が無いのは自明の理だが、本人にそれを理解する能力は無い
憂に途方もない心配をかけているとは露知らず、辺りをキョロキョロしながら気ままに町を闊歩する唯
その目に仕事途中と思われる男性の姿が写った、思わず声をかけてみる唯


唯「おきなぼぼぼーどこれつか?(^q^)」

男「ふー、今日は後1件か…、もうひと頑張りだな」

唯「ぶうふすぅ!!(`q´)ぼぼぼーきいてるでつ!!わるいこはおしおきでつよ!!(`q´メ)」

男「はぁ?俺に話しかけてんのか?って臭っ!!なんだこの化物は!!アッチ行け!俺は忙しいんだ!」シッシッ

唯「ぎゃーうぅ!!ゆいにぼぼぼおしえる!おしえないこわるいこ!わるいこはおしおきれすよ!!(`Д´)」

男「ちっ…、話が通じねえな…、話が通じない馬鹿には痛い目見てもらうしかねえな!」ガスッ!!


そう言うと男は唯の鼻っ面目掛けて思い切りトゥキックをお見舞いした!
学生時代に黄金の右足とも称されたそのキックの威力は筆舌に尽くし難く
唯はサッカーボールのように転がりゴミ捨て場にその身を打ち付けられた


男「けっ!人間様の言う事を聞かないからこうなるんだよ?分かったかい池沼ちゃん?w」ワハハハハ!!

唯「ぐぎゅう…(@q☆#)ゲロゲロゲロゲロ…( -Q-)・;'.・」ブブブー!!


男は高らかに笑い上げるとその場を去って行った
後にはゲロまみれクソまみれゴミまみれになって気絶する唯のみが残った

――ゆうぐれ!

憂は日が暮れるまで唯を探し回っていた
ただ夜回りの時間が近づいてきたので仕方なく家に戻り、その為の準備をしていた
本心では唯を探し続けたいのだが、その事と夜回りをサボる事には何の関係も無いと考えたのだ
心理の裏側にはサボる事により間接的にではあるが唯が迷惑をかけたと思われる事も回避したいと思っての事だ

なんとか夜回りの集合場所に着く憂、おじさんに挨拶をする


憂「こんばんは…、今日もよろしくお願いしますね…」

おじさん「やあこんばんは、今日も頑張ろうか…、ん?君のお姉さんはどうしたのかね?」

憂「あ、なんでもないんです、危ないので家に置いてきたんです…」

おじさん「そうなのか?なら良いんだが…」

憂「はい…、それでは始めましょう」

おじさん「そうだな!寒いが頑張ろう!ひのぉよぉじん!!」チョンチョン!!


この人なら言っても大丈夫かもしれないと思う反面、この人にも拒絶されたらどうしようかと言う思いで
おじさんにも唯が行方不明だという事を明かせない憂、何かあると思いつつも特に気にしないふりをしているおじさん
そのまま数分歩いていたが、その微妙な均衡は憂の気のない夜回りに苛立ちを覚えたおじさんによって崩された


おじさん「さっきから何だ!そんな不抜けた調子では防げる火事も防げないぞ!?」

憂「あっ…、ごめんなさい…」


散々な言いがかりだが、おじさんからすればそこまでしなければ話しかけられないほどの雰囲気を憂は出していた


おじさん「何か心配事でもあるのか?私に出来る事ならなんでも手伝うぞ?」

憂「あっ…、その…」

おじさん「なんだなんだw歯切れが悪いなwおじさんは伊達に歳をとってないんだぞ?良いから言ってご覧」

憂「はい…、じゃあ…」


亀の甲より年の功と言った所か、おじさんの包容力が憂の頑なな心をこじ開けた


おじさん「なるほど、お姉さんが…」

憂「はい、そうなんです…」

おじさん「よし!私も一緒に探そうじゃないか!これでも人探しは得意なんだ!ww」

憂「えっ、そんな……、……じゃあお願いします」ペコリ

おじさん「まかせとけ!」ドンッ!!


こうして二人の捜索が始まった

――ごみすてば!

さらなる迷惑をかけているとも知らず、唯はゴミ捨て場で呑気に眠りこけていた
さしもの憂の自慢の鼻でもここまで汚れた唯の匂いはトレース出来ないだろう
するとそこに歳の程が少年かと思われる黒ずくめの不審な人影が近づいてくる


??「くそっ!くそっ!世の中腐ってやがる!!全部燃やしてやる……!!くそったれめ…」


剣呑な台詞に危うい雰囲気を漂わせながら、その少年はゴミ捨て場の前を通りすぎようとしたのだが


少年「くっせー!!なんだこの匂いは!!腐ってやがる!次はここにしよう…、くそっ…、それにしても臭いな…」


お分かりの通りこの少年が連続放火の犯人だ、彼は受験戦争に疲れ精神に異常を来している
自分では世直しの為に放火をしていると思い込んでいるのだが、何の事はないただのストレス解消の為だ


少年「ここならルートFが使えるかな……、時間は午後8時付近が一番人通りが少ない……」ブツブツ


少年はなかなかに頭がよいのだが、その使い方が間違っており今は犯罪行為にのみその力を発揮している
逃走経路の設定、近隣施設から時間ごとの人通りの多寡の推定etc、まともに使えば有用な能力を持っているのだが…
そこで間が良いのか悪いのか人の気配を感じた唯の意識が覚醒し始めた


唯「くああぁ~!(つ''Q-)あーう…('q')……うーいまんまー(^q^)/」

少年「うわああっ!!な、なんだこの豚は!!」


まwwたwwしwwてwwもwww
この期に及んでまたしても食料を要求する意地汚い腹ペコ池沼唯ちゃんwww
少年もいきなりの化物池沼の唯を目撃して心臓が飛び出すほど驚いている、思わず改造ライターを取り出し構える


少年「くそっ!!馬鹿にしやがって!!燃やしてやる!!やるときゃやるぞ俺は!!」カチッボボボゥ

唯「ぎゃーう!!\(*>Q<*)/ぼぼぼれつっ!きれいれつねー!!゚.+:。(*´q`*)゚.+:。」

少年「あぁ?!お前も炎の美しさが分かるのか?」

唯「めらめらー…、ぼぼぼー…('q')」

少年「よし!お前も付いて来い!一緒に世の中を正してやろうぜ!!」

唯「あう?ゆいとあそびたいれつか?(°q°)」

少年「はぁ?こいつ池沼か?くそっ、まあいいや、ほらいいから付いて来いよ」グイッ

唯「きゃーううう!!(∩^Q^)∩ゆーいとなかよち!!ゆーいとなかよち!!きゃーううう!!\(*>q<*)/」バタバタ

少年「静かにしろよ!くそっ!もしかしたら変なのに捕まっちまったのかなあ…、それにしても臭いよ、くそっ…」


これは現実なのか!?これぞ正に奇跡!!放火魔という犯罪者とは言え唯に友達?が出来るとは!
おそらく人生で最初で最後の出来事に唯は喜びの声をあげながら少年に手を引かれゴミ捨て場を後にするのだった

――すうふんご!

憂「この辺りでお姉ちゃんの匂いがしたんだけど…」

おじさん「うっぷ…、おえぇ…、なんだこの腐敗臭が腐ったような匂いは…」

憂「姉特有の匂いです…、私は池沼臭と呼んでいますが…」

おじさん「なるほど池沼臭か…、ぴったりのネーミングだなこりゃ…、おえぇ…」

憂「慣れればなんてこと無いんですけどね…w」

おじさん「は、は、は、そ、そうか…、ははは…」


永遠に慣れたくないと思うおじさんの渇いた笑い声を背に、憂は先程まで唯が鎮座していたゴミ捨て場を調べていた
周辺に植えられていた草花は枯れ果て、ドリフなら黄色くなりすぎて見えなくなるだろう匂いに怯まず、憂は真剣な眼差しで辺りを探索している


憂「うーん…、この吐瀉物と排泄物がお姉ちゃんの物なのは確かだわ…、それとゴミの匂いが混ざったとしたら…」

おじさん「あにかもんあいえも?」(何か問題でも?)

憂「はい…、私の鼻は犬と違って強い匂いに反応するのではなく、姉ちゃんの匂いに反応するように出来ているので…」


鼻を摘みながら喋るおじさんを意に介さず、憂は自らの能力不足に忸怩たる思いを抱いていた
自分が居なければ何も出来ない姉を探すこともできない自分を恥じているのだ
この様な強迫観念は憂の人格にも多大な悪影響を与えていると言う事は想像に難くない
その痛ましい姿を見ておじさんもなんとかしてあげたいという庇護欲が湧いてくる


おじさん「気を落とすんじゃない!ここにいた事は確かなのだから、そう遠くへは行ってないんじゃないか?」

憂「だと思います…、匂いの濃度からすると10分は経ってないはずです…」

おじさん「そ、そこまで分かるのかね…」

憂「あっ!あの跡は!!」

おじさん「なにか見つけたのかね?」

憂「はい、姉の足跡だと思います!!」

おじさん「えええっ!あれがかね!」

憂「きっと向こうに行ったんだ…!」ダッ!!

おじさん「待ち給え!!」


おじさんが驚くのも無理は無い、憂が指さす先には唯の糞で形どられた特徴的な足跡が残されていた
余りにもたくさん漏らしたせいでオムツから糞がこぼれ、靴をクソまみれにしながら歩くと言う池沼術だ
居ても立っても居られず憂は走りだす、おじさんはそれを制止すると、その声が聞こえたのか急に憂がしゃがみこむ


憂「これはお姉ちゃんの豚さんバッグ…、はっ!!!」ヴォ~~~~…、ヴォ~~~~…


憂が落ちていた唯のバッグを見つけたのと火事を知らせるサイレンが鳴り響いたのはほぼ同時の出来事だった

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最終更新:2016年12月23日 15:06
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