大ブブブー事件
「いいですか。今からあなた達がここで迎える天使たち、彼ら、彼女らはこう呼ばれます」
NPO法人『かけはし』が主催する『知的障碍者との親睦を深める会』のため家庭科室に集まった生徒たちの前で、 干からびた骸骨のような中年の女が、黒板に『知的障碍者』と大きく書き『碍』の文字に○をつけた。
「障『害』者などという呼称は戦後の混乱期に軍国主義者の残党たる国粋主義者がつけたもので、不当で偏見に満ちた差別以外の何物でもありません。 私たち21世紀に生きる女性たちは、そのような愚かな過ちを踏襲してはいけないのです」
今度は『障害者』と書いて×をつけた。
「『碍』の字には進路を妨げられているという意味があります。 必死に生きようとしているけどもうまくできない、知的障碍者たちはそんな健気で少しだけ不器用な可愛らしい存在なのです。 害するなどという文字を用いることがいかに愚かなことか、あなたたちにもよく分かるでしょう」
そこで一人の生徒がおずおずと手を挙げ、皆が思っていることを代弁した。
「あ、あのぉ…でも読みはどちらも『しょうがいしゃ』で同じなんじゃ…」
「そういう問題じゃありません!各々の心でどう唱えるかということが重要なんです!全く今の若い子ってみんなこうなのかしら。あぁ言えばこう言う屁理屈ばっかり!」
質問をした瑞々しい若さと美しさに満ちた生徒とは対称的な、 やたらに赤い口紅とやたらにつけまくったアクセサリーと棒のような足が突き出たスカートで無理矢理女性を主張する女はヒステリックに叫ぶ。
桜ヶ丘女子高校が養護学級を併設してから数年。
年に一度、クジで当たった運の悪い健常者たちのクラスがこの『知的障碍者との親睦を深める会』でなかよし学級の池沼との会食を余儀なくされていた。
机には脂っこそうな料理ばかりが載った皿が並べられている。
以前は弁当を持ち寄って食べるだけだったのだが、NPOが「お弁当の中身に差があるのは差別」と言いだし学校側が用意するようになったのだ。
「またおかしなことを言うようでしたら出て行ってもらいますから。いいですね」
「は、はい…すいませんでした…」
「それではなかよし学級すみれ組のみんなに入ってもらいましょう。みなさん、盛大な拍手で迎えてください!」
「わー↓パチパチパチ…」
生徒たちは一応言われた通り拍手をしたが、盛大とはほど遠い。
このクラスの生徒は『知的障碍者との親睦を深める会』、通称『知障会』に参加するのは初めてで、誰もが漠然とした不安を覚えていた。
ガラガラガラ
後方で待機していたNPOの人間が扉を開けると、醜い池沼たちがなだれ込んできた。
「あうーあうー!」
池沼たちは皿に山盛りになった餌と歓迎の雰囲気にご機嫌である。
どの池沼も涎を垂らし、飛び跳ねてるものもいれば誰にともなく手を振っているものもいる。
この群れの中に、一際醜い豚そっくりの池沼、池沼唯がいた。
唯「むふーまんまいぱい!(^q^)んひひひ!(^q^)」
律(おい、よりにもよって唯がいるよ…どうする?)
紬(目を合わせないようにしてやり過ごしましょう)
澪(うんうん)
「みなさん席につきましたね。それではいただきまーす」
唯「あうー!まいうー(^q^)ガツガツガツ」
たかし「おいゆいぶた!おれのとるな!」
唯「う゛ーう゛ー(`q´)ブフッこえ、ゆいのれす!とるだめ!(`q´)」
池沼たちは席につくなり餌を口に放り入れ始めた。
いただきますの音頭など誰も聞いていない。
早く食べなければ他人に取られると思っているようで、普段は箸を使える池沼も手づかみで口に入れている。
池沼唯にいたっては皿を両手で抱え込んで口で直接食べていた。その姿は豚以外の何物でもなかった。
いや、それは豚に失礼だろう。豚はこんな風に食い散らかしたりしないのだから。
「…………………………………」
一般生徒は皆目の前の惨状に唖然としていた。
誰も箸を取ろうとすらしない。とても食欲を維持できるような光景ではなかった。
それ以前に池沼汁に塗れてしまった食べ物など誰が食べるだろうか。
唯「あーうーまんま、まいうーでつ!(^q^)」
『知障会』は池沼の餌場でしかないのだった。
―――
「みんなよく食べたわね~。年を取ると食が細くなっていけないわ。もっとみんなを見習わないと。さて、次はなかよし学級のみんなに自己紹介と得意なものを披露してもらいます!みんな、自己紹介練習したのよね?」
唯「あーう!ゆいじこしょーかいできる!(^q^)キャッキャ」
重度の池沼が集められたすみれ組でまず最初に行われたカリキュラムが自己紹介だった。
幼稚園児でもできることだが、池沼にとって文章の意味を理解して暗記するというのは至難の業で、全員が一応の自己紹介ができるようになるまで実に2か月もかかった。
「えーと、じゃあまずたかしくんね。たかしくんどうぞ~パチパチパチ」
たかし「はい!じこしょうかいします!」
たかしと呼ばれた池沼は大声で返事をして立ち上がった。
身長は180㎝近い長身で色が白く池沼特有の肉の多い体系をしていた。
たかし「ぼくはたかしです!なかよしがっこうすみれぐみです!15さいです!とくいなものはおえかきです!」
「それがたかしくんが描いたお絵かきね。何を描いたのか教えてくれる?」
たかし「あい!ひこうきです!」
「わ~上手ねぇ~!皆さん、拍手をお願いします!パチパチパチ」
これが可愛らしい小学生の男の子などだったら熱狂的な拍手が送られたことだろう。
だが今目の前でドヤ顔をしているのは無駄に体格がいい同じ年の池沼である。
生徒たちは言葉にできない不安と不快感を感じていた。
「さ、次は平沢唯ちゃんね。唯ちゃんはどこかな~」
唯「あうー!ゆい、じこしょーかいしまつ!(^q^)」
唯が汚いカスタネットを手に取り前に走り出てきた。
生徒たちは同じ人間とは思えないほど醜い唯の姿を見て思わず息をのんだ。
丸々と太った豚のような体形、同じく豚そっくりな巨大な鼻の穴、涎が垂れっぱなしの口、知性が微塵も感じられない顔つき…
顔は食後になかよし学級の担任が拭いたので一応綺麗になっていたが、なかよし学級の制服である水色のスモックは染みだらけになっている。
唯「ゆいはゆいでつ!なかよしがっこーでつ!とくいなものは、うんたんでつ!(^q^)」
元気な声で自己紹介っぽいものをした唯は、誰に言われるともなく身体を左右に揺すってうんたん♪し始めた。
唯「うんたん♪うんたん♪うんたん♪うんたん♪(^q^)」
数十人の人間の注目を浴びながら唯はカスタネットを叩きまくる。
唯「んふー!うんたん!うんたん!うんたん!うんたん!(^q^)」
贅肉を揺らして涎を飛ばし、リズムがどれだけ狂っても満面の笑みでカスタネットを叩く一匹の豚。
誰かが便所に残していった大便のようにどうしようもない不快感をもたらすその姿から、健常者はみな目を背けた。
唯「うんたん!うんたん!んひぃむひぃ("q")ゼエゼエ あう~ゆい、うんたんじょーずでつ!(^q^)/」
「わ~唯ちゃんのうんたんでした!上手ですね~。皆さん、拍手!パチパチパチ」
先の光景を見て笑顔で拍手ができるこの女も池沼に分類される人間なのだろう。
唯「むふー!むふー!ゆい、うんたんじょーず!(^q^)キャッキャ」
「唯ちゃんはこの得意なうんたんを活かしてなんと軽音部で活動中なんです!このクラスには軽音部の生徒がいましたよね?軽音部のみなさん、立ってください!」
律澪紬「………………………」
「軽音部のみなさん?どちらですか?あ、いたいた琴吹さん!どうぞこちらへ!」
女は俯いて気付かないフリをする紬を引っ張り出した。
「こちらの琴吹さんは高貴な生まれでありながら、こうして知的障碍者の天使と手を携えて部活動に励んでいるのです!素晴らしいと思いませんか?」
紬「は、はぁ…」
唯「あうーむぎた!むぎた!(^q^)」
「あら、唯ちゃん。どう?紬さんは仲良くしてくれる?」
唯「んふーむぎたけーきくれる!いいこいいこ(^q^)」
「まぁ、よかったわねぇ唯ちゃん。ところで琴吹さん、お父様に我々のNPOのことを伝えてもらえないかしら」
紬「はぁ……」
紬は女の口臭と加齢臭から顔を背け生返事をする。
「それでね、琴吹さんのお家からご助力をいただければ、我々も活動の場を広げてもっと多くの天使たちと架け橋を作ることができると思うの。 どうかしら。お父様にお話ししてもらえる?」
紬「その…父とはそういう話はしないので…」
「わかるわ。でもね、琴吹さんのような身分の人は若いうちからそれに見合った責任が生ずると思うの。 琴吹さんは今日天使たちと触れ合ってみて、どうだった?無邪気でとっても可愛らしいでしょう?もっと多くの知的障碍者を笑顔にするべきだと思わない?」
紬「申し訳ないですけど、ご期待には沿えないと思います…」
「はっ!もういいです!もうわかりました!どうせ私のことオバサンとかいって馬鹿にしてるんでしょう?まったく今の若い子ってみんなこうなんだから!そんな綺麗な顔しちゃって!どうせそんなのすぐ干からびますからね!それに何?そんな金髪に染めちゃって、イヤらしい!」
紬「地毛ですけど…」
「誰もそんなこと聞いてないでしょう!もうほんっと自意識過剰!なんなのかしら一体。あら、たかしくんどうしたの?」
ヒステリックに一しきり喚いた女は先ほど自己紹介した池沼に目を止めた。
たかしは涎を垂らして紬を穴があくほどじっと見つめている。
その視線は顔からやや下に向けられていた。
たかし「…おっぱい……おっぱいおっきいれす(゚q゚)」
「は、おっぱい?あーたしかに大きいわね。ほんとイヤらしいわね。いいわよたかしくん。どうせ減るもんじゃないんだし触らせてもらいなさい」
たかし「あう…あう…(゚q゚)」
それを聞くと、たかしはゾンビのように手を垂らして紬に駆け寄った。
たかしの手が紬にかかりそうになったその時――
たかし「がふっん゛ふ゛”っ”ん゛”ぎ”っ”」
たかしは紬の前で静止し、膝を折って床に倒れた。
股間を押さえ、脂汗を流して痙攣している。
紬「あ、ごめんなさいね。ちょっと膝が痒くて。当たっちゃったかしら?」
紬は膝を手で払い、たかしを見下ろしてそう言った。
口調は穏やかだが、その目には限りない嫌悪と侮蔑の念が込められていた。
「おぉぉぉぉぉ~パチパチパチ」
女子生徒たちは今日初めて心からの拍手を送った。「ムギちゃん結婚して」などと黄色い声まで聞こえてくる始末である。
ただ一人、中年女だけが青筋を立て今にも爆発せんばかりになっている。
「あなた!こんなことして許されるとでも――――」
ブブブブボッブブブー!!!
唯「あう!ゆいぶぶぶーしまちた!(^q^)」
タイミングがいいのか悪いのか盛大な破裂音が張りつめた空気を切り裂いた。
唯のウンチは元々常人の数十倍臭いが、登校中にウンチを拾い食いしてきた今日のウンチはより一層臭い。
もしまともな食事会が開かれていたら多くの生徒が吐いてしまっただろう。
唯「ゆい、ぶぶぶーでつ!せんせーおむつかえる!(^q^)」
「あらあら。唯ちゃんおトイレね。さ、あなた、トイレに連れて行ってあげて」
「わ、私ですか?」
「そうよ、あなた以外に誰がいるのよ!」
女は新任の養護教諭を生贄に指定した。
「はぁ…。じゃあ唯…ちゃん?こっちに来て(やだなぁこの子、臭すぎ…)」
唯「あうー!ゆいおむつ!(^q^)」
教諭はオムツの入ったバックを持ち唯を連れてトイレに向かった。
―――
唯「あう?(゚ q゚)こえなんれすか?」
「何ってそりゃトイレだけど…」
唯「あーう!とーれ、とーれ(^q^)キャッキャ」
狭い空間に充満した唯のウンチ臭は凄まじい。
教諭は唯のズボンを下ろす勇気を持てないでいた。
唯のズボンは2か月穿いただけで洗っても落ちない茶色や黄色のシミだらけになっている。
(でも私は養護学級に赴任するとき誓ったはず。どんな子にもいい所と悪い所がある。だから、一つの欠点で判断してはいけないと。今、私の聖職への熱意が試されているのだわ…)
教諭は意を決して唯のズボンに手をかけた。
(お母さん、私を守って!)
プゥゥゥゥーーー
唯「あう!(^q^)ゆい、ぷーしちゃったれす(^q^)」
「ん゛”ん゛”ぉ”っ゛”」
訓練を受けていない人間が唯のウンチつきオムツを通したオナラの直撃を受けて耐えられるはずもない。
教諭は一瞬で気を失ってしまった。
唯「あうーせんせーおねぼうさんでつ(^q^)わるいこれすね(^Q^)」
唯は何をしにここに来たかも忘れトイレを出た。
ドダッ
唯「んひっ(>q<)あーう('q')」
足首まで下がったズボンのせいで転んでしまう。
転ぶまで気づかないあたりが池沼である。
唯「むふー(`q´)ゆいぽーいするれす(`q´)」
ズボンを脱ぎ捨て、スモックにオムツ丸出し+豚柄スリッパという池沼丸出しの恰好になった。
唯「あーう!ゆい、おきがえじょーずれす(^q^)」
唯「ゆいの~おむつは~ぶぶぶーいっぱい♪ンフー(^q^)キャッキャ」
オムツの中のウンチを高らかに歌い上げながら池沼唯が闊歩する。
この先にあるのは一般生徒の2年生の教室だが、唯はそんなことは気にしない。
文字通り何も考えていないのだ。
唯「んひっ(^Q^)」ブルッ
時折立ち止まり奇声を上げながら痙攣するのが実に気持ち悪い。
他人には豚の腹芸に見えるだろうが本人は踊っているつもりなのだ。
唯「あーう(゚ q゚)んひっんひっ!まんまのにおいでつ(^q^)」ドダドダドダ
教室から漂う弁当のいい匂いを嗅ぎつけると唯は三段腹を揺らして駆けていく。
先ほど大量の餌をかきこんでいたが、唯が得たものはどんなものでも(教育や躾も含めて)3分でウンチになってしまうのである。
―――
2-A教室
「ん…?なんか臭くない?何だろこの臭い…」
「ほんとだ。うっ臭い!何これ!?」
ガラガラガラッ
唯「あうあうあー!ゆいでつよ(^q^)/」
きゃあああああああああああっ!!!!!
突然教室に侵入してきた二足歩行の豚のような生き物に生徒たちは本能的な恐怖を感じ、幾重にも重なった金切り声が響いた。
唯「んふー!まんまいぱいでつ(^q^)」ドスドスドス
「ひぃぃぃっ!!!」
「何!?何なの!?」
生徒たちが蜘蛛の子を散らしたように席から離れると、唯は机に残された弁当を手づかみで食べ始めた。
唯「グッチャクッチャモッチャはふ~ペロペロズズズ(^q^)」
家族が早起きして愛情を込めて作ったのであろう弁当が凌辱されていく。
「これ、何なんだろ…豚みたいだけど…臭いの絶対これのせいだよ!」
「あぁっあたしのお弁当…」
「この豚、きっとなかよし学級の人だよ。ほら、名札ついてる」
唯の染みだらけのかつて水色だったスモックには家畜の識別札のように大きな名札が縫い付けられている。
そこには『なかよしがっこうすみれぐみ ひらさわゆい』と平仮名で書いてあった。
「ど、どうする…?」
「どうするって出て行ってもらわないと…。先生呼んでこようか」
「で、でもそういうのって差別じゃないのかな…?大丈夫?」
差別はいけないということを無条件に信じ込ませる偏向教育を受けてきた生徒たちは、強い態度に出ることができない。
だが、一人の意志の強い少女が立ち上がり、唯を指さして叫ぶ。
「差別もなにもないでしょ!みんなの大事なお弁当がこんな汚い池沼に汚されてもいいの?こんな醜い池沼豚に。豚が人間の中に入ってきちゃいけないのは当然じゃない!」
唯「あう?(゚oo゚)vモッシャムッシャ ぶた?」
「そうよ、あんたは豚よ。豚じゃなかったらなんだっていうの?」
だが、それは池沼の唯にとって褒め言葉でしかなかった。
唯「あふー!ゆい、ぶたさん(^∞^)ゲフッ ゆいはぶたさんでつよ!ぶーぶー!ぶ”ーぶ”ー(^oo^)」
自分が豚さんだと褒められた唯はすかさず四つんばいになり豚そっくりの鳴き真似をする。
「これ、ほんとに豚なんじゃないの?人間よりずっと豚っぽいけど…」
「そうだね…。なんか豚より豚って感じする」
その時―
ブボッブブブブブブリッブリッ!
唯の腹が詰め込んだ食べ物をさっそくウンチに変換し勢いよく噴き出した。
重みでオムツはずり下がりウンチが世界に解き放たれた。
唯「あーう(°q°)」ゴソゴソ
尻のあたりに手をやった唯の手にはべっとりとウンチがついている。池沼豚はようやく状況を理解した。
唯「ゆい、おもらししちゃったれす!ぶぶぶーくちゃいくちゃい(>q<)」
唯にとってはオムツの中に漏らすのはセーフでオムツの外に出したらお漏らしなのである。
万年鼻たれ池沼の唯ですら臭いという生物兵器級ウンチに一般人が耐えられるはずもなく、教室は卒倒するもの、悲鳴をあげて逃げ惑うものたちで阿鼻叫喚の巷と化した。
唯「うーい!ゆいぶぶぶーでつ!(>q<)おむつきれいきれいつる!(`q´)……あーう?(°q°)」
「な、何?」
唯「…ぎーた(゚q゚)ぎーたでつ(゚q゚)」
唯の視線の先にある生徒のポケットからはチェリー・サンバーストっぽい色をしたギター型携帯ストラップが覗いていた。
もっとも唯のお気に入りのおもちゃになったぎーたとは違い、レスポールではなくアコースティックギターを模しているだが池沼の唯にわかるはずもない。
唯「う゛ーう゛ー(`q´)ぎーた、ゆいのでつ!とる、だめ!ゆるたない!(`q´)」ドシンドシンドシン
「ひいっっっっ!!!」
オムツからウンチをこぼしながら突進してくるこの世のものとは思えないほど醜い生き物に、生徒は腰を抜かしてへたり込んだ。
「私のA子に触るなぁぁぁぁあああああああ!!!!」
ドガン
唯「ぎょごおおおおおおおおおおおおおおお("q")」
ウンチまみれの手に生徒が凌辱されそうになった瞬間、彼女の友人が椅子で思いっきり唯をぶっ叩いた。
唯は机をひっくり返しながらごろごろと教室を転がる。
「A子、逃げるよ!」
「う、うん!」
―――
職員室
ジリジリジリジリ
非常警報と生徒の悲痛な叫び声が職員室に響いた。
≪先生!なんか変な豚みたいな変質者が…またきた!≫
≪ブフー!ブフー!(`q´)ゆいのぎーた、かえす!わるいこおしおれすよ!(`q´)ドスンドスン ≫
≪うっ臭いっ…先生、助けて…≫
≪むふうううううううううううううううう(`q´)≫
「へ、変質者…?ど、どうしましょう?」
「と、とりあえず警察に電話ですかね??」
「教頭先生は警察に連絡をお願いします。私が生徒の元に行きます」
そう言って立ち上がったのは生活指導兼体育教師の園山教諭である。
園山教諭は筋骨隆々の壮年で数多の武道の段位を持つ武闘家だ。
眼光は鋭く一喝されれば誰もが気をつけをしてしまうほど威圧感があるが、 理不尽なことで叱ったりはせず筋の通った人物であるため保護者や生徒たちからは厚い信頼を受けていた。
比較的裕福な家庭の美少女が集まる桜ヶ丘女子高のような学校には必要不可欠な人材なのだ。
園山は暴漢対策用の備品が置いてある倉庫に向かった。
―――
唯「う゛ぅ゛ー!う゛ぅ゛ー!(`q´#) ゆいのおむつかえる!ぎーたかえす!むあ゛あ゛あ゛あああああ(`Q′)」
「あぁ臭いよぅ…。私、もうダメかも…。置いて行って…」
「ダメだよっ!立って!諦めちゃダメっ!!」
「これは…」
園山が見たものは地獄と化した神聖な学び舎だった。
倒れこみ嘔吐するもの、泣きながら気絶した友を引きずるもの…。生徒の吐瀉物や唯のウンチが戦場の血のように廊下を染め上げていた。
「ああっ園山先生!助けて!ウンチを垂らして歩く豚がいるんです!」
「ワシが来たからには大丈夫だ。あの変質者は私がひっ捕らえる。早く逃げなさい!」
園山は刺又を構え、豚人間の前に立ちふさがった。
その様はまるで現代に蘇った弁慶のようだ。
「ワシがいる限り生徒には指一本触れさせんぞおおお!!!!」
この雄叫びを聞けばテロリストですら銃を置くだろう。
唯「むふー(`q´)ゆいのじゃま、だめー!ぎーたとる、わるいこ!ぶつれすよ!ムフゥーーー!ムフゥーーー!(`q´)」
だがどんな威嚇も危機を感じ取る知性すらない豚人間には無意味である。
唯は鼻息を一層荒くし園山を睨みつける。
唯「ぬ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛(`q´#) 」ドスドスドス
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
ドン
唯「ぎょごおおおおおおおおおおおおおおおお("oo")」
気合は十分だったが唯は所詮豚である。
刺又の凄まじい一撃を腹にくらい(本来は拘束するためのものだが…)唯は10mほど吹っ飛んだ。
園山は半ばで折れた刺又を投げ捨て馬乗りになって唯をめった撃ちにする。
「おおおおおお!!!よくも!生徒を!!このキチガイが!!!」
ドゴッズゴットボゴォッ
唯「おごっ (#"q"#)むひ(##×q×##)や、やめ(##×∞×##)」
暴行が日常の一部になっている唯でも武闘家のパンチは未体験ゾーンだ。
唯の醜い容姿に歯止めが利かなくなった園山の打撃で唯の顔は見る見るうちに変形した。
岩を落とすような打撃の前では気絶することすら許されない。
唯「ゲ”フ゛”ォッ(##×∞×##)ゆい、ちぬ(###×∞×###)」
「はぁ、はぁ。まぁこんなもんでいいだろう。警察に突き出してやるからな!」
唯をうつぶせにして手を縛り上げようとしたそのとき―
ブビッブブブブビッブビッ
死の恐怖を感じた唯はまたウンチを漏らしてしまった。
「お゛お゛う”ぅ」
ドダッ
どれだけ心身を鍛えようと唯のウンチテロを間近にしては無力である。
園山は唯の上に倒れこんでしまった。
唯「あう…あう…(#"q"#)ブルブル」
唯は状況を理解していなかったがとりあえず暴行が止んだのでのそのそと起き出す。
唯「むひぃ!むひぃ!!("q")」
よく分からないがとにかくまた捕まったら死ぬと感じた池沼豚はどこへともなく逃げ出した。
尻からはウンチを垂れ流したまま…
―――
「ちょっと!変質者ってなんなんですか!どうして私が…」
「さ、さぁ…。とにかく我々も校庭に避難しましょう」
廊下で問答しているのは『かけはし』の例の女である。
ドダドダドダ
「ん?何か近づいてくるわよ!うっ臭い!何なの!?」
「おい…なんだありゃあ…豚?」
唯「んひぃんひぃ("q")んひぃっ!!("q")」
デブった二足歩行の豚がわけのわからない汁をまき散らしながら駆けてくる。
「あれ、さっきの池沼じゃ…。ちょっと、あなたなんとかしてくださいよ!」
「知るかババァ!おわあああああああああああ」
「え、ちょっと、ちょっと!ひっ!」
ドシーン
前を見ずに一心不乱に走る豚人間が女に追突した。
唯は巨体で女を下敷きにして色々なものをブチまける!
唯「ん、ひぃ…(~q~)ゲロゲロゲロゲロ」
「くぁwせdrftgyふじこlp」
女の顔がゲロの洪水で埋まった。
唯「あーう(~q~)んふっ(>q<)」
唯は立ち上がりさらに逃げようとしたが、朦朧として弛緩した脚には力が入らず女の顔があった部分に尻もちをついた。
そして止めとばかりに腹に残った未消化のウンチをすべて解放した。
ブブブブブリブリブリブリブブブッー!
「(^q^)」
唯「あう…くちゃい…(~q~)」
ドダッ
発端となった池沼豚がウンチとゲロの海で気絶し、ようやく事件は終息した。
―――
校舎に残った生徒が消防隊によってすべて救助されたあと、清掃業者が入ったがあまりの臭さに全員が卒倒する二次災害を引き起こし、 結局自衛隊の化学防護部隊を動員して除染する大騒ぎになった。
後日どう責任を取らせようかと学校の人間が平沢家に向かうと…
憂「うぐっひっぐ私の家お父さんもお母さんもいなくてぇ…ひっく」
「ま、まぁ君、ちょっと落ち着いて、ね?ご近所の目もあることだし…」
憂「だから悪いのは全部私なんですぅ!うぅっひっぐだから、お姉ちゃんを施設に連れて行ったりしないでぇ…ひっぐうえっ」
「い、いや、だからね、君」
憂「うえええええええええええええええん(はぁ~大人ってチョロいなぁ…)」
保護者代わりとはいえさすがに義務教育を受けている子供に責任を取らせるわけにもいかず、学校は大損害を被った。
その後…
唯「あーう!ゆい、ぶかつするれす!うんたん♪うんたん♪(^q^)」ドスドスドス
「先生、池沼が出た!」
「何ぃぃぃぃ!!!!」
ドガッズゴッ
唯「んひいいいいぃぃぃぃぃ(~q~)」
事件後、なかよし学級の校舎と一般校舎の間には柵が設けられ、一般校舎に池沼が入りこむと厳しい制裁が加えられるようになった。
桜ヶ丘女子高校の慈善事業は生徒たちに池沼は隔離されるべきであるということを身を持って伝えたのであった。
この事件は『大ブブブー事件』として末永く語り継がれることになる。
一方さほど被害を受けずに唯を部活から締め出すことに成功した軽音部員たちは、紬の別荘で密かに祝杯を挙げた(部員確保のために唯は名前だけ在籍している)。
季節は変わり文化祭の季節―
「ねぇねぇ、りっちゃんたち、文化祭でバンドやるんだって?」
律「そうそう、放課後ティータイムってバンドなんだ。見に来てくれよ」
「りっちゃんは楽器何やるの?」
律「あたしがドラムで、ムギがギターで澪がベース兼ボーカルだな」
「へぇ~バンドって3人でやれるんだね」
律「あぁ、放課後ティータイムはスリーピースバンドさ!」
(^q^)おわり(^oo^)
最終更新:2016年12月25日 18:46