鏡の中の池沼唯
唯は憂と一緒に雑貨屋に買い物に来た。
憂「いい、お姉ちゃん。お店で騒いだらお仕置するからね!分かった?」
唯「う゛ーう゛ー!ゆい、おしおきやー!」
憂「なら、お利口にしることね」
唯「あーう!ゆい、おりこーさんする (^q^)/」
憂「約束よ!」
憂は毎度の如く、唯に釘を刺してから、店内に入る。
今日はちょっとしたインテリア雑貨を買いに来た。
しかし、池沼の唯には買い物の目的が食べ物でないことから、早くも飽きてきた。
唯「うーい!あいすー! (^q^)」
池沼のいつもの我侭が始まった!
憂「もー!終わったら買ってあげるから、それまで我慢しなさい!」
唯「やー!いま、あいすー! (-q-)」
憂「あっそう…お姉ちゃんは、そんなにお仕置されたいんだー!」
唯「あーう!ゆい、いまあいすいらない ("q")」
全く、注意されたにも拘らず、すぐに我儘を言うとは…
鶏以下の記憶力である。
雑貨店内で、憂があちこち行くのを唯は詰まんなさそうに着いて行く。
唯の心はよそにあり、注意力散漫な唯の口はポカーンと開いたまま、涎を垂らし放題である。
唯は涎掛けをしていたが、余りにも大量な涎のため、服はおろか店の床にまで垂れている。
その様子を見た他の客は、唯から目を反らし、唯の元から直ぐに去って行く。
いつもの事だ。
唯「あ~う~」
唯は飽きてあちこちに目を向ける。
唯「あう!?」
池沼さん、何か見つけた様です。
早速、目的の物へ近付いて行った。それは、大きな鏡(姿見)であった。
鏡の前に行くと、自分の姿が写っている!
しかし、池沼の唯はこのように全身が綺麗に写る大きな鏡など見た事がなかった。
しかも、自分自身のお姿を把握していない唯にとって、鏡に写っている人は全くの別人が居るとしか思えなかった!
唯「う"ーう゛ー !」
唯は鏡に写る人に向かって叫ぶ。
しかし、鏡の人の反応などある筈が無い。まして、唯の叫ぶ声に返事などあるわけがない。
しかし、反応が無いので唯は不機嫌である。
唯「あ゛ーあ゛ー!」
唯は鏡の中の人に向かって叫ぶが、またしても返事は無い。
唯は、自分の声が聞こえていないと思い、更に大きな声で叫んだが、結果は変わらない。
当然の事だが、唯にはこの状況が全然理解出来なかった。
唯「わたしは、ひらさわゆいです。あなた、だれでつか?」
何と、今度は鏡の人に向かって自己紹介し始めた!
池沼なりに無い知恵を搾って、強行政策から融和政策にしたのだろか…
しかし、鏡の仕組みが分からない池沼さんには、どんな高等なコミュニケーション手段を用いようが、反応が無い事が分からない。
自分自身のマヌケな姿に、一生懸命叫び挙句の果ては自己紹介まで仕出すとは……
つくづく、残念な子だ……
唯「ゆい、うんたん♪じょーずだよ!」
唯は相変わらず、鏡に向かって一生懸命話し掛けている。
その様子は、単なる池沼では片付けることが出来ないほど、マヌケな行為である。
しかし、唯は真剣だ!
何としても鏡の人とお話がしたい!
唯の頭の中はそのことで一杯であった。
とうとう痺れを切らした唯は、鏡の人の所へ行くこと?にした。
しかし、唯が鏡の中へ行こうとしたら、頭を鏡にぶつけ中へ進めない!
唯「あう!?」
唯はこの状況が飲み込め無い!
なぜだ?どうしてだ?
なぜ、唯は鏡の中のお友達の所へ行かれないのか?
唯の疑問は深まるばかりである。
しかし、一度執着したらそのことから離れる事が出来ないのが池沼の哀しい所である。
まさに、猪突猛進だ!
その言葉の如く、唯は思い切り鏡の中へ飛び込んだ!
ガッチャーン!!
大きな音をたてて鏡は割れた!
と同時に、鏡から吹き飛ばされた反動で唯は床に投げ出された。
大きな音が店内に響いたので、店員や回りの客が何事かと集まって来た。
その視線の先には、割れた鏡の破片で顔から血を流しているデブな女が、床に転がってがっていた。
憂も胸騒ぎがして駆け付けたが、唯の余りの姿に絶句した!
憂「……」
しかし、憂の心とは裏腹に、唯は鏡が割れたことで先程まで写っていたお友達が消えてしまったことに泣く!
唯「うわーーーん!おともだち、きえたよーーー!うわーーん! ("q")」
鏡の破片で顔中に血を流しながらの、池沼泣き!
血と涙と鼻水と涎と池沼液と……とにかく、おぞましい物を顔から噴出させていた。
憂が気を取り直した瞬間、目の前の唯のあまりの池沼ぶりの行動に怒り心頭!
気がついたら、憂は唯に殴る蹴るの暴行を加えていた!
憂「もう!お姉ちゃんのバカバカバカバカ……!!」
憂は叫びながら、さらに唯をタコ殴りにしていた。
唯が殴られて気絶した時には、鏡の破片と憂の殴打で血まみれになっていた……
==完==
最終更新:2016年12月25日 18:50