食肉池沼

食肉池沼



4月、幾度となくなかよし学校で留年を繰り返しいた平沢唯は特別コースに配属となった。

特別コースはなかよし学校の中でも教育の効果が無く、未だに周囲に甚大な迷惑をかけ続け留年を繰り返し、将来社会で生活していくことが到底不可能と判断された生徒が配属される。
唯はなかよし学校での生活態度はとてつもなく酷く、学習意欲も皆無に等しく、お弁当の時間にはクラスの生徒のおかずを奪うなど今まで何故特別コースに配属されなかったのが不可思議に思える程であった。

特別コースでは食事はお弁当の持ち込みが禁止となり支給される肉骨粉のみをいつもいるクラスとは別の部屋で食べなければならない。
その他なかよし学校で飼われている豚の「とんちゃん」に近づくことも禁止。プールに入ることも禁止。うんたん♪の授業も禁止になり、違反した生徒には鉄パイプで殴られた末に焼印が押され、高電圧のスタンガンで電流を流されるなど唯にとっては過酷極まりないものであった。

特別コースの生徒は卒業後にはある運命を待ち受けることになる。
特別コースの生徒はどういう措置をとるかは事前に保護者には知らされる。一般コースに戻そうと必死になる保護者もいれば、ようやく邪魔者が片付いたと胸を撫で下ろしそのままにしておく保護者もいる。
唯の妹で池沼振りにに多大な被害を被っていた憂も唯の処遇に悩んでいたため、特別コースの卒業後の措置に安堵の表情を浮かべていた。

そう特別コースの生徒は卒業式の日に食肉として売り飛ばされるのだ。
卒業式の日、特別コースに名前を呼ばれた生徒はバスに乗せられ市場で降ろされる。そこでは競りが行われ、高値の付いた池沼から順に食肉業者に買い取られる。
同じ特別コースの生徒であったゆきおくん、なおとくん、よしひこくん、みずほちゃん、だいさくくんと買取り手が着いていった。

池沼の買取り先の肉屋では池沼の解体ショーが行われ、生きたまま抵抗する池沼をまず腸や内臓から取り出し、皮を剥ぎ、肉をそぎ落とし、最後に首を切り落とすという過程だ。
池沼の肉は削ぎ落とされても再生し、一体につき一年間は肉を取ることができる。一年間が過ぎると再生能力も衰え、肉質も落ちてしまうため、食肉としての役割を終えた池沼は加工処理され肉骨粉として特別コースの池沼の口に入ることになる。

業者に買取り手が着かなかった池沼はというと公的な施設に無償で譲渡される。研究所での実験用生物や、警察や自衛隊での射撃訓練の標的として使われたりする。
結局唯はどこも買取り手がなく、唯の譲渡先は動物園に決まった。
動物園と聞いて唯が好きな豚に会えると思い込み唯は狂喜乱舞した。
「わーいどーぶつえん!ゆいぶたさんにあえるでつー(^Q^)/」
唯は軽トラックに乗せられ動物園へ向かった。
動物園に着いても唯は
「どーぶつえん♪どーぶつえん♪ぶたさんまってるでつよーゆいぶたさんだいすきー(^q^)」
と悠長に豚に会えることを待ち望んでいた。

しかし唯が動物園に譲渡される目的は違っていた。唯は動物園で飼われているライオンの餌となるのだ。

軽トラックが檻の裏に付くと、唯はそこで降ろされ入れられた獣舎で唯は着ていた服を係員に全て脱がされた。
「あーう、ぶたさんどこでつか?ゆいはここでつー(^q^)」

動物園の係員が
「ただいまよりライオンの餌付けを行います」

唯がライオンの檻に投げ込まれると空腹状態にある複数のライオンが一斉に飛び掛り唯に噛みついてきた。
「ぶぎゃああああああああああ!!らあおんさんめー!らあおんさんわるいこ!いじめるだめ(TqT)!」
金切り声を上げ喚き立てる唯をよそにライオン達は唯の肥え果てた肉体を貪っていく。

人間の姿をしながらそれとははるかに程遠い存在である唯一奴のみにとっては悲劇ではあるが、ライオンは空腹を満たし、その光景を見る人間にとっては微笑ましいものとなった。
「らあおんさんゆいたべるだめ!ゆいたべるやめる!びいいいいいいいいい(>Q<)!!!」
唯の肉、皮膚、臓腑は百獣の王に食い尽くされ、骨は砕かれ、おびただしい血潮が溢れていた。やがて唯の耳をつんざくような叫びは消えていった。
見ている人の中には唯がライオンに喰われていく姿を写真やビデオに収め、それをツ○ッターやフェイス○ック、Y○u Tubeなどのネット上で公開された。

砕かれた骨とわずかな肉片と血だけになった唯は加工場で肉骨粉にされ、食肉となるであろう池沼の食糧と化した。

Good End

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最終更新:2016年12月25日 18:51
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