池沼唯と子犬

池沼唯と子犬



憂「ん?あれは?」

ク~ク~

憂は買い物から帰る途中、首輪をしていない一匹の汚れた子犬を見つけました。
首輪をしていないのを見ると捨て犬でしょう。
憂は何とか助けなきゃ!と思い家に連れて帰ることにしました。

でも、家には池沼の姉がいるので余計危なくなるのでは、
とも思いましたが、このまま放っておくことなんて憂には出来ません。

憂(ん?もしかしたら、お姉ちゃんも子犬を育てることで何かが変わるかもしれない。
そうよ、この子犬をお姉ちゃんに育てさせてみよう)

 ガチャ

憂「ただいまー!お姉ちゃーん、はい、これなーんだ♪」
唯「あう??あうー!わんわんさんでつ(^p^)」
憂「しー、そんなに大声だしちゃわんわんさんはびっくりするわよ」
唯「あう!しー(^p^)」
憂「じゃあ私は子犬のエサを用意するからそれまでお姉ちゃん子犬のことよろしくね」
唯「あーい(^p^)/!」
憂「静かにみてるのよー」
唯「あーい(^p^)/!」

憂がいなくなったのを見て、唯ちゃんは今ならわんわんさんと2人だけで外に行けると思いました。

唯「わんわんさん、いくでつよ、しーでつよ(^p^)」
 トコトコトコトコ


憂「お姉ちゃーん…っていないじゃない。また勝手に外に行ったのね、しょうがないなぁ」


唯「きゃきゃきゃ(^p^)」
唯「あう!?わんわんさんまつでつゆいぶぶぶー(^p^)/」

そう言って唯ちゃんは電柱の近くに行きブブブーをしましたが、子犬はおとなしく待っています。

唯「きゃっきゃ、わんわんさんいくでつ(^p^)/」
 キャンキャン キャンキャン トコトコトコトコ


子犬は必死に唯についていく。どこまでもついてくる。
唯ちゃんの臭いはとても強烈だが、そこに惹かれるのだろうか、子犬は唯に懐いている。
捨て犬であろう子犬にとって、今は唯ちゃんが頼れる親代わりなのだ。
また、唯にとっても誰かにこんなに懐かれたことはないので、とってもご機嫌です。

唯「わんわんさん、こちでつよー(^p^)」
 トコトコトコトコ


 キャンキャンキャンキャン トットコトットコ

唯「きゃきゃきゃ」

唯ちゃんは上機嫌でトコトコ行ってしまいます。
トコトコ行っても子犬は頑張って付いてきます。
それに唯ちゃんの姿が見えなくなったりしたら一生懸命キャンキャン鳴いて唯ちゃんのことを呼ぶのです。
唯ちゃんはそれが可愛く思ったので、ちょっとイジワルで子犬に気づかれないように隠れてみました。

 コソコソコソ…

唯「ひひひ(^p^)」
 キャンキャンッ キャンキャンッ ク~ ク~ ク~ ク~
唯「ここでつよー(^p^)/」
 キャンッ!?キャンキャンキャンッ トコトコトコ

唯「きゃきゃきゃ(^p^)」
 ペロペロペロペロ

唯「きゃきゃきゃ、ぺろぺろくちゅぐちゃくちゅぐちゃ(^p^)」

唯も負けじと子犬を舐めます。
 キャンキャンキャン


唯は子犬に反応がとても嬉しくてもう一回やってみました。

 コソコソコソ…

唯「ひひひ(^p^)」
 キャンキャンッ キャーン!キャーン!
唯「ばあー(^p^)/!」
 シーン…


唯「あう?わんわん?わんわーん!わんわんさーん!!」
唯「びー!わんわんさんいないー("p")」
 キャンッ!キャンッ!

唯「あう!?わんわん!わんわんさん!どこでつか!」

唯ちゃんが鳴き声の聞こえる草むら辺りに向かうと、子犬が野犬に襲われています。

唯「あう!?こらー!!わんわんいじめるめー!」

 ガルル…ワンッ!ワン!
唯「くちゃ!」

野犬は色々なところ歩き回っているのか臭います。

唯「こらー!くちゃいくちゃいめー!」
 ヴー…ワンッワンッ

野犬は唯ちゃんに向かって威嚇しながら吠えてきます。

唯「う゛ーう゛ー(^p^)」

唯ちゃんも負けじと唸ります。
唯ちゃんは自分の好きなものに対してだけは体を張って抵抗するのです。

唯「むふぅーむふぅー…。」
 ドスドスドスドスドス


唯ちゃんは思いっきり体当たりしました。

ヴァウ…


効果覿面です。唯ちゃんは野犬が怯んだ隙を見逃しません。力一杯叩きます。

唯「わんわんさんいじめるめっ!わるいこ!おしおきでつ!(^p^)/」
 バシッバシッバシッバシッ

唯ちゃんは子犬を守るために一生懸命叩きます。

 バシッバシッバシッバシッ

一分後、唯ちゃんはスタミナがきれたので、満足しておしおきをやめました。

唯「ぜーぜーぜー…きゃきゃきゃわんわんさんいじめるめっでつよ(^p^)」

そう言って唯ちゃんは助けた子犬の方に向かっていこうとしたところ…


 ガブッッッ!!!
唯「あう(^p^)??」

突然のことなので唯ちゃんは痛みを感じるまで少し時間がかかりました。

唯「びぇーーーー("p")」

野犬も得たいの知れない生物にさっきのお返しとばかり噛み返します。

唯「びぎゃーーー("p")」

 ガブッガブッガブッガブッガブッガブッ
 ガブッガブッガブッガブッガブッガブッ

不意をつかれたら為す術がありません。唯ちゃんの完敗です。

唯「あぅー…("p")」

唯ちゃんの体はボロボロになってしまいました。

 ヴァウ ヴァウ ヴァウ~~~~!ガブッッッ!! 
唯「ぎゃーーー("p")」

野犬は唯ちゃんへの勝利を確信しとどめの一撃をくらわし、雄叫びをあげました。

ク~ン ク~ン…トコトコトコ


そんなボロボロになった唯に子犬が近づいてきました。
野犬に襲われていた自分を体を張って守ってくれた唯、
子犬もその唯の自分を守ってくれた姿を見て感じたものがあったのでしょうか。

唯「ぁ゛…ぅ゛…わんわ……さ…ん("p")」
 ク~ン…ジョロジョロ

唯「びぎゃーーー("p")」

唯ちゃんはそのまま気絶してしまいました。
子犬はようやく再開できた親犬の元へ走りより、甘えながら草むらに消えていきました。


一方、憂は唯と子犬がなかなか帰ってこないので、さすがに心配になって近所を探し始めました。
ですが、公園や通学路など姉が行ける場所を探しましたが見つかりません。

憂「もう、どこ行っちゃったのよ」

 ヴァウ ヴァウ ヴァウ~~~~!

少し遠くの方から野犬の雄叫びが聞こえてきました。

憂「…そこね」

普通は野犬の雄叫びでそこにいるなんて思いつきませんが、
唯がいなくなった場合、そういう場所に必ずいて倒れていることを経験上学んでいます。

唯「("q")」
憂「お姉ちゃん…」

憂は気絶している唯を背負って帰る途中にふと呟きました。

憂「お姉ちゃん…やっぱり外には出せないわね…」

 ===終わり===

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最終更新:2016年12月25日 18:54
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