池沼唯のクリスマス-2010
年も押し迫ったこの時期、街はクリスマスムードで一杯。
そんなクリスマスの前の日曜日の平沢家では……
例によって池沼さんは居間のコタツに入ってぼけ~っとテレビを見ていました。唯ちゃんは池沼だから、テレビを見ていても内容が理解できませんが、時折表れる子供向けCMの一場面が大好きです。
唯一理解できる場面ですから。
今日も、CMにサンタさんがクリスマス・プレゼントをちびっ子達に上げている場面が写りました。おもちゃ屋のCMでしょうか?
それを見て池沼さんは大興奮!
唯「あ゛ーあ゛ー、さんたたん!さんたたん! (^q^)」
「ぷれぜんと♪ぷれぜんと♪キャキャキャキャー (^q^)/」
プレゼントは何歳に成っても嬉しいものですが、この喜び様はとても18歳とは思えません。 だからこそ、唯ちゃんは普通の高校でなく、養護学校に通っているのです。しかも、養護学校でも成績が悪くて留年してしまい、今年は2度目の3回生です。
でもこの調子だと今年も留年してしまいそうですね。なにせ唯ちゃんはまだ字が満足に書けません。
そういえば、昨年のクリスマスにサンタさんに手紙を書いたのですが、余りにも字が滅茶苦茶で憂に代筆して貰いました。
しかしサンタさんはそんな怠けた唯ちゃんに怒ってクリスマスプレゼントを上げませんでした。プレゼントが貰えなかった唯ちゃんはその日一日池沼泣きをしました。(
池沼唯のクリスマス 参照)
さて、今年は昨年のリベンジで唯ちゃんは無事クリスマスプレゼントが貰えるのでしょうか?
唯ちゃんは留年までしてひらがなの勉強をしました。算数のお勉強もしました。 唯ちゃんにとって足し算は物凄く難しくて、何度も間違えて憂にお仕置きをされましたがその努力は実るのでしょうか?
唯「うーい!うーい!」
唯ちゃんはテレビのサンタさんんを見て、プレゼントのことを憂に相談しようとしました。
憂「なによーお姉ちゃん、うるさいわねー」
唯「あーう!('q')」
憂「何か用があるの?」
唯「ゆい、さんたたんにてがみかくー (^q^)/」
憂「いいけど、お姉ちゃん字書けるの?」
唯「あーう!! (`q')」
唯ちゃんは憂にバカにされて怒りました。
唯「ゆい、じかけるもん! (^q^)/」
憂「じゃあ、お姉ちゃん一人で書けばいいじゃない?」
「字書けるんでしょ?」
唯「あ~う~ (゚q゚)」
どうしたんでしょう?唯ちゃん、先程までの元気がありません。
実は唯ちゃん「字が書ける」と言い張ったものの、全部の平仮名は書けないのです。それに、「さ」と「ち」などの字の左右の向きも良く間違えてしまうのです。
そのことで、なかよし学校の先生に何度も注意されたのですが、結局、治りませんでした。唯ちゃんにとって、左右の向きを区別することは至難の業です。
そこで唯ちゃんが考えたのは、難しい字が出ないような文章を憂に教えて貰うという作戦でした。少ない知恵を絞りに絞った唯ちゃんなりの大作戦です。
万が一、憂に字を書いてもらったら昨年のようにプレゼントが貰えないので、唯ちゃんはその点は必死です。こういう物品が絡んだことに関しては唯ちゃんは多少の知恵が働きます。
現金な池沼さんですね。
憂「また私がサンタさんへの手紙を書くの?」
唯「だめー! ('q')」
それでは唯ちゃんはプレゼントが貰えませんから、当然拒否します。
憂「じゃあどうするのよー?」
唯「うーい、ぷれぜんと、なに?」
憂「えっ!私が欲しいプレゼント?」
唯「あーうー (^q^)」
なんと!池沼さん、自分の前に憂のプレゼントを聞いて様子を見る作戦に出たようです。
これはびっくり。池沼の唯ちゃんにそんな知恵があろうとは?
憂「えっ…私?」
憂は唯の思わぬ発言に真剣に考えてしまいました。
憂「そーねー…」
「お姉ちゃんがうんちを漏らさないようになってくれることかな」
唯「あ~う~ ('q')」
あらら……
唯ちゃん、痛い所を突かれてしまいました。
というのも、唯ちゃんは今日もうんちを漏らして憂にお仕置きされたばかりだったのです。唯ちゃんのお漏らしは治らず、未だにおむつが取れません。
憂「お姉ちゃんのおむつが取れれば、とっても嬉しいんだけどね…」
唯「ぁぅ…」
流石の唯ちゃんも反論できません。
うっかり反論したら、またお仕置きされちゃいますからね。
でも唯ちゃん困りました。
このままではサンタさんへの手紙が書けません。
どうしましょう…
憂「もー!お姉ちゃんは、どうしたいのよ!」
「サンタさんからプレゼント欲しいんでしょ?」
唯「あーう (~q~)」
憂「もう手紙はいいから、何が欲しいのか言ってごらんなさいよ!」
憂は受験生。
そうでなくても年末は忙しい物で、池沼の唯に構っている暇はありません。
サンタさんのプレゼントと言っても、結局憂が買って来るだけですから、わざわざ解読不能な手紙を書くのに付き合うのは時間も労力も無駄です。ですから、憂にとっては早く唯の欲しい物を聞き出したいのです。
唯「やー!さんたたんにぷれぜんともらえない!! ('q')」
しかし、唯ちゃんは昨年のことが強烈に印象に残っているため、何としても自分の力で手紙を書いてプレゼントを貰いたいのです。
この執念を普段の勉学にも活かして欲しい物ですが、そうは行きません。
だって唯ちゃんは池沼さんですから。
憂「もー、大丈夫よ、お姉ちゃん!今年はちゃんとプレゼント貰えるわよ!」
唯「あう!どーちて?」
唯ちゃんは、サンタさんと憂は全くの別人だから、憂の言うことを信用できる筈がありません。現金な池沼さんは、こういう所はしつこいです。
「どーしてサンタさんじゃ無い憂にそんな事が言えるのよ!」と言わんばかり。
しかし、憂は変にしつこい唯に段々イライラしてきました。
そのため憂は手短に済むように唯を誘導させます。
憂「私がサンタさんに言うからよ」
唯「あう!!(゚q゚)」
「うーい、さんたたんともだち?」
憂「まぁそんなところね……」
憂は適当に誤魔化してさっさと唯の欲しいプレゼントを聞き出したいと思いましたが、唯ちゃんは憂がサンタさんと友達だということに大変びっくりしました。
唯「あう!!うーい、ぷれぜんといっぱい!」
なんと単純な池沼でしょうか!
サンタさんと友達だから、憂はプレゼントを一杯持っているんだと、唯は驚きと羨望の眼差しで憂を見つめました。唯ちゃんは池沼とは言え、考えることがどこまでも即物的で卑しいですね。
憂もそんな所で羨ましがっている唯を見て、嘆きました。
憂(やっぱり、お姉ちゃんはダメだわ……)
でも、驚きの事実を知った唯ちゃんは、興味深々で興奮しています。
唯「うう、うーい!ゆいもさんたたんと、ともだちになりたい! (^q^)/」
唯ちゃんの頭の中は、毎日サンタさんにプレゼントを貰う妄想で一杯!
他に何も考えることが出来ません。何せ IQ 25 の池沼さんですから…
憂「ダメ!お姉ちゃんは無理よ!」
唯「あう!? (゚q゚)」
憂「だってお姉ちゃん、池沼だもん」
(あら~とうとう言っちゃったー!しかもど真ん中ストレート!)
しかし、残念ながら唯ちゃんは「池沼」という言葉が分かりませんw
唯「うーい!ゆい、いけぬま?」
憂「そうよ。お姉ちゃんは立派な池沼よ」
唯「いけぬま、さんたたんきらい?」
憂「そう。だから、私がお姉ちゃんの代わりにサンタさんに言うのよ」
「お姉ちゃん、分かった?」
唯「あう!うーい!うーい! (^q^)/」
池沼が嫌いなサンタさんに、池沼である自分の代わりに憂がサンタさんに伝えてくれるということが分かって、唯ちゃんは大喜び!唯ちゃんは憂に感謝感激!
やはり「持つべき物は憂だよねー」などと思っているようである。
しかし、唯ちゃんは何故自分が池沼で憂が池沼で無いのか?そして、どうしてサンタさんは池沼さんが嫌いなのか?等を聞くだけの知力が無い。
目の前のこと、すなわち、憂経由でサンタさんからプレゼントが貰える!
という事で十分満足で、それ以外のことは全く気にならなかった。
ああ…池沼唯、哀れなり。
憂「で、プレゼントは何が欲しいの?」
唯「あぅ………………………」
唯ちゃんは一生懸命考えているようですが、傍から見ていると単にぼけ~っと口を開けて涎を垂らしているだけにしか見えません。
それでも唯ちゃんなりに一生懸命考えた様です。
唯「あいすー (^q^)/」
憂「えっ!?」
憂は余りに衝撃的な答えに言葉が続きませんでした。
憂(去年と丸っきり同じじゃない!)
そうです。昨年と全く同じ答えです。
でも、唯ちゃんはアイスが欲しいのですから仕方ありません。
しかし、憂は余りの進歩の無さに落胆してしまいました。かと言って「わんわん」とか言われるのも困るので、そのまま従うことにしました。
憂「分かったわ。お姉ちゃんのプレゼントはアイスね…」
唯ちゃんはアイスが貰えると分かりもう大興奮です。
唯「あうー!あうー!キャキャキャキャキャ……♪ (^q^)/」
憂「それで、幾つ欲しいの?」
唯「いっぱい! あいす、いっぱい!(^q^)/」
憂「ダメ!ちゃんと数で答えなさい!」
唯「あぅ……… ('q')」
さあ唯ちゃん困りました!
憂は教育的配慮のため、唯ちゃんにきちんと数を言わせることを試しているのです。
でも、憂は唯ちゃんが知っている数は、ほとんど無いことも知っています。これは日頃、唯ちゃんが算数のお勉強をサボってきたツケですから、自業自得です。
でも、今回は足し算では無く、単に大きい数を言えば良いだけですから、池沼な唯ちゃんでも何とかなりそうです。
唯「あぅ……… 」
しかし唯ちゃんは大きい数を考えているようでしたが、いつの間にか反応が無くなってしまいました。まるでパソコンがフリーズした様な状態です。
やはり、IQ 25 の池沼さんにとっては難しい問題のようです。
止む無く憂が尋ねます。
憂「ほら、お姉ちゃん!いくつ欲しいの?」
唯「みっつ! (^q^)/」
と言いながら、両手を広げて10本の指を差し出しています。
どう見ても10個のようですが、唯ちゃんは「みっつ」と言って譲りません。
余りにも残念過ぎる答えに、憂は落胆しつつも唯ちゃんのクリスマスプレゼントはアイス3個ということに決まりました。
それにしても、留年までした1年の進歩がアイス3個という結果に、憂は深い溜息をつきました。
===おわり===
最終更新:2016年12月25日 19:02