池沼唯の回虫
17時13分…
唯ちゃんがなかよし学校のバスに揺られて平沢家に帰宅してきました
唯「うーい、たらいまー(^q^)」
憂「あら、お帰りお姉ちゃん……口の周りが食べてるわよ?お昼ご飯の後からずっと口を拭いてないの?」
唯「ちがいまつよ(^q^)おにわで"すぱげち"ーをみつけたでつ(^oo^)ブヒッ」
憂「お庭でスパゲティ…?」
唯「たかちくにもらいまちたよ(^q^)うーいにもあげりゅ(^q^)」
そういって唯ちゃんはなかよし学校のカバンから豚さんのお弁当箱を取り出し、お弁当箱を憂ちゃんに渡しました
パカッ
憂「うぎゃっ!?」
何と豚のお弁当箱の中にはギッシリとミミズや青虫やヤスデが詰まっていました
唯「うーいもたべてくだちゃい(^q^)」
憂「」
流石の憂ちゃんも卒倒してしまいました、唯ちゃんを飼育…いやお世話していてもやはりこれは
年頃の女の子には刺激が強すぎました
20時15分…
憂「ふぇ…?今何時…?…え!?もう午後8時過ぎてるじゃない!夕飯のしたくしないと!」
憂ちゃんは飛び起きてレトルトカレーを取り出し準備を始めました
唯「あーうー(^q^)すぱげちーおいちいでつ(^q^)」ピチャピチャ…グチャ…バリバリ…
唯ちゃんは緑色やら赤茶色やら汚い汁を口の周りいっぱいに付けてお弁当箱の虫を食べ続けています
憂「お姉ちゃんごめん!もうすぐでご飯できるから~!」
キッチンの奥から憂ちゃんの柔らかい声が聞こえてきます
唯「うーいまんまはいらないでつよ~(^oo^)」ハフッ グチャグチャバリバリ ニチャッ…
憂「えっ?」
憂ちゃんはリビングに飛んできます
憂「お姉ちゃん、ご飯要らないの?」
唯「ゆいにはすぱげちーがありまつ(^q^)」
憂ちゃんはお弁当箱を直視しました
そこには虫達が千切れてさっきよりもグロテスクな光景になっていました
唯ちゃんの周りにも虫の欠片や汚い汁が飛び散っていました
憂「ひゃっ…」
今回は何とか耐えました
憂「お姉ちゃん!何食べてるのかわかってるの!?」
唯「あうっ!?これ、すぱげちーじゃないのでつか!?(°q°)」
憂「それはミミズと青虫とヤスデとゲジゲジと…」
唯「」
唯「おげげー(-q-)」
唯ちゃんは食べていた物が虫、そのなかでもトップクラスの気持ち悪さの物を食べていたことを知るや否や、 唯ちゃんは食べていたものを吐き出してしまいました
憂「もー!どうしてそこまでバカなの!!」
唯「あーう!(`q´#)ゆいはおりこーでつ!(`q´#)」
唯ちゃんは何でもかんでも食べてしまいます
小石や雑草、クレヨンに絵の具、磁石、犬のフン…
そんなこんなで唯ちゃんの体重は200kg近くになってしまいました
なかよし学校のバスの座席も2人分を一人で使っています。
お相撲さん達の中にも新幹線に乗るときは指定席を1人で2枚買う人がいます(実話)
憂ちゃんは唯ちゃんのダイエットの為にあれこれ考えていたのですがどれも失敗
病院でも300kgを超えたら強制入院と言われています
最早打つ手無しか…なるようになれ、と憂ちゃんは匙を投げてしまいました
しかし憂ちゃんの頭にふと、一つの方法が頭をよぎりました
「回虫ダイエット」
十ウン年前に流行った回虫ダイエット
ミミズを食べてしまう唯ちゃんなら何も気にせず食べてしまうのではないか?
善は急げ 憂ちゃんは早速準備に取り掛かります
憂ちゃんは病原体や寄生虫の研究をしている知り合いから大量に回虫を貰いました
憂ちゃんは代わりに唯ちゃんのウンチを提供しました
どうやら唯ちゃんのウンチからは化学反応や突然変異を起こした新種の病原菌がたくさん見つかるようで研究者からするとそれはそれはありがたいサンプルなようです
珍しく唯ちゃんが人の役に立っています。よりによってクラスメイトのゆかりちゃんを赤痢に追いやったウンチが…(池沼唯の繁殖より)
回虫を入れてもらったタッパーに唯ちゃんのウンチをたっぷり乗せます
誰がどう見ても回虫と人糞にしか見えません
ミミズ騒ぎの翌日の18時23分…
憂「お姉ちゃーん!ご飯できたよー!」
唯「あうー!まんまでつ!(^q^)」
タッパーを唯ちゃんに差し出します
唯「すぱげちーでつ!(^q^)うーいいいこ!」
唯(わたしがスパゲティ食べたいのがわかるなんて!憂ってすごい!)
唯ちゃんにはカレースパゲティに見えるようです
昨日唯ちゃんが食べていたのはミミズや青虫だった事は完全に頭から消えてしまったようです
でもスパゲティのようなものを食べたことだけは覚えていました
唯「あうー(^q^)まいうー(^oo^)」ガツガツムシャムシャ
なんと3分と経たない内に回虫とウンチを食べ尽してしまいました
回虫は全部唯ちゃんのお腹の中へ…
さて回虫は唯ちゃんにどのような影響を与えるのでしょうか…?
1日目
唯「いってきまーつ(^q^)ノシ」ドシンドシン
最盛期の麻原彰晃のような巨体を揺らしながら唯ちゃんはバスへ乗り込んでいきました
憂「私も学校いかなくちゃっ」
憂ちゃんも学校へ向かいます
さてさて、寄生虫ダイエットは本来虫の卵を飲むそうなのですが憂ちゃんは虫をそのまま出してしまいました
でも唯ちゃんは回虫の70%程は丸のみしていました
効果はすぐに表れるでしょう
なかよし学校 10:24
たかし「おい!唯豚!スパゲティだぞ!」
唯「あうー(^q^)たかちくいいこでつねー(^q^)」
相変わらず唯ちゃんは虫を食べています
ひろし「唯豚!これも食え!」
そう言って渡したのはカブトムシの幼虫
唯「ひろちくもいいこ(^q^)まいうー(^oo^)」グチャグチャピチャピチャ
まさかカブトムシは人間に食べられるなんてよもや思っていなかったでしょう
中休みは虫を食べるだけで終わってしまいました
唯ちゃんはその後の授業中も、たかしくんとひろしくんに虫かごに入れられた虫を食べ続けていました
先生「唯ちゃん!授業中よ!」
唯「あう!(`q´)せんせ、ゆいのまんまじゃまする!わるいこ!しーね!しーね!」
先生「いい加減にしないとお仕置きするわよ!」
唯「あうー!おしおきやー(>q<)」
おしおきと聞いて唯ちゃんは手を止めました
先生「えっと…どこまで話したかしら……あ、そうそう」
先生「食卓のお肉は…」
唯「まいうーまいうー(^q^)」グチャグチャピチャピチャ
先生「唯ちゃん!おしおきよ!」
唯「あうー!せんせわるいこ!(>q<)」ドタドタ
たかし「おっと、逃がさないぞ唯豚」
ひろし「俺は面倒が嫌いなんだ、おとなしくしてろ唯豚」
ひろしくんとたかしくんの連携により唯ちゃんは無事取り押さえられ先生におしおきされました
昼食
唯「あうー('q')ゆいおなかいっぱいでつ…」
憂ちゃんが愛情たっぷり込めて作ったお弁当を全く食べようとしません
たかしくんたちが憎しみを込めて集めた虫を美味しそうに食べる癖に…
結局唯ちゃんはお弁当箱を開くことなくお弁当の時間は終わってしまいました
3日目
6時34分
唯ちゃんに異変が表れました
憂「お姉ちゃーん!起きて!」
唯「あうー…てんてんいちゃいでつ…(´q`)」
回虫の毒が唯ちゃんに影響を及ぼしているのです
憂ちゃんは知識が半端だったため条虫、サナダムシと間違えてしまったのです
でも憂ちゃんはそんな事はつゆ知らず、唯ちゃんがいつものように学校をサボろうとしているのだと思ってしまい…
憂「お姉ちゃん!早く起きないとおしおきよ!」
唯「あうー…おしおきいやでつ…(´q`)」ノソノソ
ナメクジのようにベッドから抜け出しダイニングへと向かっていきます
今日の朝食はトーストと目玉焼きとサラダです
いつもなら唯ちゃんは「まんまでつ!(^q^)」と飛びつくはずなのですが…
唯「(´q`)あうー…ぽんぽんいちゃいでつ…むひぃ…」
憂(寄生虫の効果が出てきたのかしら…?)
憂「あまり無理しなくて良いよ?食べられる分だけ食べてね?」
唯「あう…(-q-)」
珍しく唯ちゃんはトースト1枚すら食べられませんでした
これはもしかすると明日は西から太陽が昇るかもしれません
いつもならトーストはパン2斤分とゆで卵4個分は食べているのに…
今日はお弁当も唯ちゃんが使っている不細工な巨大な豚のお弁当箱でなく、
それの20分の1程(それでも普通のサイズよりやや小さい程ですが)のサイズのものを持たせました
11時34分 音楽の授業
唯「うー…(´q`)てんてんとぽんぽんいちゃい…」
唯ちゃんは大好きなうんたん☆をカバンから取り出そうともしません
先生「唯ちゃん!早くしなさい!!」
唯「むひぃ…("q")」ドテッ
立ち上がると同時に唯ちゃんは倒れてしまいました
唯「まっしろでつ…("q")」ノソノソ
立ちくらみがしてしまいました
それでもなおウミウシのように這いずりながらカバンのところへ向かっていきます
回虫の毒が唯ちゃんを蝕んでいきます
でもそのおかげで平和なのも事実、唯ちゃんがいつもこれだけ大人しければ…
結局普段の20分の1程しかないお弁当の半分も食べられませんでした
14日目
唯ちゃんは相変わらずご飯が全然食べられません
夕食は唯ちゃんの大好物のハンバーグ(基本すべての食べ物が大好物ですが…)を出しても普通のサイズの4分の1程しか食べられず付け合わせのニンジンを口に入れた瞬間胃袋のリミッターが振り切れたのか、夕食をすべて吐き出してしまいました
唯「あうー…(-q-)うーいごめんなたい…」
結局、夕食は事実上全く何も食べないで終わってしまいました
お弁当も今迄の50分の1が限界なようです
今日までの10日あまりの中でも夕食も食べないでそのまま眠ってしまう事もありました
アイスも全然ねだらなくなってしまい暴れることもなくなってしまいました
ご飯を殆ど食べなくなったのでブブブーの回数も大幅に減りオムツの減りも遅くなりました
当然ながら唯ちゃんはやせ細っていきます
憂ちゃんは上手くいってるのだとばかり思い唯ちゃんの変調は全く気にも留めませんでした
「こうすることで食事制限ができるんだ」
そうとしか思っていませんでした
唯ちゃんのお腹の中では沢山の回虫が沢山の卵を生み、すくすくと育っていきます
普通なら便に混じってそのまま排出されるはずなのですが今の唯ちゃんは殆どご飯を食べないので生んだ卵全てが孵化するようなコンディションになっていました
最盛期の回虫の雌が産む卵の数は1日に25万個…
卵が孵化するのは生み落されてから約1か月後
唯ちゃんはどうなってしまうのでしょう…
28日目
20日目を境に固形物が一切食べられなくなってしまい、ウイダーinゼリーなどで栄養を補給するのがやっとの状態…
今の唯ちゃんにはお粥も小さいお皿1杯分すら食べることもままなりません
そして今日、ブブブーの排出もストップしてしまいました
かつては便秘や金属の棒を埋められたことでブブブーをしなくなった事もありました
でも今回は消化吸収するものが無いから…だからブブブーをしない…
憂ちゃんはそう信じていました
でも…寄生虫ダイエットはここまでなってしまうものなのか…?
この時、膨大な数の回虫によって唯ちゃんの腸は腸閉塞を起こしていました
ブブブーが出なくなってしまったのはこのためでした
46日目
05:24
ドスン!
ガチャーン バリーン…アアアアアアアアアア!!
キッチンの方から物音がしています
戸棚が倒れ食器が割れるような音
そして地獄の底の大魔王のような叫び声が…
憂「やだ…?泥棒…?」
部屋に常備してあるスタンガン、特殊警棒、鞭を装備しキッチンへと向かいます
階段を1段1段降りるごとに声が鮮明になっていきます
唯「ああああああああ!!ぎぃ!!ぎぎぎぃいいいい!!(q)」
唯ちゃんが普段の動きからは考えられないような、野生の、サバンナの動物のような暴れ方をしていたのです
憂「お姉ちゃん!!やめて!!」
唯「ぎゃあああああああああああ!!(q)」
憂ちゃんの声は全く届く気配がありません
憂「目を覚まして!お姉ちゃん!!」
バチバチバチ!!
最大出力のスタンガン攻撃を喰らわせます
唯「うぎぎぎぎぎぃ!!(°皿°)」
歯茎を剥き出しにし、憂ちゃんに襲い掛かります
憂「きゃっ」
そして唯ちゃんはリビングの窓ガラスを突き破り街の方へと走っていきました
その場でへたり込む憂ちゃん…
只々呆然とするのみ…
…どれくらいこうして座っていたのだろう
…あれは確かにお姉ちゃんだった
…お姉ちゃんは…街へ向かって何をするのだろう…?
TVをつけると既に午前8時34分だった
いつもの朝の番組が流れている…丁度星座占いだったようだ
1位は射手座の人
占いが終わるとほぼ同時に臨時ニュースが飛び込んできた
やつれた豚のような女が街で人を襲っている
既に25人の被害者が出ている
間違いなくそれは唯ちゃんでした
お姉ちゃんを止めないと…
憂ちゃんは金属バッドを持ち街へと向かった
お姉ちゃんを止めるのは…私…
唯ちゃんの体内の回虫は既に脳に達し、唯ちゃんは自我を失っていました
IQは0にも等しい状態
ただ、暴れまわるだけ…
09:12
駅前は地獄絵図と化していた
唯ちゃんは俊敏な動きで次から次へと人に噛みつき、特殊部隊からの砲撃をかわしていた
憂ちゃんは唯ちゃんのもとへ向かう
男A「ちょっとお嬢ちゃん!死にたいんか!?」
憂「私はお姉ちゃんを止めに行くだけです…」
男B「アカン!お嬢ちゃん!あの化け物に殺されてまうで!」
制止を振り切り憂ちゃんは唯ちゃんの前に立った
憂「お姉ちゃん!」
唯「(°皿°)あう?」
その表情は獣そのもの、あの間抜けな唯ちゃんはどこにもいません
憂「お姉ちゃん、お願い思い出して!」
唯「ぎぃいいいいいい!!(°皿°)」ドスンドスン
憂「あなたは平沢唯、私の大切なお姉ちゃん」
唯「うがあああああああ!!(`皿´)」ギィィ
憂「私とあなたは姉妹なの」
唯「あああ!!あああああああ!!(皿 )」
憂「お姉ちゃん、きこえる?」
唯「うぎいいいいいいいいいいいい!!(Д )」
憂「あなたはなかよし学校すみれ組の平沢唯、得意なのは、うんたん☆!」
唯「ぎぃぃ…(`皿´)…あう…?(°q°)」
唯「うーい…(°q°)」
憂「そうよ、私よ、お姉ちゃん」
唯「うーい…うーい…(°q°)」
唯「うーい…ごめんなたい…(-q-)」
憂「えっ…?」
男A「おい…池沼ちゃんが謝りよったで…」
男B「こんな事って…あるんか…?」
唯ちゃんは一連の悪行によって町中の人に知られています
それ故、この光景は皆には異様なものでした
唯「うーい、ごめんなたい…ゆい、わるいこ(-q-)」
憂「お姉ちゃん…」
唯「うーい、ゆいを…ころちて…」
憂「え…?」
唯「ゆいはわるいこでつ…」
憂「お姉ちゃん…」
唯「うーい、はやくする!おしおきでつよ!!(`q´)」
唯「はやく…するでつ…(;q;)」
憂「……わかった…」
金属バッドを振りかぶり唯ちゃんの脳天に叩き付けます
グチャッ
ドサッ…
唯ちゃんはその場に静かに倒れこみました
程なくして唯ちゃのは司法解剖が行われました
唯ちゃんの脳、中でも大脳新皮質の大半は回虫に食い荒らされていました
その他の各臓器も回虫が穴を空けボロボロになっており事実上臓器不全の状態になっていました
憂ちゃんは今回の騒動、唯ちゃんの死が所為であった事を知り発狂
そのまま悶死、つまり脳血栓で唯ちゃんの後を追うように死んでしまいました
唯ちゃんの死から丁度1か月後、町では謎の腹痛、頭痛に悩まされる人達が表れました
彼らに存在するのは、あの日唯ちゃんに噛まれた事…
終
最終更新:2016年12月25日 19:13