池沼唯と豚亀
とある休日のこと。
唯と憂はホームセンターに買い物に来ていた。
唯「あう~♪あう~♪(^p^)」キャキャキャ
いつものように馬鹿騒ぎする池沼さん。
銃の様に商品の電動ドリルを手にして遊んでいる。
その様子はとても高校3年生とは思えない。
遠くで見ているちびっ子も呆れている。
憂はその様子を発見するとすぐに唯のもとに駆け寄り注意をする。
憂「何しているの!!お姉ちゃん!!危ないでしょ!!止めなさい!!」
唯「ばーん!!ばーん!!うーい!!しーね!!しーね!!(^p^)」キャキャキャ
憂に電動ドリルの先を向けバーンバーンと声をだし、まるで銃を撃っている様な仕草をする池沼さん。
18歳とは思えないそのあまりの幼稚な池沼っぷりに憂も切れた。
憂「止めろっていってんだろ!!この池沼さんがァ!!」
バチーン!!
唯の頬に憂の強烈な平手打ちが炸裂する。
堪らず池沼泣きをする唯。
唯「うえ~ん!!うーい!!ぶった~("p")」
憂「はあ・・・全く、連れて来るんじゃなかったわ、でも置いていくと後でうるさいし・・・」
あいかわらずの唯の池沼ぶりに呆れる憂。
憂「はあ・・・ほら、お姉ちゃん帰るわよ!!」
唯「びえ~ん!!ムーヒッく("p")」
目当ての安売りしていた唯のオムツも買えたし、もう帰ろうかと唯の手を引っ張って店を出ようとする憂。
唯「あう?」
しかし唯は途中で何かを見つけたようで泣き止んで足を止める。
唯「あ゛ーあ゛ー(^p^)」
憂「ちょっとお姉ちゃんどこ行くのよ」
憂が掴む手を振り払いどこかへ駆け出す唯。
急いで後を追うと唯は何かを見つめている。
先ほどまで大声で泣いていたのに唯はなにやら笑顔で夢中である。
唯「あ゛ーかめさんだー!!(^oo^)」
唯が見つめていたのは水槽であった。
そこは魚や亀などの水棲動物を扱うペット売り場である。
唯は沢山並べてある水槽の一つに顔をベタッとくっつけ一生懸命に中にいる亀を見つめている。
水槽に顔を密着させているので唯の鼻の穴は拡がり豚のようである。おまけに鼻水や涎が水槽に付着してしまう。
憂「ちょっとお姉ちゃん早く帰るわよ!!顔を近づけちゃ汚いわ」
しかし唯は憂の言うことを聞かずに水槽の中の亀に夢中である。
相変わらずの間抜け面で水槽の中を見つめている。
憂(これは・・・まずいわね・・・)
憂は嫌な予感がした。
唯「うーい!!うーい!!(^p^)」
憂「な、何よお姉ちゃん」
唯「ゆい!かめさんほしー!(^p^)/」
憂の予感は的中した。
そういえば幼稚園でもよく一人で亀をつついて遊んでいた。
亀に興味をもつのも無理が無い。
しかし自分のウンチの始末すら出来ない池沼がペットの世話なんて出来るはずも無い。
まして怠惰な性格の唯のことだ。
すぐ世話に飽きるだろうし、いずれ憂が全部面倒をみることになる。
池沼の世話だけでも手一杯なのにその上、亀の世話までやらされるのは堪ったものではない。
しかも水棲の動物は水槽の水を取り替えたりなど手間が余計にかかり特に大変である。
憂「駄目よ!!」
唯「やー!!ゆいほしいのー(^p^)」
憂「お姉ちゃん自分のウンチもちゃんとできないでしょう?お姉ちゃんには亀さんなんて育てられないの!!」
唯「ゆいできる!ゆいいいこにするー("p")」
憂「お願い、言うことを聞いて、ね、お姉ちゃん無理なのよ」
唯「やだー!!ビ――――――――――――――!!("p")」
唯の我侭がまた始まった。
こういう時の唯はかなりたちが悪い。小さい子供がよく欲しいものがあると床に寝転がり駄々をこねるが、唯も同じように寝転がり駄々をこねる。
18歳のいい体格のおデブさんがそれを行うので何とも見っとも無く情けない。しかも間抜けな大声で騒ぐのでお店や周りの客に非常に迷惑である。
店員「あの~どうかしましたか」
唯の泣き声を聞いて店員が話しかけてきた。
憂「すみません・・・お姉ちゃん!!いい加減にしなさい!!」
唯「ビ――――――――――――――!!ゆいかめさんかうー!!("p")」
店員(ゲッ!!・・・うわ~池沼だ・・・)
憂「すいません、直ぐ連れていきますから」
唯「やだやだやだ!!ゆいいかない!かめさんといくー!!("p")」
憂「もう!!お姉ちゃん立ちなさい!!お仕置きするわよ!!」
唯「やー!!おしおきやー!ゆいうごかない!!("p")」
憂は暴力で唯に言うことを聞かせようとするが池沼さんはいっこうに動こうとしない。
それどころか余計に大声をだし泣き始める始末。
店員もこれには呆れてしまった。
店員(はあ・・勘弁してくれよ・・・長く居座られても面倒だし迷惑だな~)
店員(なんか亀を欲しがってもめていて暫くここから出ていかなそうだ・・・)
店員(なんとかうまく言い包めて買ってもらって、とっとと出ていってもらおう)
憂「お姉ちゃんお願い言うことを聞いて!!」
唯「やー!!ビ――――――――――――――!!かめさんかめさん!!("p")」
店員「あの・・・こちらの亀に興味がおありでしょうか・・・?」
憂「え・・・まあ・・・そのようです」
店員「どうでしょうご購入を考えてみては?」
憂「え!でも世話も大変ですし」
店員「いえいえ世話は簡単なものですよ、亀は丈夫な生き物ですし(本当は亀はすぐでかくなって大変だけど)」
憂「そうですか・・・でも」
店員「それにこちらの亀は数年前までは貴重で高価だったのですが今では随分安くなりとってもお買い得ですよ」
憂「・・・」
店員のセールストークにのまれ憂は少し考えた。
今までどうしようもない女性が子供を産んだ母親になったとたん、しっかりものになることがある。
唯も自分より弱い生き物を育てることで責任感や愛情などが芽生え今まで以上に感性が豊かになりしっかりするのではないか・・・。
それに生物相手ではないがギターを着せ替え人形にしたりと面倒見は良い方かもしれない。
もしかしたら動物と触れ合うことで唯の池沼具合が改善されブリーダーなど新たな才能が目覚めるかもしれない。
しかし何とも超プラス思考の考え方である。毎日唯の池沼っぷりに絶望している憂は藁にもすがりたい気持ちなのであろう。
可能性としては限りなく低いが憂は姉の為になることなら出来る限り協力したいし僅かな事でも賭けてみたいと思った。
憂(確か家には熱帯魚用の使っていない水槽があったはず・・・)
憂「・・・お姉ちゃん、ちゃんと世話できる?」
唯「あうー!!ゆいできるもん!("p")」
憂「本当?約束よ」
唯「あう!ゆいうそつかない!("p")」
憂「・・・はあ・・・すみませんこの亀をください」
店員「は、はいありがとうございます」
それなりの急な出費は痛いが憂は仕方なく亀を飼うことにした。
店員からの育て方の説明を聞き餌も購入する。
唯「わーい!!わーい!!かめさんだ!!かめさん!!(^p^)/」キャキャキャ
先ほどまでは泣いていて五月蝿かったが今度は一変して大喜びではしゃぐ唯。まったくこの池沼さんは少しは静かにすることができないのか。しかし流れでかってしまったものの果たして唯はきちんと亀の世話をすることができるのであろうか。
こうして唯達と亀の共同生活が始まったのである。
―めいめい!―
家に到着してから早速、憂は水槽を出し亀が住める環境をつくった。
憂「ふう・・・これでよしっと」
唯「かめさーん(^p^)」キャキャキャ
準備は全て憂任せで池沼さんは亀を見て興奮している。
全く元はといえば唯の我侭で亀を飼う事になったのに、何とも無責任な池沼である。
憂「ペットなら名前をちゃんと付けないとね、お姉ちゃんどうしようか?」
唯「あう?」
憂「亀さんのお名前よ、お姉ちゃんの好きな名前を付けましょう」
唯「・・・あ゛ー・・・ぶたさーん!!(^p^)/」
憂「え?お姉ちゃん、亀さんの名前よ、亀さんに豚って名前を付けるの!?」
唯「かめさんのおはな、ぶたさん!(^p^)/」
憂「え?確かに鼻が豚鼻だけど・・・」
唯「かめさん、ゆいといっしょ!ぶたさん!(^oo^)」ブーブー
憂「・・・」
この亀はスッポンモドキという種類の亀で別名ブタハナガメという。
豚人間と豚亀、なるほど相性は良さそうだ。
憂(でも亀にブタってつけるのも何だかな・・・可愛くないし・・・)
唯「ブーブー!!(^oo^)」
亀に豚という名前はあまりに間抜けすぎる。
憂は別の良い名前はないかと考える。
憂「・・・豚、そうだ!豚を音読みしてとん、とんちゃんでいきましょう!」
唯「あう?とんちゃー?(^p^)」
憂「そう!とんちゃん!豚さんの意味よ!可愛いでしょ」
唯「わーい!わーい!とんちゃ!とんちゃ!(^p^)/」キャキャキャ
憂「ふふふ、お姉ちゃんったらはしゃいじゃって」
こうして唯に飼われた亀は『とんちゃん』という名前が付けられた。
果たして池沼に飼われる事となったとんちゃんのこれからの運命はいかに。
―えさやり!―
亀を買ってきてからずっと唯は水槽の前に立ってとんちゃんに夢中である。
憂(お姉ちゃんったら、ずっと亀ばかり見ている・・・)
このまま大人しくしているうちに夕飯の準備をすませようと憂は台所へ向かう。
そして準備に取り掛かろうとした時。
唯「うーい!うーい!(^p^)」
唯の憂を呼ぶ間抜けな声が家に響く。
憂は何事だろうと唯の声のするほうへ向かう。
唯「うーい!うーい!(^p^)」
憂「何よ、お姉ちゃんうるさいわねー」
唯「あいすー!(^p^)/」
憂「え?」
唯「あいすー!あいすー!(^p^)/」
憂「もう、お姉ちゃんアイスは御飯の後で!」
唯「あう!ゆいじゃない!とんちゃにあいす!("p")」
憂「え・・・?」
何とこの池沼さんは亀にアイスを与えようというのだ。
その発想は池沼だが、いつも小さい子からアイスを強奪する卑しい池沼にしては、自分の好きなものを他者に与えるという点では思いやりを感じられ、褒められたものであろう。
憂は少しだけ亀を買ってきて良かったと感じた。
唯「とんちゃにあいすやるー!(^p^)/」
憂「馬鹿ねーお姉ちゃん、亀さんはアイスは食べないのよ」
唯「う゛ーう゛ーゆいばかじゃない("p")」
憂「いい?お姉ちゃん亀さんは亀さん用の餌があるの」
そう言って憂は一緒に購入した亀の餌を持ってくる。
憂「見ててお姉ちゃん、とんちゃんはこれを食べるのよ」
憂は亀の餌を水槽に入れる。
すると、亀は直ぐに餌に向かっていき食らいつく。
唯「あ゛ーあ゛ー(^p^)」
憂「ね、わかった?」
唯「ゆいもやるー!(^p^)/」
憂「はいはい」
そう言って憂は唯に亀の餌を渡す。
唯はそれを受け取ると先ほど憂がしたように亀に餌をやる。
唯「あ゛ーあ゛ー(^p^)」
憂「そうそう、お姉ちゃん上手、上手」
唯「はーい!ゆいじょーず!じょーず!(^p^)/」キャキャキャ
唯は亀が自分のやった餌を食べてくれたことと褒められた喜びで大興奮である。
唯「とんちゃ、いいこいいこ!もっとたべる(^p^)/」ドババー!!
唯は調子に乗り亀の餌を再び水槽に入れる。
しかし加減の知らない池沼さんは一度に大量の餌を水槽に投入してしまう。
憂「馬鹿!そんなに食べられいわよ!!」
唯「う゛ーう゛ー!!(`p´)」
憂「全くもう、また水槽を綺麗にしなくちゃいけないじゃないの・・・」
憂は水槽のやれやれといった感じで唯の入れたたくさんの餌をすくいあげる。
一方で唯はじっと興味深そうに亀の餌を見つめる。
憂「もう、お姉ちゃんこれからは餌はちょっとだけでいいのよ」
憂「って・・・え!!何しているのお姉ちゃん!!」
唯「うまうま(^p^)」ボリボリ
なんと唯は亀の餌を食べだしたではないか。
やはり唯はどうしようもない池沼であったのだ。
憂は急いで唯から餌を取り上げる。
憂「駄目!!これは亀さん専用の餌なの!!」
唯「う゛ーう゛ー!!(`p´)」
憂「全く、お姉ちゃんってばどうしてこんなに馬鹿なのかしら」ハア・・・
亀との共同生活の初っ端から唯の池沼ぶりを思い知らされ、先が思いやられる憂であった。
最終更新:2016年12月25日 20:15