姉に首輪をつけて監禁─妹逮捕
京都市左京区の住宅で19歳の女性に豚用の首輪をつけて監禁したとして、同居していた18歳の妹が、監禁・暴行の疑いで警察に逮捕されました。
警察官が駆けつけたときには女性は死亡した状態で見つかり、警察は詳しい死因や監禁の状況などを調べています。
逮捕されたのは、京都市左京区の高校生3年生、平沢憂容疑者(18)です。
警察によりますと、5日午後5時半ごろ、平沢容疑者から
「家に帰ったら同居している姉が死亡している」
と通報があり、警察官が駆けつけたところ、姉が庭の物置で死亡した状態で見つかり、物置にワイヤーで固定した豚用の首輪が見つかったということです。
警察は、平沢容疑者が5日午前7時ごろからおよそ8時間半の間、同居している19歳の姉を首輪やワイヤーで庭の物置に拘束していた疑いがあるとみて事情を聴き、5日夜、監禁・暴行の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し、平沢容疑者は
「両親は小学生の時行方不明になり、姉と10年ほど前から二人きりで暮らしていて、きのう午前8時ごろ、学校のため家を出たときには、姉は生きていた」
と供述しているということです。
警察は、女性の死因や監禁の状況やいきさつについて調べています。
最終更新:2016年12月25日 20:27