軽音部の憂鬱

軽音部の憂鬱1


律「おい馬鹿唯!ちょっとこっちこいよ」
唯「あう?なーにりった?(^p^)」
律「オラァ!!」ドゴッ

律の拳が唯の腹に突き刺さる。
これには唯も悲鳴をあげ床に倒れのた打ち回る。

唯「あqwせdrftgyh???(^p^)」
澪「ははは、酷いな、やりすぎだろ律」
律「こいつの間抜けな顔見てるとイラつくんだよ」
澪「まーわかるけどさー」
律「澪も一発どうだ?」
澪「勘弁してくれ、汚くて触りたくない」
律「はははお前のほうがヒデーよ」
唯「くぁwせdrftgyふじこ("p")」
律「おい馬鹿、いつまで痛がってんだよ」
唯「んひーんひーゲロゲロ("p")」ビッチャー
澪「ひい、汚い!!」
唯「ゲーゲー」
律「・・・っふざけんなよ!!クソ池沼」ドゴッドゴッ

律は床に倒れている唯にむかって蹴りを放つ。

唯「いちゃい、いちゃい!!りったやめて("p")」
律「てめーで後始末しろよ」
唯「あーわかったよりったー(^p^)」
律「ほら、オメーの口から出したんだから口に戻せよ」
唯「あう?」
律「馬鹿には言い方が難しかったか、床を舐めて綺麗にしろよ」
唯「あーい(^p^)」ベロベーロ

梓「こんにちはー・・・って何しているんですか唯先輩!!」
唯「あーあずなん(^p^)/」
梓「どうゆうことですか?何で唯先輩が床を舐めてるんです?」
律「あ?知るかよ、こんな池沼のやることなんて」
梓「止めてください唯先輩」
唯「ゆいきれいにするー(^p^)/」
梓「もう、床を舐めたらばっちいですよ」
唯「むぅーむぅー」
梓「ほら、私も手伝いますから」
唯「ありあとー、あずなんはやちゃちいねー(^p^)」

律「はあ・・・行こうぜ澪」
澪「おいまてよ律!・・・やれやれ」

そして二人は部室から去っていった。

梓「・・・」

軽音部は変わってしまった。
―・・・
唯「たらいまー(^p^)」
憂「・・・」
唯「うーい、たらいまー!たらいまー!(^p^)」
憂「五月蝿いわねー聞こえてるわよ」
唯「ぁぅ・・・」

唯はご存知の通り池沼である。
しかし高校一年生までは比較的マシなほうであった。テストでは赤点だが授業は普通に受けることは出来た。下手糞だがギターを弾くことも出来た。
しかし原因不明だが高校3年になり急に池沼具合に拍車がかかった。
今は普通に意思疎通をすることは困難であり、しまいにはろくに排泄が出来ないのでオムツをしている。誰かのサポート無しではまともに生きていけない。
憂は毎日の家事と姉の介護にすっかり疲れてしまっていた。以前のようにお姉ちゃん大好きで優しい憂はもういない。

唯「うーい!ぽんぽんすいた!ごはん!ごはん!」
憂「・・・」
唯「あいすー!あいすー!」
憂「五月蝿い」

バシバシ

唯「やー!おしおきやー!いちゃいよお!」
憂「五月蝿い!私の気も知らないで!!」
唯「ごめんなたい、ごめんなたい」


律「おい馬鹿唯!うるせーぞ」
唯「おちゃーおちゃー!(^p^)」
律「お茶がどうしたんだよ」
唯「ゆいおちゃしたい(^p^)」
律「もうムギはいねーんだよティータイムは無いんだよ馬鹿唯」
唯「やー!おちゃーおちゃー("p")」
律「・・・(カチン)」

律は食器棚からティーカップを取り出した。そしてそのカップで亀の水槽の水をすくい上げた。
ちなみに亀は大分前に死んでしまい中の水は誰も掃除しないので凄く汚い。

律「そんなに飲みたいならこれでも飲んでろ特製グリーンティーだ」
唯「わーい(^p^)」グビグビ
律「どうだ」
唯「まずい(^p^)」
律「我侭いうな、もっと飲め」
唯「わかった(^p^)」

梓「こんにちはー・・・何飲んでいるんですか唯先輩」
唯「おちゃー(^p^)/」
梓「へー何のお茶ですか?・・・って変な臭いしますよコレ」
唯「まずい(^p^)」
梓「律先輩!何飲んでるんですかコレ?」
律「ああ?水槽の水だよ」
梓「う・・うええ、何で止めないんですか!」
律「しらねーよこの池沼が飲みたいから飲んでんだろ」
唯「まずい(^p^)」
梓「不味いなら飲まなければいいじゃないですか!てかそんなの飲んじゃ駄目です!」
唯「むぅーむぅー」
梓「捨てますよ!・・・ところで澪先輩は?」
律「あいつは帰ったよ塾だってよ」
梓「そうですか・・・」

梓「・・・」

はあ・・・最後に皆で練習したのは何時だっけ・・・
―・・・
唯「たらいまー(^p^)」
憂「お姉ちゃん遅かったじゃない」
唯「ゆいぶかつ!」
憂「どうせろくに活動なんかしていないでしょうに・・・」

お姉ちゃんが本格的に池沼になってから軽音部も変わってしまった。以前から練習熱心ではなかったが全く練習をしなくなったのだ。特に紬先輩が転校してから・・・。

転校の原因はお姉ちゃんがこんなになってしまったからだろう。
今年の夏休み明けのマラソン大会でお姉ちゃんが勝手に抜け出した事件があった。その事件で面倒見役だった軽音部の皆さんが責任をとらされしばらく部活動禁止となった。
紬先輩の両親もこの事がきっかけだろうか、池沼と付き合い娘の経歴に何か傷が付かされたら堪ったものではないと思ったのだろう。
急に転校してしまったのだ。はあ・・・私も逃げたいな・・・。

憂「ねえお姉ちゃん、施設に入れてもいいかな?」
唯「あう?」
憂「ははは・・・お姉ちゃんに聞いてもわからないか・・・」
唯「ゆいわかんない」


律「おい馬鹿唯!財布出せや」
唯「あう?なんで?りった?(^p^)」
律「部費だよ部費、ブヒっていってもお前の好きな豚じゃねーぞ」
唯「ぶひ、ゆい、まえもはらった(^p^)」
律「ああ?嘘つくんじゃねーぞ馬鹿唯」
唯「ゆい!ほんとにはらった!うそじゃない!うそじゃない!("p")」
律「るせーな!騒ぐなよ分かった分かった!じゃあアレだ、ほれギター代」
唯「あう?ぎーただい?(^p^)」
律「オメームギに金返してねーだろ」
唯「あう、りったむぎちゃじゃない(^p^)」
律「バーカ、ムギはもういねーんだ、部長の私が代わりに返しといてやるんだよ」
唯「あう・・・」
律「なんだ?あ?殴られたいか?黙って渡せや池沼」

律は拳を掲げ殴ろうとする仕草を見せる。唯はそれを見ると慌てて財布を鞄から取り出す。すると律は唯から豚をかたどった財布を強引に奪い取った。中身を見ると千円札が一枚と小銭が沢山入っていた。

律「なんだ少ないな、まあ池沼だから大金もってるわけねーか」
唯「えへへー(^p^)」
律「褒めてねーよ、本当に馬鹿だなおめーはよ」

そういうと律は財布から千円と百円を数枚抜き取った。

律「ほら、返すぞ、25万返し終わるまで貰うからな」
唯「あう、わかったよりったー(^p^)」

梓「こんにちはー」
澪「おーす」
律「おう梓に澪か、今からゲーセン行こうぜ」
澪「おいおい私は今来たばかりだぞ、まあいいけど」
律「よし決まりだな」
梓「私はいいです」
律「なんだよつれねーな」
唯「ゆいもいくー(^p^)/」
律「てめーは留守番だ、金も持ってねーだろ馬鹿唯」
唯「あう!("p")」

律は唯のお尻を思いっきり蹴飛ばす。
唯は床に倒れてしまった。

律「さー、いこいこ」
澪「お前もう直ぐ受験なんだから勉強も」
律「へーへー」

二人は部室に唯を残し去っていった。

梓「・・・」

もう以前のようには戻れないのかな・・・

―・・・
唯「たらいまー(^p^)」
憂「・・・」
唯「うーいなにみてる?」
憂「五月蝿いわねー、今ネットで調べものしているのよ」
唯「あーあー」
憂「はあ施設って結構お金かかるのね・・どこからかお金はでないのかしら」

唯は来年には高校を卒業する。その後進路のことは当然ながら何も考えていない。 大学進学は無理だし働くとしてもこの不況と唯の頭と性格じゃ雇ってくれるところなど皆無だ。このままではずっと家にいるごくつぶしのニートである。 憂の負担も当然増える。

憂は大学進学を希望しており来年は受験生である。姉の介護に時間をとられていたら受験勉強などする暇は無くなる。唯の卒業が近づくにつれ憂は焦りはじめてきた。
そしてとうとう唯を施設に入れる為の行動をはじめたのである。

憂「お姉ちゃん施設に行ってもいいよね?」
唯「あう?」
憂「お姉ちゃんと同じ友達もいっぱいいるわよ」
唯「わーい!わーい!ともだちいぱい!」


律「おい馬鹿唯!何してんだ」
唯「べんきょー(^p^)」
律「ははは、お前が勉強!?できるわけーねーだろ」
唯「ゆい、にーとやだ、だからべんきょする(^p^)」
律「何だ?大学受験でもすんのか?池沼には無理だよ」
唯「あう、ゆい、むりじゃない(^p^)」
律「無理だよ馬鹿、それにお前見てる教科書も逆さまだよ馬鹿」
唯「ぁぅ・・・」
澪「おいよせよ律、こんな奴に構うな、ほっとけよ」
唯「みおた、ゆいにべんきょおしえる(^p^)」
澪「・・・」
唯「みおた!おしえる!おしえる!(^p^)」
律「ははは、おい教えてやれよ、池沼様からのご指名だぞ」
唯「りったもおしえる!(^p^)」
律「やだよバーカ!!」
唯「う゛ーう゛ーりったのほうがばかー」
律「んだと、・・・腹立ってきたわ、ちょっと懲らしめてやるか」

律は拳を振り上げ唯を今にも殴る仕草をして脅かす。

唯「やー("p")」
澪「おい、よせよ」
律「なんだよ、せっかく楽しいところなのに」
澪「お前なー、最近唯にあたり過ぎじゃないのか?」
律「・・・腹立つんだよ、何にも考えてないこのアホ面の池沼はよ!!」
澪「・・・律」
律「こいつさえいなければムギも居なくならなかったし、学園祭だって・・・」
澪「おい、もうよせ、その話は・・・」
律「・・・チッ、わかったよ」
唯「りった、わかった、わかったー(^p^)」キャッキャッ

梓「こんにちはー・・・って唯先輩また泣いているんですか」
唯「うえーん!うえーん!("p")」
梓「一体どうしたんですか・・・その頭」
唯「うえーん、ゆいのまえがみないよー("p")」
澪「律の奴が唯の前髪をハサミで切っちゃったんだよ」
梓「ええ!何てことを・・・」
律「こいつが調子こくからムカついたんだよ」
唯「うえーん!うえーん!("p")」
律「うるせーな、前髪くらいでビービー泣くな馬鹿唯」
唯「うえーん!うえーん!("p")」
梓「ほら、こうして流せば変じゃないですよ」
唯「むーヒッく」
律「はー今日は疲れた、じゃ帰るわ」
澪「私も」
梓「ああちょっと・・・」
唯「・・・びえええん("p")」

そして二人は梓を置いて唯が泣き叫ぶ部室から去っていった。

梓「・・・」

もういやです・・・

―・・・

唯「たらいまー(^p^)」
憂「お姉ちゃん、どうしたのその前髪」
唯「・・・!あ、あう!?、やー!まえがみない!やー!」
憂「はあ・・・また虐められたのね、情けないわね・・・」

お姉ちゃんが軽音部で虐められているのは前から感づいていた。
まあ、こんな池沼が近くに居れば誰だって虐めたくはなる。それでも寛容だった軽音部の先輩方がお姉ちゃんを酷く虐めるようになったのは学園祭の頃からか。
学園祭は部活動が禁止にされたこともあり、軽音部の出演は認められなかった。その前に紬先輩もいなくなり、重度の池沼のお姉ちゃんを抱えた軽音部が演奏なんて無理だろうけど。
でもやはり軽音部をメチャクチャにしてしまった原因はお姉ちゃんだ。
引退してもう来なくていい部室に先輩達が集まるのはまだ部活に対して未練があるからなのだろう。
ただお姉ちゃんを虐めたいだけなのかもしれないが・・・。

まあ、とにかく私はお姉ちゃんが虐められても文句が言えないのだ。
いや、別にお姉ちゃんがどんな酷い目にあおうと私にはどうでもいい。
それに一番お姉ちゃんを酷い目にあわせているのは私だ。

憂「五月蝿いよお姉ちゃん、泣かないで静かにしてよ・・・」
唯「やー!ゆいのまえがみ、ないいいい、やー!」
憂「五月蝿いって言ってるでしょう!!」バシバシ
唯「うえーん!いちゃい!やー!おしおきやー!」

―・・・
律「おい馬鹿唯!服脱げよ」
唯「あう?どーちて?りった(^p^)」
律「部長命令だ」
唯「やだゆいさむい(^p^)」
律「いいから、怒るぞ」
唯「やー」
律「だったら早くしろ」
唯「あう」

唯はしぶしぶ上着を脱いだ

律「まだだよ全部脱げ」
唯「やー」
律「あ?そんなに殴られてーか」
唯「やー!やー!("p")」
律「・・・チッ、わーったよ、後でアイスやるから」
唯「あ゛ーあ゛ー、あいすーほしー(^p^)/」
律「だったら言うこと聞け」
唯「わかったー(^p^)」

梓「こんにちはー・・・って何で唯先輩は裸なんですか!」
律「あははは、見ろよ、コイツオムツ一丁だぜ」
唯「あははー、えへへー、ゆいすっぽんぽん(^p^)」
律「写真とっとこーぜ」
梓「止めてください、酷すぎます!」
律「あ?るせーよ、こんな池沼の写真でも売れるかもしれねーだろ」
梓「駄目です!」
唯「あ゛ーあ゛ーゆいもあそぶー(^p^)/」

唯は律と梓がじゃれあっていると思い二人のもとに駆け出す・・・が躓き転んでしまう。

唯「あう」ドテーン!
梓「大丈夫ですか!唯先ぱ・・・ひっ」

梓は思わず声を荒げてしまった。
というのも良く見ると唯の背中には生々しい無数の痣と傷が付いているのだ。

梓「・・・酷い」
律「・・・わ、私じゃねーぞ」

確かに律の仕業ではない。
これは憂がお仕置きといって日頃から唯を虐待しているその傷跡である。
お仕置きはほぼ毎晩のように行われ日々エスカレートしていったのだ。

唯「あーう?」
律「・・・何かしらけたわ・・・じゃーな」
唯「りった、あいすはー?」
律「・・・」
唯「う゛ーう゛ー、りったうそつき」

律は何も言わず部室を去っていった。

梓「・・・」

それ以来、律先輩への唯先輩への虐めは減った・・でも部室に来る頻度も減った・・・

―・・・

唯「たらいまー(^p^)」
 ・・・シーン

唯「たらいまー!たらいまー!(^p^)」
唯「・・・あう?うーい、いない?」

唯が帰宅したちょうどその頃、憂は障害者施設の見学に行っていた。
どうやら憂は本格的に唯を施設に入れようとしているらしい。

憂  「ありがとうございました」
職員「またいつでも見学にいらっしゃって下さい」

憂「今度はお姉ちゃんも連れて行かなくちゃね・・・」
憂「ただいまー・・・って」

憂は家に帰って愕然とした。
家の中はメチャクチャに荒らされ奥から唯の泣き声が響く。
どうやらいつもいるはずの憂がいないことで唯はパニックになり家をメチャクチャにして探していたのであろう。
いつも通りのことが起こらない、想定外のことが起きると不安になりパニックになるのは池沼の特徴である。

唯「うえーん!!うえーん!!("p")」
憂「もう、お姉ちゃん、何しているのよ・・・」
唯「うえーん!うえーん!」
憂「ねえ、お姉ちゃん、私疲れてるの、お願いだから言うこと聞いてよ・・・」
唯「うーい、いない、うーいのばかー!!しーね!!("p")」
憂「・・・もう!いい加減にして!!」
唯「あう!?」

突然の大声に唯は吃驚して泣きやむ。

憂「・・・お姉ちゃんなんてもう知らない!」

そう言うと憂は唯を無視して2階へ上がっていってしまった。

唯「・・・うーい?・・・うえーん!うえーん!うーいのばかー!!」

―・・・

憂「ねえお姉ちゃん、今日は学校帰りに寄る所があるの」
唯「あう?(^p^)」
憂「だから今日は一緒に帰ろ」
唯「ゆいぶかつ」
憂「もう、ろくに活動してないでしょ、いいから来て」
唯「やー!ゆい、ぶかついくー(^p^)」
憂「もう!今日は駄目なの」
唯「やー!やー!("p")」

唯は今にも泣きそうな顔をして大声で叫ぶ。
憂は唯の劈くような声にうんざりし思わず手をあげたくなるが抑えた。

憂「はあ・・・アイスあげるから言うこときいて」
唯「わーい!あいすー!(^p^)/」

やれやれ先ほどまではあんなに泣き叫んでいたのに・・・
『アイス』という単語を聞くだけで直ぐに喜ぶ唯。
憂はその現金さに呆れてしまうが、とりあえず唯をなだめる事ができ安堵する。

憂「じゃあ行きましょう」
唯「わかった(^p^)」

梓「こんにちはー・・・って誰もいない・・・」
あれ以来、部室には律が来なくなり澪も来ることは無くなった。
唯は変わらず来ていたが今日は来ていないようだ。

梓「はあ・・・とうとう一人か」

ガチャリ

部室のドアが開く、梓は軽音部の先輩かと期待したが違っていた。

和「こんにちは」
梓「こんにちは、真鍋先輩」
和「中野さん、唯はいるかしら?」
梓「今日は来ていないみたいですね」
和「そうなの?お弁当箱を教室に忘れたようだから届けにきたんだけど・・・」
和「しょうがないわね、帰りに届けとくか、あ、でも今日は帰りが結構遅くなりそうなのよね・・・」
梓「・・・あの、私が届けに行きますよ」
和「でも中野さんも部活で遅くなるでしょう?」
梓「ええ、どうせ部活も一人ですし、すぐに帰りますから」
和「そう悪いわね、じゃあお願いするわ」
和「じゃあ私生徒会に行くわね」

唯先輩の家か、いつ以来だろうか・・・

―・・・

唯「うーい、あいすはー!(^p^)」
憂「お姉ちゃん今は我慢しなさい」
唯「ねー!うーい!あいすはー!あいすー!(^p^)」

唯と憂は施設に向かうため電車に乗っていた。
だが途中で唯はアイスはまだかと騒ぎ出してしまう。周りの乗客は迷惑そうな目で二人を見つめる。

憂「静かにしなさい!周りに迷惑でしょ!」
唯「やー!あいすーあいすー!("p")」

唯はそんな人の目を気にせず床に寝転がり大声で駄々をこねる。こんな池沼に関わりたくないと車両からは人が離れていく。
この様子をみて憂は情けなさと恥かしさで涙が溢れ止まらなくなった。
そしてそんな憂の気持ちも考えない唯に次第に腹が立ってきた。こんな様子では施設に行くことはできない。

次の駅で降りて家に帰ることにした。
駅に着くとまだ馬鹿騒ぎしている唯を無理矢理起こし手をひっぱり家に向かう。

唯「うーい、て、いちゃい!」
憂「・・・」

唯は手が痛いと抗議するが憂は黙っていて聞き入れない。家まではまだ距離があるが、憂は苦しそうな唯の手を引きお構いなしに止まることなく歩き続ける。そして家に着くやいなや唯をリビングに連れて行き押し倒す。

唯「あう!("p")」
憂「・・・」
唯「むひぃーむひぃー("p")」

休むことなく歩き続けたので唯は息をするのも必死で苦しそうだ。
しばらくして呼吸が整った後すぐに泣き叫び始めた。

唯「うえーん!うえーん!」
憂「・・・」
唯「ゆい!あいすほしいのにー!うーい!うそつきー!ばーか!("p")」
憂「・・・静かにして!!言うこときかないとアレをやるわよ!!」
唯「・・・!!やー!やー!ゆいやー!("p")」
憂「うるさい」

憂は騒ぐ唯の服を無理矢理脱がし上半身を裸にさせる。更に泣き叫ぶ唯を引っ張り風呂場へ入る。
そして唯を再び押し倒した。

唯「やー!ゆいおしおきやー!」
憂「うるさい!悪い子には『シャワーの刑』よ!」

憂はシャワーを手に取り唯に向かって冷水を吹き付けた。

唯「んひぃいい!ちゅめたいよおお!」

唯は悲鳴を上げるが憂は容赦はしない。そのままシャワーの温度を徐々に上げていく。

唯「んひぃいい!あちゅい!」

熱湯シャワーを浴びて苦しみのた打ち回る唯。しばらくして憂はようやくシャワーを止める。

憂「・・・お姉ちゃん反省した・・?」
唯「ひーひー("p")」

憂が問いかけるが唯は何の反応も無い。
とその時。

ブブブー

唯はあまりの恐怖にウンチを漏らしてしまった。オムツをしていたがたちまち悪臭が部屋にひろがる。
そのことが憂の怒りをさらに加速させてしまった。

憂「・・・」

憂は無言のまま唯を無理矢理起こし、濡れた体を拭くこともせず再びリビングへ連れて行く。そしてまた押し倒して風呂場から持ってきたタオルで唯の両腕と両足をきつく縛り上げ逃げられないようにした。

唯「ひぃいー!ひぃいー!("p")」
憂「・・・まだお仕置きが足りないみたいね、今度は『たたきの刑』よ」

憂は唯から一旦離れ、別の部屋から布団たたきの棒を持ち出してきた。
その棒を使い思いっきり唯の背中や脚や尻を叩く。素肌を直に叩かれ唯の背中はみるみる赤く腫れていく。

バチーン!バチーン!

唯「んひぃーいちゃい!ごめんなたい!」
憂「・・・」

唯は許しを請うが憂は無言のまま冷めた目でただ無心に裸の唯を叩きつける。

唯「オエェ・・ゲボボ」ビッチャー

とうとう唯は嘔吐してしまう。
それでも憂は一切手を休めることなく唯を叩き続ける。その光景は見るに耐えないものである。
―・・・

梓「ここだよね」

梓はお弁当箱を届けるために平沢家にまで来ていた。目的地の平沢家であることを確かめインターホンを鳴らす。

ピンポーン

 ・・・
しかし何の反応も無い。
憂は頭に血が上っていたため、また唯の悲鳴もありインターホンの音が聞こえなかったのだ。
梓はもう一度鳴らすがやはり何の反応も無い。

梓「おかしいな、留守かな?・・・ん?鍵が開いてる」

憂は怒りのために家の鍵をかける事を忘れていたのだ。梓はドアを開け中の様子を伺う。

梓「おじゃましまーす!憂?唯先輩?いますかー!・・・ん?」

何やら奥が騒がしいことに気付く。悲鳴のようなものが聞こえるのだ。ただ事ではないと感じた梓は無断で家に上がりこんで悲鳴の聞こえるほうに向かう。

唯「んひぃいいいいいい、んひぃいいいいい!("p")」
梓「・・・」

そこには梓が思わず呆然と立ち尽くしてしまうほどの見るも無残な光景があった。

梓「・・・唯先輩?・・・憂?」
憂「・・・梓・・・ちゃん?」

―・・・

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最終更新:2017年03月15日 23:27
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