池沼唯、ヴィーガンになる!?
唯「ゆいは~おさんぽ~あう~あう~♪(^q^)」
まともな音程もリズムも存在しない奇妙な歌を歌いながら、唯ちゃんは今日も街を練り歩きます。
いつもなら道行く人達皆がやかましい唯ちゃんに注目し、あるいは見ないふりをし、嘲笑罵声を浴びせたり警戒して避けたりと、ある意味唯ちゃんオンステージになるのですが、今日は何故か勝手が違うようです。
それもそのはず。この日街には、唯以外にも騒がしくして注目を集めている人達がいたのです。
「動物はごはんじゃない!」
「そうだ、動物はおかずだ!」
この日、ヴィーガンが肉食反対デモ行進をしており、アンチヴィーガンも対抗デモをしていたのでした。
池沼な唯ちゃんには当然デモの意味はわかりませんが、「ごはんじゃない!」「おかずだ!」の応酬に何がおかしいのかキャッキャと笑いだしました。
「ごはんはおかず~あう~(^q^)」
池沼丸出しの台詞を発しながら唯ちゃんは騒ぎの中心に向かいます。
そして、いやしんぼの鼻はおいしそうな匂いをかぎ当てました。
「あう~(^q^)」
「うぉっ?なんだお前」
「池沼か!?」
唯ちゃんは、アンチヴィーガンの「動物はおかずだ」デモの、ファミチキを食べている人に近づきました。
「わたしはひらさわゆいでつ!なかよしがっこーすみれぐみでつ!おにく、よこすでつ!(^q^)」
唯はダラダラ涎を垂らしながら、汚い手を伸ばしてファミチキを奪い取ろうとしました。
「あっち行けよ池沼!」
「ぐぼっ(゚q゚#)」
彼が唯ちゃんを蹴ると、唯ちゃんは巨体に似合わずあっさりと吹っ飛びました。「おかずだデモ」の他の人達も唯ちゃんに罵声を浴びせます。
「食べたきゃ自分で買え!」
「ヴィーガンと同じくらい迷惑だよな、池沼ってやつは」
それを見ていたヴィーガン達は非難の声を上げます。
「やっぱり肉食者って乱暴ね」
「豚をいじめるなんて。動物虐待だわ、許せない」
「養豚場から逃げてきたのかしら。捕まらないといいけど」
そう、豚よりも豚そっくりの唯ちゃんを、ヴィーガン達はすっかり豚だと思ってしまったのです。
「むふぅ~…(*×q×*)」
唯ちゃんは起き上がると、突然目を輝かせました。「あう!!(゚q゚)ぶたさん!ぶたさん!!(^q^)」と叫びながら、今度はヴィーガン側に突進していきます。
「ひぃっ」
「こ、これ?」
「あう~ぶたさん!!(^q^)わたしはひらさわゆいでつ!なかよしがっこうでつ!」
どうやら唯ちゃんは、ヴィーガンの掲げている、豚の写真に「殺さないで」という文字が書かれたパネルに反応したようです。
もちろん唯ちゃんに字は読めないので、パネルの意図は伝わらず、可愛らしくて大好きな豚さんだということしかわかりません。
それにしても、豚、それも写真の豚に挨拶するなんて、本当に池沼丸出しですね!
ヴィーガン達も、唯ちゃんが豚ではなく豚そっくりの池沼だということに気づきました。
「あうー(^q^)ゆいはぶたさんですよーぶひーぶひー(^oo^)」
興奮した唯ちゃんは、四つん這いになって豚の真似を始めました。
その様は、常に家畜の代表である豚を食べるなと訴え、センセーショナルな動画や写真を拡散し、中には養豚場に見学に行った者もいるヴィーガン達の誰もが、豚そっくり、いや、そのものであると思うほどでした。
「ねぇ、唯ちゃん…?は、豚さんが好きなの?」
中の一人が、唯ちゃんに話しかけました。
「あい!ゆいぶたさんだいすき!(^q^)ぶひぶひー(^oo^)」
「そっか。じゃあ、トンカツやハンバーグは好きかな?」
「あい!とーかつ、はんばぐ、だいすきでつ!まいうーでつ!(^q^)」
池沼な唯ちゃんは、大好きなお肉が元は豚さんや牛さん、鶏さんだったことがわかりません。
「そう。唯ちゃんは、トンカツやハンバーグがどうやって作られてるか知ってるかな?」
「あう?('q')」
「みんなの食べてるお肉はね、牛さんや豚さんや鶏さんを殺して作られてるのよ!」
「!!!ぶたさん…ころす…!?(°q°)」
「そう。だからね、唯ちゃんがトンカツやハンバーグなどお肉を食べてる時、唯ちゃんは大好きな豚さんを殺してるようなものなのよ!」
「!!!!(°q°)」
大好きな豚さんを殺していると聞かされて、唯ちゃんは大ショックを受けています。
「びええええええ("q")ゆい、ぶたさんころすのやああああ(TQT)」
「嫌でしょ。でも大丈夫よ唯ちゃん。豚さんを殺さないためには、ヴィーガンになればいいのよ!」
「びーがん?(゚q゚)」
「ヴィーガンっていうのは、お肉やお魚、卵や乳製品を食べない人のことよ。そうすることで需要を減らして、動物さんを助けることができるの。
唯ちゃんもヴィーガンになれば、豚さんを助けることができるのよ!」
「あう、ゆい、びーがんになる!(^q^)」
あーあ、軽はずみにそんなこと言っちゃって…。唯ちゃんは「にゅうせいひん」の中に大好きなアイスが含まれていることも知りません。
「えらいえらい。唯ちゃんはお利口だね」
「あう~ゆい、おりこーおりこー(^q^)」
滅多にお利口なんて褒められることのない唯ちゃんは上機嫌です。跳ね躍るたびに脂肪がぶよぶよ揺れ、涎や鼻水が混ざった池沼汁が飛び散ります。
それをみて、さすがにもう関わりたくないと思ったヴィーガン達は「じゃあね唯ちゃん」と足早に去っていきます。
「あうーばいばーい(^q^)」
ご機嫌な唯ちゃんは、「ゆいは~びーがん~あう~あう~(^q^)」と調子っ外れな歌を歌いながら練り歩きます。
「なんや池沼ちゃん、豚がビーガンになるとは皮肉やなぁ」
「わはは、池沼ちゃん豚の肉なんかビーガンやなくても食べたないわ」
男A、Bの嘲笑も、生まれて初めてうんたん♪以外のことで褒められた唯ちゃんには届きませんでした。
その夜
「お姉ちゃん、今日のご飯はお姉ちゃんの大好きなトンカツよ!」
「あう、やったー!(^q^)」
唯ちゃんは大喜びで食卓につきました。ヴィーガンになる宣言はすっかり忘れてしまったようです。唯ちゃんは5分前のことすら覚えていられない池沼だから仕方ないですね!
「いただきまつ!(^q^)…あうっ(゚q゚)」
突然、唯ちゃんは素手で掴んで食べようとしていた手を止めました。どうしたのでしょう?
最初は自分の躾がとうとう効いてフォークで食べることを思い出したのではないか、と期待した憂も、唯がいつまでも止まっているので不審に思います。
「お姉ちゃんどうしたの、食べないの?」
「あう~…("q")」
そう、唯ちゃんは奇跡的に全て思い出したのです!大好きな豚さんを殺していると言われたのは、それ程唯ちゃんにとって衝撃的なことだったのでした。
「うぅー…("q")あう~…(>q<)」
脂汗と涎をダラダラ垂らしながら、唯ちゃんは必死で考えます。
目の前のおいしそうなトンカツと、自分が食べるせいで殺されてしまう豚さん、いったいどっちをとるのかを。
普段食べ物を前に一秒も我慢できない唯ちゃんが奇跡的な自制心を発揮し、刹那的に生きているがために普段ほとんどしない考えるという作業を懸命にしている。
目の前で奇跡がいくつも起きているにもかかわらず、憂ちゃんはそれを認識することはできません。苛立って声を荒げます。
「お姉ちゃん、早く食べないとお仕置きよ!」
「うー、ゆい、こえいらない!(>q<)」
なんと、食欲より豚さんへの愛情が勝ちました!
憂はびっくりしました。
あのいやしんぼで、人の食べ物を取ってトラブルを起こすことがしょっちゅうだった唯が、好物を前にしていらないというなんて!
「どうして?お姉ちゃん、トンカツ大好きだったんじゃないの?」
「ゆい、とーかつきらい!いらないでつ!(`q´)」
「好き嫌いはダメよ、お姉ちゃん!お姉ちゃんの為に作ったのよ!」
憂にしてみれば、勉強に部活に忙しい身でありながら我が身を犠牲にして池沼な姉の為に愛情込めて作った料理をいらないと言われたのです。
腹を立てて怒鳴りますが、唯ちゃんの意思は変わりません。
「やー!ゆい、ぶたさんころさない!ゆい、びーがん!(>q<)」
「びーがん?…あぁ、変な事覚えてきたのね。いい?ヴィーガンっていうのは、お肉だけじゃなくて卵も乳製品も食べないの。お姉ちゃんの大好きなアイスも食べられないのよ!」
「!!!(°q°)ゆい、あいすないのやー!(>q<)びーがんやめる!(>q<)」
唯ちゃん、大好きで大好物のアイスを前に、ヴィーガンになる宣言をあっさり撤回してしまいました!
「じゃあ、トンカツ食べる?」
「うー…("q")やー!(>q<)」
それでもやはり、「おともらち」の豚さんを殺したくはないようです。
「あらそう、じゃあもったいないからお姉ちゃんのトンカツ私がもらうね」
「あうっ(°q°)」
憂ちゃんはそう言うと、唯ちゃんのお皿を取り上げて、ソースのかかったトンカツを頬張ります。
「ん~、おいし~い!こんなに美味しいトンカツを食べられないなんて、お姉ちゃん可哀想~!」
「や、やめちぇうーい!("q")ぶたさんころすのだめー!(>q<)」
「馬鹿ね、この豚さんはもう死んでるのよ。食べるのやめたところで生き返るわけじゃないんだから」
そう、唯ちゃんには未だに「トンカツ」と「豚さんの死」の繋がりがよくわかっておらず、トンカツが元は豚さんの体の一部だったこともわかっていません。
ただ、ヴィーガンに言われた「お肉を食べるとは、豚さんを殺すことなのだ」をそのまま、文字通りに受け取っているのです。
「う~ん、おいしい!もう一口!」
「やー!(`q´)うーい、そえ食べるのやめる!(TqT)ゆいのとーかつ…ぶたさん…(TqT)」
唯ちゃんは涙と涎を撒き散らしながら必死で喚きますが、憂は意に介しません。
唯ちゃんには、自分が豚さんを殺されるのが嫌で泣いているのか、自分のトンカツをおいしそうに食べられるのが嫌で泣いているのかわからなくなっていました。
「ご馳走さま~」
憂はとうとう唯ちゃんのトンカツを完食してしまいました。
「(°q°)(°q°)(°q°)(°q°)(°q°)」
唯ちゃんはショックで呆然としていましたが、やがて声を張り上げてやかましい池沼泣きをはじめました。
「びええええええええええ("q")うーい、ゆいのとーかつたべた!(TqT)ぶたさんころちた!(TqT)」
「何よ、お姉ちゃんが食べないっていうから悪いんじゃない」
「うーい、たべるのやめなかた!("q")ゆいのいうこときかないわるいこ!(`q´)ばーかまぬけしーね、しーね!(>q<)」
「はっ!」
本日2度目の蹴りを食らって、唯ちゃんはまたまた吹っ飛びました。仰向けに倒れた唯ちゃんの腹に馬乗りになり、憂は唯ちゃんの顔を殴り続けます。
「何がヴィーガンよ!そんなに豚を助けたきゃ、あんたが養豚場にでも屠殺場にでも行って豚の代わりになってきなさいよ!誰も食べないでしょうけどね!」
「あうっ(゚q゚#)あうっ(#゚q゚#)あ”うっ(##゚q゚#)あ”うっ(##゚q゚##)あ”う”っ(###゚q゚##)あ”う”っ(###゚q゚###)」
「とどめだぁ!」ドゴォ!!
「ぐぅぇぇ(###×q×###)ぶた…さ……」ブブブー!!!
気絶してウンチをお漏らししてしまった唯ちゃんを見て、憂は深い深いため息をつくのでした。
(無知な池沼が中途半端に知識を身に付けると、ロクなことにならないのね…)
気絶して全てを忘れた唯ちゃんは、翌日からおいしそうに大好きなお肉を頬張るのでした。
「おにくまいうーでつ♪v(^oo^)v」ガツガツ
おわり
=おしまい=
最終更新:2023年01月15日 19:52