池沼ゆい遭遇記

池沼ゆい遭遇記


うららかな春の午後。俺は自宅そばの小さな公園のベンチに座って煙草を吸っていた。
今日は木曜日。平日の午後に、大の男、しかも30を過ぎた奴が公園でボーっとしているのはどうかと思う。他人にニートと思われても仕方がない。

が、今日は休みなのである、俺は。大学の教員(准教授という肩書きがある)の俺にとって、木曜日は授業もなく、大学の雑務からも離れ、ゆっくりと過ごせる時間がある日なのだ。
とはいえ、一日中ぼんやりとしているわけではない。
大学の教員は休みの日に授業の準備や論文の執筆を行わなければならないので、結構忙しいのである。
世の中には、大学の先生は授業以外は仕事がなくて暇と考えている輩が結構多いようだが・・・。

ま、俺のことなんてどうでもいいか。あまり自分のことばかり話してもしょうがない。

俺は今日2本目の煙草に火をつけると、ゆっくりと煙を吐き出した。何せ、最近
は煙草が吸えない場所が多すぎる。そんな昨今の世の中において、自宅近くのこの公園は、街の中の公園にしては珍しく人気が少なく、遊んでいる子どもたちを見ることはまれだ(住宅街の路地裏にあるためだろうか)。
ゆえに、青空のもとで、人の目を気にすることなく、煙草が吸えるのである。俺にとっては、貴重かつ素晴らしい場所だ。
最近この街に引っ越したばかりの俺にとって、煙草がゆっくりと吸える場所がすぐに見つけられたのは、実にラッキーであった。

俺は、ささやかな風に揺れる公園の木立をぼんやりと見つめながら、明日の授業の準備とこれから執筆予定の論文の内容について、つらつらと考えていた。

すると。。。

俺の目の前に、誰かの巨大な体が立ちはだかった。

「ん?」

思わず、俺は小さな声をあげると、俺の目の前に立っている人間に目を向けた。
そこに立っていたのは・・・、とてつもなくデブな若い女だった。
しかも、どう優しく見てもかなり重い知的障害、いわゆる「池沼」であるとしか思えない女だった。

年齢は10代後半だろうか。赤いゴムで髪を結わいている。顔はぶくぶくに太っている。
頬は丸々と膨らみ、顎は贅肉のせいで三段顎になっている。鼻の穴は大きく(まるで豚のような鼻だ)、ムフー!ムフー!と荒い鼻息を吐き出し、だらしなく鼻水も垂らしている。
大きく見開いた眼には、知性というものが全く見いだせない。まるで、ケダモノのような眼だ。

体の方も実にひどい見た目だ。とにかく横にでかい。こんなにデブな女もそうはお目にかかれないだろう。上半身には幼稚園の生徒がよく着ている青の「スモック」を身に着けている。
スモックに包まれた腹は大きく前にボヨン!突き出ている。
おそらく、いや 100%の確率で三段腹であろう。妊娠してもいないのに、こんなに腹が大きな女を見たことは今までの人生でない。
しかし、幼稚園児でもないのにスモックを着ているとは。。。
おそらく、この池沼らしき女が通っている養護学校の制服なのだろう。

スモックを着ているのも奇妙だったが、もっと奇妙だったのは、この女が首から涎掛けをかけていることだった。涎掛け?と俺は一瞬目を疑ったが、なぜそんなものを身に着けているのかはすぐに納得した。
口から大量の涎を垂れ流していやがるのだ、このデブは。
今までの人生でもいろいろな池沼を見かけてきたが、足元に小さな池をつくりそうなほど涎を垂れ流し、かつ涎掛けをしている池沼なんて、見たことがない。

さて下半身の方だが。。。下半身には学校の制服と思しき紺色のスカートを履いている。スカートの下からは分厚い脂肪に覆われた足が突き出ている。ひどい大根足だ。
いや、大根にハムをくっつけたような極太の足と言った方が適切かもしれない。
ゾウといい勝負だ。 

とにかく、これほどもまでも醜く巨大なデブ女、しかも池沼の女というのはめったにいないのではないか。しかも、この池沼女は、見ているうちに何故か腹の中がむかむかしてくるのだ!

俺がもしこの子の親だったら、神様を呪うだろう。いや、もしかしたら、神様が間違えて人間の代わりに豚をこの子の母親に捧げたのでは・・・、と馬鹿なことを俺は考えた。

「おじさん、なにたべてるでつか?」

池沼女は、目をまん丸にし、口から涎をダラダラと垂れ流しながら、俺にでかい声で話しかけてきた。  

「え・・・。」

俺は、言葉に窮した。こんなに間近で池沼を見るだけでなく、池沼に声をかけられるなんて、今までの人生でめったに経験していないからだ。

「わたしはひらさわゆいでつ!じゅうはっさいでつ!なかよしがっこうのすみれぐみでつ!
 とくいなものはうんたんでつ!」パチパチパチパチ!

言葉に詰まっている俺を見て、池沼はいきなり自己紹介らしきものを大声で言い放った。しかも、言い終わった後に自分で拍手をしている!
相変わらず、鼻水交じりの涎を口からダラダラと垂れ流している。
おまけに、腐ったような匂いが口や体から漂ってくる。こいつは、ろくに歯を磨いたり、体を洗ったりしていないんじゃないか?

「ゆいじこしょうかいできた!ゆいほめる!おじさん、ゆいほめるでつ!」パチパチパチパチ!

どうやら、自己紹介できたことは、この「ひらさわゆい」とかいう池沼女にとって褒められるべきことらしい。自己紹介ができたら何故俺が褒めるんだ?
さっき「何を食べているのか」と聞いてきたが、この池沼は煙草を知らんのか?
このタイミングで何故自己紹介をするんだ?「うんたん」とは何だ?
いや、そもそもこの「ゆい」とやらは何故俺に声をかけてきたのか?
俺の頭の中には、いくつもの疑問が一瞬の間にぐるぐると渦巻いた。
正直言って、大いにうろたえていたのである。

「あ・・・。え・・・・・・、偉いね。うん、偉い偉い。」パチパチパチ・・・


頭の中が混乱した俺は、とりあえず「ゆい」に合わせるように小さく拍手をした。
何だか、ここで拍手をしないとまずいことになりそうだと、直感的に感じたからだ。

「むふー!ぶふー!ゆいおりこうさん!ゆいえらいでつ!おじさんもっとほめる!」フンスフンス!!

「ゆい」は豚のようなデブ顔をツン!と上向きにし、相撲取りのような大きな両手を腰、というか大きく突き出た腹にあてて、鼻息を吹き上げながら、誇らしげな様子である。

 (うぜえ・・・・・・。)

心の底から俺はそう思った。うまく説明できないが、何となく先ほど見ているだけで腹の中がむかむかした原因がわかったような気がした。   

 (とにかくこの場を去らないと・・・。)

そう思った俺は、急いで立ち上がると、公園の出入口に向かって歩き出した。

「あうっ!?おじさん、どこいくでつか!?おじさんまつ!おかしちょうだーーーい!まっちぇえ~~~~~~!!」 

池沼ゆいのマヌケな声を背後に聞きながら、俺は公園から足早に立ち去った。


1時間後・・・。

あのとんでもない池沼に遭遇してから、俺は駅前に喫煙席のあるカフェを見つけたので、そこに入ることにした。
何とも形容しがたい体験をして、ショックのようなものを感じた俺はどこかでしばらく煙草を吸いながら、休みたかったのだ。

ところが、何故か煙草がズボンのポケットになかった!さっきまでいた公園で落としたのであろうか?しかたがないので、コーヒーを飲みながら、気分を落ち着けることにした。
そして、しばらくたってから明日の授業準備をするために、帰宅することにしたのである。

(いやはや、さっきの出来事は一体何だったんだ・・・?何なんだ、あの池沼は・・・。) 

そんなことを思いながら、先ほどまでいた公園の出入り口の前にさしかかった時だった。

 「うぇーーーーーーん!!びえーーーーーーーーん!!」

ひどくマヌケで、かつ喧しい泣き声が、公園の中から聞こえてきた。
もしかしたら、さっきの「ゆい」ではないか?と直感した俺は、公園の出入り口近くの樹木の陰に急いで駆け込んだ。
さすがに、あの池沼デブと至近距離でご対面はしたくなかったからだ。

池沼豚には気づかれなかったようだ。俺は、樹木の陰から、そっと公園の中をうかがった。

「うわーーーーーーーーーん!!うーいーのばーかー!!むひーーーーーー!!」

そこには…。予想通り、顔を涙・鼻水・涎でヌメヌメと光らせ、何かを抱え込みながら蹲っている「ゆい」がいたのである!そのシルエットは、まるで巨大なサッカーボールのようだ。

しかし、先ほどと異なるのは、池沼のそばに制服を着た女子高生と思しき女の子がいることだ。

「お姉ちゃん駄目よ!それは食べられないの!早くよこしなさい」

ポニーテールの女子高生と思しき女の子は、ゆいの妹のようだ。池沼デブとは正反対に頭の良さそうな、なかなかの美少女だ。帰宅途中に公園の前を通りかかって、姉を見つけたのだろうか?
こんな重度の池沼デブが実の姉とは。。。つくづく不憫な子だ。 

「いやーーー!おかしゆいがみつけた!これゆいの!」

「何度言ったらわかるの!!それはお菓子じゃないの!煙草と言って、食べたらだめなものなのよ!」

池沼がやけに太い指でギュッ!と握っているのは・・・、どうやら先ほど俺が公園から急いで立ち去る時に落とした煙草のようだ・・・。
デブの近くには、俺が愛飲するダンヒルの箱が落っこちている。

それにしても、何ということだろう!池沼ゆいは煙草をお菓子と信じ込んでいるようなのだ!
俺がおいしそうに煙草を口にくわえていたためだろうか?いやしかし、煙草をお菓子と間違えるなんて。。。俺には、まったくもって理解できなかった。

「うーいー、うそついてる!これおかしだもん!」

「私、嘘なんか言っていないわよ!食べたらぽんぽんがいっぱいいっぱいいたくなっちゃうのよ!」

「うーいー、ゆいがあいすいっぱいたべるとおこる!ゆいおかしいっぱいたべたい!
 これゆいがみつけた!うーいーとっちゃだめ!」

「言うこと聞かないとお仕置きよ、お姉ちゃん!!」

「いやーーー!おしおきいやーーー!びいいいいいいいーーーーーー!!」

真剣な表情で説得を行う「うーいー」の言葉を、デブは全く聞きいれようとしない。ゆいは、救いようもないほどの重度の池沼であるためか、思い込みが激しいようだ。
しかも、とんでもなく食い意地が張っているようだ。だからこそ、あんなにデブなのではないか。。。

「いいから早くそれをよこしなさい!」

「これゆいの!おかしゆいのおおおおおおおおお!!」

煙草を握りしめたデブの手を、「うーい」は掴もうとしている。それに対し、ゆいは周辺に唾や涙をぶりまきながら、顔と体をブヨンブヨンと揺らして必死に抵抗している。

激しくもみ合っている姉妹を見ながら、俺は(もちろん「うーいー」を)助けに行くべきか迷った。
と同時に、奇妙なことも考えていた。

(「うーいー」って、あの女の子の名前か?渾名なのか?どんな漢字を書くんだ?まさか「憂」じゃあるまいし・・・。)

頭の中に生じた疑問について、俺がつらつらと考えている最中だった。
突如、不快かつ汚らしい破裂音が公園内に響き渡った!

ブブッ、ブブブブブッ、ブリブリブリブリ、ブブブブブブブブブブー!!!

(え・・・。)

俺があっけにとられていると、先ほどまで激しく抵抗していた池沼ゆいがピタッ!と動きを止めた。
同時に、姉の手から煙草の箱を取り上げようとしていた「うーい」がサッ!素早くデブから離れた。

「あーう!? ぶぶぶー?」

素っ頓狂な大声をあげながら、デブ女はゆっくりと巨体を起こした。目をまん丸に大きく見開き、マヌケ面の池沼ゆいは、やおらスカートを両手でつまんで持ち上げた。

(さっきの音は・・・。もしかして糞を洩らしたのか、あの池沼は!)

糞まみれのパンツを見てしまうと思った俺は、目を背けようとした・・・。
が、そこでとんでもないものを目撃したのである!

(えええええええええええ!!あの池沼、オムツしているのかよ!!)

スカートの中から出てきたのは、糞で一面茶色に染まったオムツだったのである!
いくら、池沼とはいえ、10代後半の女が未だにオムツをつけているとは、さすがに俺も予想していなかった!

驚愕する俺の視線の先で、池沼ゆいはオムツに両手を入れると、不快で汚らしい音を発しながら、オムツの中を掻き回しはじめた。

ベチョベチョグチョベチョグチョベチョ。。。グチャグチャグチャグチャ。。。

「あう・・・、んひっ・・・、ぶひい・・・」

気味の悪い唸り声をあげていたデブは、しばらくするとオムツから両手を出した。当然のごとく、豚女の両手は大量の糞がべっとりとついている!
しかも、相撲取りよりも丸々とした太股も糞で茶色に染まっているのである!
俺はその光景と、あたりに漂うとんでもない悪臭に強烈な吐き気を覚えた。

「あうっ!ゆいのおててくちゃいくちゃい!!おてて、うんちでいっぱいいっぱいでつ!
ゆい、うんちブブブーしたでつ!!」

糞まみれの両手をまじまじと見つめていた池沼デブは、マヌケな大声で叫ぶと、ゴロン!と地面に

あおむけに寝っ転がった。

「うーいー、おむつぐちゅぐちゅ!!ゆい、うんちきもちわるい!おむつはやくかえる!かえるでつ! 」

先ほどまで大泣きしていたのが嘘のように、満面笑顔のデブは、だらしなく仰向けになってバンザイをしている!
しかも、オムツを交換するように命令している!どうみても10代後半の女が、地面に寝っ転がって、オムツを換えることを要求するなんて。。。
俺は、目の前に展開される光景がこの世のものだとは思えなかった。。。

「うーいー、ゆいのおむつきれいきれいにするれす!ゆいのおしりふく!うーいー、ちゃっちゃっとする!!」

池沼ゆいは、両手両足をバタバタさせながら、馬鹿でかい大声で「うーい」に駄々をこねている。
「うーいー」はどうするのだろうか?そう思った俺は、「うーい」に目をむけようとした。

その時だった。

 ドゴッ!!!

鈍い音が俺の耳にもはっきりと聞こえた。何と、「うーいー」がデブの脇腹に思いっきり蹴りを入れたのだ!

「んひい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛いいいいいい!!!」

脇腹を蹴られた池沼ゆいは、豚よりもおぞましい咆哮をあげた。 

 ドゴッ!!!ドガッ!!!

「うーいー」は、居た堪れなさと恥と怒りに満ちた表情で、池沼デブの脇腹に容赦なく強い蹴りを入れ続ける!
まあ、池沼デブにあんな情けない様子を見せられたら、お仕置きされてもしょうがないか。。。
しかし・・・、ちょっと激しすぎやしないかい、「うーいー」のお仕置きは?

ドゴッ!!!ドガッ!!!ドゴッ!!!ドガッ!!!

「いちゃい!いぢゃい!!いぢゃい!!うーいー、やめちぇええええええええ!!!」

マヌケな悲鳴をあげながら、「うーいー」の蹴りを避けるために、デブは地面の上をの上をゴロン!ボテン!ゴロン!ボテン!と、土と糞にまみれながら転げまわっている。
しかし、逃げようとしても、「うーいー」の強烈なキックは、池沼ゆいの腹に続けざまに打ち込まれていく。池沼ゆいの豚よりも醜く汚らしい顔は、涙・鼻水・涎だけでなく、土や糞でぐちゃぐちゃになっている。

 ドゴッ!!!ドガッ!!!ドゴッ!!!ドガッ!!!

「ぽんぽんいぢゃい!!うーいー、ゆるちて!おしおきやめる!やめちぇよおおおおおおおおおお!!!」

俺は、目の前の惨劇から目を背けようとした。池沼ゆいがあまりにも惨めだったから・・・だけではない。
先ほどまで憤怒の表情だった「うーいー」が、今やぞっとするような歪んだ笑みを浮かべていたからだ。明らかに「うーいー」は、実の姉に対する暴行を楽しんでいる!

(もしかしたら、池沼ゆいは「うーいー」に日常的に暴行されているのではないか!)

まあ、ゆいはひどすぎる池沼だから、日頃怒らなければいけなくなることは多々あるだろう。
しかし、楽しみながら、お仕置き、いや暴行をしているとしたら。。。
いくらなんでも、ひどすぎないか?

 ドガッ!!!ドゴッ!!!

「おんぎゃ!ぶびゃ!!ぐぎゃ!!うーいー、こわい!」

 ドガッ!!!ドゴッ!!!

「うーい、ゆ・・・る・・・ちて・・・、ぽんぽん・・・い・・・ちゃい・・・。」

 ドガッ!!!ドゴッ!!!

「もぎゃ!ごめ・・・ん・・・な・・・だい・・・、や・・・め・・・ぢぇ・・・、う・・・う゛・・・、ぐへっ・・・。」

「うーいー」は唇の端に醜い笑いを浮かべながら、ゴロンゴロンと無様に転がるデブ女の脇腹に渾身の勢いで蹴りを入れ続けている。蹴っている間も、ずっと無言なのが非常に不気味だ。

俺は恐怖を覚えていた。本来ならば、この虐待を止めようとしなければならないだろう。
しかし、足が動かなかった。

「う・・・い・・・、お・・・ねが・・・いでつ・・・、ゆる・・・ぢ・・・て。。。いたいのや・・・めちぇ・・・・・・。」

池沼ゆいは、涙と涎を地面に垂れ流しながら、暴行をやめるよう「うーいー」に懇願している。
それを見た「うーいー」は、ニコッ!とさわやかな笑みを浮かべた。
その笑みを見て、俺はさすがにもう暴行はやめるのかと思った。

俺の考えは間違っていた。

次の瞬間、「うーいー」は大きく足をあげると、池沼ゆいの鼻を激しい勢いで踏みつけたのである!

 ゲシッ!!!!!!!!!

「ぶぎゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!」

池沼ゆいは、醜く潰れた鼻の穴から血をブーーー!と勢いよく吹き上げながら、喉が壊れるような大声で絶叫した!

「あひっ・・・・・・、げへえ・・・・・・・・・。」

豚鼻をつぶされた池沼デブは、おぞましい呻き声をあげながら、両手両足をピクピクと震わせている。
俺はそれを見た瞬間、脱兎のごとく、公園の外へ駈け出した。
これ以上、面倒なことに巻き込まれるのはご免だ。

自宅にたどり着いた後も、暴行される池沼ゆいの汚らしく惨めな姿と、そして実の姉を蹴り続ける「うーいー」の下卑た笑いが、なかなか俺の脳裏を離れようとしなかった。
いや、忘れることは不可能だった。

(あれからどうなったのだろう。。。ゆいは死んだ、いや殺されたのか?「うーいー」は・・・。)
(俺はどうすればよかったんだ?)
(警察に通報すべきなのか?しかし・・・。)

俺の胸の内には様々な思いが去来した。まったく、引っ越してきたばかりだというのに、とんでもないものを目撃する羽目になっちまった。
俺は、諸々のことは明日きちんと考えることにして、何とも言えない気分で床に就いた。
そして、その晩は、煙草をムシャムシャと食う血塗れの池沼ゆいの横で、「うーいー」に笑いながら蹴り続けられる悪夢をたっぷりと見ることになったのである。。。


  完

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最終更新:2016年12月23日 13:15
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