池沼ゆい遭遇記 Part2

池沼ゆい遭遇記 Part2



うららかな春の日の午後。俺は自宅からさほど遠くないところにある神社にいた。
別に神様に何か願い事があったわけではない。煙草を吸いに来たのだ。

この神社の本殿のかなり奥には小さな森がある。そこには小さな広場があり、ベンチがある。
平日の木曜日の午後の早いうちにここまで来る人間はほとんどいない。
というわけで、俺はそのベンチに座って、まったりと煙草をふかしながら、本を読んでいるのだ。

おっと、自己紹介を忘れていた。俺は、ここからほど近い大学に勤めている教員だ。
今日は、授業がない研究日、つまり休日なのである。いい御身分と思われるかもしれないが、
自宅に帰れば、授業や論文の準備の執筆をしなければならない。厄介なその仕事にとりかかるまえに、
この神社の境内でまったりとして、時を過ごしているのだ。

ところで、以前に俺が外を煙草を吸う場所は、10日ほど前までは、自宅の近くの公園だった。
それなのに、なぜ神社で煙草をふかしているのか?
理由の一つは、春の日の光を浴びてのんびりとしたかったためである。
もう一つは、その公園で、「ゆい」という18歳の池沼のデブ女に関する嫌な思い出があるためだ。
池沼ゆいについては、正直言って、あまり語りたくない。
とにかく、その公園で、俺はとんでもなく知能の低く、かつ不潔な池沼デブ女に遭遇しただけでなく、
あろうことか池沼ゆいが妹の「うーいー」とか言う少女に激しい暴行を受けているのを目撃してしまったのだ。
要するに、嫌な思い出があるために俺はその公園に二度と行きたくなかったのである。

過去の話ばかりしていてもしょうがない。話を進めよう。

俺は、その日はアガサ・クリスティの長編推理小説を読んでいた。小説のどんでん返しに次ぐ
どんでん返しの展開に、いつしか俺は煙草を吸うことも、読み始めめてから時間がかなりたっていることも忘れていた。最後のページを読み終わった後、俺は深い満足を感じていた。

そんな時だった。あの声がしたのは。。。

「あうー!あうー!あいす♪あいす♪あいあいすーーー!!」

そう遠くないところから、マヌケな歌声が聞こえてきたのである!

(あの声は!あのマヌケな声は。。。)

俺は背筋がゾクッ!とした。間違いない。あれは池沼ゆいの声だ!

 (生きていたのか!)

こんなことを考えたのには理由がある。
公園で、池沼ゆいは「うーいー」に殺されるのではないかというほど蹴られていた。
それを見た俺は、池沼デブが死んでしまったのではないかと思っていた。
それほど、酷い暴行を受けていたのである、池沼ゆいは。
俺は最後までその光景を見ずに逃げ出したため、100%死んだとまでは思っていなかったが。。。

俺が顔を血まみれにした池沼ゆいを思い出している間に、マヌケな歌声は次第に近づいてくる。
歌声がする方に目を向けると、神社の本殿の脇を通って、森の奥に歩いていく二人の人影が見えた。
一人は巨体、というかデブの体をユッサユッサと揺らしながら歩いている。たぶん間違いない。
池沼ゆいだ。
もう一人は遠目なのではっきりとわからないが、制服を着ている少女のようだ。高校生だろうか?

二人は神社の森の奥にどんどん入っていく。どうやら、人目に付かないところに高校生らしき少女が
池沼ゆいを連れて行こうとしているようだ。

 (どうしようか・・・。さっさと逃げようか。。。) 

そう、最初は考えていた。しかし、気がつくと俺は二人が進んでいった方向に足を向けていた。
何故かは、その時はわからなかった。

俺が森の中を歩いていくと、木々の間から、森の中のやや開けたところに立ち止まっている二人の姿
が見えてきた。俺は二人に気付かれないように樹木の陰に姿をひそめると、恐る恐る覗き込んだ。

予想通り、黄色い鞄を肩から下げている池沼ゆいがそこにいた。間違いない。赤いゴムで結わいた髪、
豚のようなぶくぶくに太った顔、三段顎、大きく前にボヨン!突き出た腹、大根にハムをくっつけた
ような極太の足―――、やや遠目から見ても、前に遭遇した時と同じ姿であることがわかる。
幼稚園の生徒がよく着ている青のスモックと涎かけ、学校の制服と思しき紺色のスカートを履いているのも、前回遭遇した時と同じだ。

やや距離があるので、顔の表情ははっきりと見えないが、太陽の光で顔がテカテカと光っていることから、
おそらく涎や鼻水を垂れ流しているのだろう。しかし、遠目で見てもブサイクとわかるとは。。。
俺は池沼ゆいがいかに醜いかを再認識した。

それにしても。。。あれだけ激しい暴行を10日ほど前に「うーいー」から受けたというのに、池沼ゆいは鬱陶しくなるほど元気で、健康そうだ!池沼ゆいには普通の人間とは異なる回復力があるのだろうか・・・。
ホゲーッと口を開け、馬鹿丸出しな感じで突っ立っている池沼ゆいの存在が、俺には何か信じられなかった。

 「りった、あいすくれるといった!ほんとにくれるでつか!?」

デブは舌足らずで調子外れな大声で、もう一人の少女に向かって叫んでいる。
興奮しているのか、ムフー!ムフー!という荒い鼻息の音が俺の耳に聞こえた。

 「ああ、あげるぞ、ゆい!私が言うことをやってくれたらな!」

池沼ゆいと向かい合い、俺から見てやや後ろに向いた格好で立っているのは、ショートヘアに黄色いカチューシャをしている少女だ。
さきほど、ゆいが「りった」と呼んでいたので、名前は「りつ」、あるいは「りつこ」ではないだろうか。
彼女は、近所にある桜ヶ丘女子高等学校の生徒のようだ。桜ヶ丘女子高等学校は通勤に使う駅に行く途中にあるので、俺は制服に見覚えがあったのだ。

 「わーい、わーい、ゆい、あいすだいすきーーー!りった、ちょーだい!」キャッキャッキャッキャッ!

池沼ゆいはアイスが大好きらしい。「りった」がアイスをくれると聞いて、太い両手をあげて大喜びだ。
おそらく、「アイスをあげるからついてこい」などと「りった」は唯に持ちかけて、この森に連れてきたのではないだろうか。

 「いや、だから話を聞けって!ったく、この池沼が・・・。」

俺に聞こえるか聞こえないかというほどの小さな声で吐き捨てるように呟いた「りった」は、いきなり大声で叫んだ。

 「おい、話を聞け、ゆい!!」
 「あう!?」

いきなり大声をあげた「りった」に驚いたのか、はしゃぐのをゆいはやめた。

 「いいか、ゆい。お前、豚さんの真似が上手だよな?」
 「あーう?ぶたさんでつか!ゆい、ぶたさんじょーず!とってもじょーずでつ!」
 「よしよし。じゃあな、ここで豚さんの真似が上手にできたら、アイスをあげるぞ!」
 「あう!?ほんとーでつか!ぶたさんじょーずなら、あいすくれるでつか!」
 「おう!本当だぞ!さあ、早く服を脱げ!すっぽんぽんになれ!おむつだけになれ!」
 「あーう?ゆい、すっぽんぽんになるでつか?」
 「おう、そうだ!すっぽんぽんになれば、豚さんがもっと上手になるぞ!すっぽんぽんになって豚さんをやってくれたら、アイスもいっぱいあげるぞ!!」
 「あーーーい!ゆい、ぶたさん、すっぽんぽん!!!ぶひひいいいいいいいい!!!」

豚のような声で叫んだ池沼ゆいは、再びムフー!!!ムフー!!!と荒い鼻息を吹き上げながら、肩にかけた鞄を
ポイ!と放り投げると、スモックに手をかけ脱ぎ始めた!!
俺は驚きのあまり、声をあげそうになった。いくら、アイスが欲しいからと言って裸になるとは。。。
やはり、この池沼はとんでもなく食い意地が張っているらしい。

 「うんちょ・・・、おいちょ・・・・・・。うーーん!むふーーー!!んひいーーー!!!」

まるで幼稚園児のような言葉を発しながら、ゆいは手始めにスモックを脱ごうとしている。
しかし、なかなかスモックは脱げない。上手く腕が抜けずに、デブはもがいている。信じがたいことに、池沼ゆいは服を脱ぐこともまともにできないようなのだ!!

 「ったく、服も自分で脱げないのかよ・・・。しょうもねーな。わっ、くっせ!」

ぶつぶつと呟きながら、「りった」は唯のスモックと制服を脱がし始めた。相変わらず、唯の体からはひどい体臭がするらしい。

 「よし脱げたぞ!!さあ、ぶたさんをやるんだ、ゆい!!」

オムツ一丁になったゆいの体は、俺の想像通り、実に醜かった。腹は、俺の予想通りの三段腹だ。
ゆいが身動きするたびに、腹の脂肪がタプン!タプン!と波打っている。乳房は、脂肪があまりにも大量かつ重すぎるためかダラーーーンと垂れ下がっている。見事なまでの垂れ乳だ。まるで相撲取り、いや相撲取りでもこんな垂れ乳の奴はいまい。
これ以上、池沼ゆいの裸の描写するのはよそう。思い出すだけで吐き気がする。

(まさか、本当に豚の真似をするわけではないだろうな・・・。)

吐き気をこらえながら、俺は「まさか」と思っていた。その「まさか」という思いは、約2秒後に打ち砕かれた。

「あう!ゆい、ぶたさん、すっぽんぽん!!!ぶたさんやるでつ!!!」 

元気一杯に陽気な大声で叫んだ池沼ゆいは、やにわに四つん這いになると、豚の真似をしながら、動き回り始めたのである!

「りった、ゆいはぶたさんれすよ!!ぶたさんのゆいでつよーーー!!!ぶひーーー!!ぶひぶひーーー!!!」

俺は自分の眼の前で展開される光景が信じられなかった。

何ということだろう!池沼ゆいは人前で、しかも野外の昼間に、豚の真似を全裸になって行うことに全く恥ずかしさを感じていない!恥ずかしいと思っているどころか、心の底から嬉しく、かつ楽しいようなのだ!池沼デブには、羞恥心というものが欠片もないのである!

確かに、ゆいは池沼であるから、他人の眼前で豚の鳴き真似を行うことや全裸になることはみっともなく、恥ずかしいことがわからないのかもしれない。しかし、ゆいは養護学校に通っており、(この前に遭遇した時の「自己紹介」によれば)確か18歳なのである!
いくらなんでも、18歳になるまでに、ゆいの周りの者が何らかの形で注意しないはずがない。それなのに、他人に命令されると、全裸で豚の鳴き真似を喜んでやっているということは―――、この池沼デブには著しく学習能力がないのかもしれない。。。

いやはや凄まじいまでの池沼だ。

 「りった、ゆい、ぶたさんれーーーす!!!ぶーぶーぶーぶー♪」
 「ワハハハハハハハハ!!!こりゃすごいわ!!!やばい!面白すぎる!!」

オムツ一丁の姿で、四つん這いになって地面をドス!ドス!ドス!と歩き回る池沼ゆいの姿を間近に見て、「りった」は腹を抱えて爆笑している。

 「ぶーぶーぶーぶー♪ゆい、ぶたさんじょーず!ぶひ~ぶひ~♪」
 「ギャハハハハ!豚さんそっくりだ!ゆい、お前は豚だ!豚そのものだ!!ヒーヒッヒッヒッヒッ!」
 「あう~~~♪あう~~~♪ゆい、ぶたさんだよー♪ぶひぶひーーー♪」

嬉しげな鳴き声をあげ、オムツに包まれたデカ尻を左右にプルン!プルン!と振りながら、ゆいは地面を這い回っている。
豚にしか見えない、その滑稽極まる姿に、俺も思わず吹き出しそうになった。二人に見つからないように笑いをこらえながら、俺の頭の中にはこんな馬鹿げた考えが浮かんだ。

 (マヌケだ!実にマヌケだ!こんなマヌケ、いや愚かな人間はこの地球上に池沼ゆいしかいない!)

 「よーし、もうやめていいぞ、ゆい!豚さん、やめていいぞ!アイスをやるぞ!」
 「あーーーい!ゆい、ぶたさんやめる!!!」

ゆいは、四つん這いで動き回るのをやめると、ドスン!という音ともに、オムツに包まれたデブ尻を地面につけた。
座り込んだまま、ゆいはゼエゼエと荒い息を口と鼻から噴き出している。全身をおおった滝のような汗に木漏れ日があたって、テカテカと光っている。

しばらくすると、だいぶ息が収まったようだ。池沼ゆいは相撲取りのような大きな両手を腰、というか大きく突き出た腹にあてると、喧しい大声で「りった」に向かって得意げに叫んだ。

 「ゆいぶたさんじょーず!ゆい、ぶたさんとってもじょーずでつ!りった、あいすちょーだい!」

デブは「りった」にアイスを催促し始めた。おそらく、先日俺が遭遇した時のように、鼻水を吹き飛ばしながらドヤ顔をしているに違いない。

 「よーし、ゆい、豚さん上手だったぞ。アイスをあげるぞ!」
 「わーーーーーーい♪りった、はやくあいすよこす!!ちゃっちゃっとよこす!」ムフー!ムフー!

ゆいは大好きなアイスがもらえると思って、尋常ではないほどの興奮ぶりだ。喜びが抑えられないのか、ボンレスハムのような腕をブンブンと振り回し、さらには水ぶくれの丸太のような足をドスドスドス!と地面に打ち付けている。

 「あー、わかっているよ、ゆい・・・・・・。」

「りった」は気だるげな声をあげながら、ゆっくりとゆいの眼の前まで来ると、ゆいの顔を覗き込むように屈みこんだ。

 「アイスはあげるよ、ゆい。」

そこで思わせぶりに間を置くと、「りった」は嬉しさと侮蔑が入り混じったような声で次に続く言葉を吐いた。

 「後でな!」

やや遠目から見てもわかるほど、ゆいはポカーンと口を大きく空けている。

 「あう・・・?あと・・・?」
 「今はあげないんだよ、アイスを!そうだな・・・、1週間後ぐらいにあげるよ!」
 「むひいいいいいいいいいいい!ゆい、あいすほしい!りった、ちゃっちゃとよこす!!!」
 「だから、後であげると言ったろ!“今”アイスをあげるなんて、私が言ったか?私の言っていることがわかりまつか、ゆい?」
 「ぶふううううううううううううう!!りった、わるいこ!りった、ゆいにあいすくれるっていった!りった、うそついた!!」
 「だーかーーらーーー、1週間後、7日後にあげるって言ってるだろ!これだから、池沼は・・・。」

「りった」は立ち上がると、面倒くさそうな感じに頭を振っている。しかし、その様子はいかにもわざとらしい。
十中八九、いや100%の確率で「りった」は池沼ゆいにアイスをあげようなどとは思っていなかっただろう。いや、間違いない。「りった」は明らかに池沼デブをからかっている。

 「あ、ごめんごめん、お馬鹿なゆいに“1週間”とか“7日”なんてわからないか♪ごめんねーーー、ゆいちゃんはお・ば・かでつからねー♪」
 「んぎいいいいいいいいいいいい!ゆい、ばかじゃない!!ゆい、おりこーさん!!!」
 「オメーのどこが利口なんだよ!3までしか数えられないくせに!!3の次は何かわかるのか?」
 「ゆい、わかるもん!!」
 「へえーーー、わかるのかあーーー。じゃあ、十数えてみて、ゆいちゃん♪」

意地悪げな声で問いかける「りった」に対して、池沼ゆいはまるで歌うかのように、顔をやや上向きにすると、喉が潰れるのではないかと思えるほどの大声で数えはじめた。

 「いーーーち!にいーーー!!さーーーん!!!あうーーー!あうあうーーー!!!いっぱい!いっぱいいっぱい!!いっぱいいっぱいいっぱい!!!」

 (マジかよーーー!!!)

俺は、思わず頭を抱えてしまった。いくら池沼とはいえ、養護学校に通っていると思しき18歳の女が、3までしか数を数えられないなんて!
いやいや、確かに知能が著しく低い人間はいるかもしれない。しかし、この池沼豚は、養護学校に通っている!3より大きい数がわからないのなら、学校の勉強なんてほとんど理解できないのだろうに!
何が楽しくて、このデブ女は学校に通っているんだ?というか、なぜ養護学校に入学できたのだ?
ひょっとすると、このデブは本当に地球上で最も救いようのない池沼なのではないか?

いや、きっとそうだ。池沼の中の池沼、それがゆいなのだ!

頭を抱えている俺の眼前では、「りった」は死ぬのではないかという程、爆笑している。

 「ギャハハハハハハハハハハハ!!!何だよ、“いっぱい”って!!お前は、どうしようもない馬鹿だな、ゆい!!」
 「むぎいいいいいいいいいいい!ゆい、ばかじゃない!!ゆい、おりこーでつ!!」
 「馬鹿なんだよ、オメーは!ゆいは、馬鹿で、デブなんでつよ♪」
 「ぶふうううううううううううう!ゆい、でぶじゃない!でぶじゃないれす!!」
 「ハハッ!豚にそっくりなくせにデブじゃないって言うのかよ!!デブなんだよ、オメーは!!ゆいはデブでつ!デーーーブ!デーーーブ!!」
 「むひいいいいいいい!!ゆいゆるたない!!りった、ゆるたない!おしおきでつ!」

池沼デブは、こちらから見えるくらいの大量の唾を口から吐き散らかして、激怒している。怒りのあまり、頬はまるでアンパンマンのよう赤い。
「りった」は池沼ゆいが「馬鹿」や「デブ」と言われると激怒することを知っているのではないか?わざと、池沼ゆいを怒らせているのではないか?
俺は、そう直感した。

 「ハハッ!いつもういにお仕置きされているお前が、お仕置きするのか?やれるものなら、お仕置きしてみろよ。」

どうやら、ゆいの妹の「うーいー」は、正確には「うい」という名前らしい。しかし、どういう漢字を書くのだろう・・・。
まさか、「憂」ではあるまいな。そんな漢字を使って子どもに名前をつける両親はまずいないと思うのだが。。。

 「おい、どうした、デブ馬鹿!りったにお仕置きしてみろよ!デブ馬鹿ゆい!」
 「ふんごおおおおおおおおおお!!ゆい、おしおきつる!りった、あやまても、ゆるたない!!!」

ゆいは豚のような唸り声をあげながら、鈍い動作で立ち上がると、巨大な頭を前に突出し、両腕をブンブン振り回しながら、「りった」に地響きを立てながら突進した!

 「くりゃええええええええええええええええ!」

体当たりを仕掛けた池沼ゆいだが、極度のデブゆえに、その動きはあまりにも鈍重だ。
「りった」は難なく、ヒョイ!と体を交わして、デブの体当たりをよけた。体当たりを避けられてしまった池沼ゆいは・・・、何とそのまま直進している!どうやら、目をつぶって、ろくに前も見ずに、「りった」に突進しているようだ。
さすが池沼の中の池沼である。

 「うりゃああああああああああああああああああああああああ」ゴッチーーーーーーン!

案の定、池沼ゆいは樹木に頭から激突した!

 「うぎゃあああああああああああああ!てんてんいちゃいいいいいいいい!びえーーーーーーん!」

ゆいはスイカのようなでかい頭を両手で抑えると、大声で泣き叫び始めた。底抜けのマヌケだ・・・。

 「おーい、どうした!デブデブデブで、馬鹿馬鹿馬鹿のゆーーーいちゃん♪」
 「あう・・・?」

自分が「りった」に再び罵倒されていることに気が付いたのか、ゆいは瞬時に泣き止んだ。

 「アハハハハハ!ねえねえ、どんな気持ち?デブデブデブ、馬鹿馬鹿馬鹿って言われるのって、どんな気持ち?ゆーーーいちゃん♪」
 「ぶひいいいいいいい!ゆい、おこるでつよ!りった、ばーーーか、ばーーーか、しーーーね、しーーーね!」

池沼デブは、頭を前に突出し、両腕をブンブン振り回しはじめながら、「りった」にドスドスドス!と大きな足音を響かせながら、「りった」に再び突進し始めた!

 ゴッチーーーーーーン!!

しかし、「りった」に難なく体当たりをよけられた池沼デブは、再び樹木に頭から激突した!

 「ぎょごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

耳を劈くような大声で叫んだ池沼ゆいは、頭を両手で押さえながら、フラフラと俯せに倒れてしまった。
すると、「りった」は素早く池沼デブのもとへ近づき、ゆいの体をガシッ!と左足で踏みつけた。そして、ゆいの髪の毛をグイッ!とつかむと、髪の毛をブチッ!ブチッ!と引き抜き始めたのである! 

 「ったく!きったねえ髪だな!!こんな髪、いらねえよな!!りったが一杯抜いてあげるぞ!!」

  ブチッ!ブチッ!ブチッ! ブチッ!ブチッ!ブチッ! ブチッ!ブチッ!ブチッ! ブチッ!ブチッ!ブチッ!
 「おんぎゃあああああああ!!!いぢゃああああい!!りった、てんてんいちゃい!!!やめちぇえええええええええええ!!」
 「ハハッ!きれいな10円禿ができたぞ、ゆい!あ、ごめんごめん10なんて数、お前にはわからないよな!」

  ドゴッ!!!

今度は鈍い音が俺の耳にも聞こえた。大声で泣き叫ぶ池沼ゆいを嘲笑っていた「りった」が、脂肪で膨れ上がったデブの脇腹に鋭い蹴りを入れたのだ!

 「んひいい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」

豚よりもおぞましく、かつ汚らしい咆哮をあげた池沼ゆいは、両手で地面の土を掻き毟りながら、ゴロゴロと転がっていく。

 ドゴッ!!!ドガッ!!!ドゴッ!!!ドガッ!!!

 「ぎゃおおおおおおおおおおおおお!いちゃい!いぢゃい!!りった、やめちぇええええええええ!!!」

舌足らずでマヌケな悲鳴をあげながら、池沼デブは地面の上をの上をゴロン!ボテン!ゴロン!ボテン!と、土にまみれながら転げまわって、「りった」の凄まじい蹴りから逃げようとしている。
しかし、逃げようとしても、りったの強烈なキックは、池沼ゆいの腹に容赦なく襲いかかる。
池沼ゆいの裸の上半身とオムツは土にまみれ、黒ずんでいる。ここからはよく見えないが、豚より醜く汚らしい顔も、涙・鼻水・涎、そして土でぐちゃぐちゃになっているに違いない。

 ドゴッ!!!ドガッ!!!ドゴッ!!!ドガッ!!!

 「ぽんぽんいぢゃい!!りった、ゆるちて!おしおきやめる!やめちぇよおおおおおおおおおお!!!」
 「許さねえよ!!私に死ねとか馬鹿とか言いやがって!いっぱいお仕置きしてやる!覚悟してね、デブゆいちゃん♪」
 「りった、もうやめちぇ・・・。ゆるぢて。。。りった、こわいでつ。。。うわーーーーーーーーーん!」
 「喧しい!!」

  ドガッ!!!!!!

「りった」のまるで積年の恨みが込もっているかのような踵落としが、池沼ゆいの鳩尾に命中した!!

 「ふんぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

ゴロゴロとデブのトドのように床を転げまわる池沼ゆいを、「りった」は足を使って仰向けにすると、執拗にブヨブヨの三段腹に蹴り入れ始めた。

 「社会のごみ!!池沼のくせに!!生意気なんだよ、テメエは!!」 ドガッ!!!ドゴッ!!! ドガッ!!!ゴッ!!!
 「おんぎゃ!!もぎゃ!!ぐぎゃ!!いちゃい!」
 「クズデブ!!穀潰し!!役立たず!!」 ドガッ!!!ドゴッ!!! ドガッ!!!
 「いちゃい!!ぽんぽんいちゃい!!うぇーーーーーーん!!」
 「私はこれから受験勉強で大変だっていうのに!」ドガッ!!!ドゴッ!!! ドガッ!!!
 「ぶぎゃああああああ!!びえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!うぎゃあああああ!!」
 「暢気に食っちゃ寝、食っちゃ寝ばかりしやがって!デブデブ太りやがって!!」ドガッ!!!ドゴッ!!! ドガッ!!!
 「んぎゃあああ!やーのお゛お゛お゛お゛お゛お゛! おちおきやめぢぇええええ!!!」
 「この糞もらし!!糞豚!!能無し!!」ドガッ!!!ドゴッ!!!
 「うぎゃ!!や・・・め・・・ぢぇ・・・、 ごめ・・・ん・・・な・・・だい・・・。う゛・・・う゛・・・、いちゃいよお。。。。。。」

口から吐いた血で三段顎を真っ赤に染めている池沼ゆいに対して激しい罵声を浴びせながら、執拗に暴行を加える「りった」の顔が、俺がいる場所からよく見えるようになった。
その顔は・・・、俺にとって見覚えのあるものだった。「りった」は、ぞっとするような歪んだ笑みを浮かべていた。ゆいの妹の「うい」が、姉に対して暴行を行っていた時と同じ笑いを浮かべているのだ。

そう、「りった」は池沼ゆいに惨たらしい暴行を加えることを楽しんでいるのだ!

俺は体が震えるほどの恐怖を覚えていた。「りった」の表情があまりにも醜かったから・・・、だけではない。
俺の心の中に、池沼ゆいが酷い目にあって泣き叫ぶのを見たいという、残酷な欲望が生じていることに気が付いたからだ。

俺は楽しかったのだ。快感を感じていたのだ。池沼ゆいが暴力の犠牲になっている姿を見ることに。

池沼ゆいが血にまみれ、泣き叫ぶ姿は確かに惨たらしかった。しかしながら、何故か同情を全くといいほど感じさせないのだ!同情を感じさせないのは、豚のようなブサイク極まりない顔、調子外れの声、舌足らずで幼稚な喋り、オムツ一丁の姿、そしてブクブクに太りきったデブな体があまりにもマヌケで滑稽であるからだろう。

しかし、それだけではない。池沼ゆいは、何故か見ているだけで心の底から苛立たしさ、そして怒りがとめどなく湧いてくるのだ!
だから、暴行されている姿を見ると、楽しさ、そして諸々のストレスが体の中からスーッと消えていくような快感を覚えるのだ!

なぜ、そんなことになるのか?
もしかしたら、池沼ゆいを見ていると、人間とは思えないほどの愚かさに、人間としての尊厳が冒されているような気分、自分の存在が辱められる気分になるのではないか?要するに、池沼デブは同じ人間に思えないのだ!人間とは別の不快で卑しい生き物―――、例えばゴキブリのような存在に思えてくるのだ!
だから、池沼ゆいが暴行を受けている様子を見ていると、ゴキブリをを叩き潰している時と同じような感情が心に生じてくるのかもしれない。。。

俺は池沼ゆいが発する「魔力」の虜になっている!他人の負の感情を引き起こす池沼ゆいの「魔力」に。。。

たぶん、いや間違いなく、「うい」や「りった」は池沼ゆいの「魔力」に既に取りつかれている!おそらく、池沼デブが発する「魔力」に取りつかれた人間は、この街にもっといるのではないか。。。

もしかしたら、初めて池沼ゆいに遭遇した時から、俺も「魔力」に取りつかれていたのかもしれない。
だからこそ、今日も逃げずに池沼ゆいの後をついてきたのではないか。。。そうだ。きっとそう違いない。
池沼ゆいが酷いこと―――、残酷な暴力を振るわれるのが見られるかもしれないと無意識のうちに俺は期待していたのだ!

俺は、平穏な日常の空間に、人間の醜くどす黒い感情がドクドクと溢れ出ている様に感じた。とてつもない恐怖を感じた。そんな恐怖と楽しさ、快感がごちゃごちゃに入り混じり、吐き気を催してきた俺の眼の前では、惨劇はクライマックスを迎えていた。「りった」が大きく足をあげると、池沼ゆいの鼻を激しい勢いで踏みつけたのである!

  ゲシッ!!!!!!!!!

 「びぎゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

池沼ゆいは、鼻血をブーーー!と噴水のように吹き上げながら、喉が壊れるような大声で絶叫した!

 「あひっ・・・・・・、げへえ・・・・・・・・・。」

豚鼻をつぶされた池沼ゆいは、おぞましい呻き声をあげながら、仰向けのまま両手両足をピクピクと震わせていた。やがて、その震えも止まった。地面の上に横たわる池沼ゆいの姿は、人間というよりも、生命のない巨大な肉の塊のようだった。

 「ちっ!気絶しちまったか!もうちょっと楽しみたかったのに!!」 

心の底から残念そうな表情で、吐き捨てるように「りった」は呟いた。

 「ま、どうせこの馬鹿はボコられたことなんか覚えちゃいないだろうし。。。」

ぶつくさ呟きながら、「りった」は、特に急ぐ様子もなく立ち去って行った。

「りった」の姿が見えなくなってから、どのくらい経っただろうか。森に夕闇が迫ってきていた。

俺は地面の上でくたばっているる池沼ゆいに向かって、足を震えでガクガクさせながら、近づいた。
池沼ゆいは白目をむいて気絶していた。潰れた豚鼻や口から噴き出た血で、池沼ゆいの顔全体と三段顎はトマトのように真っ赤だ。鏡餅のような三段腹、だらしなく垂れ下がった乳房、オムツ、水ぶくれの丸太のような足は泥にまみれて、黒ずんでいる。腹の周辺には、泥の間からたくさんの痣が伺えた。頭にできた10円禿は、不細工な池沼ゆいの顔をさらにマヌケなものにしている。
くたばっている池沼ゆいから、やや離れた地面の上には、スモック、涎かけ、制服、そして鞄が散らばっていた。

俺は憑かれたように池沼ゆいの無様な姿に見入っていた。池沼ゆいは実に惨めだった。
しかし、同時にオムツ一丁で倒れているデブの女の姿は、とんでもなく滑稽で、人間とは思えないような、腹立たしくなるほどの醜さがあった。

気が付いた時には・・・・・・、俺は右足を振り上げようとしていた。。。

と、その時だった。

 「ぶへぇ・・・・・・。」

何ということだろう!意識が戻りだしたのか、池沼ゆいが豚のような唸り声をあげながら、体をモゾモゾと動かし始めたのだ!!

 (いけない!!!)

次の瞬間、俺は眠りからいきなり覚めたようにハッ!とした。そして、振り上げた右足を下ろすと、脱兎のごとく神社の外へ駆け出した。

その晩、俺は飲めない酒をがぶがぶと飲んで床に就いた。

 (俺は踏み入ってはいけない領域に足を踏み入れようとしてしまった。。。)
 (俺は池沼ゆいの魔力からもう逃れられないのでは・・・。)

そんなことを寝床の中で考えながら、俺はいつしか眠りに落ちた。そして、豚の鳴き声をあげて地面を這いずりまわる池沼ゆいに対して、俺が笑いながら際限なく蹴りを入れ続けるという悪夢をたっぷりと見ることになったのである。。。

  =完=

   池沼唯SS第一保管庫 に戻る

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2016年12月23日 13:16
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。