池沼唯のお絵かき

池沼唯のお絵かき


唯は珍しく居間で絵を描いていた。

と言っても、池沼の唯が描く絵の酷さは想像以上である。
例えば、2、3歳児がクレヨンで画用紙にグチャグチャ描く絵よりも酷いのである。

しかし、唯はご機嫌で、いつもの様に意味不明な言葉を発して、よだれを垂らしている。

唯「ゆいはおえかき~♪ あう~♪あう~♪ キャキャキャッ!!」

絵を描いている唯はかなり興奮していて、涎や鼻水がいつも以上に垂れている。
唯が涎を垂らすのはいつものことなので、大抵よだれ掛けをしているのだが、よだれ掛けが何か分からず、いつも自分の服袖口で涎や鼻水を拭く。
そのため、唯の服の袖口は鼻水を拭いた跡で、テカテカと光っている。
その汚れが服にこびり付いているから、洗った服でも袖口はいつも汚い。

子供ならまだしもこれが18歳なのだから、立派な池沼である。
しかも、唯が普段着ている服は上下単色のトレーナーだが、胸元にマヌケな文字が書かれているため、それが一層唯の池沼さを表している。
ちなみに、今日着ている服には「おやつ ♥」と描かれている。
何とも意地汚い唯の有様を端的に表している言葉である。

もっとも、服を買ってくるのは憂である。
だが、憂は姉が重度の池沼であることを十分承知で、また良い服を買っても直ぐに汚くなるので、超安物の服で済ませている。

憂が胸元にマヌケな文字が書かれているのを選ぶのも、唯が迷子になった時のための対策である。
こんなマヌケな服を着ていれば、誰が見ても強烈な印象が残り、唯の捜索に役立つからである。

もちろん、池沼の唯には胸元に描かれている文字は読めないので、マヌケな文字が描かれていることなど全く知らない。


さて、唯はお絵かきをしていたが、自分の思うように描けず段々機嫌が悪くなってきた。

唯「う゛ーう゛ー!!」

唯は奇声を発し始めた。
自分の思うように行かないと、奇声を発するのもいつものことである。
もちろん、悪いのは他ならぬ唯本人なのだが・・・


唯「うーい!うーい!」

唯は憂に絵を描いて貰うように頼む。
しかし、憂は台所で夕食を作っていて、唯の声が聞こえなかった。

そこで、唯は台所に居る憂の所へ行って、直接絵を描くように頼む。

唯「うーい!うーい!絵かいてー!」
憂「何よーお姉ちゃん!煩いわねー。絵なら自分で書けばいいじゃない!」
唯「やー!!うーいが描くの!!」
憂「何でよー!私は今ご飯を作っているから、絵を描くことは出来ないわよ」

それでも、池沼の唯は一歩も引かない。

唯「やーだー!!うーい、いま絵をかくー!」
憂「だから・・」

と憂が言い始めたとたん、唯が喚きだした。

唯「うぇーーん!うぇーーん! うーいが、うーいがいじめたよーー!うぇーーん!」

突然、唯が憂のそばで大声で泣き叫びだしたので、憂は一旦食事を作るのを止めて、
唯のお絵かきに付き合うことにした。
これだけ喚かれると、もう池沼には何を言っても聞かない。

憂「お姉ちゃん、分かったわよー!ちょっとだけよ!」
唯「わーい!わーい!うーいとお絵かき♪うーいとお絵かき♪」

何とも現金な池沼である。


憂「で、何をすればいいの?」
唯「うーい、絵をかく!」
憂「お姉ちゃんは絵を描かないの?」
唯「あーう!」
 「うーい、じょーず!うーい、じょーず!」
憂「はいはい。で、何の絵を描けばいいの?」
唯「あ~う~・・・」

唯は少し考えていたようだが、ただ口を開けてバカ面をしていただけにしか見えない。

唯「あう!りんごー!!」
憂「分かったわ!りんごを描けばいいのね?」
唯「あーう!」

そう言って、憂は赤いクレヨンを取り出して画用紙にりんごの絵を書き出した。

唯「あ~う~~」

唯は憂の上手な絵に見とれている。
と言っても、憂は面倒臭そうに手を抜いて書いているのだが・・・


憂がりんごの絵が出来上がってきたとき、ようやく池沼唯にも絵がりんごだと認識できて唯は大喜びをする。

唯「うーい!じょーず!じょーず!」
憂「はい、お姉ちゃん!りんごが描けたわよ」
唯「わーい!わーい!りんご!りんご!」
憂「さあ、もういいでしょ?私はご飯作るから、台所に行くわよ」

憂がそう言って、唯の元を立ち去ろうとした時、唯は憂の服を掴んで引っ張った!

唯「うーい、だめー!だめー!」
憂「お姉ちゃん、いい加減にしなさい!!言うこと聞かないと、ご飯抜きよ!」
唯「あ~う~・・・」

唯は憂に怒られたが、納得が行かない様子である。


唯「うーい、もっかい!もっかい!」

唯は「もう一回だけ」と憂の服を掴んで叫ぶ。
しかし、唯が「一回だけ」と言いながら、その一回で止めた試しが無い。
当然、憂はそのことを良く知っている。

憂にとってクレヨンで絵を描くことなどなんてことは無いのだが、それでは唯の躾にならない!それどころか、唯は図に乗って益々わがままになる。
だから、憂も「はいはい」と単純に肯くことは出来ない。

憂「お姉ちゃん!いい加減にしなさい!」
唯「う゛ーう゛ー」

唯はまた池沼独特の奇声を発しだした。
しかし、今度は憂も妥協はしない!

憂「お姉ちゃん!騒ぐとお仕置きするわよ!」

憂は「お仕置き」という言葉で唯を脅す。
唯の我侭を止めるには、お仕置きという実力行使しかない。
憂は唯を睨みつけて、握り拳を作ってお仕置きするしぐさをする。

すると、流石の池沼唯もびびったようで、

唯「うーい!おしおきだめー!」

と泣き叫ぶ。

しかし、これがまた煩いw
完全に逆効果だが、憂自身もお仕置きをするのは面倒なので、もう一度唯に尋ねる。

憂「お姉ちゃん、どうする?」
唯「ゆい、おしおきやー! (>p<)」

唯は憂の質問の意味が理解できず、「お仕置きが嫌だ」ということで頭が一杯であり、それ以上考えることは出来なかった。

憂「もう・・・」

憂は呆れて言葉を失った。
だが、憂は夕食を作らねばならないので、こんな池沼の問答に付き合っている暇は無い。

憂は台所に戻ろうとしたが、また唯が騒ぎ出した!!


憂は唯の我侭にとうとうブチ切れた!

憂「もう!いい加減にしなさい!」

 パーンパーンパーン…


憂は慣れた手つきで、唯の両頬に往復ビンタを浴びせた!

唯「あぅ・・・」

いきなりビンタを食らった唯は、一瞬何が起こったか分から無かった。
しかし、自分が憂にお仕置き(往復ビンタ)を受けたことが分かると、途端に大声で泣きだした!

唯「うぇーーーん!うぇーーーん!」

しかし、池沼の泣き声は何かわざとらしく聞こえ、同情するどころか、益々腹立たしくなり、ぶん殴りたくなる。

憂「お姉ちゃん!どうする?謝るなら今のうちよ」

池沼の自業自得で、いつの間にかお仕置きが始まっていた。

唯「うぇーーん!」

唯はまだ声を出して泣いていた。
憂は焦れったくなり、もっと唯を懲らしめてやろうと思い始めた。

憂「そう…分かったわ。お姉ちゃんのご飯は無しね!」
 「いいわね?」

気が付いたら、憂はいつものように唯をつついて遊んでいた。
ここで、下手な返事をしよう物なら、唯は即タコ殴りに合うw

しかし、唯は池沼なため、同じようなお仕置きをしょっちゅうされているにも拘わらず、どうして自分が怒られているのか分からない。

ああ、池沼唯、哀れなり・・



唯はまだベソをかいていた。

唯「ムーヒック、ヒック (>p<)」

憂「もう!いつまで泣いているのよ!!早く謝らないと、本当にご飯抜きよ!」

憂は最後通告するも、結局、唯は泣いていたままで憂に謝らなかった。

憂「はい、時間切れ!お姉ちゃんの今日のご飯は無し!」

憂の「ご飯無し」という言葉を聴いて、唯は泣くのを止めて慌てて憂に聞き返す。
こういう所は、現金である。

唯「あーう!ゆい、ごはんなし?」
憂「そうよ、お姉ちゃんのご飯は無し!」
唯「う゛ーう゛ー」

唯は納得が行かず、また奇声を発する。
先程と全く同じ展開だが、池沼の唯には学習能力はゼロだから、同じ過ちを何度でも繰り返す。

しかし、憂はこんなバカな繰り返しに付き合って居られない。
だから、次に唯が騒いだらタコ殴りにして、唯を気絶させてしまおうと考えていた。
そうでもしないと、池沼のバカ問答に延々と付き合わされる羽目になる。
憂にはそんな時間的な余裕は無い。

憂「お姉ちゃんはご飯無いから、もう寝なさい!」

憂は唯を追っ払おうとしたが、唯がその言うことに従う筈が無い。

唯「やー!ゆい、まだねむくない!」
憂「じゃあ、絵の続きを描きなさい!」

そう!唯は絵を描いていたのだ!唯はその事をすっかり忘れていた。

唯「あう!ゆい、絵かくー (^p^)/°」

あれだけ騒いでいたのに…

憂はあまりにもマヌケな唯に呆れたが、唯が騒ぐのを止めたので由とした。


唯は憂に描いてもらったりんごの絵をじっと見つめている。

唯「あーうー…」

ボケーっと口を開けたままで、そこからよだれがポタポタと垂れる。
そのよだれが憂の描いたりんごの上に垂れた!

唯「あう!」

唯は何か閃いたようだw

唯はりんごをじっと見つめていたかと思うと、急に画用紙に描かれたりんごにかじり付いた!

唯「あ゛う゛!あ゛う゛!」

唯は画用紙に描かれたりんごを食べようと、画用紙をガリガリとかじり始めた。
唯は正にりんごを食べている気分である!

しかし、中々思うように食べられず、苦戦しているww

唯「あ゛ーあ゛ー!わ゛ーわ゛ー!」

激しい奇声を発しながら、必死に画用紙にかじりつく。
その激しい奇声は憂にも十分聞こえた。
その奇声はいつも以上に激しかったため、憂はちょっと唯の様子を覗いたら、唯が必死に画用紙にかじり付いているのが見えた!

憂はその光景に一瞬言葉を失った!
幾ら池沼の唯でも、必死に画用紙にかじり付いて、激しい奇声を発しているのだから…


憂「ちょ、ちょっと!お姉ちゃん!何やってんのよー!」

憂は我に返って、唯の奇行を止めようとするが、唯は憂の制止を無視して、画用紙をかじり続ける。

唯「あ゛ーあ゛ー!」
憂「もー!なにやってんのよー!」

唯は何かに取り付かれたように画用紙をかじっているので、憂の言うことなど聞こえない。


このような状況では口で幾ら言っても、唯は聞く耳を持たない。
となると、やはり実力行使である。

憂は取りあえず唯が画用紙をかじるのを止めさせるため、唯の顔を横から蹴っ飛ばした!
 ボコッ! ゲフッ!

憂は顔を狙ったのだが唯が動いたため、蹴りは顎下にヒットしてしまった。
ちょうど、アッパーカットのように・・・


予想外のクリティカルヒット!!

その勢いで唯は床に崩れるように倒れ込んだ。
そして、口から血を吐いて、そのまま気絶してしまった!

とあえず、目標である画用紙をかじることは止めさせることが出来たが、まさか気絶してしまうとは憂も予想外であった。

憂「もー!お姉ちゃんったら、また伸びちゃったのか・・・」
 「しかも、また吐いちゃってー。掃除する身にもなってよね!」

憂は唯が血を吐いて気絶してしまったことより、吐いた血の掃除の事しか考えていない。
憂にとって唯はその程度の存在であった。
もっとも、憂が唯の気絶に慣れたのも、唯を何度もお仕置きをした経験のお陰である。

今までの経験上、このまま放っておけばその内池沼は意識を取り戻すので、何の心配も要らない。
むしろ、唯が気を失っている今この時こそ、憂が自由になる数少ない時間である。

憂は上機嫌で、鼻歌まじりに自分の夕食を作り始めた。


一方、血を吐いて気絶した唯は、いつもの事とは言え哀れな姿である。
知らない人が見たら屍かと思うほどだ。
じっと動かず、口が開いたまま血を吐いて横たえていた。

しかし、唯の吐いた血を良く見ると、半分程の長さの赤いクレヨンが混じっていた!
どうやら、唯が画用紙をかじっている時に、りんごと信じてクレヨンもかじって飲み込んだ物のようだ。

それが、喉元でつっかえていたのが、蹴りの衝撃で飛び出たようである。

 ===完===

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最終更新:2016年12月23日 13:16
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