池沼唯の一人暮らし!?
平日。いつもにように唯はなかよし学校へ、憂は高校へ行き、いつもと変わらぬ日々を過ごしていた。
あの時までは。
唯の今日の授業は終わり、いつもにように唯は憂より先に家に帰っていた。
数時間後、憂も今日の授業は終わり学校の階段を下っていた。
すると次の瞬間、憂は階段で足を滑らせて転んでしまった!
梓「う、憂!?大丈夫!?」
憂「痛たた…」
純「念のため病院行こうよ」
憂「えっ…うん…」(お姉ちゃん1人で大丈夫かな…)
~病院~
医者「大腿骨を骨折していますね。後々悪化する恐れがあるので入院をお勧めします。」
憂「でも家にはお姉ちゃんが1人でいるんですけど…」(お姉ちゃんが池沼だなんて言えないしなぁ…)
(多分大丈夫だよね、、、)
しかし唯は重度の池沼。大丈夫なはずが無かった。
平沢家 PM20:30
prrrrr…
唯「あう!?(^q^)」
唯は重度の池沼なので電話など出られない、しかし、小さな奇跡が起こった。
唯「?ー?ー(°q°)」
ガシャンッ?
なんと唯は鳴り響いた電話が敵だと思い込み電話機をはたいたのである。
憂『お、お姉ちゃん!?』
はずれた電話機から憂の声がして唯は先ほどの事も忘れて憂に返事をした。
唯「あ、うーい!おそいでつ!うーいわるいこ!♪(^q^)」
憂『お姉ちゃん、あのね、私足を骨折しちゃって入院することになったの。しばらくの間お姉ちゃん1人で大丈夫だよね?帰ったらアイスあげるから。』 唯「アイス♪アイス♪ゆいまつでつ♪(^q^)」
憂『じゃあいい子にしててね』 ガチャン☆
数時間後
グ~
唯「まんま!ゆいいい子だから自分でつくるでつ!(=q=)」
唯「?ー?ー♪」
唯はいつもの憂の要領で冷蔵庫から卵やウインナーを取り出し、料理?を始めた。
唯「あうあー(^q^)」ビチャ
き、汚い?唯は手当り次第でつかんだボウルにぐちゃぐちゃの卵やウインナーなどをぶち込み手でかき混ぜている。さらによだれも垂れ放題という惨状…
これは料理にたいする冒涜ともとれるだろうww
唯「できたでつ♪(^q^)」
なんとこのカオスの具現化とも言える物体が完成らしい。
唯「あうあー(^q^)」パクリ
がリッ
「んぎゃ("q")」
唯は卵の殻を飲み込んでしまったのだ
唯「んひぃぃぃ、ゲホッゲホッ!(TqT)」
「おえぇぇ~」ゲロゲロ
こ れ は ひ ど い
憂が綺麗に管理していたキッチンがあっというまに惨状に様変わりである
唯(やっぱり外に食べに行こう!)
唯はいつも憂と行っているスーパーで食べ物を調達しようと考えた。当然唯はお金が必要なことなど知るはずも無い…
スーパー
唯「ついたれす♪(^q^)」
唯は学習能力というものがそもそもないのでいつもならば当然スーパーへの行き方など知る由も無いだろう。
しかし今日の生ける産業廃棄物は違う。
そう、食い意地と空腹の力で本能的にスーパーへたどりついたのだ。おそるべし池沼唯!
店員A「うわ~、あの池沼が来たよ…」
店員B「しかも今日は1人だぜ、早く出てってくれないものか…」
店員が嫌がるのも至極当然である。というのも唯はこのスーパーに憂とくる度に店に迷惑メールをかけ、憂のあたまを悩ませていた。
その時、唯は店員Aに狙いをさだめた。
唯「たべものはどこでつか?('q')」
店員A(おいおい勘弁してくれよ…でも追い返す訳には行かないしなあ。)
「あちらでございます。」
唯「ボー(°q°)」
店員A「お客様!?」
唯 「つれてって('q')」
店員A「はぁ!?」
流石に店員Aもこれには憤りを隠せない。そこであることを考えつく。
それではご覧いただこう。
店員A「ではwwwwwwついて来てwwwwwくださぁいwwww」
店員B「僕もwwwww行きますwwwww」
唯 「あうあーw(^q^)/」
こうしていけぬは何の疑いもなくノコノコとついて行った。
行き着いた場所は店内のボタン開閉式の障がい者トイレであった。唯にはもちろんこのボタンの仕掛けなど知らない。
店員A「オラッ?入れッ?」ドガッ
そう言って店員Aは唯の尻を蹴り上げ、トイレに押し入れる。
店員B「テラGJ」
唯 「あう!いちゃい!("q")」
店員A「ではごゆっくりどうぞ。」
ぽち ガー
唯「!?/(oqo)\」
唯にはなにもしてないのにドアが閉まって何が何だか分からない様子である。
唯「ここにたべものあるでつか?('q')」
唯はだらしない涎を垂らしながら食べ物を探すがここはトイレ、見つかるはずが無い。まあもっともいままでお漏らしばかりしていてトイレというものに縁が無い唯には仕方の無いことだがww
ようやくそのインスタントラーメン同然の唯の脳でも食べ物はココに無い、騙されたと気付く。
唯「あう!たべものない!うそついた!(`q')」
「おしおき!おしおき!」
などとしばらく怒りで暴れていたが。やがて
グ~
そう、唯はろくに夕飯を食べてないうえ、吐いてしまっていたので彼女の空腹感は最高潮に達していた。
唯「あう~…まんま~("q")」
いつも憂に殴られ、クラスメイトには虐められるなどの苦しみはあったが、空腹感という苦しみは唯は今まで味わったことがなかった。それは唯にとって堪え難いものである。
やがて唯は得意の池沼泣きをはじめる。
唯「びえぇ~ん!ゆいまんますいた~!うーい!うーい?」
御察しの通り、この池沼泣きは爆音であるが、店員Aの策略、トイレにはよく置いてある『音姫』が作動していた。こいつのおかげで店内の人びとは唯の池沼泣きの魔手から逃れることができた。
唯「びぇ~ん?びぇ~ん?うーい!うーい!たつけて~?("q")」
泣いているうちに体力も消耗品し唯はとうとう眠りについた。
朝
ガラッ
清掃員A「うわぁ?なんだこいつは?」
驚くのも無理はない、誰もいないはずのトイレに池沼が寝ていたのだ。しかし朝になってようやく出れるとは最後までボタンのしくみに気づかなかったのか…逆に虚しくなってくる次第である。
唯「あう?(θqθ)」
どうやらお目覚めのようだ。しかし、この池沼お姫様は早朝に起こされて機嫌が悪い様子。
唯「?ー?ー!ゆいねむい!ねかす!」
しかし開店前のトイレにゴミがある以上、清掃員としてはヤツを追い出さなければならない。
清掃員A「ここはトイレなんで開店前ですし、ご容赦下さい。」
しかしこの謙った態度に図に乗ったのか
唯「あう?」
「ゆるたない!あいすくれないとおきないでつ!」
清掃員A「はぁ?」
ここにきてこのタンパク質の塊にはいくら言っても無駄だと気付く。だが連絡先などこやつがわかるはずもない。
清掃員A「アイスはあとでね。いまは出て下さい。」
唯 「やー!いまあいす!ゆいまんますいてる?あいすあいす!」
そんなこんなで見せは開店してしまった。大変だ。客も入ってくる。
?「あれ?唯じゃねえか?」
そこに来たのは律だった。今日は日曜日らしく、朝食を買いに来たらしい。
唯「あー!りった!」
唯は清掃員から獲得したアイスでご機嫌な様子。
清掃員A「あなたはこのかたの知り合いですか?」
律 「あ?はい、まぁ。」
清掃員A「アイス代、払って下さいよ。」
そんなこんなで責任は律にとらされた。カワイソス
唯「りった、りった。ゆいまんまたべてないでつ!(^q^)/」
なんとこの池沼、朝食まで律に奢らせようというのだ。まぁもっともここまでの池沼ならこのくらいでは律はもう驚かない。そして律の怒りが頂点に達していることも想像に難しくない。
グ~
そのとき唯の腹が空腹を告げた。
ご存知唯は頭の方が簡単なつくりになっているので自らの空腹感はこの不快な音で思い出したのである。
唯「あー、りった、りった('q')」
律「…どうした唯。」
唯「ゆいまんますいた!ゆいずっとたべてない\(^q^)/」
律「まじかよ…憂ちゃんは?」
唯「ぅー、うーいかえってこない!わるいこ!」
律(とうとう憂ちゃんにも見捨てられたか…)
そういって律は特売のサンドイッチを唯に渡した。律は哀れみのあまり怒りなどとうに忘れていた。
律「んじゃ、私帰るわ。」
唯「 」
唯は食べるのに夢中で律の声などまるで聞こえてない。律は呆れた様子で踵を返した。
しばらく歩いたところで律は背中に気配(後に悪臭だと気付く)を感じて振り返る。
律「?」フッ
唯「^q^」
律「わっ?なんでいるんだよ!?」
唯「うーいいない、だからりったについてく(^q^)/」
律「ダメだダメだ、唯は家に帰れ。」
唯「やー!ゆいもいく!(`q')」
実はこのとき唯は(りっちゃん家に行けば食べ物には困らない!)などと考えていた。
律「いい加減にしろ、お前は帰れ。」
唯「やー!ゆいもいく!りっただまる!("q")」
律(困ったな…たしかこういうときは…でもなぁ…まぁ仕方ないか…)
パシンッ!
唯「!? (゚q゚#)」
唯は一瞬何が起きたのか分からなかった。
律「いいか、もう一度言うぞ。帰れ。」
しかしこの唯は律がて加減したため、このくらいの痛みなら慣れていた。
唯「やー!ゆいぶたない!ゆいもいく!("q")」
律「はぁ…ほんとに言っても分からないのか…」
律は唯がこんな有様でも唯を友達として大切に思っていた。それと同時に唯は周りに多大な迷惑をかけていることも知っている。しかし律は唯のチカラになりたいと思ってはいるのだ。
律(確か今日家族は帰り道遅いんだよな…)
「唯、ついて来なよ。」
唯「あう!ゆいいく!キャッキャッ(^q^)/」
律は唯の手をひくと、残り徒歩約十分の道を駆けて行く。
しかし当然唯は二分もたたずに。
唯「りった、ゆいちゅかれた!もうあるけない!(>q<)」
律は唯のこのようなサボり癖が嫌いだった。そこに律はついかッとなってしまう。
律「あと少しだよ。それとも帰るか?」
唯「ゆいあるけない!ゆいかえらない!りったまつ!(`q’)」
律「……」
律は何も言わずにもう一度唯の手をひき、歩き出した。
唯「りった、ゆいむり!(>q<)」
そんなこんなで律は家についたのであった。
唯はしばらく息を整えひぃひぃ苦しがっていた。
唯「んひぃぃぃぃ("q")」
やがて喋れるようになると。
唯「ゆいちゅかれた!りった、あいす!("q")」
律(困ったなあ、今までアイスきらしてんだよなぁ。冬だし。)
「すまん唯、アイス今ないんだ。」
唯「やー!ゆいあいすたべる!ちゅかれたからあいす!りったうそついてる!りったよこす!(`q*)」
律(これは暫く止まないなーw)
律はそう判断して唯を無視し始めた。
暫くすると、唯は手許にあったティッシュケースからティッシュをひき、バスバスとその行為を繰り返しはじめた。
律「お、おい!唯?」
律は大きめな声で言うと唯からティッシュケースとティッシュたちを引ったくった。
唯「おぼぇあ!?(°q°)」
唯はさっきまで律に無視されていたので、すっかり律の存在をわすれていた。それとティッシュの詐欺に夢中だったのと相乗してなんとも間抜けな声をあげたのである。
唯「?ー!りったゆいおどかす!('q')
だめ!ゆいびっくりした!りっただめ!(`q′)」
律「あのなぁ、ティッシュにそういうことしちゃ駄目だろ?」
唯「あう!ゆいてっしゆたのしい!ゆいもっとやる!(^q^)/」
律「駄目だ駄目だ。大人しくしてろ。」
唯「やー!ゆいやるー!?ー?ー!りったしーね!(`q′)」
律「我儘言うなら帰るか?」
唯「やー!ゆいかえらない!("q")」
唯は"帰る"という言葉に反応してぶんぶん手を振りながら渋々諦めたのであった。
律は唯の重なる勝手な行動に湧く感情を抑えながら昼ご飯そろそろが近いな、などと考えながらゲームをしていた。
間もなく唯の腹に住む空腹の銅鑼が昼をつげた。
グ~
唯「りった、ゆいぽんぽんちゅいた(^q^)」
律(どこまでも欲望に素直な奴だなw)
などと内心微笑んでいた。
律「わーったよ、今用意するからまってな。」
唯「ゆいいいこ、まつ(-q-)」
しばらく後
律「できたぞ~。りっちゃん得意の焼きそばだよ~ん。」
唯がもしも精神正常で生まれたならここで『得意なの焼きそばだけでしょ~♪』などと微笑ましい会話があったところだろうか。
律「ほら、食って良いぞ。」
唯「いただきまつ!(>q<)」
唯はしばらく律の気遣いの印であるフォークで焼きそばを食べようと試行錯誤していたが、やはり失敗に終わった。そう、唯は麺類がたべられないのだ。ヤツの不器用な手先ではとても麺を口まで持って行くことはできない。
唯「?ー!?ー!(`q′)」
律「どうした?」
唯「ゆいこれたべれない!ゆいあいすたべる!("q")」
律「何言ってんだ、馬鹿なこと言ってないでさっさと食べちゃえよ。」
唯「やー!ゆいあいす!あいすたべる!('q')」
律「いい加減にしろよ。アイスは無いよ。」
唯「あう!ゆいあいすたべる!りったうるちゃい!あいすよこす!(`q*)」
その時唯は焼きそばの盛られた皿を律に投げつけた。テーブルから落ち割れる皿、飛び散る焼きそば。
唯「やきそばいらない!ゆいあいすたべる!りったはやくする!(`q′)」
そう言ってまたしても唯は律にフォークを投げつけた。投げつけられたフォークは律の理性の器を無慈悲に壊した。
立ち上がる律。
唯「あう?('q')」
バキンッ
乾いた音が唯による騒音を束の間の静寂へ導く。唯は勢よく壁に打ち付けられた。その静寂が幻想であったかのように池沼はおぞましい咆哮をあげた。
唯「びぇーん?りったゆいぶった!りったやめる!ゆいぶたない!(×q×)」
律「お前に言っても分からないだろうけどな…もう我慢できないよ。」
唯「びぇーん?りったのばーか!しーね!("q")」
律「うるさいっ?」
ドゴォ!
今度は律が唯の顔面に膝蹴りを喰わせた。
唯「びーー??いちゃいー?りったぶたない!("q")」
一方唯は自分はアイスが食べたかっただけなのになぜこうして殴られているのか全く分かっていない。この学習能力の無さには同情すら湧くほどである。
唯(なんでりっちゃん怒ってるの!?アイス食べたいよ…)
律の方はまだ怒りを露わにしていた。
律「お前はッ!」パシンッ!
唯「あうっ!("q")」
律「いつもっ!」ダンッ
唯「あぐぅ!("q")」
唯の顔は腫れ、鼻血が飛び散り、酷い有様だった。
律「はぁ、はぁ。」
唯「んひぃぃぃんひぃぃ(×q×)
りったゆいぶたない!りったわるいこ!うーい!うーい?たつけて!("q")」
律の治まりかけていた怒りをこの発言が再び呼び戻した。
律「ふざけんなッ?」ドガッ!
横たわっている肉塊のわき腹を律はけりあげた。
唯「んぎゃっ!(×q×)げほっげほっ!("q")」
唯は咳き込み苦しがっていた。これらはいつもならとうに気絶している痛みだが今までは極度のパニック状態にあるため、気絶すらできなかった。
唯「りった、いちゃい!ゆいいちゃい!ご、ごめんなたい!ごめんなたい!("q")」
律「お前なんか出てけぇっ?」
グサッ??
なんと、そういって律は唯によって投げられたフォークを唯の右肩に突き刺した!
唯「んぎゃぁああぁぁあ???? ごめんなたい!びーーー!」
そう言って唯はボロボロの体に鞭を打って律の家から逃げ出した。
律は暫く虚空を仰いでいた。
律「ごめん…唯…」ギリッ
律は自らの手を強く握り、激しい自己嫌悪に陥っていた。
一方のこと唯は目の前の恐怖から必死で逃げていた。動物の本能とは凄いものでさっきまで『ゆいあるけない!("q")』などと言っていた唯が今は決死の形相で走っている。
唯「んひぃぃぃんひぃぃ("q")」
唯はとりあえず我武者羅に走っていて方向など気にしていなかったが、運よく家の近くにある公園に辿り着いた。
唯「あう~( ×q×)」
唯は知っている場所に安心し、一先ずここで休憩することにした。
公園にはいつも唯が追いかけている犬がいた。しかし今は相当の痛みと恐怖と疲労のためかただ横たわるのみだった。
そこで犬はいつも追いかけられている仕返しをしようとせんばかりにこちらに向かって来た。
唯「あう、わんわん('q')」
しかし犬の様子に気付いた時は遅かった。
ガブ
唯「びぃーー!!いちゃーい!わんわんだめ!("q")」
わんわん「(∪^ω^)わんわんお!」
犬は唯に追い討ちをかけるようにフォークの刺さったままの右肩に噛みついた。唯は精一杯のちからでのたうちまわった。
そのなんとも醜い動きに驚いたのか犬は逃げていった。
唯「わんわんいった、ゆいかった(^q^)」フンス
唯がふたたび横たわると右肩のフォークが抜け落ちた。
唯「 」
不意に襲って来た痛みに唯は気絶してしまった。
数時間後
唯「あーう(°q°)」
お目覚めのようである。
ブー プスー
唯は寝起き一番の屁をこいた。
皆さんお気付きだろうか、唯は昨日憂が入院してから一度も排便していない。それは唯は人一倍食料を欲するのに食べたのが律に貰ったサンドイッチだけだから当然うんちも出ない。
同時に唯は空腹を思い出した。この空腹は、いつもの数倍の強さであって、単細胞には堪え難いものだった。
唯「あう、ゆいおうちかえる("q")」
唯は足を引きずりながら家へと向かって行った。
やっとのことで平沢家
唯の空腹と疲労は最高潮にまで達していた。唯は家についたものの憂が入院していることなど覚えているはずがない。
しかし、唯は家に帰れば憂がなんとかしてくれる、そう思っていた。
唯「たらいまー!たらいまー!!(^q^)/」
………
唯「うーい?たらいまー!うーい!たらいまー!(°q°)」
もちろん応答はない。ゆいは半ばパニックに陥っていた。
当然であろう。
唯「うーい?うーい!たらいまー!ゆいぽんぽんちゅいてるー!('q')」
何度呼んでも返事は無い。唯は半泣きで家を捜索していた。
唯「うーい!うーい!!うーいへんじするー!("q")」
「びぇーん!!うーいいないー!!びぇーーん!!(>q<)」
しばらくすると唯は憂の捜索を諦め、食べ物を探しはじめた。
唯「あーう!まんまどこでつか?でてきてくだたい!("q")」
ここで一つ皆さんには思い出して頂きたい。唯は家を出る前料理(?)をしていたこと。それを盛大にこぼし、ゲロまで吐いたこと。
その現場、台所にはそれらを食べにきた蟻やゴキブリが湧いていた。
幼少期唯はザリガニを捕食目的で獲っていた。今回の蟻やゴキブリも例外では無い。
唯「あー!ありたんとごきたん!いいこでつねー、いただきまつ!(^q^)/」
なんと醜い光景。唯はボリボリと、ピーナッツでも摘まむように蟲を手で掴み、口に運び、咀嚼して、呑み込んでいる。
唯「んまんま(^q^)/」
クチャクチャ
数分後、常人もとい健常者なら目を覆うほどの数の蟲を全て平らげてしまった。
唯「ごちとーたまでつ!♪(^q^)」
2日間も放置されていただけあって台所の汚れは全て蟲たちが掃除していてくれたようだ。
唯「ゆいつぎはあいすたべたいでつ(^q^)」
空腹が満たされ、気分が良くなった唯は、憂が居ないことをいいことに好き勝手ほざきはじめた。唯は、憂がいつもアイスをくれるときに大きい箱(冷蔵庫)のところに行っていることを知っていた。
早速唯は冷蔵庫のところまで行き
唯「ひらさわゆいでつ18さいでつ!(^q^)」
「なかよし学校のすみれ組でつ!(^q^)」
「あいすおもらいにきまつた!(^q^)/」
言葉にだすのも切ない…唯は冷蔵庫に自己紹介を始めたのである。
もちろん冷蔵庫から応答はない。
唯「あーう?あいすやたん?あいすくだたい(°q°)」
………
唯「むー!あいすくれないでつかー!?おしおきでつよー('q')」
………
唯「むー!あいすやたんわるいこ!おしおき!(`q′)
ビッタァン!!
そう言うと唯は冷蔵庫に向かっていつもの憂の様に平手打ちをした。
しかし冷蔵庫からの反作用で痛がっているのはむしろ唯だった。
唯「?(°q°)」
「あう!て、いちゃい!あいすやたんやめる!("q")」
馬鹿みたいに強く叩いたせいで結構痛がってたみたいだ。
唯「むひー!('q')」
どっがあん!
唯は半泣きで冷蔵庫に頭突きをした。
しかし、やはり痛い。
唯「ゆいまけない!(`q*)」
どがあん!どっがあん!
その後も唯は頭突きを続けた。いつしか唯の額から血が滲み始めていた。
唯「あーうー…("q")ゲフッ」
バタン
冷蔵庫は無傷なまま唯は気絶してしまった。
病院
医者「憂さん、明日には退院できますな。」
憂 「今までありがとうございました。」
(お姉ちゃん元気にしてるかな。)
翌日
ガチャ
憂「ただいまー、お姉ちゃん元気にしてた?」
変だ。
いつもなら大喜びで迎える唯が来ない。
憂は訝しげに思い、家を探してみると、家が全く散らかっていない。さらに台所では唯が冷蔵庫の前で頭から出た血が乾いたまま倒れているではないか。
実は唯はあの後、蟲を捕食したものの空腹のあまり約24時間気絶したままだったのだ。
しかし憂の反応は意外だった。
憂「良かった~、お姉ちゃん元気そうで♪」
あぁ哀れなり池沼唯、憂はこの程度の傷なら元気と見なしたようだ。
憂「お姉ちゃん起きて。そこにいたら邪魔だよ。」
ブープスー
唯は寝屁で返した。
ぷちん
憂「いいかげんにして!」
バチン!
唯「びーーー("q")」
==おしまい==
最終更新:2016年12月23日 13:18