池沼唯の映画館

池沼唯の映画館


憂「もしもし純ちゃん!?ごめん!お姉ちゃんが駄々こねててちょっと遅れるから!」

ここは平沢邸。どうやらおしゃれに着飾った憂が姉を説得しているようである。
憂は様子を見る限り、友人と映画を見に行くようである。
ちょっと様子を見てみよう

憂「わがまま言わないでよお姉ちゃん!これから行くところはいい子が大人しくしてなきゃダメなの!!」
唯「ゆいいいこ!(^q^)/」
憂「いいから、お姉ちゃんはついてきちゃだめなの!」
唯「うーいばっかりずるいれす("q")」
憂「帰ってきたらアイスあげるから!」
唯「いや!いくのれす("q")」
憂「」

どうやら憂も八方ふさがりの様子である。
いつもなら「お仕置きするよ!」と言えば良いのだが、今日はそれが言えない状態にある。
まずおしゃれをしているために、服装や髪型を崩したくないのがまず一点。

万が一唯が「お仕置き」に引き下がらなかった場合、今日の憂はお仕置きを上の理由でお仕置きをしないだろう。
するとこの池沼唯は調子に乗ってお仕置きを怖がらなくなってしまう。それが二点目である。

なによりも純や梓との約束の時間に遅れそうなのだ。お仕置きには時間も体力も必要とする。
今の憂は池沼のために無駄な時間や体力を使いたくないと思っていた。これが三点目である。

いつもはアイスを餌にすれば大人しく言うことを聞くはずの唯が、こんな時に限って言うことを聞かないのである。

しかしこの池沼唯にとっても池沼なりの考えがあってこその行動であった

~~~~~~~~~20分前~~~~~~~~~
憂「お姉ちゃん、お留守番よろしくね」
唯「あう?(^q^)」
唯(あれ?憂がおしゃれしてる!)
唯(どうしたんだろう・・・。)
唯(わかった!アイスを食べに行くんだ!)
唯(おしゃれしてるんだから間違いない!)

唯「ゆいもいくーーーーーーーーーーー!!(^q^)/」
憂「え!?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

おしゃれをしている=アイスを食べに行く

という発想。常人には理解できないだろう。
しかし年中アイスのことしか考えてない唯にとってみれば当たり前のことなのだ。
同じ年頃の女の子たちは、
おしゃれ=男の子とのデート  や
おしゃれ=友達とお買い物

といったことを考えそうなものなのだが、この池沼にはそのような発想はないらしい
あぁ、こんな馬鹿げた考えにつき合わされている憂がかわいそうでならない

憂「お姉ちゃん。本当に大人しくするのね?」
唯「ゆいいいこれす(^q^)/」
憂「わがまま言わない?」
唯「あーーう(^q^)」
憂「しょうがないな。まったく・・・」

pppppppppp
憂「もしもし・・・。あ、純ちゃん・・・。ごめんお姉ちゃんも連れて行くね・・・。本当にごめん・・・」

どうやら憂は唯を映画館に連れて行くようである。
「姉を信用したい」という気持ちがあるからなのだろうか。今までその期待は散々に裏切られてきた
それでもどこかで信用し続ける憂の姿勢には、池沼な姉に対する憂の愛情を感じることが出来る。

梓「ういーこっちこっち!」
憂「ごめんねー待たせちゃって・・・」
純「いいってことよ!」
唯「あずなん、じゅんちゃ(^q^)」
憂・梓・純「・・・・・・・」
憂「お姉ちゃんか来るって言うこと聞かなくて・・・。ごめん。」
純「・・・・・まあいいよ。今日は楽しまなきゃ!!ね!梓」
梓「あ、うん!そうだよ!!憂だってたまには楽しまなきゃ!」
唯「あう~!ゆいえいが~!(^q^)」

重苦しい空気が広がる。折角楽しみにしていた映画に池沼がついてきてしまったのだ。
憂がいるからある程度安心ではあるが、当の憂は嫌な予感がしていた。
唯が興奮しているのだ。
唯は興奮しているときは、よだれを大量に垂らしながら、妖しい歌(独り言)を口ずさむ。
まさに今はこの状態。ここで家に連れ戻そうとしても大声で泣き喚いてしまうのでもう後戻りは出来ない。


純「この映画でいいよね?」
梓「いや!絶対こっちだって!全米が泣いたラブストーリーだって!」
純「えーーーアクション映画だって!」
梓「憂はどっちがいい?」
憂「う~ん・・・。お姉ちゃんがビックリしないためにラブストーリーかな・・・。」
純「・・・・・・」
憂「ごめんね・・・・。」
純「いいのいいの!気にしないで!!」
唯「あ~う~えいーがえいーが(^q^)」

映画一つ見るのにも唯への配慮が必要だ。ただ純や梓は唯への理解や憂への友情がある。
それが唯一の救いだろう。唯はそんなことも知らずに一人はしゃいでいる。
唯のような重度の池沼の介護で報われないのはそのような部分だろう。
唯への気遣いや世話は人一倍しなければならないのに、本人はお礼はおろか何をされているのかもすら分からないのだ。
そのような虚しい介護を続けてきた憂は大変だっただろう


純「始まったよ!始まった!!」
梓「純!うるさいよ!」

映画が始まった。
ロックミュージシャンの彼とその彼女のラブストーリーである。
ジャ○ーズの人気アイドルが主演ということもあり、憂たちのような女子高生やカップルで来ている人たちも多くいた。
幸運なことに池沼は、はしゃぎつかれて寝てしまったようだ。
ちなみに座席順は
  ←他人  梓  純  憂  唯  廊下
と、なるべく池沼が周りに迷惑をかけないようにしたのだ。
憂の隣では唯が涎を垂らしながら眠っていた。どうしてもこの池沼は眠っていても人に迷惑がかけたいのか大いびきをかいている。
周りの人は苦情の一つでも言いたいのだろうが、池沼と係わり合いになりたくないためか、黙ってくれている。



ストーリはー序盤を通り越して中盤に入った。
中盤では恋愛映画にありがちな二人のケンカである。彼氏がNYに行くと言ったことからケンカが始まるシーンである。

     なんでNYになんか行くの!?
     本場のロックを肌で感じたいんだ!
     そんなの日本でも出来るじゃない!
     うるさい!!        ガシャーン
     キャッ!

彼氏が感情的になってテーブルをひっくり返してしまう。
ああ・・・何ということだろう・・・
その食器の割れる音に驚いた唯が目を覚ましてしまったのだ!

唯「あう?('q')」
憂「どうしたのお姉ちゃん?」
唯「うー!!("q")」
唯「こらー!だめー!ゆいおこす!うるさい!だめー!("q")」

そう言って唯は大騒ぎを始めてしまった。
憂は必死に止めようとするのだがそんなことはお構いなしである
唯「むふぅ~!!("q")」

ついに怒った唯は立ち上がった!
その唯に向かってカップルの男性が文句を言う

男「おい!うるせーぞ!映画が聞こえねーじゃねーか」
憂「お姉ちゃん、お願い。いい子にしてたらアイス買ってあげるから!」
唯「あーいーすー(^q^)」
憂「ね、だからお姉ちゃん。座って静かにしてね」
唯「ゆいいいこにつるー(^q^)/」

なんとも現金な池沼だ。
先ほどまで怒っていたことなど忘れてアイスに大喜びである。
ここまで来ると呆れを通り越して呆然としてしまう。周りの人たちもあきれ返っているようだ。

いよいよ映画も終盤に入ってくる
ここまでの数十分間、奇跡的に池沼ちゃんはほとんど※トラブルを起こしていない!

※もちろん唯は「う゛ーう゛ー」、「あ゛ーあ゛ー」と奇声を発しているのだが、それはいつものことなので数えていない。

池沼は池沼でしっかりと自分の損得を考えた上での行動だった。

唯(これが終わったら憂はアイスをくれるんだ!)
唯(こんなに待ったんだし特大のパフェ!)
唯(早く終わらないかなぁ)

アイスの事を考えている唯は際限なくよだれを垂らす。
そもそもパフェなんて誰も言ってないのに、勝手に決めてしまうところが唯の意地汚さが出ている
大好きなアイスのことなどの自分の好きなことしか考えられない。
これは池沼というより怠惰と言ったほうがいいだろう。
実際、唯はひらがなすら読むことが出来ないし、簡単な計算すら出来ない。
重度の障害を持っていたとしても、やる気があればそのくらいのことをこなす子は少なくない。
そんなことだからなかよし学校の先生に見捨てられてしまうのだw
そして池沼のよだれは「ミルクガール」と間抜けな言葉が書いてあるトレーナーを容赦なく濡らす。
一部は床にまで垂れて池沼よだれの水溜りを作っている。
胸の間抜けな文字と合わせてこれぞ池沼!といった風情だ

本当にlazyでcrazyな池沼は救えない。

ついに映画はラスト。感動のライブシーンだ。
純や梓はもちろん、憂でさえもここまでくれば大丈夫だと思っていたのだろう。
憂にしてみれば予想以上にうまくいっており、まさか最後10分でなにかをやらかすとは夢にも考えていなかった
しかしここで流石は池沼唯!
またもや憂の期待を大いに裏切るのだ!


場面は大きめのライブハウス。NYに飛び立つ彼を見送りに、彼のファンはもちろん彼女もこっそり駆けつけて見守っているというシーン。

  彼  いよいよ最後の曲となりました。
     NYに言ってもお前らのことは忘れねーぜ!
           観客 いえーーーい!!
  彼  この曲は最愛の彼女に贈ります・・・
彼女 えっ・・・

画面の中ではテンポのいい音楽に合わせ彼が歌う。
そして二人の中には走馬灯のように楽しかった日々が思い出され・・・。
ついにサビに入るというそのとき!!

唯「うんたん♪うんたん♪うんたん♪(^q^)/」

なんということだろう!
突如にして唯が立ち上がりうんたん♪を始めたのだ!
うんたん♪とはなかよし学校で行われている音楽に合わせカスタネットを叩くというものである。
リズム感を養い友人との協調性を育むという趣旨で行われているのだが
唯はお世辞で先生に褒められてからうんたん♪をところかまわずしてしまい、友人との協調どころではなくなってしまっている

池沼唯は憂の期待を裏切っても我々の期待を裏切らないw
そのうんたん♪を映画館で・・・。さらに最大のクライマックスでやってのけたのだ!

あまりのことに憂は動けなかった。
唯が予想以上に大人しかったのもあったし、久しぶりの映画を楽しんでいたからでもある。
しかしなによりも最後の最後で自分の期待が打ち砕かれたことにショックを受けていた。
姉の池沼は多少は改善されているのではないか?
中盤、大人しかった姉を見て少しでも期待した持った自分が情けなくなる。結局なにも変らない、いやむしろ退化しているのではないか。

男「いい加減にしろよ!」

後ろからの怒声で憂は我に返る。

憂「お姉ちゃんやめなさい!」
唯「むー("q")」
唯「ゆいうんたん♪する("q")」
唯「うんたん♪うんたん♪うんたん♪(^q^)/」

そのとき、憂の中で何かがはじけた。
この池沼を期待してはダメだ。
いけないことといい事を動物のように教え込むしかないのだと。

バシーーーーーーーーーーン!!

憂はエンドロールが始まってもなお大興奮でうんたん♪をする唯を容赦なくひっぱたく。
唯が泣き声をあげる間もなく次の一発。そして次の一発。さらに次の一発と。

気付くとそこには頬を真っ赤に腫らし気絶した唯と、鬼のような形相の憂しか残っていなかった。

 (^q^)おわり(^q^)

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最終更新:2016年12月23日 14:08
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