池沼唯の腹痛

池沼唯の腹痛


朝7時半過ぎ。
唯の通うなかよし学校のバスは8時10分頃に来るので、いつもの唯は起きて準備をしている。
しかし、今日の唯はまだ寝ていた。いつもは憂が唯を起こし行くのだが、今日は憂も寝坊してしまった!
憂は慌てて朝食代わりにパンを焼き、唯を起こしに行った。

憂「もー、お姉ちゃんたら!私が起こしに行かないといつまでも寝て居るんだから!」

憂は愚痴をこぼしながら唯の部屋に行く。

しかし、唯の部屋に入ったら、強烈な臭いが漂ってきた。
しかも、唯は「ひーひー」と苦しそうなうめき声をあげていた。
確かにいつもの唯とは違い、苦しそうであった。

憂「お姉ちゃん、どうしたの?」

唯「んひーんひー ("q")」

憂が尋ねても、唯の返事は無く「ひーひー」苦しがって、うめき声を発するのみである。ふと唯の周りを見るとゲロを吐いた跡が2,3箇所あり、これが強烈な悪臭を放っていた原因あった。
憂はこのゲロを見て、また異物を食べて腹痛を起こしたんだと即座に思った。

というのも、これまで唯は度々異物を舐めたり飲み込んだりして、激しい腹痛を起こした事が何度かあった。
ペットボトルの蓋に始まり、犬の糞やドブの汚水を食べている!
一円玉を飲み込んだ事もあった…


唯はその都度、激しい腹痛に襲われ、医者の世話になり、異物の除去手術を受けて居る。
しかし、池沼の唯には異物を舐めたり飲み込んだりする事は直らなかった。まさに学習能力ゼロの池沼である。

憂は、また池沼の手術に付き合わなければならないのか、と思いうんざりした。
しかし、このまま唯を放っておくわけにも行かず、憂は直ぐに唯を病院に連れて行くことにした。

憂「どう?お姉ちゃん?」
唯「んひ~んひ~("q")」

憂「どこが痛いの?」
唯「ゆぃ、ぽんぽんいたい!! ("q")」

憂(やっぱり…)

憂の予想通り、唯は激しい腹痛に襲われているようだ。
また何か汚物でも食べたのだろう…

しかし、また繰り返しとは、全く進歩の無い池沼である。

憂「お姉ちゃん!いま救急車呼んで、直ぐに病院に行くからね」

唯「ぁ~ぅ~」

唯は激しい痛みをこらえて、何とか返事をするが、今にも死にそうな声である。いつものバカ騒ぎをする池沼さんも、腹痛には流石に堪えたようである。

一方、憂は直ぐに救急車を呼び、唯を病院に連れて行く準備をする。
恐らく、入院することになるだろうから、少し準備が必要だ。
憂は唯を起こそうとしたが、とても起きられる状態ではなかった。

しばらくすると救急車のサイレンが聞こえ、平沢家の家の前に止まった。救急隊員が来て、担架で唯を部屋から運ぶ。

唯の部屋はゲロなどの何とも言い表せぬ悪臭が漂っている。これには、百戦錬磨の救急隊員ですら、烈な臭いに一瞬ひるんだ。
しかし、次の瞬間には唯をあっさりと運びだし、救急車に乗せ病院に向かった。流石はプロである。
恐らく、通常の人ならこの悪臭の下では、貰いゲロを吐いてしまうだろう・・・

池沼を運びだすとは、それ程過酷な任務である。

さて、救急車には憂も一緒に乗り込む。
「うーうー」唸って苦しそうな唯を見て、多少不安になってきた。
というのも、今までに見たことの無い苦しがりようであったからだ。

憂「原因は何かしら…、何か悪い菌かウイルスでも飲み込んだのかしら…」

唯は以前、犬の糞や1円玉を飲み込んでやはり腹痛を訴えたのだが、その時はここまで激しく苦しがって居なかった。
1円玉を飲み込んだ時は、結局、腹を切開しての大手術だったが、その時は一人で歩けた。

しかし、今回の唯はその時とは比べ物にならない程の痛がりようである。憂もこれは演技とは思えず、本当に唯が苦しんでいたことに大いに心配した。

憂は、池沼な唯に毎日手こずらされて

「お姉ちゃんなんか、居なくなればいいのに!」
と思ったことはあるが、いざ唯が本当に死にそうな状況では流石にそうは思わない。

唯はまたうなる。

唯「あひ~あひ~ ("q")」
 「うぇ~うぇ~!! ゲロゲロゲー」 ビッチャー

唯は、救急車の中でまた吐いてしまった!

憂「お姉ちゃん……大丈夫?」

いつもなら、唯がゲロを吐いたら引っぱたいて叱責するが、状況が状況だけに、流石の憂も姉・唯の初めて見るような苦痛に心配している。

一方の唯はゲロを吐いた後、また激しい痛みが襲って気絶してしまった。

憂「あぁ…お姉ちゃん…」

憂はうろたえた。こんな唯は見たこと無い。
その時、憂は救急隊員から質問を受けた。

隊員「えっと、平沢唯さんですけど、罹り付けの病院はありますか?」
憂「ええ、桜が丘総合病院ですけど…」
 「姉は大丈夫なんですか!どうですか!」

憂はうろたえて、救急隊員にすがる思いで尋ねた。
しかし、隊員からは意外な答えが返ってきた。

隊員「恐らくつわりが激しいのでしょう。私の立場では断定は出来ませんが…」
  「それで、唯さんは、今までこのような状況はありましたか?」

憂は救急隊員からの質問よりも、「原因がつわりではないか?」という言葉に全く納得が行かなかった。

憂「つわりって、姉は妊娠はしていません!!このような池沼ですし、付き合う相手など居ません!」

憂は救急車の中で必死に否定した。どう考えても、池沼の唯が妊娠などありえない話だ!
このように池沼で異性との付き合いは愚か、そもそもセッ○スの遣り方なんて知っているはずが無い!

憂はうろたえながらも、つわりは断じて無い!と頑なに信じた。

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救急車は目的の桜が丘総合病院に着き、緊急外来として唯はそのままベッドに寝かせられたまま、病院の中へ入って行った。
もちろん、憂も一緒について行った。

しかし、行った先が、産婦人科であった!
そのことが憂を猛烈に不安にさせた。

憂「えっ!?なんで?どうして?どうして、お姉ちゃんが妊娠しているの??」

憂は未だに現実を受け入れられないが、まだ妊娠していると決まったわけでは無い。単に「妊娠の疑いがある」というだけではないか!
憂はその疑いが間違いであることを、必死に祈った。

しかし、現実には産婦人科の医師が緊急に運ばれてきた唯を診察しようとしている。
しかも、救急車の中での苦しがり方やゲロの吐き方の報告を受けて、「つわり」であることに間違い無いというような感じである。

憂は唯の付き添いとしてベッドの横に居たが、憂自身が相当狼狽している。

医師「では、早速唯さんの状況を調べます」

産婦人科の医師は憂に診断の説明をして、早速、唯の腹部をレントゲンやCTスキャン等で調べ、実際に妊娠によるつわりであるかどうか、検査が始まった。

憂はその間椅子に座って待っていたが、未だに何がなんだが理解ができないでいる。

憂「お姉ちゃんは、変な物を食べただけでしょ!?妊娠なんかしている筈はないわよ!」

そう自分に言い聞かせるが、現実に行われているのは妊娠の状況の把握の検査である。

色々と検査をしたが、やはり唯は妊娠をしていることが分かり、大体妊娠3ヶ月目ということであった。
そして、唯の激しい痛みや吐き気は典型的な「つわり」の症状であることも分かった。

つわりとしては、標準的よりやや強い状況だが、唯が無知のためつわりを緩和させる手立てなど何もしていないため、余計に酷くなったのだろうと言うことであった。
なお、胎児は無事健康であることも分かった。

医師はその旨を憂に、写真や図を使って丁寧に説明した。
唯のレントゲンには確かに胎児の影がしっかりと映っており、他の検査結果でも妊娠している証拠を示していた。
しかし、憂はそれでも納得が行かなかった。

憂「先生!これは何かの間違いです!姉はこのような重度の池沼ですし、生理不順で到底妊娠出来る体ではありません!」
 「それに、姉はセッ○スなんて知りませんし、強姦された様子もありません!」

憂は泣きながら必死に訴えた。

先生「まあ落ち着いて下さい。唯さんの過去がどういう状況にあったのか知りませんが、私どもが申し上げられるのは『唯さんは現在妊娠3ヶ月』ということです。
これは間違いありません。もし疑いを持たれるのなら、他の医療機関で調べてもらって構いません」

産婦人科の先生は、検査結果に基づき、分かったことだけを冷静に述べた。
しかし、現実を受け入れるというのは、人にとって過酷な行為であることがある。
今回の憂もそうだ。
(何もしらない池沼さんが一番幸せかもしれないw)

憂「す、すみません。別に検査結果を疑う訳ではありません。」
 「しかし先生!私には、姉はどうして妊娠しているのかが、全然分からないのです。
 あのような障害を持ちながら、どうやって妊娠したのでしょうか?そして、相手は誰なのか…」

先生「う~ん、どうして妊娠したのかという状況などは分かりませんが、唯さんはきちんと妊娠するだけの身体的能力は備わっているということでしょう。
 しかし、今後胎児が無事に成長するか否かは、分かりません。」
 「逆に、心身健康であっても、何故か妊娠出来ない方も大勢居ます。」

憂「…」

先生「もし、唯さんが強姦等で襲われたとお考えであれば、警察の方へ捜査の依頼をして下さい。私どもには捜査の権限はありませんが、胎児の父親に関するDNA鑑定などの検査や情報の提供には強力いたします。」
 「残念ながら、唯さんのような障害者は遊び半分で狙われてしまうのは事実です。うちにも以前、同じ様な患者さんがいらっしゃいましたし…」

憂「あ、ありがとうございます」

憂はお礼を言って出た。

先生の話では、胎児のDNA鑑定等で父親は誰かが分かるというが、それは唯の症状が落ち着いてからでないと唯の生命が危険だと言われた。

唯が妊娠していたのは分かったが、唯の体力がかなり弱っているためしばらく入院することになった。そのため、憂もその付き添いで病院に泊まることにした。

憂「お姉ちゃん……なんで?どうして、お姉ちゃんは妊娠したの?」

憂はこの問いを自分自身に投げかけながら、病院のベッドで眠れぬ夜を過ごした。

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最終更新:2016年12月23日 14:30
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