発達の原理
①連続性:発達は連続的、漸進的な変化である。
②順序性:発達には一定の順序がある。
・這う→立つ→歩く ・喃語→単語→語文
③個人差:発達には個人差がある。
発達の成熟説から学習説へ
①成熟説:発達にとって、自然に生じる心身の変化が重要である。
この説では、成熟していないと、訓練や教育をしても効果がないとし、成熟を待ってから教育すべきであると主張する。
②学習説:発達にとって、成熟よりも学習や経験が重要である。
この説では、学習、訓練、環境刺激などによって発達が促されるとし、教育によって発達が促されると主張する。1歳前後までは成熟によるが、その後の複雑な運動技能の発達や大部分の精神発達は、学習や訓練の成果である。