■ギャルゲーエンディング風味ネタ

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■ギャルゲーエンディング風味ネタ - (2007/12/02 (日) 03:43:34) の編集履歴(バックアップ)


比較的初期に多く見られたネタ。
使用率による嫁占い(詳細はこちら)が発端。
占いの結果どことなくヤンデレ臭のする卑弥呼にどうも32が恨まれてるっぽいという結果を受けて38の作ったネタの末尾にエンディングのナンバーが振ってあった事から幾つかネタが派生。



卑弥呼編

大なべを持って現れる卑弥呼。
とたんに>>32の部屋に漂うカレーの匂い。

卑弥呼「久しぶりじゃな、>>32。近頃はつれないのう?
     まぁ、わらわの力添えがなくとも大丈夫なくらい、楽な戦いが続いているというコトかの。
     それはともかく、お主のために、今日はカレーを作ってきたゆえ…
     味見をしてくれい。」

蓋を開けると具沢山(主に肉)のカレーが。
見知った様子で>>32の家の台所から皿を持ち出し、カレーをよそう卑弥呼。

卑弥呼「さぁ、たんと食え…
     おっといかん。具が身に着けていたバンダナが混ざっておった、除かねば。
     おっといかん。これは冠じゃな。わらわとしたことが、ついうっかり取り除忘れてしもうた…
     許せよ?
     …どうした>>32。なんじゃその顔は。
     わらわの作った飯は食えぬのか?
     折角、お主を堕落させる馬鹿どもを具にしてやったというに…くくくくく…」

               ――END12「今日はカレー日和」――



鈴鹿御前編

”わらわが探していたのはお主であった筈なのに、どうしてお主にはそれが解らぬ?
 お主も若い、それ故他の女子の色香に迷うこともあろう。
 それが理解できぬほどわらわは頭が固うないつもりじゃ。
 じゃが、近頃のお主はわらわの理解を超えておる。
 何故じゃ。何故わらわを一番に思ってくれぬのじゃ。
 運命で結ばれておるのに。
 わらわがおぬしの伴侶であることは、定められておるのに。
 そうか。此度の生でも、わらわとお主は結ばれぬのか。
 ならば終わらせよう。おぬしを殺してわらわも死のう。
 さすれば来世でやり直しがきく筈じゃ!

 そうじゃ、わらわが殺すのじゃ。
 間違った運勢を正すのじゃ。やり直すのじゃ!

 もう二度と間違えぬよう、わらわの中にあやつをきちんと繋ぎとめよう。
 臓物と肉を喰らい血を啜り、あやつをわらわに取り込もう。
 今生からそうしておけば、きっと来世では間違えぬ。

 そうじゃ、そうしよう。そうしなければ。

 こんな想いをするのはもう、嫌じゃ。 二度としとうない―――”

次の朝、ダークロアの学校に通う>>108の下駄箱に古風な手紙が一通―――
”>>108、大事な話がある。 明日の放課後、教室で待っている。 鈴鹿”

その日以来、>>108と鈴鹿御前の姿を見たものは、居ない。

                  ――END 0051――



結城望編

ある日世界から結城望以外の全てが消えていた。
そして彼女はこう呟いた。
望“嫁だなんだって・・・
  みんなあなたを惑わすから・・・
  あなたの想いに応えたかったの・・・
  あなたのためだから・・・
  許して、なんて言えないよね・・・
  でもごめんね・・・
  ごめんね・・・”

                  ――END 0009――



メタトロン編

あなたが死んでから、もう1年が過ぎました。
あなたは、今でも私を見守ってくれているのでしょうか?
あなたは、私の生まれて初めて出来た大切な人でした。

あなたは、突然白血病だと医者に宣告されてから、病室で日に日に弱っていきましたね。
「病院って暇なんだよなあ」と笑いながらゲーセンへ逃亡するあなたを見て、私は影でいつも泣いていたんです。
ある日あなたはいつものように、笑いながら言いましたよね。
「ほら、見て今日も篭りを崩せたよ」
「あまり対戦ばかりなさっているとお身体に障ります」
などと私が注意すると、
「ごめんね。でもね、これ見てよ。ほら、このOGのひと、反復横飛びなんかしちゃってさ、ふふ」
私は黙っていました。あなたがすごく楽しそうで、私は何も言えませんでした。
笑うあなたを見て、どうしようもなく悲しくなりました。
「憶えててくれるかなあ」
あなたがふと言いました。
「…このOGのひと、俺がいなくなっても、あの時変な奴に反復横飛びさせられたんだよな、
なんて、憶えててくれないかなあ……無理かな……憶えてて、ほしいよな……」

それから数ヶ月後、あなたは家族と私に見守れながら息を引き取りました。

あなたはもうこの世に居ない、なのに私は今、スキルを連続で発動させています。
あなたの事を、OGのひとが忘れないように、いつまでも、いつまでも忘れないように。

天国にいるマスターと一緒に、今ここに刻み込む


              サクセンドオリデスネ


                  ――END 0083――



皆口茗子編

 「今日もあんまり勝てなかったね?
  でも、誰だって最初は下手なはずだよ、大丈夫。
  わたしも頑張るから。 次は、負けないもん。
  わたしが…ううん、みんながついてるから、今度は絶対大丈夫!

  でも、たまに考えるんだ。

  ”同じ奴に狩られた。”
  ”こいつ上手すぎる。絶対サブカードの狩り野郎だ。”
  ”○○ (…うん良かった、わたしじゃない。) ウゼー!”
  ”サクセンドオリデスネサクセンドオリデスネサクセ”  …おっと間違い!コレ違う。

  悔しそうな顔をして、時々本気で怒ってそうな顔で。
  うっかり台を叩いちゃうコトもあって怖かったりして。
  そんなお兄(姉)さんの顔を見てると、たまに考えるんだ。

  ゲーム…っていうか、遊びは楽しいもののはず。
  嫌な思いするのに、どうしてムキになって続けるんだろう?
  いちど聞いてみたいけど、
  わたしがイライラさせてるわけでもあるし(負けちゃうから)、
  そんなコトできっこなくて。

  気がついたら、じっとわたしのコト見てる。
  まずいよまずいよ、慌てて微笑んでみたわけだけど。

  …あ。コイン入れてる…もう一回遊ぶんだ。
  うん、今度こそやっちゃうよ。
  負けられないもん、わたしだって。
  おにー(ねー)さんの1ゲームは、わたしのいのちを懸けた戦いだから。
  痛いのとか怖いのとかがいっぱいある場所だから。

  …
  ……あ、そうか。
  そうなんだ、だからムキになってくれるんだ。
  何度も何度も頑張ってくれるんだ。
  本気で遊んでくれるんだ。

              …一緒に頑張ってくれるんだ…

  うん、次は絶対大丈夫。今度は負けないもん!
  それじゃあ、おにー(ねー)さん。
  せ~ので一緒に、言っちゃおう? …せ~の、」

              『今日も元気にいってみよ~!』

                  ――END 0093――


ィアーリス編

男の目に映る世界は汚れ、異形しか無かった。
6つの勢力の争いが生んだ爆発事故により、男の目には汚れと異形しか映らなくなった。
汚れた世界の中で、男はたった一つの宝物・・女神を見つけた。
女神と生きるために、男はかつての親友すらも手にかけた・・そして
元親友の敵MB「なんだこいつは!?いやだ・・死にたくない・・ぐあああがががが・・・(食われた)」
MB「あいつ・・俺もケガしてんだからそろそろこっちも気にかけ・・ィアーリス!」
ィアーリス「驚いたな・・こんなに早く印が来るとは・・」
MB「ィアーリス!しっかりしろ!」
ィアーリス「大丈夫だ・・少し痛むが・・それも心地良い」
MB「大丈夫なわけ無いだろ!くそ・・どうすれば」
ィアーリス「お前は・・私のことを綺麗だと言ってくれた・・だから私も頑張ると決めた。この程度の苦痛で・・」
MB「もういい・・ィアーリス。お前が何をしようとしているのか知らないが、お前が苦しむのは見たくない!」
ィアーリス「このたわけが・・少しは理解せぬか・・」
ィアーリス「子供が・・生まれるのだ。私とお前の子供達がな」
MB「そう・・なのか?何時の間に・・」
ィアーリス「私も・・驚きだよ・・こんな早くとはな。○○・・私を・・外に連れて行ってくれないか?」
MB「わかったよ・・ィアーリス」
ィアーリスを連れ出す。
涼しい夜風が吹くが、無情にもそんな物ではィアーリスの容態は変わらない。
MB「ィアーリス・・外だよ」
ィアーリス「ありがとう・・○○。世界は汚れのない美しい世界になる・・私を愛してくれたお前に・・この星を授けよう」
もう苦痛は過ぎ去ったらしい。
ィアーリスはMBの前で浮き上がると、背中から翼が現れた。
その翼から球状の光が次々と飛び出し、世界に降り注いで行く。
その美しい光景は今ある世界の終わり、新たな世界の始まり。
MB「もう・・さよならなのか?」
ィアーリス「違う・・これは・・始まり。私と○○の世界の始まり・・」
MB「これからは・・ずっと一緒だね」
MBはすっかり軽くなってしまったィアーリスを抱いて新たな世界の誕生を見た。
やがて、世界は異形の龍族で埋め尽された。
しかしそれはMBにとっては本来の世界の帰還。
そして、ィアーリスの夢だった龍族の世界の誕生。
こうして地球は二人だけの物となった。
                            ――END 0051――



弓削遙編

木刀を手ににらみ合う俺と遙。
“ッ・・・ハッ”
つい焦れて飛び出してしまった俺。
“ハッ!”
気合一閃、すぐに遙には捌かれる。
“スジは悪くなかったのだがな・・・”
“まだまだあっ!”
“遅い!”
もう一度打ち込んでみるがまたしても捌かれる。
そして。
“貫けっ!”
彼女の見事な突きがきまり、俺はゆっくりと倒れていく・・・
“目が覚めたか?”
ふと目を開けると遙がこちらを覗きこんでいる。
“お前、最後の突きは・・・”
“誰がお前相手に本気など出すものか”
そう言って彼女はクスリと笑う。
今思うと美鈴が関羽に敗れてこの方遙のこんな表情は見てないような・・・
どうやらそう思っていたのが顔に出ていたようだ。
“どうしたんだ、ニヤニヤして?なにやら気色悪いが・・・”
“ん?ちょっとな・・・”

この先どうなるかはわからない。
ただ今はこういう具合に遙と過ごしていられる。
それだけでも今は良いかな・・・
                          ――END 0051――
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