- part18-2
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204 :名無したんはエロカワイイ :sage
:2007/11/18(日) 12:09:50 ID:u4vfKAoXO
- 足をくじいた千早をお姫様抱っこで担いで恥ずかしがる千早を見てニヨニヨしたい
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211 :>204 うむ。良いねぇ! :sage
:2007/11/18(日) 13:14:05 ID:VyuX2NOu0
- 「きゃっ!」
「あぶなっ! …あちゃー…意外に豪快に転んだな…。大丈夫か?」
「は、はい…済みません。 今晩の献立に気をとら(ry 痛っ!」
「おいおい。 言ってるそばから、全然大丈夫じゃなさそうじゃないか」
「へ、平気です。この位なら…くっ!」
「馬鹿者。 世間ではな、そんな顔を平気と言ったりしない物だ」
「す、すみません…、少しへんな捻り方をした様で…っつ」
「歩けるか?…って、無理そうだわなぁ。 しょうがない…よっと」
「えっ…? きゃっ! な、何を…!?」
「何って…見ての通りだろ」
「で、でも…これ、凄く恥ずかしいのですが…」
「そうか? 昔からお姫様を抱える王子様の姿と言えば『お姫様抱っこ』
これと相場は決まってるのだが」
「そ、そうなんですか?」
「当たり前だ。歌姫様を抱えるんだからな」
「や、止めて下さい。 余計に恥ずかしくなります」
「まあ、細かい事は気にするな。 それに千早、かなり軽いから全然平k(ry」
「一言余計です」
「…い、いひゃいれふ。 も、もういいまへんから、かんへんしてくらはい。ひはやはん」
「もう…」
「何だよ、さっきに比べると随分大人しくなったな」
「え、ええ。もう、諦めましたので…。 どうせ、自分で歩くのはキツイですし」
「そうか」
「それに、お陰で一つ判った事がありますし」
「ん? 何を?」
「心惹かれた王子様に抱きかかえられるお姫様の気持ち」
「…………は?」
「……あ………………」
次の日から千早さんは
靴は歩きやすいパンプスが良いかもしれないな、と思う様になりました
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282 :名無したんはエロカワイイ :sage
:2007/11/19(月) 05:00:25
ID:wYVhkkQC0(2)
- ■ミーティング(看病)ランクS
何度も見慣れた高級マンション。
いつもなら呼び鈴を押して(詳しくはモニター内のタッチパネルだが)家の主を呼び、
中に入れてもらうのだが、今回はそうも行かない。
家の主は、風邪で倒れてしまっているから。
「あ……プロデューサー、来てくださったんですね……こほっ、こほっ……」
「ああ、今日の仕事も終わったしね。本当にすまない、千早……俺がもっとちゃんと
千早を見て、こんなに仕事させたりしなけりゃ……」
「もう……その話は済んだはずですよ。昨日お互い【自分が悪かった】の言い合いで、
話が進展しなかったじゃないですか」
そう。千早はあくまで自分の体調管理が甘かったからだと言って聞かなかった。
それを見てあげるのが俺の仕事だと思うんだが、確かにこの話になるときりが無い。
なら、一刻も早く千早が良くなるように行動するべきだ。
「まぁ、それは置いといて……何か欲しいものとか食べたいもの、ある?」
「あ……一つ。寝巻きかトレーナーのような、ゆったりした服を2,3着お願いします。
実は、今日2回汗をかいて着替えたら、パジャマもトレーナーも使ってしまって……
まだ洗濯を出来るような体調ではないので、この服で汗をかくと、下着で寝るしか……」
「じゃあ、俺のシャツ着る?」
「え……」
「寝巻きなんてそうそう使うもんじゃないし、新たに買うのも勿体無いだろう。
幸い、俺が泊まりこむ時用に変えのシャツが5枚ほどあるから、着ていいよ。
ゆったりしてるし、自慢じゃないがパリッとしてないから寝るときも楽だと思う。
その間に千早の服、洗濯しておくからさ」
「え……ちょ、あのっ……それは、恥ずかしい……」
「大丈夫、下着には手を出さないから。大体、昔は皆のステージ衣装、俺と小鳥さんで
全部洗濯してたんだぞ」
「そ、そうだったんですか?」
自慢じゃないが、本当だ。なにせ普通の服とは異なるアイドル専用のステージ衣装。
Vi系服なんて、電飾仕込んであるんだからクリーニング屋においそれと出せるもんじゃない。
あの頃は本当に貧乏だったので、洗濯すらスタッフでやるしかなかったわけだ。
千早に俺のYシャツを渡し、洗面所へ行き、篭に入った千早の服を丹念に調べ……
といっても、ヘンな事するわけじゃない。ポケットなどを裏返して、大事なものが入ってないかを
確認し、普通に洗えないものを分け、大丈夫なものを洗濯機に入れる。
さすがはトップアイドルの洗濯機で、俺が持ってる古いヤツとは全然違い、ななめドラムの全自動。
乾燥機もついてる凄いやつだ。
2時間もすればパジャマは乾くだろうし、これで一つ心配事は一つ片付いた。
勝手知ったる何とやらで、俺は台所でおかゆを作り、千早に持っていく。
すると、千早は起き上がってベッドに腰掛けていた。多分食事を取るため起き上がったのだろうが、
風邪のためか、彼女は今、自分がどんな格好でいるか自覚してないようだった。
そう、俺の、シャツを、着て、いるのだ・・・しかも、下着の、上から!!
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283 :名無したんはエロカワイイ :sage
:2007/11/19(月) 05:01:15
ID:wYVhkkQC0(2)
- 「お、おおお待たせっ……熱いから、気をつけて……」
「はい……大丈夫ですかプロデューサー、お顔が赤いですが……」
何とかその場を誤魔化すが……ヤバイ、破壊力がでか過ぎる。千早のYシャツ姿は。
色白でスラリと伸びた足に、熱で上気した肌が赤みを帯びて……
さらには大きすぎる袖をまくっても尚、だぶついた服が千早のスリムな身体に沿ってストンと落ち、
下着がギリギリのラインで隠れ、そこらのエロ本が裸足で逃げ出すほど……って、
いかん!!こんな時に何を考えているんだ俺は!?
「美味しいです……プロデューサー」
「そ、そうか、良かった……うん、良かった」
「あの、本当にどうしてそんなに顔色が……もしかして、わたしの風邪がうつって……」
「いや、それは無い!!ちょっと別のことを考えていたから!!」
ここで一番やってはいけないのは、千早の風邪がうつって俺が倒れる事だ。
そうなったら、彼女は人一倍責任を感じて仕事どころじゃなくなるだろう。
彼女の注意を逸らすため、俺は恥ずかしいながらも賭けに出るしかなかった。
「実は、さ……早く千早が良くなるように、ある事を試そうとしてた」
「何でしょう?それでどうしてお顔が……」
「明日、千早にキスしようと思ってた」
「え、え……えええぇぇえぇっ!?」
ガチャリと音を立てて、皿とスプーンが落ちた。食事が終わった後で良かったとつくづく思う。
「もし、千早の風邪が治っていたら……それがお祝いの意味になるし、
治ってなかったら俺にうつるかもしれないだろう?なら千早が必死になると思って」
「そ、それはっ……はい、その……頑張り、ます……全快のご褒美になるように……」
「だから、しっかり寝ること。それが今の千早の仕事だよ。俺は明日……そうだな、
21時くらいにはこっちに寄れるから、頑張ってな」
「は、はい……」
千早は俺より真っ赤になっているため、相変わらず自分がどんなに破壊力抜群の格好をしているか
分かってないらしい。これを幸いとばかりに俺は、食器を片付けるために千早の部屋を立った。
洗い物をして、軽く掃除をしたら洗濯物が乾いていたので、畳んで部屋に置いておく。
あまり彼女に気を使わせても悪いので、最低限の家事を終えると俺は彼女のマンションを後にした。
早く元気になって、また素晴らしい歌を聴かせてくれる千早を想像しながら……
ん?携帯にメールが来たみたいだぞ。
■tittle:効き過ぎるおまじない。
千早です。プロデューサー……最後のあの言葉のせいで、眠れません!もう……
どうしてくれるんですか?
……なんて……申し訳ありません、冗談です。
本当はさっきまで、プロデューサーとこんなにゆったり一緒にいられるかと思うと、
風邪もいいかな……なんて、いけないことを考えてしまっていました。
ダメですよね?こんなわたし、アイドルじゃないですよね……
プロデューサー……お心遣い、ありがとうございます。あなたに風邪などひかせないため、
しっかり治すつもりです。明日は春香やあずささんもお見舞いに来てくれると
メールで連絡を受けたため、わたしの事は本当に心配しないで下さい。
では、おやすみなさい。プロデューサー……来てくれて、本当に嬉しかったです。
P・S:明日、プロデューサーが来るの、楽しみにしてて……いいですよね?
※インフルエンザが早めの流行だそうで、最近めちゃ寒いしP諸君も気をつけたまえよ。
俺みたいに風邪にやられて妄想垂れ流ししたらヤバイよ。マジで。
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332 :名無したんはエロカワイイ :sage
:2007/11/19(月) 21:32:08 ID:hIMdx+Ei0
- 「うー、やっぱ寒いなー」
「そうですね。 今日は特に寒さが厳しそうで」
「雪の所も有るみたいだしな」
「ええ。 何時の間にか、もう12月が迫ってますし」
「そうだ、12月で思い出した。 千早は、今年のXmasや正月どうするんだ?」
「如何するも何も、お仕事頂いてるじゃないですか」
「いや、そうだけどさ。 当日じゃ無くても替わりに翌日って手も有るだろ」
「そうですが…」
「それに、今年は千早…その…一人になっちゃっただろ?」
「…あ…。…え、ええ」
「よかったら、俺のトコ来るか?」
「えっ!?」
「あ、いや、ヘンな意味じゃ無くてな。 一人で過ごすよりは二人で居る方が楽しいし」
「は、はい…。 あ、有難うございます…」
「じゃ、又、その時になったら連絡くれよ」
「…あ。 で、でも…やっぱりご遠慮しておきます」
「何で? 別に俺は全然迷惑とかじゃ無いぞ?」
「いえ。 これ以上の幸せは神様に怒られてしまいますから」
「へ? 何だそれ?」
「だって、毎日こうしてプロデューサーが傍に居てくれるんですよ?
これ以上幸せになったら、きっと神様の罰が当たりま(ry………あ……………」
その日千早さんは
明日から、小鳥さんに勝負の仕方を伝授して貰おうと思ったそうです
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338 :名無したんはエロカワイイ :sage
:2007/11/19(月) 22:24:32 ID:uUpHrzT50
-
>>332の改変
「だって、毎日こうしてプ
(千早、>>247の左下の顔で固まる)
「?どうした、千早?プ…なんとかって言いかけなかったか?」
「プ…プ、プ、、プロ!そう、こうしてプロとしてデビューさせていただいて
年末のゴールデンタイムにTV出演のお仕事までいただいてるんですから
これ以上の幸せを望んでは罰が当たりそうで…」
「?おかしな事をいうな、今日の千早は。千早のアーティストとしての目標は
まだまだこんな所で満足できるほど低いもんじゃないだろ?」
「え?!…あっ、あの、それとはまた別というか、、別じゃないというか」
「別?別って、、もしかして千早!」
「な、なんですかプロデューサー、大きな声出さないでください」
「もしかして、誰か好きな男でもできたとかじゃないだろうな?」
ぶ。
「な、、、なななななんでそうなるんですかっ!!いきなりおかしな事を!」
「いや、だってほら、Xmasにも生の歌番組の仕事入れちゃっただろ?
本当は一緒に過ごしたい相手がいるけど、プロとして大きな仕事には替えられない。
だから『これ以上の幸せ』を望んではいけない、そう思ったんじゃないのか?」
「プ、プロデューサー…」
(この人は鈍いんだか鋭いんだか、、)
「む、千早!その沈黙、その表情。さては図星だな!!」
「ちょ、まっ…違う!違いますプロデューサー!私が一緒に過ごしたいのはっ!」
「あ~あ、やっぱりいるんだな気になる相手が!
嗚呼、俺の歌姫が急に遠くにいってしまうかのようだ…」
「違いますってば!逆です、遠くになんか行きたくありません!
私はプロデューサーと一緒に過ごしたいと!」
!
「??いや、だから最初からそう言ってるじゃないか。俺のトコ、来てくれるのか?」
「……」
「千早?」
「あ、はい…そう、させていただきます」
(どうしたんだ?千早はなんだか肩すかしを食ったような顔をしてしまったぞ)
ペッペペー ピロリン
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340 :名無したんはエロカワイイ :sage
:2007/11/19(月) 23:04:19 ID:V+ndBLBV0
- 上の方で話題になっていたかな入力ネタで妄想してみた
「プロデューサーはかな入力なんですね」
「うん。昔のマイコンは漢字変換なんて無かったからね」
「……時々プロデューサーの年齢が分からなくなります。それにしてもパソコンで仕事なんて
珍しいですね?」
「今週の流行情報を調べたいんだけど、今日は小鳥さんも律子も出かけているんだ」
「それで、ご自分で検索しようというわけですか」
「そういうこと。さて、Yahooでいくか」
「!、プロデューサー、検索はGoogleですよ。常識的に考えて…って律子が言っていました」
「千早、常識にとらわれてはいけないぞ?ここでヤフってこそ新たなヒントが得られるという
ものだ」
「いいえ、まずは多くのユーザが利用するGoogleで大局をみるべきです」
「…歌以外でそこまでこだわってくれて俺は嬉しいが…許してくれ千早。
見てくれ!俺のヤフーさばきを!」
「っ、キーボードを見ないで下さい……!」
┌──┐┌──┐
│ ’ ゃ││.” │
│7 や││2 ふ│
└──┘└──┘
「……ごめん。これからはググるよ」
「……くっ」
「でも、好きだよ?やふー」
「……ばか」
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341 :名無したんはエロカワイイ :sage
:2007/11/19(月) 23:08:37
ID:/H3Y/ZAr0(2)
- 「最近変わったよね、千早。前は食堂かパンだったのに」
「うんうん。以前は音楽聞きながら、音楽専門誌と睨めっこ」
「それがお手製お弁当。料理雑誌やファッション誌も読んでる」
「肌も髪も綺麗になってるし。おまけに・・・・・・」
同じ制服の級友を見ながら小声で話す二人。その横で千早は携帯の画面を見て優しげに微笑む。
「前は携帯を出すことすらなかったのが、最近は微笑みながら開いている」
「間違いない。男が出来たね」
「しかし、氷板とまで言われた彼女を落とした男が気になりますね」
「同年代は除外。包容力のある年上と見た。渋いおじさまとか」
ノートにリストアップするがそれほど親しくない級友。異性の好みを把握できず、確定には至らない。
「年下かな。中学生なんかに甘えられると弱いとか・・・・・・」
「随分と楽しそうですね」
反対方向に思考を踏み出した時、頭上から澄んだ声が聞こえてきた。
「あ、あはは、如月さん。ご機嫌いかが?」
「ちょっと不機嫌になってます」
なんとか言葉を捻り出すが返ってきたのは冷たい視線と言葉。
「じゃあ、これで機嫌を直して。あ、職員室に呼び出されてたんだ」
「あ、本当だ。千早、この本はプレゼントだから」
そう言うと二人は千早に本を押しつけ、教室を飛び出していく。
「もう、油断も隙もない」
千早はため息をつきつつも渡された雑誌の表紙を見てみる。
『男心を掴む最新メイク』『ツンデレの終焉。次に来るのは?』
他の雑誌と大同小異の記事に苦笑する。他に気になることはないのだろうか。
『あなたをワンランク上にするお弁当メニュー』
このタイトルに千早はピクリと眉を動かす。
そのまま少し考え・・・・・・携帯と飲み物、筆記用具を手に教室を出る。
「ここなら落ち着いて読めそう」
腰を落ち着けたのは図書室の隅の席。音さえ立てないなら携帯のメールも飲食も出来る。
「それにしても意外にばれないのには驚くかな」
学校の誰にもアイドルだと思われていない。学校には通知済みだが、学業・素行に問題ない限りは不問。
もっとも芸能活動を理由に、出席日数や成績に修正をしてくれないのだが。
「どれもこれも見た目倒し。及第点レベルの料理ばかり。このレベルの料理で評価が上がるわけないのに」
千早は呆れたように言うが、雑誌社が調査した十代の平均料理技能を超えていることに本人は無自覚だ。
雑誌を流し読みしつつ、ため息混じりに「やっぱり楽しては・・・・・・」と言いかけたところで手が止まる。
『一〇代後半からのバストアップ。寝る前三〇分の体操で五年後が大きく変わる!!』
「ま、まあ、何でも挑戦するのは悪い事じゃない、とプロデューサーに教えてもらったし」
そう言いつつも雑誌に目を通していると携帯が振動する。表示されたメールの差出人はプロデューサー。
内容は補欠オーディション合格のお知らせ。本選は予定が重なり、未受験だったオーディションだけに嬉しい。
メールには合格祝いに食事に行こうとあるが・・・・・・千早はあまり外食は好きではない。
親の労力が仕事と財産配分に費やされていた日々。食卓にあるのは食事ではなく・・・・・・紙幣が数枚。
自分が手料理に拘るのは、そんな親に対する幼稚な反発もある。仕事と家事は両立できる。
しかし、これは親と同じ事をしているのではないかと思ったことがある。
自己満足に彼を巻き込んでいるのではないか? 千早を自己嫌悪から救い出してくれたのも彼だった。
『千早は歌でも料理でも人を幸せに出来るからなぁ。いい歌手と奥さんになれるよ』
お世辞だったかもしれないがその言葉に救われた気がした。自分の創作物で幸せになる人がいる。
さらに言うなら、自分の料理を笑顔で食べる彼の姿で自分も幸せになれる。
そして、ここ数ヶ月で感じるようになった歌い終わった後の充実感と暖かさ。
自分の持ち歌は悲壮な決意や実らない恋を歌った曲が多いのが難点だが。
「お給料日前なのに大丈夫ですか? 家でご馳走を作りますので早く帰ってきて下さい、と」
メールを送り出してから気付く。これは恋人同士を越えたメールのやり取りではないか?
(それ以前に恋人じゃないし。そもそも食費節約のために一緒に食事しているだけ)
自分に言い訳するが・・・・・・本心は別だ。気持ちに整理はついていないが向かっている方向は分かる。
でも、今はこの気持ちと居場所を大事にしたい。何時かは一歩を踏み出さないといけないとしても。
深い思考に沈みそうな自分を引き上げ、教室に戻るために千早は席を立った。
これだけは持ち歌の歌詞を実体験することになりませんように、と思いつつ。
千早、SSは休日に完成する。コンビニ弁当Pの休日は何時だって一人っきりで予定無しだ。
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356 :名無したんはエロカワイイ :sage
:2007/11/20(火) 02:36:34
ID:LNsGepm20(2)
- おやすみ通常業務。
P 「千早、ちょっと寄り道していいか?」
千早「はい、いいですけど……」
P 「そこのたこ焼きが美味しいんだって、お土産に頼まれててさ」
千早「たこ焼き、ですか。私は食べたことがなくて……」
P 「ちょうどいいや、ちょっとつまんでいこう」
千早「えっと、これはどうやって食べるんですか?」
P 「ああ、これは……うん、じゃあ教えようか」
千早「……今、ろくでもないことを思いついた顔をしませんでしたか?」
P 「気のせい気のせい。これは二人一組になってこうやって……」
千早「ほ、本当ですか?」
P 「本当だって……ほら、あーん」
千早「……あー……ん……あっ! はふっ」
P 「あ……ごめん、まだ熱かったか」
千早「あ、いえ、この程度なら平気です」
P 「美味しかった?」
千早「はい」
P 「じゃあもうひとつ……あーん」
千早「……絶対でたらめですよね。この食べ方」
P 「あーん」
千早「……あーん」
P 「千早、楽しい?」
千早「ふえっ!? は、はい……」
P 「なら、良かった」
千早「でも、突然に何ですか?」
P 「いや、ちょっと昔のことを思い出して。千早と会った頃のこと」
千早「あの頃のこと、ですか?」
P 「うん、あの頃の千早って、何か食べてるときでも、つまらなさそうにしてたからさ」
千早「……そうかもしれません」
P 「だから、いつかこの子が楽しそうに食べてるのを見てみたい、って思ってたんだ」
千早「プロデューサー……」
P 「……千早、楽しい?」
千早「……はい、毎日が、とても」
P 「俺も、楽しいよ」
千早「それでは……今度はプロデューサーが食べる番ですね」
P 「え?」
千早「はい、あーん」
P 「いや……結構恥ずかしいな、これ」
千早「恥ずかしいことを、私にさせたんですか?」
P 「ご、ごめん」
千早「許しませんよ。はい、あーん」
P 「わかったってば……あーん」
千早「プロデューサー、楽しいことは、二人で作っていくべきだと思います」
P 「ん……そうだな。千早と二人で、か」
千早「そろそろ帰りましょう。おみやげ、待たせると怒られますよ」
P 「ああ、帰ろう」
-
357 :名無したんはエロカワイイ :sage
:2007/11/20(火) 02:37:25
ID:+RRLsvaG0(2)
- ■ある日の風景(ランクS)
ある日、事務所のソファーで仮眠して、目が覚めると……
千早「え……ええぇぇっ!な、な、何なんですかコレは!?」
小鳥「ふっふっふっ……ついに成功したわ。千早ちゃんにイヌミミと尻尾の移植。
これで可愛さとダンスイメージが大きくアップよ♪」
千早「お、音無さんっ……人の身体に何て事を!?それに何なんですか!?
その大きな注射器とか、ヘンな器具とか……」
小鳥「千早ちゃんももうSランクだからねー、減衰をはじめたイメージの補填に
ちょっとした改造と、あとは素直な千早ちゃんが見たくてね」
P「何だか騒がしいな……二人ともどうした?」
千早「ぷ、プロデューサー、何とか言ってください!!音無さんがわたしの身体を…」
P「お、可愛いじゃないかその耳としっぽ」
千早「少しは違和感を感じてくださいっ!!」
ぱたぱたぱたぱた……
小鳥「あらら~千早ちゃん、しっぽは正直よ♪可愛いって言われてパタパタ揺れてるわ」
千早「ええぇっ!?あっ……そ、そんなっ……」
小鳥「プロデューサーさん、他にも千早ちゃんを萌えさせる事、言ってください」
P「え?そうだな……うーん、千早が昨日作ってくれた蝦仁炒飯、最高だったよ」
千早「そんな事今聞いても嬉しくなんてっ……」
ぱたぱたぱたぱた……
小鳥「身体は正直よねー♪」
千早「ヘンな誤解を招くような事、言わないで下さいっ!!ああっ……もう!
早く元に戻して下さい」
小鳥「それがねー……適当に改造しちゃったから戻し方わかんないの☆てへっ♪」
千早「お、音無さんっ!!!」
-
358 :名無したんはエロカワイイ :sage
:2007/11/20(火) 02:38:08
ID:+RRLsvaG0(2)
- ・・・・・・・
千早「う……うーん……んん……あ、あれ……夢?」
P「目が覚めたか千早?ずいぶんうなされてたけど……事務所のソファじゃ寝辛いか」
千早「耳っ……それにしっぽ……あ、な、無い……良かった……」
P「何か悪い夢でも見てたようだけど……大丈夫か?」
千早「あ、はい……問題ありません。すぐ仕事に」
P「焦るなってば、もう少し時間あるから。丁度今日の宅配便が来るから、
ファンレターやプレゼントのチェックでもしよう。
ファンからの言葉は、どんなにランク上がっても励みになるからね」
千早「あ、はい……そうですね」
小鳥「お待たせー。今日もいっぱいファンからの熱い想いが届いてるわよ。
あ、千早ちゃんにはとってもお似合いのアクセがあるの♪
ほら!!可愛いでしょ?このイヌミミとふさふさの尻尾アクセ!!」
※俺も小鳥さんはTMの琥珀さんに似てると思ったのでこんな妄想が。
千早に尻尾があったら、高ランクコミュは大変なことに……
>353
素晴らしい!!今回のネタはイヌミミ千早だったけど、ネコちひゃーも考えてみたくなった!
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380 :名無したんはエロカワイイ :sage
:2007/11/20(火) 20:08:55 ID:uZzlZ4LN0
- 「ええっと…、うん…これとこれ…」
「あー、もしもし?」
「待って。 こっちも良いかも…」
「おーい、千早ー、聞いてるー?」
「ええ、聞いてますよ。 思ったより良いのが多くて、つい目移りしてしまって…」
「いや、それは別に構わないが…。 それよりもだな、そもそも何で千早が俺の服選んでるんだよ?」
「聞くまでも無いでしょう? 駆け出しのあの頃とは違うんですよ? もう、身なりにもそれなりの気を使って下さらないと」
「別に、ヘンなの着て無いだろ。 これでも気を使ってるつもりなんだが」
「センスが今一つです」
「…………な、なんだよ。あっさりと言い切ったな」
「当たり前です
かなり売れて来てますので、大きな舞台に立つ事も多くなってるじゃないですか
そんな舞台に立たせてくれた人はこの人ですって、私も胸をはって誇りたいですから」
「そんなの、今のままでもあんまり変わらんと思うがなぁ…」
「ああ、もう…。 何で私の衣装や歌を決めるセンスは素晴らしいのに、ご自分の事となると…」
「…すみません。何か段々傷付いてきちゃいました…」
「元々、プロデューサーも素材自体は悪くないんですよ? 後は、センスだけの問題だと思いますし」
「……そこまで言い切りますか。クスン…」
「取りあえず、暫くは私が見立てますから」
「うう…、さ、財布さんがどんどん薄くなって行く様な気が…」
「大丈夫です。 その点はしっかり管理させて頂きますので」
「ちょ、ちょっと、待て。 今度は、俺の財布の中身まで管理するのか?」
「当然です。 プロデューサーは少し無駄に使ってる事が多いですから、切り詰めればかなり余裕が出るはずですよ?」
「い、いつの間にそんな情報を…」
「毎日の様子を見てれば、大体想像は付きます」
「そ、そうか…。 ああ、俺の財布さんも千早の管理範疇になるのか…トホホ…」
「それにしても、最近の千早って何か女房っぽくなったような気がするのは、俺の気のせいか?」
「…な!? な、何を言うんですか、突然!」
「いや、だって、財布まで管理されたら何か女房が居る様な気分になるぞ? こづかい管理されてる様で…」
「へ、ヘンな事言わないで下さい!」
「あ、いや、スマン。 そんなつもりじゃ無いんだが」
「全く、もう…。
大体、結婚なんて当分先の話じゃないですか。 私だって、まだ心の準備が出来ていないのに…」
「…………は?…」
「……あ……………………」
次の日から千早さんは
小鳥さんに、PCの使い方と家計簿ソフトの使い方を習いに行く様になりました
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391 :名無したんはエロカワイイ :sage
:2007/11/20(火) 23:28:59
ID:nwEO8zA50(2)
- 「プロデューサー、お鍋にウィンナーはどうかと思うのですが・・・・・・」
「俺も変な脂が浮くのは理解しているんだが・・・・・・学生時代の癖で」
いかにも安そうな赤いウィンナーをほおばる彼を見て、千早は苦笑する。
寄せ鍋に定義はないのかもしれないがやはりウィンナーは異質だ。
「千早がつくねが好きなのは驚いたけど」
「弟も好きだったので・・・・・・四人で食卓を囲んでいた頃を思い出します」
寂しげに答える千早に彼は失言のフォローを考えるが、彼女はすぐに笑顔に戻る。
「でも、今はそのことは関係なしに私も好きです。
挽肉が味をよく吸ってるのが気に入っています」
「そうか。でも二人で鍋と言うのは囲むというより差し挟む感じだな」
表情が緩んだ彼女に安堵し、自分も白菜を取る。
「ええ、でも私は二人で食べるのも好きです。だって・・・・・・」
そこまで言って彼女は少し口籠もり、頭を振る。
「ん? どうした、千早」
「いいえ、なんでも。二人だと落ち着いて食べられるので嬉しいですね」
彼の言葉に千早は本音を言わずに別の言葉を口にする。
「ああ、そうだな。事務所のプロデューサーだけで食べた時は酷かった」
「なんとなく想像がつきます」
彼の言葉に千早は苦笑する。生のままで食べてないことを祈りたい。
「なぁ、千早。やっぱり、アレは駄目か?」
「絶対に駄目です。食べ過ぎです」
具も残り少なくなったところで彼が千早にお伺いをたてる。
「でも・・・・・・」
「駄目です。なんでシメにうどんを食べた後、さらに雑炊を作るんですか!?」
千早が彼の鍋に驚いたのがこれだ。まさか二段構えだったとは。
「いやぁ、学生時代の癖で」
「もう稼ぎは十分ですし、食費も私と半々なんですから」
貧乏性が抜けない彼に千早はこめかみを揉みほぐす。
「そう言うのは食べる人が増えた時にして下さい」
「いや、さすがに千早ほど気心知れた相手以外にはしないぞ」
千早の言葉に彼は異議を申し立てる。
「では、ご家族と食べる時とか」
「もう実家には随分帰っていないしなぁ。結婚する予定もないし」
「・・・・・・案外近いうちに出来るかも知れませんよ」
彼の言葉に千早は微笑みながら答える。
「うう、千早に気遣いされているよ、俺」
「いえ、本当にそう思いますよ、数年以内にできます」
力強く言う千早に彼は苦笑する。
「じゃあ、出来なかったら、千早に責任を取ってもらおう」
「その代わり結婚されたら、私の言うことを聞いていただきますよ」
彼の言葉に千早は落ち着いて答える。
「絶対に約束ですからね」
千早はそう言って念を押しておく。どちらにしろ結末は同じだと信じているから。
あと二年。その頃にはきっと関係がステップアップしていると信じているから。
コンビニ弁当無しで考えてみた。
即興でも時間かけても大差がない自分に絶望した。
最終更新:2007年11月28日 12:41