複数(やよいおり その弐)

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複数(やよいおり その弐) - (2007/08/21 (火) 13:43:43) の1つ前との変更点

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[リュックサック] 小鳥さんに頼まれて近くの商店街に買い物に来たやよいおり  「おっ、やよいちゃん今日は買い物かい?いつも応援してるぜっ こいつはおまけだ持ってきなっ」 「うっうーっありがとうございまーす」 「あら、こちらが伊織ちゃんね、TVで観るより、ずっと可愛いじゃない、これ持ってきなさい」 「やぁん♪ありがとございまーす!」 てな感じで行く先々でどんどん荷物が増えてしまい、 両手で持てなくなってしまって、どうやって帰ろうと二人して途方にくれてたら 帰りが遅いので心配した小鳥さんが向かえに来てくれたがそれでも荷物が多い  「そうだ!二人ともこっち来て」 とある一軒の店に飛び込む小鳥 そしてー 「あはっ♪伊織ちゃんのウサちゃんリュックお腹パンパンで、はち切れそうだよっ」 「あんたの蛙リュックも太鼓腹じゃない♪」 と二人にリュックを経費で落としてやり、それでも多い荷物は自分がカートで引きながら 「Pさんも連れてくるべきだったなぁ」とちょっと苦笑いな小鳥さん を想像してたら向こう脛がむず痒い [ビーチでリゾート、やよいおり] 伊織のプライベート・ビーチに招待された765プロの面々 本当はやよいだけを誘った筈だったのに、 全員来てしまったのは双子にバレてしまったのが始まりだった 伊織が少々不機嫌なのはそのせい  でも心から楽しんでくれているやよいの顔がみれたから まぁいいかと下僕にオイルを塗らせてやる伊織にやよいが駆け寄る 「伊織ちゃん、一緒に泳ごうよー」 「あんたねーせっかくの休暇なんだから、 もっとのんびりしなさいよね、そんなに飛ばしていると後でバテちゃうわよ」 「そーだぞ、やよい もっとセーブしないと疲れを引きずるぞ」 「はーい!うーん、じゃ一緒にボート乗ろ、ボート」 「あら、それもいーわね♪ほら下僕はとっとと用意する」 「はいはい、お姫様方」 てな訳で、伊織、やよいとPはボートで繰り出す事に 「わーすっごーい!底までよく見えますー」 「本当だな、ここらへんの海は綺麗だな」 「そうでしょう?この自慢のビーチに招待してあげた、この伊織様に感謝してもいいのよ?」 「うっうー伊織ちゃん、すっごーい」 「いや本当、感動したよ伊織、こんな澄んだ海は初めて見た  (伊織も心がこれくらい澄んでいてくれればなぁ…)」 「ん?なんか言った?」 「いや、何にも」 「P!あれってウニですよねっウニ!」 「おぉ、本当だ、美味そうだな」 「私っ捕ってきますっ!」 「…!ま、待て!急に飛び込むと」 言うが早いかPの制止も聞かず飛び込むやよい 「キャッ!」 飛び散る飛沫とぐらつくボートに少し驚く伊織  「もー!いきなり何よーっそんなに慌てなくても後で家の者に採りに… あら?やよいどうしたのかしら…?」 「!!マズい!足がつったんだ!」 とPの言葉に真っ青になる、が次の瞬間、躊躇なく飛び込もうとするも 「待て!伊織!!」 とPに腕を掴まれ、船の上に戻される 「何すんのよ!やよいが!…やよいがぁ!!」 「落ち着けぇ!!」 とこれ以上ないくらいの声に縮こまる伊織 「お前まで飛び込んだら誰がやよいを引き揚げるんだ!!必ず助けるから待ってろ!!」 と急いでPは飛び込んだ もう伊織はガタガタ震えながらそれを見ている事しか出来なかった 「大丈夫です、命に別状はありません、迅速な処置でしたね」 ここはビーチ近くの伊織の別荘 念のために伊織の主治医を待機させていたのは正解だった 医者の安全宣言にへなへなと椅子に座り込む伊織に歓喜の声を上げるアイドル達 早速、皆がやよいの病室に入って行く中、一人椅子から立てない伊織にオレンジジュースを渡すP 「よかったな伊織、たいしたことなくて…伊織?」 「こっち見んなぁ!」 とPにボディーブロー 「ぐはっ」 そして屈んだところをぐるっと回すとその背中に顔を押し付ける 「〜〜…?伊織?」 「…怖かった……もしやよいが……怖かったんだから…」 背中越しに感じる熱いものにそれ以上は語らず、ただ震えながらシャツをしっかり掴む手を優しく握るP 「ほら、やよいに顔見せないと心配するぞ、いつものように…な?」 「ぅん…」 と返事した後、ビィィームと鳴り響く、鼻をかむ音 「あ〜〜〜!!!!何すんだ伊織ぃ!!」 「にひひっこの私の為に鼻紙の役目を与えてあげたのよ!感謝なさーいっ」 と悪戯っぽく笑ってやよいの待つ病室へ伊織は行く 皆がワイワイと騒ぐ中、ようやく伊織がやよいの元に 「伊織ちゃん…ごめんね…」 「馬鹿ねっ本当…に、やよいは…っ」 とまた涙が出そうになるのを堪えていると 「そういえば」 と突然、律子が 「お医者さんが言ってた『迅速な処置』て何を?」 と聞いてきた瞬間、ギクリとする伊織 「あぁ、やよいを引き揚げた時、俺も、ちょっと足つっちゃってすぐにボートに上がれなかったんだ しかし、やよいは溺れていて一刻を争う、だから伊織に人口呼吸を頼んだんだよ いや、見事な手際だったよ」 とのPの声に、もはや凸まで真っ赤な伊織に皆は拍手する 「じゃあ、いおりんとやよいっちはキスしたんだ→」 「ヒューヒュー、あっっつ→い」 「ぅううるさーいっ!!」 と双子が囃し立て、ついにブチ切れて双子を追いかけ回す伊織をやよいも照れて笑って見ていた が、 「じゃあPさんの唇は守られたんですねっ」 と春香のいらん発言に一瞬、だが確かに、ざわりと空気が変わった のを感じ取ったPはまだ何かが起こりそうな悪寒を感じ取ったのであった のを想像したら背中がざわりとむず痒い
 [リュックサック] 小鳥さんに頼まれて近くの商店街に買い物に来たやよいおり  「おっ、やよいちゃん今日は買い物かい?いつも応援してるぜっ こいつはおまけだ持ってきなっ」 「うっうーっありがとうございまーす」 「あら、こちらが伊織ちゃんね、TVで観るより、ずっと可愛いじゃない、これ持ってきなさい」 「やぁん♪ありがとございまーす!」 てな感じで行く先々でどんどん荷物が増えてしまい、 両手で持てなくなってしまって、どうやって帰ろうと二人して途方にくれてたら 帰りが遅いので心配した小鳥さんが向かえに来てくれたがそれでも荷物が多い  「そうだ!二人ともこっち来て」 とある一軒の店に飛び込む小鳥 そしてー 「あはっ♪伊織ちゃんのウサちゃんリュックお腹パンパンで、はち切れそうだよっ」 「あんたの蛙リュックも太鼓腹じゃない♪」 と二人にリュックを経費で落としてやり、それでも多い荷物は自分がカートで引きながら 「Pさんも連れてくるべきだったなぁ」とちょっと苦笑いな小鳥さん を想像してたら向こう脛がむず痒い  [ビーチでリゾート、やよいおり] 伊織のプライベート・ビーチに招待された765プロの面々 本当はやよいだけを誘った筈だったのに、 全員来てしまったのは双子にバレてしまったのが始まりだった 伊織が少々不機嫌なのはそのせい  でも心から楽しんでくれているやよいの顔がみれたから まぁいいかと下僕にオイルを塗らせてやる伊織にやよいが駆け寄る 「伊織ちゃん、一緒に泳ごうよー」 「あんたねーせっかくの休暇なんだから、 もっとのんびりしなさいよね、そんなに飛ばしていると後でバテちゃうわよ」 「そーだぞ、やよい もっとセーブしないと疲れを引きずるぞ」 「はーい!うーん、じゃ一緒にボート乗ろ、ボート」 「あら、それもいーわね♪ほら下僕はとっとと用意する」 「はいはい、お姫様方」 てな訳で、伊織、やよいとPはボートで繰り出す事に 「わーすっごーい!底までよく見えますー」 「本当だな、ここらへんの海は綺麗だな」 「そうでしょう?この自慢のビーチに招待してあげた、この伊織様に感謝してもいいのよ?」 「うっうー伊織ちゃん、すっごーい」 「いや本当、感動したよ伊織、こんな澄んだ海は初めて見た  (伊織も心がこれくらい澄んでいてくれればなぁ…)」 「ん?なんか言った?」 「いや、何にも」 「P!あれってウニですよねっウニ!」 「おぉ、本当だ、美味そうだな」 「私っ捕ってきますっ!」 「…!ま、待て!急に飛び込むと」 言うが早いかPの制止も聞かず飛び込むやよい 「キャッ!」 飛び散る飛沫とぐらつくボートに少し驚く伊織  「もー!いきなり何よーっそんなに慌てなくても後で家の者に採りに… あら?やよいどうしたのかしら…?」 「!!マズい!足がつったんだ!」 とPの言葉に真っ青になる、が次の瞬間、躊躇なく飛び込もうとするも 「待て!伊織!!」 とPに腕を掴まれ、船の上に戻される 「何すんのよ!やよいが!…やよいがぁ!!」 「落ち着けぇ!!」 とこれ以上ないくらいの声に縮こまる伊織 「お前まで飛び込んだら誰がやよいを引き揚げるんだ!!必ず助けるから待ってろ!!」 と急いでPは飛び込んだ もう伊織はガタガタ震えながらそれを見ている事しか出来なかった 「大丈夫です、命に別状はありません、迅速な処置でしたね」 ここはビーチ近くの伊織の別荘 念のために伊織の主治医を待機させていたのは正解だった 医者の安全宣言にへなへなと椅子に座り込む伊織に歓喜の声を上げるアイドル達 早速、皆がやよいの病室に入って行く中、一人椅子から立てない伊織にオレンジジュースを渡すP 「よかったな伊織、たいしたことなくて…伊織?」 「こっち見んなぁ!」 とPにボディーブロー 「ぐはっ」 そして屈んだところをぐるっと回すとその背中に顔を押し付ける 「〜〜…?伊織?」 「…怖かった……もしやよいが……怖かったんだから…」 背中越しに感じる熱いものにそれ以上は語らず、ただ震えながらシャツをしっかり掴む手を優しく握るP 「ほら、やよいに顔見せないと心配するぞ、いつものように…な?」 「ぅん…」 と返事した後、ビィィームと鳴り響く、鼻をかむ音 「あ〜〜〜!!!!何すんだ伊織ぃ!!」 「にひひっこの私の為に鼻紙の役目を与えてあげたのよ!感謝なさーいっ」 と悪戯っぽく笑ってやよいの待つ病室へ伊織は行く 皆がワイワイと騒ぐ中、ようやく伊織がやよいの元に 「伊織ちゃん…ごめんね…」 「馬鹿ねっ本当…に、やよいは…っ」 とまた涙が出そうになるのを堪えていると 「そういえば」 と突然、律子が 「お医者さんが言ってた『迅速な処置』て何を?」 と聞いてきた瞬間、ギクリとする伊織 「あぁ、やよいを引き揚げた時、俺も、ちょっと足つっちゃってすぐにボートに上がれなかったんだ しかし、やよいは溺れていて一刻を争う、だから伊織に人口呼吸を頼んだんだよ いや、見事な手際だったよ」 とのPの声に、もはや凸まで真っ赤な伊織に皆は拍手する 「じゃあ、いおりんとやよいっちはキスしたんだ→」 「ヒューヒュー、あっっつ→い」 「ぅううるさーいっ!!」 と双子が囃し立て、ついにブチ切れて双子を追いかけ回す伊織をやよいも照れて笑って見ていた が、 「じゃあPさんの唇は守られたんですねっ」 と春香のいらん発言に一瞬、だが確かに、ざわりと空気が変わった のを感じ取ったPはまだ何かが起こりそうな悪寒を感じ取ったのであった のを想像したら背中がざわりとむず痒い  [共犯者] 「い、伊織ちゃん?!」 「やよい…あんた…」 伊織は言葉を失った よりにもよってPとしていたなんて… やよいがそんな事する筈がないと、思っていたのに…誰よりも信じてたつもりだったのに… 「ち、違うんだよ、伊織ちゃん、あのね、こ、これはね…」 と必死に言い訳しようにも、 口の横に着いた白いものに気付いていないのか、かえって見苦しい 「…私も人の事言えないか」 と、ふいに優しい顔でやよいを落ち着かせようと抱きしめる伊織 「い、伊織ちゃん?」 叱られた仔犬のような潤んだ目で見上げられると 理性が無くしそうになる中、 口の横のクリーム状のものを指で拭い、それを舐めとる 「…おいし♪」 もう堕ちるとこまで、堕ちてやる…やよいと二人ならそれでいい…ー 「これで私も共犯ね…」 「ごめんね、ごめんね伊織ちゃんー…」 「伊織ーすまん、俺ー」 と弁明しようとしたPの口を指で塞ぎ、 「もういーわよ、あんた達だけってのも癪じゃない、この次は最初から私も誘いなさいよ」 と、にひひっと笑う伊織 その時、ドアが勢いよく開き、その音に一同、ビクリとなる 「やっーぱり、つまみ食いしてましたね?」 と春香が仁王立ち 「あ…あ、ご、ごめんなさい、春香さんっお腹空いてて、つい…」 「す、すまん!春香っ良い匂いがしてたから…」 「だ、だいたいダンスレッスンの後にこんな良い匂いしてたら我慢できないじゃないのよー」 と春香に平誤りな三人 春香が説教する中、テーブルの上には春香が持って来た朝一番で作り立てなシュークリームが旨そうな匂いを醸し出していた のを想像した俺、胃がむず痒い

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