複数

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複数 - (2007/08/20 (月) 22:41:48) の編集履歴(バックアップ)


主にやよいおりばっかで心がむず痒い



[かゆいの]
休憩してたらお凸を蚊に刺された伊織
すぐさまPにム○を持って来させる間に痒みを我慢していたが、おさまりそうもない
するとやよいが「家で痒みが治る、おまじないやったげようか」と聞いてきた
それで痒みが退くのであればと頼むと
刺されてぷくっとしたところをおもむろに爪で米印を入れて
「かゆいの、かゆいの飛んでけ〜、ん〜」とぐりぐりした後、優しく凸ちゅー
もう、こっ恥ずかしいやら気持ち良いやらで真っ赤になって
今、これをPに見られたらどうしようと焦る伊織だが
既にドアの隙間から見られちゃってるのに気がついて 
痒みはおさまってきたが殺意の波動がおさまり切れない伊織
を想像した俺キモいです…くっ




[伊織とやよい懺悔]
大喧嘩してしまったやよいと伊織 きっかけはほんの些細な事だった
小鳥さんにそれぞれの言い分を聞いてもらったら、本当はお互い謝りたいけど、
きっかけが掴めなくて…と不器用な二人
「じゃあ謝ってもらいましょう」となにやら妙案が浮かんだ様子でPと打ち合わせ
小鳥さんに連れて来られた場所は音響スタジオ
「ここは懺悔室なのよ」と指差す大きな鏡の上になにやら金の色紙で作られた十字架
「迷える子羊よ、座りなさい」と作り声だか確かにPの声がスピーカーから流れる
言われるままに鏡の前の椅子に座ると小鳥さんは出ていってしまった

暫くは躊躇していたが、やがて意を決して伊織は懺悔する 
本当は自分が悪かった、すぐに謝りたかったのにやよいがあんなに怒りを現わにするなんて思わなかった、
誰よりもやよいを大切にしていたつもりだったのに、傷つけるつもりなんてなかったのに…
つまらない意地張った自分が情けない…
「…ごめんなさぃ…」と頬を涙がつたいながらもやっと言うことができた
「神は汝の罪を許すでしょう、さぁこちらに来なさい」との声に鏡の横のドアが開く
怖ず怖ずと入って見れば、暗い部屋にPがいた 
目が慣れてくるとそこはミキサー室だった 鏡と思ったのはガラスで音響室がまる見え
こちらの部屋を暗くする事で音響室からはマジックミラーみたいになっていたのだ
「さぁここに座って」と言われるままに椅子に座るとなぜか温かい
Pが座っていたのかしらと思う間もなく誰かが小鳥に連れられて入ってきた 「やよい?!」

小鳥さんはやよいを椅子に座らせるとそのまま出ていってしまったよく見るとやよいは泣いている
「…!」すぐさま駆け寄ろうと椅子を立とうとするのをPが止めた
「なにを…!」「今度はやよいの番なんだ、黙って聞きなさい」とPは窘める 
今まで聞いた事のないPの重い声にそれ以上逆らえなくなる伊織はやよいを見るしかなかった  
よくよく見ればやよいはなぜか嬉しそうに泣いていた
そしてやよいの懺悔が始まる「神さま…」


「私は伊織ちゃんが大好きです、いつもお姉ちゃんみたいに私の面倒を見てくれて、
いつも傍にいて支えてくれて、いつも…でもそんな伊織ちゃんを私は傷つけてしまいました…
本当の事言われてカチンと来てつい言い返してつまんない意地張って…
後から後から心の中が黒くてモヤモヤして悲しくて苦しくて、こんな思いをしたくないのに、
何故だか謝れなくて、もうどうしたらいいかわからなくなって…」
うっうっと鳴咽を漏らしながらやよいはまっすぐと、
こちらからは見えない筈の伊織を見つめていた
「でも伊織ちゃんも同じ思いをしてたのがさっきわかったんです…」と泣きながらもにっこり笑う
そこで伊織は、はっと気が付いた この椅子の温もりと嬉しそうに泣く理由を理解した
「やよい…」

「ごめんなさい…私の我が儘でこんなに伊織ちゃんを傷つけてたなんて…
苦しめてたなんて…意地なんて張らなきゃよかった…ごめんなさい…ごめんなさい…」
伊織は口を両手で塞ぎながらやよいが謝る度に涙が零れそうになるのを必死に堪えていた 
「…お願いします、伊織ちゃんと…仲直りさせてください…ナム〜」
と小さな手を合わせるやよい

「………仏様もお許しになりますよ、ほら」と ドアが開くとそこにはもう限界にまでに涙目の伊織がいた
その姿見た途端、もう顔じゅうくしゃくしゃにしてやよいは泣き出すが早いか、
駆け寄って大粒の涙をぼろぼろ流しながらその小さな胸にしっかり抱きしめる伊織 
「い゛お゛り゛ぢゃ゛ーん゛うぁあぁあん」
「…やよい!馬鹿!うぅあぁあ…」 
と二人して抱き合ってわんわん泣いている様を見て 
「青春だなぁ」とにっこり笑う小鳥さんと 
ウンウンとうなづき、二人を見守るPを想像した俺キモいですよっこらせっくす



[歯医者]
歯の検診日にやよいは虫歯が見つかり、すぐに治療をするハメに
本来ならPが付いていなければならないのだが、検診を嫌がって逃げた亜美真美を捕まえに行かねばならなかった
消毒薬の臭い漂う診察室 椅子に座らされたやよいの隣にいる伊織
「伊織ちゃ〜ん…」といつもの元気はどこへやら、怯えた目のやよいに 
「ちゃんとここにいるわよ」と横で「(なんで私が…)」と、ちょっと虚勢を張る伊織
差し出す手を握ってやると目で少し笑うやよい 覚悟を決めて、
「はい、高槻さんあ〜ん」
「あ〜〜」 


ドリルが甲高い音を立てる度にギュッと握る手を優しく握り返す、その度に確認するかの様にチラッと横目で見るやよい
すると伊織も怖いのか顔を背けながらもチラチラとやよいを見てた
何だか可笑しくて、でも頼りがいがあって嬉しくて、このままでいたいけど早く終わらないかなと 
もうごっちゃになるのがまた可笑しくて…

「はい、終わりました、うがいしてー」との歯医者の言葉に、やっと手が離すことができた伊織 ふぅと溜め息一つ、つくも 
「では次は水瀬さんの番ですね」に「え゛?!」と驚く
どうやらPが歯石のケアも頼んでいたらしい
「(あのP、余計なことを〜〜)」 と憤るも、やよいの前で逃げ出す訳にもいかず、
今度はやよいに手を握ってもらい、ちょっと怯えながら治療を受けている伊織であった
のを想像したあいにくの天気だが俺キモいね



[歯科検診]
765プロの歯科検診の日、アイドル達は検診を皆受けるのだが、例によって逃げ出す亜美と真美
「すまない、やよいに付いててくれ」と伊織にやよいを任せるとPは双子を追う

しかし追うも捜すもなかなか捕まらない 双子のコンビネーションに翻弄されてしまうP
「んっふっふ〜亜美達をつかまえよ→たって、そ→はイカの金ぴかだよ→あれ?きんぴらだっけ?」 
「イカのきんぴらって律っちゃん好きそ→だねっ」
「ほほう、酒の肴には良さそーね」
「え゛?!」と双子が振り返ると、ニヤリと笑う眼鏡魔人

首根っこを、がしりと捕まえられじたばたしてるところでやっとPが追い付いた
「すまん律子、助かったよ」「まったくもう、常に先の先を読めと言ってるでしょう!」
「うぅ…すいません…さぁ観念しろよこの悪戯っ子ども」「兄(C)〜律っちゃ〜ん、見逃してよ〜」
「ヤダヤダヤ→ダ→ぎゃわわ〜ん」と泣き出す二人
「うわっこんなとこで泣くなよ…これじゃ俺達誘拐魔みたいじゃないか」
「「わ〜〜〜ん」」
「困ったなあ…」
「「わ〜〜〜ん」」
「…!そうだ、そういう時は…」と何やら耳打ちする律子
「…!成る程、あ〜二人とも、ちゃと検診受けたら」
「「わ〜〜〜ん」」
「3丁目角の『モンデンキート』でチョコパフェ奢るから…」
「「本当?!」」



そして帰り道、夕日の中ではしゃぎながら仲良く手を繋いで行く双子、
その後を手を繋いで上機嫌のやよいと少し照れ顔の伊織、遅れてPと律子
「〜〜〜やよいと伊織にまで奢るハメになるとわ…」
「まぁ当然の結果よねぇ」
「……頼む律子、これ経費で」「落ちませんよ」「ぐっ…」
「…ま、言い出しっぺの責任もありますし」とそっと畳んだ万札をPに渡す律子
「…!すまん律子、恩にきる!」「トイチでいいですから」「ぐっ…解りました…」 と世間の厳しさをしる P
「兄(C)〜早く早く〜」と亜美を筆頭にこっちを振り返るアイドル達に夕日を受けて光る歯が妙に眩しいPであった
のを想像した俺キモいです−ぶーぶーぶー、



[台風]
遠征先で台風に合い、ホテルにカンヅメ状態のやよいと伊織
激しく雨が打ち付ける窓から不安げに外を見るやよい 
「弟達が心配なの?」との問いに、ううんと首を降る
「今日はお父さんもお母さんも付いててくれるから…」とそれでもいまひとつ元気がない
「もうそろそろ寝るわよ」
「うん、おやすみなさーい伊織ちゃん」
「おやすみ」と二人床についた

しかし窓を叩く雨音に、何処からか オオォ…と聞こえる唸るような風の音
また、ゴッと吹き荒れる音になかなか寝付けない伊織 やよいはどうだろうと横のベッドを見ようとしたその時、
突然稲光が光ったと思ったらすかさず轟く雷鳴「きゃあぁあぁ!!」 
びっくりしたのもつかの間、気がつくといつの間にかやよいが潜り込んでいた まるで小動物の様に震えるやよい 
意外なやよいの態度にまたびっくりな伊織 「ど、どうしたのよ?」
「うぅう〜伊織ちゃん一緒に寝て〜」


震えるやよいを優しく抱きしめ、よしよしと背中を撫でると何故だか自分も落ち着いてきた
「あんた家じゃお姉ちゃんなんでしょ〜こんなことでビビッてどうするのよ」
「…違うよ…」「えっ?」
「本当は私、強くないよ…家じゃお姉ちゃんだからみんなを守らなきゃ、強くなきゃってがんばれたけど…」「やよい…」
「今日一人で寝てたらなんだかどんどん不安になって怖くて悲しくて…うぅ…」
「馬鹿!」と伊織は肩を掴む「?!」
「あんた元気だけが取り柄なんでしょ!そのあんたがその様でどーすんのよ!」「…伊織ちゃん…」
「まったく…」と伊織は顔を近づけ「あんたに少し元気を分けたげるわよ…」と赤い顔 
「??」「ほら、目を閉じて」と昔よく母にしてもらった様にお凸にキスしようとしたその時 
突如轟く雷鳴にビクつく二人 ズレ込む接点、
「!!!!!!!」そして− 
「えへへ元気、口移ししてもらっちゃった♪おやすみー!」 と自分のベッドに戻るやよい
「…違っ!今のはっそのっ…!」
とあたふたしながらやよいに弁明しようにも、どんどん恥ずかしさに身体が固まって そのまま朝まで石化してしまう伊織

次の日元気いっぱいなやよいとは反対にげんなりとした顔で、心配して理由を聞いたPに八つ当たりをする伊織であった
のを想像した俺キモいじゃないですか!




[休暇]
温泉旅館レポの仕事も無事終え、次のスケジュールまで間が開いたので、そのまま宿に泊まる事になったやよいと伊織
久しぶりのオフに温泉旅行なんてあのP、なかなか気が利くじゃないと露天風呂でゆったりくつろいでいると
「広くて気持ちいいね〜」とやよいが泳ぎながら答える 
「…おしりまる見えよ」と苦笑しながら、私達以外誰もいないからいいかと自分も一泳ぎ

「はぁーいい気持ち♪」と背泳ぎしてたら、突然誰かの背中に当たる
「え?、やだっご、ごめんなさい」と慌てて背中の主に謝るが
「…伊織?」と聞き慣れた声に「え?」とよくよく見るとPが


その後のPの惨劇は語るに及ばず

恥ずかしさと不機嫌で耳どころか凸まで真っ赤にしてどすどすと浴場を後にする伊織に慌ててついていくやよい 
その浴場の入口に風で倒れたであろう『こちらは混浴です』と書かれた看板に気付くのは翌朝、
朝風呂を満喫しようとして再度凸まで真っ赤になった伊織であった
のを想像した温泉行きた→い俺キモ→い
ツールボックス

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