雪歩 弐

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雪歩 弐 - (2011/04/17 (日) 15:05:40) の編集履歴(バックアップ)




[X'masCarolは穴の中]

風邪で休んだ分、残業してたクリスマス・イブの夜、雪歩らアイドルも他のPらと地方ロケで出張。
『帰りは遅くなるからこのまま直帰します。』
なんてメール貰って更にテンションDown。せっかくプレゼント用意したのになぁ…と小さな小箱をポケットに偲ばせ、
一人侘しく仕事してたら帰った筈の小鳥さんが顔を出す。
「実は会議室に忘れ物したんだけど、一人じゃなんだか恐いから一緒に来てもらえません?」
と、真剣にお願いするから、良いですよ、と一緒に行く事に。
会議室に入ると中は暗い。電気を点けようとスイッチを探そうとしたら、突然ドアを閉める小鳥さん。
尚更真っ暗になって焦るのと、小鳥さんの含み笑いにドキッとした。
え?ま、まさか…?と邪な期待に少々胸を躍らせつつも、いや、俺には雪歩がいるんだしっと毅然とした態度で
思い直した瞬間、突如明かりが照らされ、盛大に響くクラッカー。
「メリークリスマ-ス!!いぇーい!!!」
と沸き立つ歓声に俺は二度驚いた。見ると事務所中のアイドルとプロデューサーがみんなして勢揃い。
どうやら、皆してこっそり用意してた様だ。
「プロデューサー、こちらへどうぞ。」
と、雪歩が俺の手を引く。
今夜のパーティの主役、雪歩の兼ねてからの願いで皆が協力してくれた様だ。こういう結束力だけはピカイチだな…。
しばらくぶりに見る嬉しそうな雪歩の笑顔を満喫しつつ、ポケットの中のプレゼントをいつ渡そうかなーと、
考えてたら、目敏くも春香が
「あれー???プロデューサーさん、だ・れ・に・このプレゼント、渡すのですかぁー??」
と、見つけてしまった。
「これは雪歩ンだぁ!」
と奪い返す手の先に、佇み照れて顔が真っ赤な雪歩に、こっちもつられて赤くなる。
皆が囃し立てる中、箱の中身のイヤリングを見て泣き笑い、着けて似合いますか、と
聞いてくる雪歩の眼差しに全身が震える程むず痒い。
ばっ馬鹿っそんな顔したってちっとも嬉しくないんだからねっ!(大嘘




朝、冷え切った事務所で目を覚ます
そうか、昨日雪歩の誕生日パーティーをやってそのまま片付けの後寝ちまったのか
さえ切らない目をこすり周りを見渡す
ふと隣を見ればなぜか今日は帰りませんと意気込んでいた雪歩が眠っていた
右手の指にはまっているプレゼントの指輪を見てなんだか少し暖かい気持ちになった
そんなPCの前で寝てた俺の妄想



[雪歩とおやつ]

オーディションに落ちた雪歩は事務所に(何故か)ある穴、通称「雪歩ーる」に引き籠ってしまう。
こうなったらどんなことがあっても、世界が核の炎に包まれようと(嘘)、出てこない。
「ゆーきーほー、でてきておくれー」
お約束の聞く耳無視。悲しくなるよ、俺。
「プロデューサーさん」
雪歩の説得を続けていたら、後ろから小鳥さんがやってきた。
「そろそろおやつの時間ですから、雪歩ちゃんになにか買ってきたらどうですか?」
その発想はなかった。そうときまればコンビニへGO!
って、雪歩の好きなおやつをしらねーやorz。しかたない、そこにあったロールケーキにしようか。
「戻りましたー」
「お帰りなさい、プロデューサーさん」
小鳥さんに紅茶を淹れてくれるように頼んで、雪歩の元へ。
「ゆーきーほー。そろそろでてきてくれー、それがいやならここにおやつ置いておくから」
と言って、近くのソファーへ移動する。小鳥さんが淹れてくれた紅茶を近くのデスクに置いて観察。
すると、
「……」
ふたを少し上げて、おやつのロールケーキをじっと見ている。なにかの小動物みたいだな……。
「あ、あの……」
「ん、どうした雪歩?」
「これ…いいんですか?」
「ああ、オーディションに落ちたけれど、頑張った雪歩へのご褒美だから」
すると、雪歩は若干うつむき顔を上げると、
「……ありがとうございます、プロデューサー!」
満面の雪歩スマイル。それを直視できなくて全身むず痒い。
まさに殺戮の天使、この笑顔で何人の雪歩ファンを消してきt(萌え死にした模様)



[雪歩とおやつ 2]

あれから雪歩は自信を持ち始め、今ではアイドルランクD。
あー……長かったなー。
「プロデューサー」
「おかえり、雪歩。冷蔵庫にロールケーキ入っているから」
「えへへ……ありがとうございます、プロデューサー」
あのロールケーキは雪歩のお気に入りなった。家ではこのような洋菓子はでていなかったという。
「なあ雪歩」
「はい、何でしょう?」
「次のオーデで合格したら、何が欲しい?」
「え?」
「頑張っている雪歩のご褒美。何でも言ってくれ」
それを聞いて雪歩は少しばかり考えて、
「あ、あの!」
「何がいいか決まった?」
「えと……その……」
もじもじしながら、
「い、一緒にロールケーキ食べてください!」
「……そ、そんな事でいいのか?」
「はい……(はにかむ笑顔で)」
とか言われてみ隊、参上。
その後、一緒にケーキ食べたとさ、って何このありがちせって→い。



[雪歩とお茶]
無念 Name としあき 10/07/21(水)22:53:09 No.1461239

P「雪歩ってもらった給料はどうしてるんだ?やっぱり貯金か?」
雪歩「えーっと…大体お茶に使ってますぅ」
P「お茶かぁ…雪歩らしいな…で、他には何に使ってるんだ?」
雪歩「殆どお茶に使ってます」
P「えっと…確か先月のギャラって100万以上行ってたよな…?」
雪歩「行ってましたよ」
P「お茶って事は…茶器とかすごいのを集めてるとかか?」
雪歩「いえお茶ですよ、茶器にはあんまり拘らないんですぅ」
P「…えっと…そんなに高いお茶?」
雪歩「いえそんなに高いのは買いませんよ」
P「えー…雪歩、月に何リットルぐらいお茶飲んでる?」
雪歩「りっと…る?ガロン単位なら分かるんですが」


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