志保「可奈の才能、私の才能」【ミリマス】
執筆開始日時
2018/08/30
概要
私には才能がないのだろうか。
最近、私の技術が伸びてないように感じる。
アイドルには歌、ダンス、あとビジュアルの要素が必要なのだけど、どれも得意なものではない。
それだけにレッスンが必要になるのだけど、何かを得たとするならば、何かが抜けていってる気がするのだ。
何かを1つだけを極めていくのだったら、自分の性分に合ってるし、時間さえ貰えれば成し遂げられる気がする。いや成し遂げられる。
ただアイドルとしてやっていくためには、様々なことをやれなければならない。
事務所の同僚たちを比べると、自分の実力不足を痛感させられることが多い。
練習時間では確実に負けていない。もちろん闇雲に時間さえとればいいとも思っていない。体調管理をしながら効率を考えレッスンに取り組んでいる。
それなのに、いつのまにか同僚たちにはどんどん抜かされていく。だがそのことに失望し、その足を止めるわけにはいかない。足を止めたが最後、同僚たちにはさらに距離を開けられ、取り残されるだけだから。
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最終更新:2018年11月18日 19:47