以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2007/02/23(金) 02:04:51.75 ID:/djaUEA0
【プレゼント】
デジタル時計の表示がゼロになって、日付が変わった。
今日は、わたしの誕生日だ。
「はい。誕生日おめでとう」
「わ。ありがとー。開けてもいい?」
「どうぞ」
さっそく、その小さな包みを開ける。
入っていたのは、百合の花をデザインしたシルバーチョーカーだった。
しかも、みーちゃんとおそろいで。
「わー……可愛い。嬉しい。つけてみてもいい?」
「あ、ちょっと待った」
「え、なに?」
「それ、特製でね。一回つけたら取れないの」
「え……取れない? ずっとつけたままっていうこと?」
「そう。ちなみに私のもそうね。外すにはチェーンを切るしかないの」
「い、一生つけたままっていうこと?」
「そう。一応、服に隠せるくらい紐は長くしておいたけど」
いっしょう? つけたまま?
顔が急に熱くなる。
「どうする? 今つける? やめとく?」
「……おそろいでずっと……ていうことはさ。ずっと一緒にいてくれる、っていうことでいいの?」
「ん。……まあ、そのつもりだけど」
みーちゃんの顔を見る。心なしか、みーちゃんの顔も赤くなっているようだった。珍しい。
ずっと。ずっと。その言葉が心に残る。
気付くと、わたしはぼろぼろ涙を流していた。
「嬉しい……つ、つける。つけて?」
「ん」
チョーカーを持ったみーちゃんの手が首にかかる。緊張で、心臓が激しく鳴っている。
首の後ろで、パチン、と音がした。
その瞬間。
「んっ……」
体の奥のところから何か熱いものが走ってきて、体が震えた。
しばらくしてようやく、息を止めていたことに気付く。
「んっ……はぁ……」
「はい。次は私ね」
「っ……うん……」
渡されたチョーカーを持って、みーちゃんの首に回した。パチ、と金具を止める。
「……できた」
「ん、ありがと……スゥ、すごい顔してる」
「わ、わかってる」
顔どころか、体中が熱い。熱がぜんぜん冷めない。多分、真っ赤になっている。
「可愛い。……さっきつけたとき、ちょっとイッちゃった?」
「……う――」
「……好き」
そのまま、ベッドに押し倒された。上になったみーちゃんのチョーカーが、わたしの体に軽く当たった。
《了》