Honoca

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Honoca - (2016/10/09 (日) 23:31:56) の編集履歴(バックアップ)


Honoca(ホノカ)は、龍然封営交通が発行し、封街道バスで発売されている共通乗車カード・電子マネーである。
日本鉄道サイバネティクス協議会が策定したサイバネ規格に準拠しており非接触型ICカードシステムにはFeliCaの技術が用いられている。

概要

Honocaは龍然封営交通が開発し、自社線専用として導入した非接触型ICカードシステムによる乗車カードで、2015年から封街道バス管内のエリアで順次サービスを実施している。
Honocaは多くの情報を通信できるICカードの機能を活用し、カードを自動改札機にタッチして運賃精算に使用できる。
また、自動券売機での乗車券などの購入、自動精算機での精算機能に加え、残額が不足した際にチャージ(入金)することで繰り返し使用できる機能、定期券機能、グリーン券機能、
駅構内(キオスクなど)や街中の一部の商店での商品代金の支払いにも利用できる電子マネー機能など、数多くの機能が盛り込まれている。
また、繰り返し利用することが可能なので、従来の切符や磁気式プリペイドカードのように使用後の廃棄物が発生しない。

FeliCa

技術的には、ソニーが開発した非接触型ICカード技術である「FeliCa」を採用している。
非接触型のため、パスケースや鞄などから取り出す必要はなく、パスケースごとタッチしても利用できる。
なお、読み取り可能範囲が半径10cm程度あるので空中を通しても利用可能な場合があるが、Suicaと改札機との通信時間を確保するため、
Suicaやパスケースなどを読み取り機に(かざすのではなく)タッチさせて改札機を通過する使い方、すなわち「タッチ&ゴー」をJR東日本では推奨している。
FeliCaはすべて13.56MHz帯の周波数の無線を使用して通信・発電するため、通信可能圏内にある複数のFeliCaが通信可能となる。
アンチコリジョンに対応していれば複数枚のカードを重ねても干渉しないとされており、本カードは対応しているが、電子マネーカードの「Edy」(現:楽天Edy)は非対応で、
本カードとEdyを重ねて使用しようとすると相互に干渉することがある。さらに、複数枚のFeliCaが読み取り機からの電波を奪い合い、通信に必要なエネルギーを供給できずにエラーを起こしてしまうことがある。
また、IC運転免許証とも相互干渉を起こし、エラーとなる場合もある。

名前の由来

Honocaの名称は「HONeycombed Operation CArd」に由来するもので、龍然の封旗のデザインである亀甲紋があしらわれていることに由来する。
なお、Honocaカードの裏面の右下に記載の番号は「RT」で始まる17桁の英数字であるが、この「RT」は龍然封営交通の英語表記「Ryuzen Traffic」から採ったものである。
モバイルHonoca(詳細は後述)にも、この「RT」で始まる個別の番号が振り分けられている。