夜雲の旗

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夜雲の旗 - (2023/12/23 (土) 17:01:23) の編集履歴(バックアップ)


夜香の旗(やすかのはた、:Flag of the Yasuka)である現在の夜香封国旗封旗、ほうき)は、三盛亀甲三紋旗(みつもりきっこうさんもんき)と呼ばれる。
夜香では古くから夜香太社の社紋の一つとして知られ、三盛亀甲紋の内側に夜香三女神それぞれの三つの神紋が描かれる。
本項では封旗と密接な関連がある封の紋章(封章、ほうしょう)についても併せて扱う。

夜香の旗


用途及び属性 ?                                        
縦横比 27:11
制定日 1986年2月12日
使用色 褐色(濃紺)
天色(シアン)
□白

夜香封封旗

夜香において、国旗に相当する旗は封旗(ほうき)と呼ばれる。
1986年2月12日の独立と同時に制定された「夜香封の旗および紋章とその他の象徴物についての法律」で、封旗を「三盛亀甲三紋旗」とし、デザインの詳細な規格を定めている。

1984年の夜香基本法起草委員会第9回全体会議において、夜香太社の社紋の一つである三盛亀甲三紋がほどこされた幟をそのまま封旗のデザインとして採用し、
1985年夜香諸島自由連合区準備委員会第2回全体会議で暫定使用方法が可決され、1986年2月12日の独立をもって関連法規が発効された。

意匠

縦横比は27:10で、世界的に見ても非常に縦長の旗となっている。

褐色(かちいろ)と呼ばれる濃紺地に、天色(あまいろ、シアン)に縁取られた白色の「三盛り亀甲三紋」が旗の最下部に配置されている。
褐色は、夜香諸島周辺の深海の色を藍染めで表現したもので、三盛り亀甲三紋を縁取る天色は藍染めの滲みを表現している。

三盛り亀甲三紋は夜香封一宮の夜香太社で用いられる社紋の一つであり、三盛り亀甲紋の内側に、
夜香太社の弁天宮、吉祥天宮、御歳宮それぞれの社紋である「三つ巴」「水瓢箪」「月に三つ星」が描かれたものである。

縦掲揚と横掲揚

国旗等を縦に掲揚する際はそのまま「時計回りに90度まわして」掲げるというのが国際的なルールだが、
三盛り亀甲三紋旗は例外的に縦長の旗であるため、縦横に関係なく向きを変えずにそのままの形で掲揚する。

なお、もし仮に横向きに掲揚する場合、法律には「やむを得ず横に掲揚する場合は時計回りに90度回転し掲げる」との記載がある。

横掲揚する場合の三盛亀甲三紋旗

夜香封封章

夜香の封章(やすかのほうしょう、Great Seal of Yasuka)は、夜香の国章として事実上使われている図柄である。
代々夜香太社の祓戸大斎宮媛巫女である明奉が使用した紋章でもある。



夜香の封章

この他、明奉紋は夜祝の行政府である明奉廳(封廳)のシンボルとしても使用される。
正式な意匠名は「柳枝に鳩」と呼ばれ、円形の外周部分に柳の枝、左下部に鳩が配置される。
夜祝封典宮では古来より、この柳枝に鳩をあしらった縦長の白幟が使用されており、封旗はこの白幟を草案として
紺地に夜祝封宮で他に用いられた社紋・神紋などをあしらったデザインに変更され、現在の三盛亀甲三紋旗となった。