ウディ・アレン監督作品 人気TOP5

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ウディ・アレンといえば、名匠と呼ばれる映画監督です。
今回はウディ・アレン監督作品の中から特に人気の高い映画を5つピックアップしました。


ウディ・アレンとは

ウディ・アレン(Woody Allen, 1935年12月1日 - )は、アメリカ合衆国の映画監督、俳優、脚本家、小説家、クラリネット奏者である。
アカデミー賞に史上最多の24回ノミネートされ、監督賞を1度、脚本賞を3度受賞している。
ニューヨークのブロンクス区で、ロシア系=オーストリア系ユダヤ人の家庭に生まれた。
幼少期はブルックリンを中心に10数回も引越しを繰り返し、その間に母親の姉妹やドイツにおけるナチスの迫害から逃れてきた親類との賑やかな共同生活と、素性の知れない時に凶悪な面を見せるベビーシッターとの生活を余儀なくされた。
アレンの幼年期は主に女性に囲まれた精神的かつ言語的に混沌としたものだったという。
ひねくれた少年の行く先は現実逃避で、アレンはコミックや映画、ジャズに傾倒するようになっていった。

生まれ育ったニューヨークの文化や暮らし、人々の精神性をテーマにすることが多い。
特にそこに住むユダヤ人のそれを主題とする。
ユダヤ人であることの差別とそこから来るコンプレックスや、自己意識などを織り込んだコメディを得意とする。
「監督、脚本、主演の三役をこなして成功することが出来た映画人は、北野武とチャールズ・チャップリンとオーソン・ウェルズとこのアレンの4人だけだ」と言われている。
演じる際には自らをカリカチュアライズしたようなユダヤ系の神経質なインテリを演じることが多い。


ウディ・アレンは、なかなか複雑な環境で育ったようですね。


第5位 カメレオンマン

1983年のアメリカ合衆国の映画。ウディ・アレンが監督・脚本・主演の三役を務めている。
カメレオンのように周囲の環境に順応し、容姿までも変えてしまう能力をもつ男レナード・ゼリグをドキュメンタリー調で描いた作品。
意図的なモノクロ撮影、ニュース・フィルム、インタビューは、精神分析の事例を扱う記録といった形になっている。
【スタッフ】
監督:ウディ・アレン
脚本:ウディ・アレン
製作:ロバート・グリーンハット
製作総指揮:チャールズ・H・ジョフェ
      ジャック・ローリンズ
ナレーター:パトリック・ホーガン
【キャスト】
ウディ・アレン
ミア・ファロー
ジョン・バックウォルター
マーヴィン・チャティノヴァ
スタンレー・スゥェードロー
ジョン・ロスマン
ポール・ニーヴンス
ハワード・エルスカイン
ジョージ・ハムリン
デボラ・ラッシュ

第4位 マンハッタン

1979年にアメリカで製作されたウディ・アレン代表作のひとつ。
ニューヨークマンハッタンを舞台に、中年の売れっ子TVライターの男が織り成す男女の人間関係を描く。
【スタッフ】
監督:ウディ・アレン
脚本:ウディ・アレン
   マーシャル・ブリックマン
製作:チャールズ・H・ジョフィ
   ジャック・ローリンズ
製作総指揮:ロバート・グリーンハット
【キャスト】
アイザック:ウディ・アレン
メリー:ダイアン・キートン
エール:マイケル・マーフィー
トレーシー:マリエル・ヘミングウェイ
ジル:メリル・ストリープ

第3位 カイロの紫のバラ

1985年のアメリカ映画。
舞台は1930年代のニュージャージー州。妻のセシリアはウェイトレスをして、失業中の夫モンクとの生活を支えている。
惨めな生活とモンクとの愛のない結婚から逃れるためセシリアは映画館に通い、上映中の「カイロの紫のバラ」に夢中になる。
すると、映画の登場人物のトムが第四の壁を破り、白黒のスクリーンからカラフルな現実の世界へ現れる。
ロマンチックなファンタジー作品。
【スタッフ】
監督:ウディ・アレン
脚本:ウディ・アレン
製作:ロバート・グリーンハット
製作総指揮:ジャック・ローリンズ
      チャールズ・H・ジョフィ
【キャスト】
セシリア:ミア・ファロー
トム・バクスター / ギル・シェパード:ジェフ・ダニエルズ
モンク ダニー・アイエロ:
ヘンリー:エドワード・ハーマン
ジェイソン:ジョン・ウッド
リタ:デボラ・ラッシュ
伯爵夫人:ゾーイ・コールドウェル

第2位 ハンナとその姉妹

1986年のアメリカ映画。
アカデミー賞で助演男優賞(マイケル・ケイン)、助演女優賞(ダイアン・ウィースト)、脚本賞(ウディ・アレン)を受賞している。
ニューヨークに住む三人姉妹と彼女たちに関わる男性たちとの結婚生活、恋愛模様を描いたコメディ・ドラマ。
【スタッフ】
監督:ウディ・アレン
脚本:ウディ・アレン
製作:ロバート・グリーンハット
【キャスト】
ハンナ:ミア・ファロー
ホリー:ダイアン・ウィースト
リー:バーバラ・ハーシー
エリオット:マイケル・ケイン
ミッキー:ウディ・アレン
フレデリック:マックス・フォン・シドー
エイプリル:キャリー・フィッシャー
ノーマ:モーリン・オサリヴァン
エヴァン:ロイド・ノーラン
ダスティ:ダニエル・スターン

第1位 アニー・ホール

1977年制作のアメリカ映画。ウディ・アレン作品のなかで最も人気がある作品のひとつである。
1977年アカデミー賞の主要4部門を受賞した。
ニューヨークに生きる男と女の出会いと別れが、ウディ・アレン独特のユーモアとセンスによりシニカルに描かれている。
長い会話や、長回し、陽気さと傷心にテーマをおくなどの、現在までに至るアレン映画のスタイルを確立した作品。
【スタッフ】
監督:ウディ・アレン
脚本:ウディ・アレン
   マーシャル・ブリックマン
製作:チャールズ・H・ジョフィ
   ジャック・ローリンズ
製作総指揮:ロバート・グリーンハット
【キャスト】
アルビー・シンガー:ウディ・アレン
アニー・ホール:ダイアン・キートン
ロブ:トニー・ロバーツ
アリソン・ポーチニック:キャロル・ケイン
トニー・レイシー:ポール・サイモン
パム:シェリー・デュヴァル
ロビン:ジャネット・マーゴリン
ミセス・ホール:コリーン・デューハースト



ウディ・アレン監督作品は個性的なので好き嫌いが分かれますが、僕は独特の世界観が素敵だと思います。
ランキングには載せませんでしたが、『ブルー・ジャスミン』もお気に入りです。
最終更新:2018年01月19日 16:11