【種別】 人名(通称) 【元ネタ】 [[Wikipedia - ロキ>http://ja.wikipedia.org/wiki/ロキ]] 【初出】 新約八巻 【解説】 『[[グレムリン]]』の正規メンバーを務める[[魔術師>魔術師(まじゅつし)]]。 シルクハットを被って杖を突いた、燕尾服の老兵。 戦場において敵対者に相対しても一切の殺意や殺気を感じ取れず、 奇術師、あるいは道化師のような印象を受ける。 穏やかな丁寧語で喋るが、嘲弄を含む笑みを浮かべている。 「神話のロキ同様、事態の趨勢に自身の勝敗・強弱は関係ない」と自らを評しているが、 実際の戦闘能力は不明。 [[オティヌス]]の命を受け、北海に浮かぶ『[[船の墓場>船の墓場(サルガッソー)]]』の防衛に就いていた。 侵攻してきた[[英国]]軍の前に現れたが、[[キャーリサ]]に[[ロビンフッド]]の矢を打ち込まれて倒れた。 しかし、実際に攻撃を受けたのは木札を用いた身代わりであった。 『船の墓場』防衛のために、オティヌスに不要と断じられながらも『グレムリン』内部も疑った結果、 内通者が星や天体の動きを使って『船の墓場』の位置を知らせることを予測。 味方にも内密に『船の墓場』を覆うように『[[ヴィゾヴニルのお膝元]]』を展開しておくことで、 英国や米国の連合勢力に偽の情報を与え、主力たるキャーリサや[[ウィリアム=オルウェル]]を引きつけることに成功した。 その後は[[ミミルの泉]]で[[トール]]に始末されたと思われる。 【補足】 元ネタである悪神ロキは『ヴァルトラウテさんの婚活事情』にも登場。青年の姿で描かれている。 主な目的は「予言やぶり」であり、『とある魔術のヘヴィーな座敷童が簡単な殺人妃の婚活事情』において[[上条>上条当麻(かみじょうとうま)]]らを召還し、 [[ヘル]]に「外」の価値観を接触させ、暴走を促したのもその一環である。 ----