【種別】 人名(通称)・神名 【元ネタ】 ギリシア神話に登場する怪物。 また、元はヒッタイトで神聖視された季節を表す聖獣。 [[Wikipedia - キマイラ>http://ja.wikipedia.org/wiki/キマイラ]] 【初出】 新約十巻 【解説】 真の『[[グレムリン]]』に所属する『[[魔神>魔神(まじん)]]』の一柱。 他の『魔神』達と共に『[[隠世>隠世(かくりよ)]]』に潜んで暗躍している。 [[上里翔流>上里翔流(かみさとかける)]]と遭遇し、 彼の右手に宿った『[[理想送り(ワールドリジェクター)]]』により『[[新たな天地]]』へと追放された。 新約17巻で初登場。 極限まで美を追求するあまり人間の美に限界を見出し、他の生物の因子や構造を取り込んでいる。 絵画で描かれる合成獣=キメラの姿もその一環。[[娘々>娘々(ニャンニャン)]]の評価は「ナルシストで自己破壊マニアの変態」。 人間がその姿を一目でも見れば脳が理解を拒み、視界が明滅して、しばらく目を開けていられなくなる。 上里が目を眇めて煙の奥にいるキメラに視線を投げただけ(つまり直視はしていない)にもかかわらず、地の文で「視界が極彩色に爆発した」と表現されている。 娘々曰く、望遠鏡で太陽を眺めるのと同じで、生身の人間が直視すれば徳が低い者はそのまま魂を焼かれるのだという。 【口調?】 魔神同士でなら会話が成立するものの、人間には金属が擦れ合うような不安定な音にしか聞こえず、発言内容を把握できない。 さらに、その肉声でさえも頭の中で反芻しようとするだけでひどい吐き気に襲われる。 ----