【種別】 [[魔術>魔術(まじゅつ)]] 【元ネタ】 [[Wikipedia - 近代魔術>https://ja.m.wikipedia.org/wiki/近代魔術]] 【初出】 一巻 【解説】 20世紀初頭、『[[黄金夜明>黄金夜明(S∴M∴)]]』によって確立した魔術の系統。 その流れを汲む「黄金系」を始めとして非常に多くの[[魔術師>魔術師(まじゅつし)]]が取り扱う、 現代の魔術の国際共通規格といえる魔術体系である。 [[十字教>十字教(じゅうじきょう)]]の裏技的な魔術であり、聖書の記述や伝承を利用するものの、それを額面通りに受け取らず矛盾や抜け穴を捜して利用する。 そのため純粋な十字教徒からは「[[対十字教黒魔術(アンチゴッドブラックアート)]]」と呼ばれ忌み嫌われている。 (ただし「『あくまで十字教の語られざる深部』であり、敬遠な十字教徒である私が使用する分にはかまわない」という理屈で使用する者もいる) 内容としては[[天使の力>天使の力(テレズマ)]]を召喚して利用する儀式魔術や、 [[魔法陣>魔法陣(まほうじん)]]に[[天使]]の名前を借りたり、[[象徴武器>象徴武器(シンボリックウェポン)]]を使用したりすることでの[[四大属性]]の利用、タロットカードによる占いなど。 「召喚」「[[四大属性]]」「タロット」などスタンダードなテーマが多いため、他の宗教、神話と組み合わせて使用する者も多い(だからこそ現代の魔術の主流なのだが)。 また、使用者(主に欧州人)は願いを叶える過程で近代西洋魔術では達成できないものがあると、 チベットや超古代文明、植民地時代に支配下にあった地域の伝承といった「異文化の秘奥」に理想を抱き、取り込むことで矛盾を解決しようとする習性がある。 【関連】 →[[西旗]] →[[生命の樹(セフィロト)]] →[[四界]] →[[シジル]] →[[呪詛の魔術剣]] →[[象徴武器(シンボリックウェポン)]] →[[タットワ]] →[[ヤッキンとボアズ]] →[[GDタロット]] ----