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シャンボール - (2015/07/17 (金) 08:33:45) の１つ前との変更点
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【種別】
[[魔術(まじゅつ)]]
【初出】
新約12巻
【解説】
[[サンジェルマン]]が使う炭素を操作する術式。ダイヤモンドの傷を直したという伝承に由来する。
建材がカーボン系で統一されている[[ダイヤノイド]]の全ドアを固着させて中の客を閉じ込めた。[[高熱>原子崩し(メルトダウナー)]]で壁に穴を開けても5秒で塞ぐ徹底ぶり。
床・壁・天井を槍に変える多角攻撃は、単純ながら[[幻想殺し>>幻想殺し(イマジンブレイカー)]]に対して非常に有利な攻撃手段である。
炭素を制御すれば有機物も操作できるので「植物細胞で出来た動物」という生物兵器（あとがきでは「植物装甲」と呼ばれていた）も生み出せる。
その筋力は圧倒的であり、[[アネリ]]の推定した数値を見た[[浜面>浜面仕上(はまづらしあげ)]]はエラーではないのかと唸ったほど。
事実、作中では[[麦野>麦野沈利(むぎのしずり)]]の[[原子崩し>原子崩し(メルトダウナー)]]を立て続けに撃ち込まれ、[[アネリ]]が鋼の豪腕で鋏を抑え、[[絹旗>絹旗最愛(きぬはたさいあい)]]が[[窒素装甲>窒素装甲(オフェンスアーマー)]]を纏ったまま突撃した上で、[[上条>上条当麻(かみじょうとうま)]]の[[幻想殺し>>幻想殺し(イマジンブレイカー)]]で顎を殴りつけなければ止めることすらままならなかった。
その他、一酸化炭素中毒やダイヤモンドカッター等々、炭素に関連した攻撃方法は多彩かつ苛烈。
しかもダイヤノイド内部であれば素材にも困らない。
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【種別】
[[魔術(まじゅつ)]]
【初出】
新約12巻
【元ネタ】
[[シャンボール城 - Wikipedia>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%9F%8E]]
【解説】
[[サンジェルマン]]が使う炭素を操作する術式。ダイヤモンドの傷を直したという伝承に由来する魔術である。
その名はかつてサンジェルマンが使っていたとされる実験室の名前であるらしい。
建材がカーボン系で統一されている[[ダイヤノイド]]の全ドアを固着させて中の客を閉じ込めた。[[高熱>原子崩し(メルトダウナー)]]で壁に穴を開けても5秒で塞ぐ程の再生速度。
床・壁・天井を槍に変える多角攻撃は、単純ながら[[幻想殺し>幻想殺し(イマジンブレイカー)]]に対して非常に有利な攻撃手段でもあったため、上条当麻に対しても終始優勢だった。
上条が初見で遭遇した際には、多くの人が行き交うにも関わらず、それを意にも介さず、大量の槍攻撃を上条に放っていたが、次の瞬間には肉体を貫かれた一般人や槍となって襲いかかった床・天井など何もかもが元に戻っており、サンジェルマンが自称していた事も含め、上条はサンジェルマンを新たな『魔神』と勘違いしていた。
実際は単なる炭素を制御する魔術を使用していただけ、という事が後に[[オティヌス]]によって看破されている。
また、同期・並列化しているサンジェルマンの個体の五感に頼って照準しなければ術式は使用できず、
人の体にトンネルを空けていたのも、『シャンボール』の槍の穂先に見える箇所からさらに50センチから100センチほど、髪の毛のように細い先端部が伸びており、それに接触したものにトンネルを空け、本命の槍を通すというだけのものだった。
しかし、序盤で見せていた槍の攻撃はいわば『シャンボール』の『根』に過ぎないらしい。
炭素を制御するという事は、有機物の操作も可能という点から「植物細胞で出来た動物」という生物兵器も生み出せる。
（あとがきでは「植物装甲」と呼ばれていた）
方式としては、本来は自らの意思で動く事すらできない植物細胞を一度完全に分解して、
皮膚、骨格、血管、筋肉、各々の機能を細分化、それらを再び統合し、
最適化を促す事で動物質以上のそれより強靭なもの生物を生み出す、というもの。
実際に生み出された生物は複雑に絡み合う樹木の根の脚を持ち、
うっすらと赤みがかった白色の花弁の顎、食虫植物の捕食膿を備えた両の大鋏、
全高は末端含め2メートル弱で全長4メートル以上という巨大な異形の植物質のサソリ。
末端の尾、毒針の部分にはサンジェルマンの一人が上半身のみを出して埋め込まれているが、「五感に頼って照準しなければならない」という魔術の制約が関係するのだろうか。
サンジェルマン曰く「有機と炭素と生命の三位を統べる秘法の真髄」。
その筋力は圧倒的であり、[[アネリ]]の推定した筋力数値を見た[[浜面>浜面仕上(はまづらしあげ)]]はエラーではないのかと唸ったほど。
事実、作中では[[麦野>麦野沈利(むぎのしずり)]]の[[原子崩し>原子崩し(メルトダウナー)]]を立て続けに撃ち込まれ、[[アネリ]]が鋼の豪腕で鋏を抑え、[[絹旗>絹旗最愛(きぬはたさいあい)]]が[[窒素装甲>窒素装甲(オフェンスアーマー)]]を纏ったまま突撃した上で、[[上条>上条当麻(かみじょうとうま)]]の[[幻想殺し>幻想殺し(イマジンブレイカー)]]で殴りつけなければ止めることすらままならなかった。
構造そのものは異能の力で出来ているため、『幻想殺し』で破壊されるものの、破壊されても体の一部を分離させ、新たに生物を生み出す事も可能。
作中で生み出したのはサソリが破壊された直後、分離し新たに蔦や捕食膿を複雑に絡み合わせたワニ、弦や根で出来た触手を持つタコなどなど、多種多様な動物や巨虫を生み出している。
それら全てにサンジェルマンの一人が埋め込まれている。
その他、一酸化炭素中毒やダイヤモンドカッター等々、炭素に関連した攻撃方法は多彩かつ苛烈。
大量のサンジェルマンが行う槍による全方位攻撃、『原子崩し』ですら削れない程の強靭な肉体を持つ『植物装甲』、それらを駆るこれまた大量のサンジェルマンという圧倒的な物量で上条らを苦戦させた。
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