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【種別】 エネルギー 【初出】 一巻 【解説】 [[魔術>魔術(まじゅつ)]]を使用する際に消費するエネルギーのこと。 『[[強制詠唱>強制詠唱(スペルインターセプト)]]』『[[魔滅の声> 魔滅の声(シェオールフィア)]]』等の一部の魔術を除いて、魔術を使用する際には必ず必要となる。 生命力(マナ)、つまり人間の体に元から流れているエネルギーを「原油」として、魔力という「ガソリン」を精製する。 具体的には呼吸法、食事制限、瞑想、準備運動...つまり血液の流れや内蔵の活動リズムなど、自身の体内を望む数値で制御することで生み出す。 体内器官という自分の意思で操れないものを無理にいじると、普段手に入らないエネルギーを精製できるというわけである。 当然無理に体内をいじるのには危険が伴い、適切な知識なく手を出すとしっぺ返しを食らうリスクもある(昔は「祟り」「ばち」と勘違いされていたらしい)。 同じ人物の生命力でも精製の仕方、つまり宗派や練り方を変えれば得られる魔力の質と量は大きく変わる。 例えるなら、同じ原油を使ってガソリンではなく重油や軽油を作るようなもの。 そのため、使いたい魔術に合わせて適切な質と量の魔力を精製する必要がある。 [[天草式十字凄教>天草式十字凄教(あまくさしきじゅうじせいきょう)]]のように多数の宗教が一つに融合した場合には、 術式に利用されている宗教の性質に合わせて魔力の質を変化させるらしい。 魔力が得られたら、自分の血管や神経、[[霊装>霊装(れいそう)]]に魔力を通し、身振り手振り・呪文の詠唱・文字の筆記・道具の使用などで記号を示すことで魔術は発動する。 [[地脈・龍脈]]のような惑星を廻るエネルギーや、[[天使の力(テレズマ)]]のような別[[位相]]のエネルギーを魔術に使用する際でも、 自身の魔力を使ってこれらのエネルギーを「呼び込む」という手順があるため、 魔力をうまく操作できないとこれらのエネルギーを利用することはできない。 また、個人の魔力と違い、地脈などは最初から性質が決まってしまっているため、 「魔術を使うためにエネルギーを精製する」のではなく、 「使うエネルギーに合わせて魔術を選ぶ」という考え方で運用する必要がある。 外部のエネルギーは莫大な力をもたらすが、同時にあまり融通がきかないためリスクも大きい。 このように生物の持つ限りある「生命力」を基にしているため、[[魔術師>魔術師(まじゅつし)]]間の魔力の大小とはこの精製が上手いか下手かの違いでしかない。 逆に言えば不死の存在である[[吸血鬼]]などは文字通り無限の魔力を精製できることになるため、存在は懐疑的に扱われている。 ----
【種別】 エネルギー 【初出】 一巻 【解説】 [[魔術>魔術(まじゅつ)]]を使用する際に消費するエネルギーのこと。 『[[強制詠唱>強制詠唱(スペルインターセプト)]]』『[[魔滅の声> 魔滅の声(シェオールフィア)]]』等の一部の魔術を除いて、魔術を使用する際には必ず必要となる。 生命力(マナ)、つまり人間の体に元から流れているエネルギーを「原油」として、魔力という「ガソリン」を精製する。 具体的には呼吸法、食事制限、瞑想、準備運動...つまり血液の流れや内蔵の活動リズムなど、自身の体内を望む数値で制御することで生み出す。 体内器官という自分の意思で操れないものを無理にいじると、普段手に入らないエネルギーを精製できるというわけである。 当然無理に体内をいじるのには危険が伴い、適切な知識なく手を出すとしっぺ返しを食らうリスクもある(昔は「祟り」「ばち」と勘違いされていたらしい)。 同じ人物の生命力でも精製の仕方、つまり宗派や練り方を変えれば得られる魔力の質と量は大きく変わる。 例えるなら、同じ原油を使ってガソリンではなく重油や軽油を作るようなもの。 そのため、使いたい魔術に合わせて適切な質と量の魔力を精製する必要がある。 [[天草式十字凄教>天草式十字凄教(あまくさしきじゅうじせいきょう)]]のように多数の宗教が一つに融合した場合には、 術式に利用されている宗教の性質に合わせて魔力の質を変化させるらしい。 魔力が得られたら、自分の血管や神経、[[霊装>霊装(れいそう)]]に魔力を通し、身振り手振り・呪文の詠唱・文字の筆記・道具の使用などで記号を示すことで魔術は発動する。 [[地脈・龍脈]]のような惑星を廻るエネルギーや、[[天使の力(テレズマ)]]のような別[[位相]]のエネルギーを魔術に使用する際でも、 自身の魔力を使ってこれらのエネルギーを「呼び込む」という手順があるため、 魔力をうまく操作できないとこれらのエネルギーを利用することはできない。 また、個人の魔力と違い、地脈などは最初から性質が決まってしまっているため、 「魔術を使うためにエネルギーを精製する」のではなく、 「使うエネルギーに合わせて魔術を選ぶ」という考え方で運用する必要がある。 外部のエネルギーは莫大な力をもたらすが、同時にあまり融通がきかないためリスクも大きい。 このように生物の持つ限りある「生命力」を基にしているため、[[魔術師>魔術師(まじゅつし)]]間の魔力の大小とはこの精製が上手いか下手かの違いでしかない。 逆に言えば不死の存在である[[吸血鬼]]などは文字通り無限の魔力を精製できることになるため、存在は懐疑的に扱われている。 【関連】 ・[[世界の力(せかいのちから)]] ----

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