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第二二学区」を以下のとおり復元します。
【種別】 
区分

【初出】 
三巻(名称のみ)
概要は[[とある魔術の禁書目録ノ全テ>とある魔術の禁書目録ノ全テ(とあるまじゅつのきんしょもくろくのすべて)]]
実際に本編に登場したのは十六巻。

【解説】 
およそ2キロ四方の広さを持つ、[[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]最小面積の学区。
地表面積こそ狭いが地下数百メートルまで開発が行われており、
その内部では地下施設が発展しているという、学園都市でも際立って『未来未来した場所』である。

地上には一般的な家屋やビルは存在しないが、
太陽光発電や風力発電に頼れない地下街で用いる大量の電力を補うために設置された、
ビル30階分程度の高さを持つ『巨大なジャングルジム』のように立体的に組み合わさった風力発電のプロペラが並んでいる。

円筒型の地下階層は全部で10の区画に分かれており、下層部は丸ごと核シェルターになっている。
地下へ至る道路は直径2キロの外周を這うように螺旋状になっており、
上り・下りの車線を合わせると理髪店のポールのような配置をしているらしい。
ちなみに道路はオレンジ色の照明で照らされている。
地下90メートルに第三階層への入り口ゲートがある。

地下市街の屋根は体育館のように鉄骨を張り巡らせて重量を分散することで自重を支えているが、
いざという時の為に複数の方式で天井を支える設計になっており、
地上から天井まで貫く形で立ち並ぶビル群も『柱』としての機能を持たせられている。

各階層の天井部は、地上のカメラが撮影した『星空』をリアルタイムで映し出すプラネタリウムのスクリーンになっており、
街の照明も同じ色で統一されているため、階層へ入ると星の海のど真ん中へ飛び込んだような印象を受ける。
内部には『水栽培技術の応用で作られた森』、『水力発電を兼用する川』などの自然も広がっている。

地下都市技術の最先端ともいえるモデルだが、風力発電や水力発電で生み出した莫大な電力の四割は
酸素取り込み・二酸化炭素排出・生活廃水の除去などに用いる巨大ポンプに喰われており、
基本的に化石燃料に頼る学園都市以外の場所や各国での実用化の妨げになっている。

なお、静菜高校がこの学区のどこかに、[[スパリゾート安泰泉>スパリゾート安泰泉(あんたいせん)]]が第三階層に存在する。

【備考】
「螺旋状の道路は巨大なバネになっていて、地震が起きたときには衝撃を緩和する」というローカル都市伝説がある。

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