【種別】 [[霊装>霊装(れいそう)]] 【初出】 十四巻 【解説】 正式名称は&color(blue){『Document of Constantine』}。 (禁書世界における)一般的伝聞としてはコンスタンティヌスの財産目録とでも言うべきものであり、 『C文書に該当する物品は(コンスタンティヌスの相続者である)ローマ正教の所有物「ということ」になる』という効力を持つとされた。 だが実際に存在するC文書(と呼ばれているもの)の効力はそんなものではなく、 「世界中の人に宣言したことを強制的に『正しい』と信じさせる」というもの。 ただしここでいう『正しい』とは『ローマ正教にとって正しい』という意味であり、信者以外の人間には効果が無い。 また一旦宣言してしまったことはC文書自身をもっても取り消すのが難しいため、おいそれとは使えないという欠点もある。 信者とはいっても実際には宗教ばかりでなく科学サイドにも頼るグレーゾーンのような存在である。 それら「浮動票」を取り込むために対立を煽ろうとして使用されたようだ。 使用には地脈を用いる必要があり、当時のローマ教皇領(現バチカン)か、 教皇領の設備の遠隔操作を行うことができるアビニョンの[[教皇庁宮殿]]からでしか効果を発揮しない。 最終的には[[幻想殺し>幻想殺し(イマジンブレイカー)]]で触れたことにより、粉微塵となって消滅した。