【種別】 [[超能力>超能力(ちょうのうりょく)]] 【元ネタ】 Radio noise＝｢ラジオの雑音｣ 【初出】 三巻 【解説】 [[一万人の妹達>妹達(シスターズ)]]のもつ能力。[[強度>強度(レベル)]]は異能力(レベル2)、もしくは強能力(レベル3)。 オリジナルの[[御坂美琴>御坂美琴(みさかみこと)]]と同系統の電撃系だが、比べられる程の強さはない。 単純な出力の差はもちもん、電磁力線を目視することも出来ない等、本家の1％も力は無い。 名前の『欠陥』というのは美琴と比べた場合に出来損ないである、ということだと思われるが、 それでも学園都市人口の六割方が無能力者(レベル0)である事を考えると案外貴重かもしれない。 本家『[[超電磁砲>超電磁砲(レールガン)]]』と同じく周囲に電磁波を発しているため、やっぱり動物に避けられやすい。 また、『クローン体である<妹達>は同一の脳波を持つ』という点と電気操作能力を組み合わせることで、 <妹達>間の脳波ネットワーク『[[ミサカネットワーク]]』を形成しており、 擬似的・限定的ではあるが[[精神感応>精神感応(テレパス)]]及び [[念話能力>念話能力(テレパス)]]に近い特性も持つ。 電磁場を皮膚で感知することも可能な模様。 特定の人物の電磁場を識別し近づいてきた時に感知できる程度の精度はある。 十二巻では、[[美琴>御坂美琴(みさかみこと)]]の[[超電磁砲>超電磁砲(レールガン)]]の十億ボルトに対し、その二万分の一でも五万ボルトの力を持つと記述されていた。 このとおり、強度自体は低いが決して侮れる能力ではない。 なお[[とある魔術の禁書目録ノ全テ>とある魔術の禁書目録ノ全テ(とあるまじゅつのきんしょもくろくのすべて)]]のコラムに、 『本来は強能力（レベル３）に分類されるが現象によって異能力となるケースもある。』との記述も。 【コメント】 ◆禁書の中では弱い部類に入るが、現実のスタンガンを考えると「飛ぶ電撃」というのはかなりすごい。麻痺により相手を殺さずに無力化できるし、電気機械の天敵でもあるため近代兵器と比べても利便性は高いと思われる。 ◆強度にばらつきがあるのは幻想御手でレベルが上がる原理のように、ミサカネットワークの演算能力を運用できる能力については高くなる…とかそういう理屈なのかもしれず。
