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カエル顔の医者」を以下のとおり復元します。
【種別】
人名(通称)

【初出】
一巻

【CV】
仲野裕

【解説】
カエルの様な顔をした、[[第七学区]]の病院で働く凄腕の医者。
その腕前は「神の摂理すら曲げる」とまで言われるほど。
あまりに凄腕なので『[[冥土帰し>冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)]]』という異名を持つ。

どんな病気・負傷であっても決して患者を見捨てず、治療のためには手段を選ばない。
『外』の医学界どころか[[統括理事会>学園都市統括理事会]]すら認可しない新技術や新理論すら利用するという。
[[上条>上条当麻(かみじょうとうま)]]の[[記憶破壊>上条当麻の記憶喪失]]を除き、現在まで行った全手術を成功させている。
寿命すら克服してしまったらしいが、以後その研究に手をつける事はせず、
試作モデルはとある[[窓のないビル]]へ安置されているとのこと。
毎回上条は大怪我を負いこの人の世話になるのがお決まりパターン。
(※11巻では「病院」と書いて「ふりだし」とルビが振られた)
ちなみに看護婦属性があることを、2巻にて告白している。
基本スタンスは患者第一で、患者の身が必要とするものは全て揃えるというのがモットー。

その容貌から、[[とある科学の超電磁砲>とある科学の超電磁砲(とあるかがくのレールガン)]]のアニメでは[[美琴>御坂美琴(みさかみこと)]]に「リアル[[ゲコ太]]」呼ばわりされる。
なおカエルに似ているという自覚はあるらしく、胸元のIDカードにはアマカエルのシールが。

かつて[[イギリス>英国]]の片田舎で瀕死の状態だった[[アレイスター>アレイスター=クロウリー]]を治療して[[英国]]から匿い、
日本に逃がして「[[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]」を作る手伝いをした人物。意外に物語の根幹にかかわる黒幕的存在なのかもしれない。
現在アレイスターが用いている生命維持装置も彼が作り出したものらしい。
アレイスターも彼には人間味をみせ、敬意を払っていたが、
[[一方通行>一方通行(アクセラレータ)]]や[[打ち止め>ミサカ20001号(最終信号・打ち止め)]]の利用を止めさせようとしたために決別することとなる。
ただ、彼にとってはアレイスターも彼の患者であることに変わりはなく、彼自身は完全に決別する気はない模様。
[[妹達>妹達(シスターズ)]]の治療も行っている他、彼女達の保護者的な役目も引き受けているようで、
[[雲川芹亜>雲川芹亜(くもかわせりあ)]]が妹達に協力を要請した際は彼を通さねばならなかったようだ。

不老不死という研究を行っていた関係か、
以前には『負の遺産』と呼ばれるほどの治癒力を持つ薬も手がけている。
本編で登場したのは、
『油脂系の『溶ける骨組み』を使って肉の再生ペースを整えた上で、急速な細胞分裂を促す』
という物で、[[浜面>浜面仕上(はまづらしあげ)]]に瀕死の重傷を負わされた[[麦野>麦野沈利(むぎのしずり)]]がこれを使い、わずか数日で現場に復帰している。

それ以外にも[[風紀委員>風紀委員(ジャッジメント)]]に支給されている、非常用の対外傷キットも開発している。
こちらはチューブに詰められたジェル状の薬剤で、
塗るだけで消毒・止血・傷口を閉じるという3つの効能を発揮。余程の深手以外は対処できるという優れもの。
ちなみに一般には出まわっていない。

新約17巻で[[木原唯一>木原唯一(きはらゆいいつ)]]と交戦した常盤台中学のお嬢様たちを自身の病院に収容していた。
その際[[エレメント]]を遠ざける超音波を発する風鈴を病院の敷地外周に配置してエレメントの侵入を防いでいた。
木原唯一と同じ領域にやすやすと到達しているあたり、やはり彼はただ者ではないのだろう。

[[コロンゾン]]侵攻による学園都市の機能停止後は、コールドスリープされていた[[木原脳幹>木原脳幹(きはらのうかん)]]を蘇生・治療した。
「動物には詳しくない」と言いながらも無事に回復させているあたり、彼の技量の高さが改めて確認できる。
その後は脳幹と共に学園都市を離れ、エジプトの砂漠で待機していた[[ミナ=メイザース]]と合流し、
剥き出しの魂である[[リリス>ニュイ=マ=アサヌール=ヘカテ=サッポー=イザベル=リリス]]に肉体を与える手術に着手した。

その正体は健康体となった[[アラン=ベネット]]。
…というのはミナを安心させるためのその場のブラフだが、
脳幹は多少「もしかすると本当かも」と疑っている。
実際「カエル顔の医者=ベネット」を否定できる根拠は今の所無く、
またアレイスターやローラ=ザザを見ての通り「史実の没年」など作中においては全く参考にできないのが実情である。

【口調】
語尾が疑問形([[芳川桔梗>芳川桔梗(よしかわききょう)]]曰く「ふざけた語尾上がりの言葉遣い」)。
普段は飄々としているが、シリアスモードになると真面目になり、語尾も普通になる。
 例)「―――僕を誰だと思っている?」
    「どうにもならないことをどうにかするのが僕の信条でね?彼の言語機能と計算能力は必ず取り戻す、必ずだ」
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