【種別】 ソフトウェア・人工知能 【初出】 新約十二巻 【解説】 『[[ドラゴンライダー>HsSSV-01『ドラゴンライダー』]]』の制御用[[駆動鎧>駆動鎧(パワードスーツ)]]に搭載されていた操縦支援ソフト／行動補助プログラム。 アルファベット表記はan-E.R.I. 『ドラゴンライダー』の遺伝子を引き継ぐ機体の量産配備テストに伴い、実戦データとともに量産試験機に移植された。 開発者曰く、「ワープロの変換機能と同じで、入力者自身が扱うのが一番手っ取り早い」との理由で、 テストドライバーには[[浜面仕上>浜面仕上(はまづらしあげ)]]が選ばれている。 最初の装着者である浜面に過剰なまでに「懐いて」おり、 試験機のテストを終えてメールを確認しようとした浜面に嫉妬してすり寄ってきたり、 和解した後も一度敵対した[[上条当麻>上条当麻(かみじょうとうま)]]を外敵として浜面の判断を仰がず振り落とそうとしたり、 浜面に抱きつこうとした[[滝壺理后>滝壺理后(たきつぼりこう)]]を勝手に避けたりしている。 [[ステファニー＝ゴージャスパレス]]から「懐かれている」ことを指摘された際、 浜面は「操縦支援ソフトにそこまでの分析機能があるか？」と否定しているが、 端から見ればじゃれついてくる猫のような行動をとっている。 非常に多機能かつ高性能であり、浜面が疑問として口に出した単語をネット検索して回答したり、 精神状態を読み取って精神安定効果のある画像を表示する機能や熱源探知機能、空気中の成分を分析する機能まで備えている。 浜面が[[運搬着>運搬着(パワーリフター)]]や[[プロセッサスーツ]]を装着した際にはサポートを担当した。 さらには自発的に街の防犯カメラに侵入し、浜面を見守るという行為までやってのける。 その正体は人工知能[[魔道書>魔道書(まどうしょ)]][[リーディングトート78>問答型思考補助式人工知能(リーディングトート78)]]を民生レベルに落としたもの。 リーディングトートを「原典」とするならば、アネリは「写本」にあたる。 なおリーディングトートの意思である[[ミナ＝メイザース]]は浜面のことをあまり気にかけておらず、原典と写本は別物であることを示している。 基本的に浜面に忠実ではあるが、多少反抗的な面を併せ持つ。 「アネリ任せた」の一言でスーツを操ってベビーベッドを完成させる一面もあれば、 浜面が溜息をついただけで口臭警報のアイコンを出してくる時もあるなど、ありがた迷惑な幅広さがある。 ----
