【種別】 人名 【初出】 SS その行動理念は新約一巻で掘り下げられた。 【CV】 三宅健太 【解説】 [[第七学区]]の[[スキルアウト>武装無能力集団(スキルアウト)]]を取り纏める男。 厳つい筋肉を安物のジャケットで覆う、ゴリラのような大男。 破壊の権化のような人相をしているが情に厚く、冷静沈着で不要な争いを好まない。 スキルアウトの活動時には襲撃の指示を担当。 足回りの確保係である[[浜面仕上>浜面仕上(はまづらしあげ)]]や作戦担当の[[服部半蔵>服部半蔵(はっとりはんぞう)]]とは、 活動中以外でも連んでいたようである。 前々から浜面の資質を買っており、五月の第四金曜日には、 「自分が居なくなったときは、お前(浜面)がリーダーだ」との言葉を残している。 服で隠した[[発条包帯>発条包帯(ハードテーピング)]]によって下半身を中心に身体能力を強化しており、 [[駆動鎧>駆動鎧(パワードスーツ)]]クラスの運動性能をもつ。 それだけに頼らず[[演算銃器>演算銃器(スマートウェポン)]]のような特殊銃器、 [[攪乱の羽>攪乱の羽(チャフシード)]]のような間接的装備も駆使し、対能力者戦を想定した戦闘を行う。 1月の三学期が始まって間もない頃、 小学校にボウガン片手に侵入しようとした無能力者狩りの男を殴り飛ばしたことがあり、 それが縁で[[女の子>フレメア=セイヴェルン]]に懐かれている。 その女の子のためにサンタ衣装と白髭の購入を真剣に考えているところを、 浜面や半蔵にからかわれ、羞恥心から暴れたことも。 その後も女の子とはしばしば会っていたようで、女の子のことはその目立つ外見から『舶来』と呼んでいた。 スキルアウトと能力者の間に起きた口論に端を発する、 能力者からの『正当な報復』と称して起きた『無能力者狩り』に心を痛め、 無関係な無能力者達を守るために、また、発端を作った責任を取るべく能力者への反攻を決意。 各地のスキルアウトとも連携して準備を進めていたが、 その動きを[[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]上層部に察知され、[[グループ]]を差し向けられてしまう。 襲撃者である[[結標淡希>結標淡希(むすじめあわき)]]を退け、一度は[[一方通行>一方通行(アクセラレータ)]]をも追い詰めるも、力及ばず討たれた。 実のところ、駒場自身もこの反抗計画が十分ではない事は自覚しており、 計画の成否を問わず、「無能力者の襲撃を食い止める」という『結果』を導き出すための『最後の一手』を求めていた。 その『最後の一手』を見つける前に『グループ』による襲撃を受け、計画は実行前に破綻を迎えてしまったが、 最後に出会い、戦った一方通行こそが『罪も無い無能力者達が理由無く襲撃される』という事態を解決してくれると確信。 敗者の結末を一方通行に見せつけると共に、 内心では想いを託せる相手に出会った幸運に感謝しながら命を絶った。 彼が討たれた後、一方通行が拾い上げた携帯電話の待ち受け画面は、以前助けた『舶来』の女の子と一緒に写っているものだった。 反抗を企てた動機を聞かされ、 携帯電話の写真を見た一方通行が「サービス残業」として無能力者狩りを殲滅しに向かったことからも、 結果として駒場の見立ては正しかったと言えよう。 【口調】 顔に似合わず陰鬱な口調で、コピー用紙をそのまま吐き出しているようかのよう。セリフの中に……をつけて話す。 例)「……少しは加減して欲しいものだな。能力者」 ----