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嘘予告・とある魔術の禁書目録 - (2006/05/01 (月) 12:07:47) の編集履歴(バックアップ)


【種別】
ネタ

【解説】
本スレ SS自作スレ に投下される嘘予告。
電撃文庫風の物から実際そうでもおかしくない小説まで多岐に渡る。

<とある魔術の禁書目録・最終巻嘘予告>

――ついに記憶喪失がバレた上条。

「う、ウソだよね、とうま?」
 すがるように上条を見つめるインデックス。
 しかし上条は残酷な真実を告げるとともに、その白い少女を突き放す。

「……ごめん。俺は、お前を助けた『上条当麻』じゃないんだ」

 インデックスという名の少女は、目を見開いて『上条当麻』を見た。
 その時の彼女の目を彼は忘れないだろう。
 裏切られたような、深い悲しみに彩られたその瞳を。


――上条勢力に敵対する学園都市。

「『幻想殺し』は虚数学区の自我の生成という役目を果たしている。
アレは既に行程の短縮に不要。むしろ、障害となりうるだろうな」
 アレイスターは目の前の魔術師に普段と同じ口調でそう言った。
 つまり『上条当麻』は邪魔である、と。
 それはいずれ障害となるだろう上条を消すと言っているのと同義。
 ただ事実のみを述べた男を睨み、魔術師――土御門元春は歯噛みした。


――真実は次々と明かされていく。

「なんでそんな事黙ってたのよ……
知らずに接してた私が馬鹿みたいじゃない!」
 ぱあん、と平手打ちの音が通りに響く。
 御坂美琴は少年に『能力』を使うことはあれど、手を上げたことは一度も無かった。
 その事実が、彼女の怒りの度合いを表している。

 バチ、と美琴から青白い火花が放出される。
 徐々にその勢いは苛烈なものとなり、絶え間なく鳴り続ける放電の音は数多の鳥が鳴いているかのよう。
 美琴はゆっくりと右手を前に突き出し、拳を握り――

「……レベル5、『超電磁砲』御坂美琴。――私は、今からアンタを倒すわ」

 ゆっくりと拳を開き、手のひらを少年へと向けた。

――襲い来る知人たち。

「あの子を悲しませる存在は僕の敵だ。
良かったね、上条当麻。遂に君は、僕の明確な『敵』になった」
振るわれる炎剣。それを咄嗟に『幻想殺し』で防ぐ。しかし、

「君の戦術は知っている。『幻想殺し』さえ防げれば、後は殺すのも簡単だということもね――!」

『幻想殺し』を、ステイルは素手で掴み取る。
幻想でもなんでもない生身の素手。しかし、幻想でない故に  『幻想殺し』を無効化できる唯一の手段。
ステイルの表情が愉悦に歪み、『上条当麻』は恐怖と驚愕で声も出せない。

そして、『幻想殺し』を掴んでいるのとは逆の手に、もう一本の炎剣が生み出される――!


一人一人の問題が複雑に絡まりあい、一つの物語と化す。
その物語は、どんな形で収束するのだろうか。


「それでも、とうまはとうまだよ……私がだいすきな、とうまなんだもん……!」


――次巻、禁書目録シリーズ最終巻。堂々の完結!



それは、ある狂人の残したモノに、ある狂人が興味を示した時より始まった―――。

「ふむ。峰島勇次郎の遺産―――。
 手順が大幅に削減できる可能性がある」

打ち消せぬ現実―――。
幻想を殺す少年を、冷たく美しい目で見据えながら、少女は言う。

「なッ―――!?」
「科学で説明できぬ物を幻想というのなら、これは間違いなく現実だぞ」

科学と科学が交差し―――。
最強と最凶がぶつかり合う。

「少しは楽しませろよ。見逃す気はないぜ」
「面白ェ。愉快に素敵にブチ殺してやンよ!」



学園都市のビル群に、一人の男が降り立った―――。

「上条、当麻だな?」
「はい?いや、そうだけど、アンタは?」
「あぁ、いや、その、俺は―――、お前にとっての『線路の影をなぞる者』、かな」
「……?、一体何を―――ッ!?」

不死の者さえ殺す右腕、その危うさを見逃さぬ、真っ赤な真っ赤な怪物が、葡萄酒呷りにやって来る

「何だよ!?何なんだって一体!まさか天然の能力者かよ!?」
「『能力』?違うな……『努力』、だ」

神をも殺す少年と、神に愛された男。
その最悪の衝突を、窓無き塔の住人は、如何な謀りで運ぶのか―――



――村には夜、悪魔が現れる。
 その風聞をどこで聞いたのか。
 近隣の村ぐらいしか名も知らぬような小さな山村に客人が訪れた。

「イギリス清教の専門は『魔女狩り』の筈ですが……」
 何故私が? という疑問を飲み込んで、彼女――神裂火織は村に足を踏み入れる。

 それが、終わらぬ夜の始まりだった。

 * * *

 シャドウと言う名の獣と対峙する神裂。
 鋼糸による斬撃はことごとくが不発に終わり、残された攻撃手段は七天七刀による『唯閃』のみ。
 しかし、ふと湧く疑問。

 この長刀から放たれる『唯閃』は、果たしてこの獣に効くのだろうか――?

「――その刀(エモノ)じゃソイツは殺せねぇよ。お嬢さん」

 疑問に答えるようにして聞こえた声。
 それと重なるように、獣の咆哮にも似た銃声が夜の闇に響き渡った。


 * * *

客人は二人。
”必然悪の教会”の魔術師、神裂火織。
便利屋<Devil May Cry>のダンテ。

聖人と悪魔の息子が、今ここに出会う。



学び舎の街に住む「無能」の少年。
魂を舞い送る「しにがみ」の少女。
当たり前のような偶然として、奇蹟のような必然として、
彼らは、出会った。


「あなた、なに?」
「……上条さんの周囲の不条理は、ふわふわ浮いてるコスプレ小学生に存在意義を問われるまでになっ
たということですか」
んなもんこっちが聞きたいわー、と記憶喪失な上条当麻は相変わらずのいやな予感を覚えながら思った。


「やっぱりおかしいんだよモモ。天上のどのデータベースにも、あいつの死期は登録されてない。
 つまり、死神側から見て、あいつは『死ぬ可能性がない人間』ってことになってる」
「幻想殺しっていうんだって。死神局の測定機器も、あの人にとってはレンズの欠けた望遠鏡とおんな
 じ。 ……でも、そんなもんじゃない? 誰だって、自分が死ぬ予定なんて知らないのが普通だし、
 だからこそ、生きてゆけるっていうのもあると思う」
「そっか、な」      ・・
「そうだよ。――それじゃ、本業の方、そろそろ始めよっか。ダニエル」


時を同じくして学園都市で相次ぐ不自然な突然死。
死体に一切の外傷はなく、中には道を歩いている時に死亡した者もいた。
捜査を行ったアンチスキルの一人がつぶやいた。
まるで死神に命を刈り取られたようだ、と。


「お前……! なにやってんだよ!」

「見てわからない? タマシイを送っているのよ」


触れれば消える儚い少女を追って、上条は雪降る夜の街を走る。
振り下ろされる大鎌を止めるために、ではなく、
大鎌を振り下ろす手を、止めるために。


「――生意気言ってんじゃねえぞ、マセガキ」

「お前、泣いてるじゃねえか」

「今まで一度でも、失わせたくない命に出会わなかったのか? これまで一人でも、お前を失いたくな
 い奴に出会わなかったのか!?」

「なら叫べよ! 失いたくないと! そして誓え! 失わせはしないと!
 お仕着せな運命なんて、その赫い靴で蹴り飛ばしてやれ!」
 ・・                           マボロシ
「それがお前の抱えてる絶望だっていうんなら、そんなふざけた幻想は俺の右手でぶち殺してやる!!」


そして、それは舞うように。
雪のヒトヒラ。心のヒトカケ。
ヒカリが殺され、
ひかりが産まれた。


とある魔術の禁書目録withしにがみのバラッド。

上条当麻、小学五年生にフラグを立てる編。 



世情とは隔離され、“異端”を生み出し続ける学園。
「―――――なんでオレがこんなトコに・・・。」
「仕方ないじゃないよ、式。橙子さんの頼みなんだから。」
学園都市を訪れた、
静謐なる死の魔眼を持つ少女と少年。

「・・・ん。これで虚数学区に関する情報は全部か、土御門?感謝するよ。」
「良いってことよ。他ならぬ橙子姉ちんの頼みだからにゃー。」
暗躍する、faller825“背中刺す刃”とred456“奇跡を護る者”。

「・・・こいつ、死の線が見えないっ・・・!?」
「コンビニで買ってきた雑誌が帰り道にゴミ捨て場に放置してあったのを目撃して
欝になっていた上条さんはなんかいきなり電波ゼリフを吐く皮ジャン着物女に
出会いました、・・・・・・不幸だ・・・。」
交錯する、“幻想殺し”と“直死の魔眼”。

「神裂火織。聖人たるお前の力、私が貰い受ける。『 』には程遠いが、仕方あるまい」
「私を聖人と知ってなお襲うとは・・・何者ですか、あなたはっ!」
「―――――魔術師、荒耶宗蓮。」
女教皇と、結界の魔術師。

「へぇ・・・レールガンって言うんだ・・・。すごいね、ソレ。」
「え、そ、そんなことないです!あの、えっと・・・ごにょ・・・。」
“探す者”としての力に長けた少年と、災害級の“超電磁砲”少女。

やがて、物語の歯車はかみ合い、運命は加速する。

「ふぅん・・・キミが噂の“禁書目録”だね。ボクに力を貸しておくれ。
あの憎き“痛んだ赤色”を殺すために。」
「コーネリウス=アルバ・・・アグリッパの末裔・・・。」
齢50歳を超える青年魔術師と、10万3000冊の魔道書を抱えた少女。

「彼女に手を出させるわけにはいかない・・・。しかし、ボクのイノケンティウス
では稀代の魔術師コーネリウス=アルバには敵わない・・・。だから、キミたちの
力を借りたい。上条当麻、両儀式。」
魔術師、ステイル=マグヌス。

すべてが交錯して動き出す時、あの■■にスルー以外の伝説がーーーっ!?

ディープブラッドに引き寄せられて現れた、『ある生き物』。
「我が名はネロ。朽ちず蠢く吸血種の中にあって、混沌と称され恐れられるもの・・・。」
「うふふ・・・かなりピンチ。でもメインキャラで出られるからいいの・・・。」

あ、作品違ったんでやっぱナシで。

「・・・・・・・・(涙」

「ククク・・・式・・・お前はオレのものだ・・・。」
両儀式を追って現れた、「捕食者」の根源を持つ者。
「うぎゃあっ!ぐぼげぇぇぇぇぇぇっ!!」
「はーはっはっはっ!!悪役顔キャラならもう十分オレ様だけで役は足りてんだよ
足りてんデースヨー?根源がどうしたってぇー?お前の根源が「捕食者」だってぇんならオレ様は

―――――「一方通行」ってぇところかな?ぎゃはははははっ!!!」

・・・・・リオの出番はここまでです。

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