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窒素爆槍(ボンバーランス) - (2011/04/25 (月) 00:27:10) の編集履歴(バックアップ)


【種別】
超能力

【元ネタ】
bomber lance = 「爆撃の槍」

【初出】
新約一巻

【解説】
暗闇の五月計画』によって生み出された、
黒夜海鳥が所有するレベル4の能力。
空気中の『窒素』を自在に操り、圧縮した窒素の塊を制御することで、
掌から無色透明の『窒素』の槍を生み出す能力。槍の長さは3メートルほど。
普通の槍と同じように振るう事も、掌から噴出するよう生み出し杭のように打ち込む事も可能。
APFSDSのように莫大な圧力を生み出すことで、
物体すらを切断する威力を発揮し、徹底的な指向性で制御された槍は戦車さえも貫くという。
ちなみに槍の噴出を応用し、短距離の飛行もできる。

『暗闇の五月計画』においては「一方通行の攻撃性」を植え付けられて発現したテストモデルであり、
同じ方式で「一方通行の防護性」を植え付けられた絹旗最愛の『窒素装甲』とは対照的な存在。
思考パターンの一部を植えつけられた関係上、
能力使用時は一方通行の思考や言動に本来の人格も引き摺られてしまう。

単一の能力としてはあくまでレベル4クラスの範疇を出ないが、
黒夜は自身の身体をサイボーグ化し、無数の義手を接続することで、
『掌から放つ』という特性を全ての義手に与え、瞬間的な出力・発射数を増大させている。
その規模は強大で、槍を一本に纏め上げることで数百メートルの槍をも生み出せる。
強化された出力を用いれば、同系統で相性の悪い『窒素装甲』を貫通する事も可能になる。
また一気に窒素を奪った空間を用意することで、間接的な大気の制御も可能。
そして空白地帯に酸素や水素が雪崩れ込むようすれば爆発を起こすことも自由自在。

コンセプトは「超能力者(レベル5)1人と大能力者(レベル4)数千人分の力、どちらが強い?」。
ただし、能力を出力する為の大本はあくまで黒夜一人のため、最大出力時の継戦能力は高くはない。