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雲海の蛇(ミシュコアトル) - (2009/08/18 (火) 00:02:32) のソース

【種別】 
兵器?

【元ネタ】
アステカの7部族の一つ、トラスカラ族における狩猟神。「雲の蛇」の意。また、「天の河」も意味する。
トルテカ=チチメカの伝説的指導者「セ・テクパトル・ミシュコアトル」が死後に神格化されたもの。

【初出】 
[[とある科学の超電磁砲SS>巻別索引 とある科学の超電磁砲SS(アニメBD&DVD初回特典)]] 第一話

【解説】 
[[学芸都市>学芸都市(がくげいとし)]]に現れた鋼板などを使わない謎の船舶。
木で出来たカヌーを上下二つ合わせた様な形をした全長5メートル前後の楕円形の機体をしている。
ボディ前方左右からは布や黒曜石などで作られた大小2枚づつの羽を下向きに生やす。
コクピットも存在していて、中には謎の象形文字と数字が羅列されていた。

羽根の先端部分だけを海面につけ水を蹴るようにして時速1200キロ以上で海上を爆走し、[[ラヴィーゼ飛行隊]]と渡り合う。
その速度でも海面上で完璧な機体制御を行い、細かいギザギザの軌道でのミサイルを回避や戦闘機の頭上を取る跳躍も可能。
水素系の燃焼材を使ったミサイルも搭載しており、それによる狙撃が主な攻撃手段。
緊急脱出用のハッチ、自動操縦モード、自爆装置などの機能も存在。
ただし陸上での行動は考慮されておらず、乗り上げたビーチでは虫が這うように動くのが精一杯。
自爆を図るが、[[美琴>御坂美琴(みさかみこと)]]の操る砂鉄に捕まり[[超電磁砲>超電磁砲(レールガン)]]の砲弾として射出され遠い水平線の向こうで塵となった。

消えた操縦者と、その金属部品を使わない機体による高機動性は美琴に疑問を抱かせる。