【種別】 人名 【元ネタ】 十二使徒の一人、[[マタイ>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%BF%E3%82%A4]]。 【初出】 十一巻 名前は二十一巻 【解説】 [[ローマ教皇]]座に着く、腰の曲がった老人。 主ではなく人の票によって教皇に選ばれたことを気にしているようだ。 「[[神の右席>神の右席(かみのうせき) ]]」の言葉を受け[[上条当麻>上条当麻(かみじょうとうま)]]の調査・抹殺指令に印を押す。 ただ、本人は何も知らない上条(一般人)を殺す事を良しとせず、かなり踏みとどまっていたようだった。 教皇の肩書きは伊達ではなく、[[魔術>魔術(まじゅつ)]]の腕も達人級。 性格は良くも悪くも善良であり、 その善良さは、市街と住民を守って倒れた報を受けた[[ローラ>ローラ=スチュアート]]が、 「それでもきっと笑っていたのだろう」と吐き捨てるほど。 人間としての器も大きく、昏倒中に自分を教皇の座から追い落とそうとしていた[[枢機卿>ペテロ=ヨグディス]]に対し、 自分が倒れていた間の苦労を労り、その前途を祝福。次回教皇選挙での枢機卿への投票を確約するほど。 [[ロシア成教]]と手を組み独自行動を始めた[[フィアンマ]]を止めようとするが、叶わず敗北。 その際、フィアンマからローマ市街を守るため自身を盾にしたため深い傷を負い、長らく昏睡状態にあった。 二十巻にて昏睡状態から目覚め、戦争により混乱を極める世界を守るため一信徒として行動を開始。 市街に出向いて暴徒化寸前の市民の声を聞き、自ら語りかけることで、 魔術に頼ること無く人々を沈静化させた。 その後、再度[[バチカン]]に入国。 フィアンマに対抗する策を求め、[[聖ピエトロ大聖堂]]地下に眠る大書庫に向かう。 大書庫では純度の高い知識の閲覧による頭痛と闘いながら、フィアンマの使用術式の解析に尽力。 それがある意味[[ローマ正教]]敗北に力を貸す行為だと知りながらも、希望ある明日を取り戻すために戦った。 ----