【種別】 人名 【元ネタ】 十二使徒の一人、[[ペトロ(ペテロ)>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%88%E3%83%AD]]。 【初出】 二十一巻 【解説】 旧約では[[ローマ正教]]の枢機卿。 登場当初は性格的には上昇志向が高く積極的に漁夫の利を狙う…という、[[ニコライ=トルストイ]]に近いタイプであった。 [[ローマ教皇>マタイ=リース]]が昏睡状態になったことに乗じ、自身が教皇となるべく教皇選挙の実施を決意。 だが、ローマ教皇が目覚めたことにより選挙は中断。人々もローマ教皇に付き従い計画は破綻する。 …が、そのローマ教皇から苦労を労われ、 さらに教皇選挙では自身の票をペテロへ入れるとまで約束される。 その行動に器の差を思い知り、その場で泣き崩れた。 その後、第三次世界大戦の戦後処理におけるローマ正教再編によって、 教皇の席に就くことが報じられている。 新約では正式にローマ教皇として登場。 国連ビルで行われた対グレムリンの会合に参加し、学園都市を警戒しながらイロモノ揃いの首脳陣の中で冷静な対応と意見を行っている。 終盤では[[ロシアの総大主教>クランス=R=ツァールスキー]]と共に世界の『アメリカの声が届きにくい場所』へ向けて問いかけを行った。 私は思う。正当化できる怒りに身を委ねるのは簡単で、そして楽しささえ覚えるものだろう。 だが溺れた者は己の真実を知れ。それもまた暴力に変わりなく、鏡に映ったのは己の姿なのだと。 ----