【種別】 [[魔術>魔術(まじゅつ)]] 【元ネタ】 [[Wikipedia - ユミル>http://ja.wikipedia.org/wiki/ユミル]] 【初出】 [[とある魔術の禁書目録SS>巻別索引 とある魔術の禁書目録SS(アニメBD&DVD初回特典)]] 第2話 【解説】 北欧神話における巨人ユミルの伝承を元とした、海を操る[[魔術>魔術(まじゅつ)]]。 ユミルの血は世界を洗い流し神々に匹敵する存在を溺死させたとされ、 この術式では海水と術者の血とリンクさせ、その血を操ることで海水も自在に操作する。 その一撃は外周17キロの島の3分の1を一瞬で飲み込み3キロ先まで敵を押し流すほどである。 水だけでなく、海水から塩を抽出しそれを巨大な杭として放つ使い方も可能。 なお伝承に加えて、自身の血中の塩分濃度を海水と均質にすることで[[偶像の理論>偶像の理論(ぐうぞうのりろん)]]も利用されている。 ただし血中の塩分濃度を高めているのは手に集中させた一部のみで、 血流をそこで止めているため、長時間の使用はできない。 『[[魔術結社>魔術結社(マジックキャバル)]]が[[アップヒル島]]で使用準備を進めている』と目された大規模破壊霊装の正体。町を一撃で壊滅させる規模の術式であるとされていた。 その実態は、地形レベルでの破壊を巻き起こすにも関わらず、個人で使用できるという凶悪な術式。 これを使用した[[魔術師>魔術師(まじゅつし)]]はわずか10歳ほどの少女であった。 ----