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超電磁砲(レールガン) - (2019/09/27 (金) 13:45:22) のソース

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【種別】 
[[超能力>超能力(ちょうのうりょく)]]

【元ネタ】 
[[Wikipedia - レールガン>http://ja.wikipedia.org/wiki/レールガン]]
実際のレールガンは二本のレールで弾丸を挟み、
膨大な電流を流す事によって発生する斥力をもって弾丸を発射する。
仕組み的に速度に限界が無いらしいので、音速の三倍でも手加減しているようだ。

【初出】 
一巻

【解説】 
[[御坂美琴>御坂美琴(みさかみこと)]]が所持する能力にして、二つ名。
[[電撃使い>電撃使い(エレクトロマスター)]]系最強を誇る、第三位の[[超能力(レベル5)>超能力者(レベル5)]]。
10億ボルトもの出力を誇る電撃に代表される、電流や電磁場を観測し操る能力。
能力名は自己申告により、後から付け直された物。
象徴として「必殺技」たるこの名前を名乗っているがそれが全てでは無く、
複数の用途で多角的に敵を叩くという、『手数の多さ』こそがその真骨頂である。

代名詞である超電磁砲(レールガン)を始め、[[雷撃の槍]]や落雷などの強力な攻撃を操ることが可能。
単純な電撃のみならず、強力な電磁波によるジャミングや電波傍受、
磁力操作によってチェーンソー状の砂鉄剣を形成、または広範囲に渡って操る事もできる。
また、周囲の金属製物質や砂鉄を集めて範囲展開することで盾を形成するなど、防御行動にも優れる。

突出した戦闘力ばかりに眼が行きがちだが、
電気信号の読み取りや操作も可能とし、電気錠やセキュリティの解除、携帯端末から[[書庫>書庫(バンク)]]への進入、
ネットを介した研究所器材の遠隔破壊、
警備ロボの制御を奪っての遠隔操作、信号機トラブルを起こし交通渋滞を作るなどのクラッキングもできる。
そもそもセキュリティに関しては、それらの根幹をなす電子や電気を直接操れるため、ほとんど問題にならない。
日常面では、人力IHクッキングヒーターという利用法を披露したこともある(アニメ版超電磁砲)。

技術的には[[プラズマ>高電離気体(プラズマ)]]と化した気体の『陽イオン』に『電子』を組み込んで、再び『原子』に戻すことも可能。
他にも高速道路の柱の側面に立ったり、跳び付いて走る、ビルを跳び回るなど移動の補助を行うこともでき、
狭い路地内であれば周囲に磁力を放つことで浮遊しながらの移動ができる。

[[学芸都市>学芸都市(がくげいとし)]]における戦闘においては、砂鉄の剣の応用で水分子を集めた、青白く輝く大小6枚の翼を展開。
刃の様な形状の翼から、それを形成する水分子を消費しバーナーのように噴射することで飛翔を可能とした。
ただし、この翼の使用には空気中の水分子が絶妙な比率で分布していなければならず、
使用できるのは非常に限定された状況下のみ。

アニメ超電磁砲では神経の命令伝達をブロックする薬を投与され行動不能になった事があり、
その際には自らの運動神経に走る電気信号を直接制御することで肉体を動かしていた。
[[布束砥信>布束砥信(ぬのたばしのぶ)]]によれば全身に凄まじい痛みを伴う荒業らしい。曰く「初めてやったけど意外と何とかなるものね」との事。
ただし、強引に電気信号を制御しているため、人間スタンガン状態となってしまい他人に触れると軽い電撃を与えてしまう。
また[[天衣装着>天衣装着(ランペイジドレス)]]と同じようなことも本来なら可能だが、「力の流れを操作する」という行為が[[トラウマ>一方通行(アクセラレータ)]]を思い出させるため実質的に不可能とされる。

なお、[[常に電磁波を周囲に発してしまう>AIM拡散力場]]ため、猫を始めとした動物類には避けられる傾向がある。
もっともこれは悪いことばかりでもなく、
その反射波を利用してレーダーのように周囲の物体を感知し、
視覚や聴覚が潰されても緻密に空間把握ができ、死角からの攻撃にも対応可能。
また木山と接触状態での電撃によって電気的な回線が繋がり、木山の記憶を読むと言った離れ技までなしとげた。
但しこれは本人が意図してやったものではないので、会得したかどうかは不明。

原動力が『電気』という比較的再現が容易なものであることから、
学園都市で行われる研究において槍玉に挙げられることが多い。
特に必殺技である『超電磁砲』については様々な再現が行われており、
[[テレスティーナ>テレスティーナ=木原=ライフライン]]が人型サイズの[[駆動鎧>駆動鎧(パワードスーツ)]]の携行武器として採用したり、
そもそもの『超能力者』を超えるための存在として『[[ファイブオーバー>FIVE_Over.Modelcase_”RAILGUN”(ファイブオーバー モデルケース・レールガン)]]』が開発されている。

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2:
【種別】
技名

【解説】
メダルゲームのコインをローレンツ力で加速して音速の三倍以上のスピードで撃ち出す、御坂美琴の得意技。
まともに測定しようとすると能力測定器どころか施設までも破壊してしまうため、目一杯出力を抑えた状態で、
なおかつプールの水で威力を大幅減退させないと測定が出来ないほどの威力を持つ。

もちろんコインに限らず電気が流れる物体であればどんなものでも弾にして射出することができるが、
威力や持ち運びの面など、本人はコインが一番しっくりくるらしい。

弾道上にある壁や床や天井に直径2mの風穴を開け、 [[風力使い>風力使い(エアロシューター)]]の真空刃を余波だけでかき消す、などの描写から推し量れる限り、その威力は折り紙つき。
空気摩擦でコインが溶けてしまうため射程は50mとそれほど長くないが、射出する物体の材質や質量を変えれば威力や射程を向上させることができる。
PSPとある科学の超電磁砲では重量10kgの砲弾を音速の13倍で射出し、上空1500mの物体を吹き飛ばしている。
ちなみに「専用の弾で、最大出力で放った場合」の威力と射程は未だに不明。

また&bold(){電気が流れない物体でも、砂鉄で表面をコーティングすることで弾にすることが可能}。
この使用法で使われた[[雲海の蛇>雲海の蛇(ミシュコアトル)]]は、
最大高度は約200m・飛距離は水平線を越えて見えなくなる程と、とんでもない距離まで飛ばされている。

ちなみに、七月十六日に行われた期末能力測定の結果は
砲弾初速1030m/sec
連発能力8発/min
着弾分布18.9mm
総合評価5

前述の通り目一杯手加減した上での結果なので、あまり参考にはならない。

【関連】
•[[液状被覆超電磁砲(リキッドプルーフレールガン)]]
•[[散弾超電磁砲(レールショットガン)]]

【備考】
幻想殺しで打ち消せるのか?がたびたび議論になったが、いまだ決着つかず。
ただし『[[とある科学の超電磁砲>とある科学の超電磁砲(とあるかがくのレールガン) ]]』では美琴の打ったレールガンを上条は止めている。
また一巻にてインデックスに対し戦略級の超電磁砲だって防げると発言している。
これは美琴自身を言っている可能性もあるが、他の巻では雷撃の槍とともに防げると書かれているので、
直接的描写はまだ本編ではないが受け止めることは一応できるようだ。
暫定考察まとめ [[超電磁砲は幻想殺しで防げるのか?>http://www13.atwiki.jp/index-log/pages/271.html]]も参照のこと。
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