【種別】 概念? 【初出】 とある魔術の禁書目録 PSPゲーム版 完結編 本編では新約十三巻 【解説】 [[レッドプレイヤー]]が[[ホワイトプレイヤー]]に語った、彼らの能力が操る『時間』についての概念。 『時間』とは一本道であり、過去も現在も未来も繋がっている。 その為、自分の直近時間に干渉出来ない二人のプレイヤーが『現代』から歴史に干渉しても、 変化は何かしらの理由により辿り着く前に均一化され、小さな波さえ届かない。 パラレルワールドとは、多くの世界があるのではなく、 「時間というゴム紐を、パチンコ台のように無数の釘を打った台の『どこの釘』に引っかけていくか」 という事でしかない。 ホワイトプレイヤーやレッドプレイヤーが自分の時代を直接操作出来ても、 各々がゴム紐を勝手に動かすと、連動して時間全体に動作不良が起こるという。 結果、現在と同じように何も出力できない状態になる。 干渉に次ぐ干渉によって何度もゴム紐をかけ直した果てには、 その都度コロコロ歴史が変わったり、時間の軸が事態に対処できずに、 その時代が『大きな空白』となる可能性が待ち受ける。 本編中においては、レッドプレイヤーが自分本位な方向へのかけ直し方を、 ホワイトプレイヤーが元来の位置へ戻すようなかけ直し方をしていたようだ。 なお、ホワイトプレイヤーによれば、 『現代』の[[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]においては、『釘』の研究が行われているらしい。 後に、本編においても[[上里翔流>上里翔流(かみさとかける)]]と[[ネフテュス]]の会話において、 平行世界(パラレルワールド)について触れられている。 上里によれば、世界という名のゴム紐は上述の通り一本ではあるが、 実際には意外と無駄が多く、例えて言えば60コマのフィルムを10コマしか使っていない状態らしい。 そしてその空いた50コマの内2~3コマを借りて「新天地」を作り追放するのが理想送りらしい。 ----